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ボリショイ・バヤデール@シネマ (1/27)
本日午後のライブ・リレー、見てきました。バレエ・シネマを見るのは実は今回が初めて。チケット代がわりと高いのと(15ポンド。日頃生の舞台を見るのとたいして変わらないかむしろ映画の方が高い!)、ボリショイの場合は主役が大抵ザハロワのことが多いので・・・今回はマーシャが準主役で登場したのでついに重い腰を上げて行ってきたわけですが、よかったです。やっぱりボリショイはレベルが高い。

家から一番近いウィンブルドンの映画館で見たんだけど、席数少ないのに2/3埋まってるかどうか、というところ。しかもお客さんはシニアばかり。私と同世代の人たちすら殆どいなかったような・・・まあ普段オペラハウスでもこんな感じだから驚くには値しないけど、つくづく、クラシック・バレエって若い人にはアピールしないのね(この国では)既に"終わっちゃった"芸術ジャンルなのかなあ・・・と嘆息。

ボリショイのバヤデールはグリゴローヴィチ版だけど、これってニュー・プロダクションだったのね・・・と始まって暫くしてから気づいた。一部セットと衣装が変わってるし、マイム・シーンも前と若干違う所があるような。驚くべきは、最後の場面。なななんと、寺院崩壊シーンがなくなってる~~!!

・・・あれまーなんてこった・・・最後は、影の王国の夢から醒めたソロルがニキヤの幻影を求めて嘆いている?ソロルのモノローグで終わり(ちょっとジゼルの終わり方に似てる)。これじゃーマリインスキー、パリオペ版と大差ないじゃない・・・寺院崩壊した方がドラマティックでボリショイ・バレエ団の気質に合ってると思うけどなあ。どうしてまた改訂しちゃったんだろう・・・(ブツブツ)。

さて本題。本日の私のお目当てマリーヤ・アレクサンドロワですが、

すっばらしかった!!

です。まずもって、スター・オーラが別格。きっらきらに輝いてて、そのあまりのゴージャスさに終始どぎまぎ、他には何も目に入りません~状態。シネマ仕様の顔の表情、マイムの身振りはいつにも増してメリハリたっぷり、彼女の周りには常にドラマが起きている・・・二幕の婚約式のシーン、あんなにおおらかであでやかで包容力に満ちたガムザッティのヴァリエーションは見たことがありません。私の大好きな、マーシャ・アレクサンドロワの"big ballet"を堪能させて頂きました。

主役のザハロワ@ニキヤも磐石の出来でしたが、古典作品を踊るザハロワに不感症の私は、影の王国では眠気に襲われてしまった・・・あと気になったのは、あまりに痩せすぎていること・・・腿の太さが膝から下と同じぐらいに見えたのにはひいてしまった。(バレ友いわく、"emaciated"--いくらなんでも痩せすぎで見ていて辛い、と。)三幕のクラシック・チュチュを着ているときはそれほどでもないんだけど、一・二幕の衣装だとどうしても気になってしまう。ソロル役は若手のホープ・ウラジスラフ・ラントラートフ。二人の鉄板プリマを相手に大健闘してたけど、いかんせん線が細いのよね・・・顔立ちもまだ幼い感じだし早くもうちょっと逞しくなってほしいな~(バレ友いわく、「戦士っていうよりパブリック・スクール・ボーイ」)。まぁまだ若いからこれからですね。

サポート・キャストもいい仕事してました。特筆すべきはマグダヴェーヤ役のアントン・サヴィーチェフ、二幕の壷の踊りのアンナ・レベツカヤ(当初予定キャストのフィーリン夫人マリーヤ・プロヴィチから変更)、太鼓の踊りのトリオ。シェードの三人娘はスタシュケーヴィチ、チホミロワ、アリザーデ。皆しっかり踊っていたけど長い手足を活かしてのびのび踊っていた第二ヴァリエーションのチホミロワが特に目をひきました。

うん、やっぱりボリショイのバヤデールはいいな。この夏のオペラハウスでのバヤ初日はいつもよりフンパツしてちょっといい席買おうかしら。

http://www.bolshoi.ru/en/performances/1/roles/#20130127190000

【1/28付記】友人がこんなナイスなリンクを送ってくれました。昨日ロシアのTV局で放送された舞台、全編見られます:

http://kaban.tv/archive/rossiya-k/2013-01-27/574926

いつまで閲覧可能なのか、日本でも再生可能かわかりませんが、是非一度お試しあれ。二幕を中心にざっと見たけど、あらためて、ファキール役のアントン・サヴィーチェフ、太鼓トリオの一人のイゴール・ツヴィルコ、マヌーのアンナ・レベツカヤ(かっわいい~~~)が良いわ~~。マーシャは、画面からはみ出そうなぐらい勢いがあるよ~~。
2013-01-28 07:34 | ボリショイ・バレエ | Comment(10)
ボリショイ・バレエ ロンドン公演2013
たいへん遅ればせながら、皆様あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ。

この夏のボリショイ@オペラハウスでの公演情報が入ってきたのでアップしようと思ったら、同じタイミングでモスクワからショッキングなニュースが・・・フィーリン襲撃事件。昨夜知って以来気がかりであちこちのサイトを覗いてるけど、さきほどアメリカのフォーラムで、失明という事態は免れそう・・・との情報を発見。少しほっとしたけど、全治までに最低6ヶ月はかかる、との情報も。夏のロンドン公演に間に合うかしら 医師団のみなさんの健闘を祈るばかりです。一日も早く、回復されますように・・・

以下、夏の公演のスケジュールです。キャスト情報は(当然ながら)まだ出てません:

- 白鳥の湖: 7/29, 30, 31, 8/1, 10*, 14, 15
- ラ・バヤデール: 8/2,3*
- 眠れる森の美女: 8/5, 6, 7, 8, 9
- シンフォニー・クラシック(ポーソホフ)/春の祭典(マクレガー)/ダイヤモンド: 8/12, 13
- パリの炎: 8/16, 17*

* 昼夜二回公演

ああ残念、ライモンダが入ってなかった・・・。しかし、白鳥8回は過去最多(悪)記録ではなかろうか。三週間のレジデンスのうち丸一週間白鳥がかかってるってことだもんね~。一方で眠りの5回はちょっと多すぎるような気がする・・・グリゴロの新版だから売り込みたいのかもしれないけど、バヤとパリの炎が3回ずつしかないのと比べるとねえ、どうなんでしょ。チケットの価格帯はこのニ演目・白鳥と眠りが8~120ポンド、他の演目は8~110ポンド。一般向け発売日は・・・と探してみたけど見つからなかった。判明次第、また情報アップします。
2013-01-20 12:35 | ボリショイ・バレエ | Comment(19)
金子扶生さんの主役デビュー~くるみ割り人形
すっかりクリスマス・モードのロンドンです。この季節になると、やっぱりくるみ。都さん引退以来ロイヤルのくるみは封印していたんだけど、どうしてもあの音楽が聴きたくなって、先週急遽キャンセル・チケットをゲットして行って来ました。

・・・結果、行ってよかった~~。ピーター・ライト版やっぱり好きだなあ。主役はモレーラとボネッリで、モレーラの金平糖は、ちょっと、mmmm・・・だったけど、パフォーマンスは十分楽しめました。で、チケ取りのためにオペラハウスのサイトに行って初めて知ったんだけど、来月の公演で金子扶生さんが金平糖に抜擢されてました。いよいよ主役デビューですね~。さらに、金子さんと、パートナーをつとめるネーマイア・キッシュが生徒役で登場する公開リハーサル映像を発見。教師はレスリー・コリアとジョナサン・コープ。

http://www.youtube.com/watch?v=TAVd5lsbonE

イギリス人は人を指導するときに専ら誉めて育てる・・・というのが定説ですが、教師の二人、ちと誉めすぎでは??ってぐらい、まずはウルトラ・ポジティヴな賞賛の嵐から入るんですねー。(冒頭ジョナサンが、いいね~あまりに良すぎるからちょっとここで止めよう・・・とコメントしてたのにはちょっと笑った。)でも随所でこのライト版の初演者、レスリー・コリアが入れていたツッコミはどれも的確で、そうそう、そこんとこもちっと厳しくご指導して~と心中激励してしまった(笑)。

金子さん&キッシュの二人は年明けの6日・一般非公開日と15日に踊る予定。さっそくオペラハウスにキャンセル待ちをかけました(くるみは全日チケット完売なのですよ)。5日に高田茜さんの金平糖を見る予定なので、もし15日のチケットをゲットできたら若手・日本人バレリーナの見比べができるのだけど・・・どうかキャンセルが出ますように!

http://www.roh.org.uk/productions/the-nutcracker-by-peter-wright
2012-12-17 10:17 | ロイヤル・バレエ | Comment(4)
ATPツアー・ファイナル ジョコビッチ初優勝!
いや~やりましたね ツアー・ファイナル、ジョコ初優勝。第一セットは両者がっぷり四つに組んだ見応えあるショットの応酬、スリリングな展開ですっかりお腹一杯に。これでプレイヤーも客席も精魂尽きたか?第ニセット前半はややなかだるみして静かだったけど、先にサービスブレークしたフェデラーがこのセット奪取して3セット目に持ち込むんだろうな・・・と誰もが思い始めた矢先にジョコがブレイク・バック。その後はフェデラーのミスをついてパワーで一気に勝利を呼び寄せた。終わってみれば、7-6、7-5のストレート勝ち・・・いや見事でした。

ロジャーにはもっともっと攻撃してほしかったけど、(相変わらず)ファースト・サーブが決まらない上にジョコのリターンが良すぎて自分のゲームをさせてもらえなかった感じ。昨夜の対マリー戦を今夜の決勝の前にYouTubeでみたけど、この試合では惚れ惚れするようなアタッカー・テニスを展開していたんですよねえ。もう、ほんとに惚れるよ攻勢かけてるときのロジャー・フェデラーの美しいことといったら・・・。今夜のロジャーは第一セットの立ち上がりから飛ばしていてこれが(この時は)成功してたんだけど、そのプレイを見て解説者のアンドリュー・カスル(元ブリティッシュNo.1)が、「一生に一度でいいからああいうプレイをしてみたい・・・」と嘆息してた。キャリアを重ねて近年さらに攻撃性を強めているようにみえるロジャー、来シーズンもさらにアグレッシブなゲームをみせてほしいな。

(・・・しかし、ちと気になったのが、フェデラー人気、ちょっと最近カルト化してないか?ってこと。一部ファンのノリがなんか気持ち悪い・・・。この大会って特にフェデラーファンがこぞって参集する傾向にあるのかしらん?毎回フェデラーのサポーターが圧倒的に多くて、しかもうるさい!!そりゃーロジャーはカッコいいー!ですからねえ憧れちゃう気持ちはわかるけど。なんか、それはちょっと違うんじゃ・・・って人が多すぎるような。)

さて主役に戻ってジョコビッチ。ほんの数年前まで、ニ巨頭の影でnext best thingの存在だった頃、まだ子供っぽかったジョコを憶えている身としては、すっかり逞しく、いい男に成長した彼を見てなんか本当に嬉しくなりました。ロジャーもコメントしてたけど、"You're the best"-- おめでとう!!
2012-11-13 09:00 | 英国生活 | Comment(0)
oh what a night...「ジャージー・ボーイズ」
ATPツアー・ファイナル、ずっとフォローしてましたが・・・ロジャー、ファイナル進出・・・すごいね。明日の決勝は世界No.1とNo.2の対決。今年はオリンピックもあったし長くてタフなシーズンだったけど、結局最後の最後に残ったのがこの二人ですか・・・ただただ尊敬の念あるのみ。(どうしてこんなに強いのか。どこが他の選手達と決定的に違うところなんだろう・・・)明日は面白い試合を見せてくれるといいな~期待してます。

ところで、なぜかBBC今日のセミ第二試合・フェデラーvsマリー戦は放送してくれなくて、ネットで実況テキスト読んでるとフラストレーションたまるだけなので途中で見るのをやめたんだけど、ロジャーのプレイかな~りbrilliantだったみたい・・・も~なんだってこの大事な試合を放送しないんだかまったく。まだiplayerにもビデオあがってないし頼むよ~ほんとに。セミ第一試合はジョコビッチがスロースタートから最後は王者の風格でソリッドに試合を決めましたが、その見事さにはう~むと唸らされた。いやーほんとに、プレイヤーとしても人間的にも成熟しましたねえ・・・近年プレイに集中してるときのジョコの(無)表情の美しさに胸を打たれることがあるんだけど、今日の試合後のインタビューの様子(リラックスしつつも堂々たる受け答え)なんか見ても、ほんとに立派な大人の男に成長したなあ(数年前と比べると)・・・と感嘆を禁じえないんである。(おっと、明日はどっちを応援する気だ 自分?笑)

さて本題。珍しくミュージカルを観て来ました。オリジナル・ボーイバンドの一つ、60年代~70年代に活躍したFour Seasonsのキャリアをミュージカルに仕立て上げた、”Jersey Boys"。「シェリー」「君の瞳に恋してる」等々誰でも知ってるヒット曲の数々が次々飛び出して、客席も一緒に歌って・(座ったまま)踊って、すごく楽しかった。看板のリード・ヴォーカル、フランキー・ヴァリ役の役者さんはとても綺麗なファルセット・ボイスの持ち主できかせてくれたし、演出もだれることなくスピーディーな展開でよかった。

ひとつ、すっごく面白かったのは、メインキャストの4人が全員イギリス人で、見事~~にジャージー・ボーイズならぬ"English boys (blokes)"してたこと。「ジャージー・ボーイズ」のジャージー=New Jerseyで、オリジナル・メンバーはソングライターのボブ・ゴーディオ以外イタリア系アメリカ人なのだけど、このウエスト・エンド・プロダクションでは出演者はほとんどイギリス人?と思われ、それが如実に舞台に投影されていて。皆端整というかクールというか、ベタなところやいかがわしさがほとんどなくて、クリニカルなパフォーマンス。私にはそれがちょっと物足りなかった・・・客席の方がずっと熱かったような。同じ演目をブロードウェイで見たら印象もかなり違うのだろうか?見てみたいなあ。(これは最前列・かぶりつきで見ていたせいもあるかも。彼等のプロフェッショナリズムがひしひしと感じられる位置にいたので。)

全編通してご機嫌なディスコ・チューンの"Oh What a Night"がキー・チューンとして使われていて、この曲がかかるたび客席が揺れる。締めもこの曲で、カーテンコールが終わってボーイズが引っ込んだ後もバンドは演奏を続けていて、観客もついに立ち上がって踊ってました。みんな結局これに期待して来てたのね~あっという間に終わってしまって残念至極でした。チケット代がもっと安かったら通っちゃうのにな~~。

http://www.youtube.com/watch?v=liyiT_DGREA
2012-11-12 09:17 | 未分類 | Comment(2)
【本の紹介】東京12チャンネル 運動部の情熱
バレエの話題は三日(回)と続かない今日この頃ですが・・・スポーツ漬けだったこの夏のイギリスにすっかり感化され、そうよ私だってもともとスポーツ観戦好きだったし・・・と、「イチロー見たい熱」が再燃したりしてたところに。どんぴしゃのタイミングで、こんな本に出会ってしまいました。これはもう、勢いで紹介しちゃうしかないでしょ~。

先月出張で数日間東京に滞在していたとき、「すっごく面白い本だよ~読んでみて」と姉に渡されたのがこれ「東京12チャンネル 運動部の情熱」。

このタイトルを見ただけでぴんとくるのは、12チャンを見られる環境にある首都圏在住、かつ私と同世代か上の人?・・・と、全国区の話題ではなくて恐縮ですが。一昔前の12チャンを知る人なら、そしてスポーツ・ファンなら、この東京ローカル局のスポーツ番組の先進性を記憶されてることと思いますが・・・例えば、サッカーが日本ではごくマイナーなスポーツだった時代に地道にサッカー番組を放送し続けていたこととか(いまや伝説の?、「三菱ダイヤモンド・サッカー」)。他局とは一味も二味も違う、こだわりの番組作りを可能にしたのが、名物部長・白石剛達さん率いる運動部の熱き男たち。ローカル局でリソースに恵まれない分をアイデアと人脈となにより情熱とガッツで克服、新境地を切り開いていく。彼等の奮闘ぶりが「昭和」「高度経済成長期」という時代とシンクロして、(スポ根)ドラマを見ているような興奮と臨場感を味わいました。昭和の(一)裏スポーツ史としても読めるかも。

・・・え~ちょっと種明かししてしまうと、実は登場人物の一人が私の親戚なのです。そのためちょっと思い入れが入ってるかとは思いますが、スポーツ好きなら誰でも楽しめること請け合い!ですので、書店で目にしたら是非手に取ってみてください。


東京12チャンネル

2012-11-05 08:32 | | Comment(0)
ロパートキナ in 珍版?白鳥の湖
バレエ鑑賞はビデオで、なモードがすっかり定着してしまった今日この頃。YouTubeはできるだけマメに新しい&面白いビデオがないかチェックしてるんだけど、最近見つけたちょっとした掘り出し物がこのビデオ。↓

http://www.youtube.com/watch?v=cM61YCt5U0Q&feature=plcp

ロパートキナとゼレンスキーの白鳥の湖・・・なんだけど、一体どこで踊っているのかが不明!いつ頃のかなぁ ゼレが細くて髪ふさふさだから10年以上前だよねえ・・と思いきや、なんと96年らしい。ロパートキナがプリンシパルになってまだ間もない頃。舞台装置も衣装も振付もマリインスキー版とは違うので、二人でどこかに客演したのではないかと思われるんだけど、ここは一体どこでしょーか??ドイツあたりか、もしくはロシア国内(or旧ソ連内)の地方の劇場とか?誰のヴァージョンかも気になる・・・。(コーダでいきなりブルメイステル版の音楽に切り替わるのが新鮮。ブルメイステル版白鳥を踊るロパートキナも観てみたいなあ・・・)

昨夜もこのビデオを見て、その後に凄く久々に97年のマリ・ボリ合同ガラの時の瀕死を見て、カーテン・コールでの彼女の顔の表情と佇まいのあまりの美しさに思わず涙してしまった。一体この人のこの美しさというのは・・・どんな優れた芸術作品もこの美の前には色褪せる・・・と(例によって大袈裟に)感嘆しつつ、ふっと気づいた。

・・・そう、昨日はロパートキナのお誕生日だったのでした。1973年10月23日生まれ、39歳になったのですねー(わっなんと、イチローと同い年だったんだ!)。一体あと何年、いや何回、彼女の舞台を見る機会があることか・・・夏のバレフェスに続き来月またロパートキナを見られる東京のバレエ・ファンが心底羨ましいです。地元でだってたまーにしか踊らないし、欧州のどこかの劇場に客演してくれないかなあ・・・(焦)。

(ところでビデオですが、白鳥湖のアダージョのシーンもUPされています。投稿者のチャンネルに行ったら、イレールのシルヴィーのバヤデールpdd映像もありました←恐らく東京バレエ団客演時のもの)
2012-10-25 08:41 | マリインスキー・バレエ | Comment(5)
ナターリヤ・オーシポワ@ロイヤル・バレエ
昨夜、オーシポワの客演するロイヤルの白鳥を観てきました。が・・・・

・・・いや、もうすっかりバレエ不感症になってしまったのか??感想らしきことも特に出てこない公演で・・・。彼女のことだから、いい意味でこちらの想像を裏切ってくれるかも、何かちょっとフツーでないものを見せてくれるかもしれない・・・などと邪な期待を胸に出かけた観客には、特にどこもひっかかることなく(想定内・・)、フラットな印象しか残らなかった。以下、ランダムな備忘録。

- 冒頭、序曲のオケのスロー・テンポにぎょっとする。指揮者の趣味だろうか この後も(特に白鳥湖のシーン)あまり耳にしたことのない間延びしたテンポが多用されていた・・・

- 久々に見るダウエル版白鳥・・・ああ~やっぱり苦手だわ。特に衣装とデコーが嫌いすぎる・・・一幕のワルツとポロネーズの振付も、なんだかねえ・・・田舎くさい。Nobleさとか品の良さ皆無。視覚的に、舞台上にあれこれ詰め込まれすぎていて(バタバタと垢抜けない振付含め)、うるさくて仕方ない。

- そんな中に降り立った白鶴のごとき(ほとんど場違いな)存在が、エリザベス・マッゴーリアンの王妃。一時期少しふっくらとグラマラスな体型だったことがあったけど、またスリムに戻られて、相変わらずお美しい。長身のシルエットが映える構築的なドレスをお召しで、まるで動く彫像のよう・・・威厳と気品に満ちた佇まいにただただ感嘆。この夜舞台にその姿を認めるだけでありがたさを感じさせる千両役者は、この人だけだったのでは。

- トロワを踊ったのは、Itziar Mendizabal、小林ひかる、Dawid Trzensimiech。小林さんの踊りの軽いこと軽いこと、まるでシルフィードのようだった。勿論動きは正確だし、素敵だな~と見とれつつ、一方で、決して大見得を切ったりしないスタイル・控えめなエレガンスがきちんと観客に美徳として評価されているんだろうか・・・とふと心配になったりして。(この国も近年益々派手好きになってる気がするので・・・)

- 二幕、オーシポワの白鳥。王子との出会いの場面からすでに、顔の表情・身振りともに大きいこと・・・で、ひたすらオドロキ!の表現に徹していて、乙女らしい恥じらいとかまるで感じられない。オペグラで見ると、顔を真っ白にペイントしていて、あと一歩で歌舞伎役者状態・・・。彼女の辞書に「抑制」の文字はない、とは重々承知していたけど、あらためて、すべてにおいて過剰。アラベスクで上げた脚がどこまでも上がっていく、ポール・ド・ブラはやたらアクセントつけすぎ・・・で調和が取れていない。結果として、この白鳥湖のシーンで美しいと思える瞬間がほとんどなかった(!今も思い出せない・・・)。常に表現も踊りもmax、というのがこの人の行き方なのはよくわかったしそれ自体は賞賛に値するけど、こういう作品では致命傷になり得ますね。(一生懸命・命がけで踊ってます、っていうアピールが先にきちゃうのでは・・・)あと、ごく基本的なところで、気品とかたおやかさという美質には恵まれていらっしゃらないので、白鳥の「王女」には見えない。その他大勢から隔絶した存在でない、というのは個人的にポイント(ひじょーに)低いです。

- 白鳥湖のシーンでその他気になった点。まずは白鳥たちのチュチュ・・・あ~あ まだリニューアルしてないのかあ・・・。テラテラした生地の長めのスカートで先端が不ぞろいのカット。これ、かねてからグランジ・チュチュと名付けて忌み嫌ってるんですが、久々に見たらロンドン市長のモップ頭と重なって見えてしまって困った(ボリスがそこいら中に・・・ひえーっっ!!幕間にバレ友にこの話したら激・ウケてしまった)。どうしてあんなに醜い衣装をつけさせるんだか かわいそうに。四羽も二羽も頑張っていて、特に四羽はいい出来だったのに。

- ひょっとしてロパートキナの(悪)影響なのかなあ なにしろこの幕は音楽のテンポが遅かった。特にコーダのオデットのソロ部分なんてロパートキナ以上に遅くて、流れが完全に断ち切れてしまい・・・見ている方はかなり欲求不満に。あのスロー・テンポはオーシポワの個性にも合っていなかったかと。

- 三幕の黒鳥のpddはよかったです。ここでは彼女の過剰さが二幕ほどは気にならないので・・・。メリハリの利いたソロのダンスに観客拍手喝采。グラン・フェッテは最初ダブル、後半はシングル、高速スピードを維持して回っていて魅せてくれましたが、やってくれたのはアコスタ。勢いで技をぶつける若手と対照的に、ベテランの味。余裕綽々でスムーズに形の美しいフェッテを披露、最後はゆ~~っくりと余裕で音楽に合わせてランディング、客席は、はっ!と一瞬置いてやんやの大喝采。(さいごのところ、ゼレを思い出しちゃったわ。)まあアコスタはもともとノーブル系のダンサーだけど、オーシポワと並ぶと彼のノーブルぶりがより引き立ったというか・・・。

- キャラクター・ダンスについて一言。それはそれは粋でプロフェッショナルなチャルダッシュを見せてくれたセルヴェラ、(超趣味の悪い衣装にも負けず)それはそれはキュートで弾けたナポリを見せてくれたユフィちゃん。Bravi!!

- 最終幕・・・見ていないので、ノー・コメント!(三幕が終わったあと、バレ友の連れの年配の方がスタンディングで疲れた・座りたい・・・と仰っているのをきいて、私の席をお譲りすることにして家路に着いたのでした。)
2012-10-15 07:33 | ロイヤル・バレエ | Comment(4)
End of...great British sporting summer
只今USオープンテニス・男子決勝の真っ最中。なななんと(って言うのもナンだが)、アンディ・マリーが対ジョコビッチ・2セットアップでリードしてます。もう~この波に乗って一気に勝ちに行くしかないぞー Go Murray!!

・・・って、皆さんご存知の通り私は全然マリーのファンではありませんが、スポーツ一色!!だったイギリスのこの夏の締めくくりに、オリンピック金メダルに続いてマリーが勝利したら、ほんとにそんなことになったら、ちょっと出来すぎの感はしないでもないけど、ともかくめでたい!!景気よくていいじゃないですか。勝つなら今しかないぞー、Andy!!(あ、ロジャーは、Qtrsで負けちゃったのですよ ベルディヒに・・・ちょっとやな予感してたけど当たっちゃった。Kingの行く末がちょっぴり不安になってきたわ・・・11月のATPツアー・ファイナル@O2アリーナ行くかなぁ どうするかなあ・・・)

そうそう、昨夜閉幕したパラリンピック。忙しかったのとある報道をきっかけに早々に興味をなくしてしまった私だけど(車椅子バスケとか迫力あって面白かったけど)、開会式はPCの前に貼りついてしっかり見てました。なんと、オリンピック・ボランティアをしていた友人が当夜、"プラカード・ガール"(国名の入ったあれです)に抜擢されて選手団の入場行進に参加してたんである。小国だったので、カメラがその国の選手団と一緒にかなり長いこと友人をうつしていて、大興奮~。スタイル抜群でクール・ビューティーの彼女、そりゃ~抜擢されるわな~と納得納得。知り合いが出ているとこんなにコーフンするものなのね~!

開幕式は全体にとってもファンタスティックな雰囲気で、私はかなり好きでした。オリンピックの開幕式よりよかったかも・・・そして、あの聖火台はやっぱり好きだったなあ 消えてしまって残念。ウィンブルドンからこっち、すっかりにわかスポーツファンと化したこの2ヶ月半、大いに楽しんで、その勢いでNYにイチロー観に行きたいとか思ってるんですけど・・・(!?)。ああ、どうすべきか・・・悩む!!

パラリンピック開幕式・聖火台

2012-09-11 08:24 | 英国生活 | Comment(1)
吉田都さん@京大
ああ~びっくりした。偶然YouTubeでこんな映像を見つけてしまったので貼っておきます。都さんが京大・経営管理大学院(!)でご自分のバレエ人生について語っていらっしゃいます:

http://www.youtube.com/watch?v=PCDyOlUT92M

どうしてまた経営大学院??と思ったら、グローバル人材の育成という観点から、外国で長年キャリアを積み成功を収められた都さんに白羽の矢が立ったようです。ちょっと長いですが、含蓄のあるお言葉が次々に飛び出して聞き応えあります。都ファンは是非見てみてください。(それにしても都さん、相変わらずキュートだなあ・・・溜息)
2012-09-09 08:59 | ロイヤル・バレエ | Comment(2)
ロディック引退
うわ~マズい。うっかりしてたら全米テニス、すでに二週目突入。ここのところ忙しくて週日は全然フォローできず、さっきようやく公式サイトに行ってきたんだけど・・・びっくり。ロディックの引退表明のビデオが。

・・・そうかぁぁ 引退するんだ。決断に至った理由は、トップ・プレイヤーに伍して戦う力がもはや自分にはないと判断したこと、ただトーナメントに出ているだけの存在になりたくない、と。率直で正直、彼らしいなあ。

同じ日のフェデラーの記者会見でもこの話題が出てた。同年代でジュニアの時から切磋琢磨しあってきた仲だからさびしいけれど、彼自身がこの決断に満足してることを知ってるから、彼のためによかったと思うよ・・・と淡々と。(ウィンブルドンでのロディックの優勝をことごとく阻んだのがフェデラーなので)過去3回の決勝での顔合わせについて訊かれ、ロディックのこの大会への貢献からしたらほぼチャンピオン同然と言っていいと思う・・・と語っていたけど、多分、2009年のファイナルのことが念頭にあったのでは。あれは、ほんとうに凄い試合だったものね。たまたま最近、YouTubeでこの試合のダイジェスト版を見ていて、なんとまあスリリングな試合だったことか・・・と興奮していたところ。近年のスラム大会・準決/決勝でのロジャーの対戦相手はほぼカウンターパンチャー一色だけど、ロディックだと二人とも攻撃型プレイヤーだから、あらためて見たらえらく新鮮だった(二人ともプレイが早い!)。

しかし、テニス・プレイヤーが30歳を過ぎてトップ・レベルを維持するのはやはり大変なことなんですね・・・。ロジャーにはまだあと数年は頑張ってほしいなあ。取敢えず、全米の行方やいかに??

(2009年全英決勝 当時書いた記事↓)

http://londonballet.blog60.fc2.com/blog-entry-573.html#
2012-09-03 08:51 | 未分類 | Comment(6)
ディスコ・キング降臨!ナイル・ロジャース&シック
この一週間、職場にはオリンピック・ロス状態が蔓延してました・・・喪失感のあまりプチ欝かも~と訴える人まで出る始末。慌てて、じゃぁ、パラリンピックに行こうよ!と提案、公式サイトでチケットを探したものの、全くかすりもせず、一枚もでてこない。皆考えることは同じみたいで、きっと閉幕式直後から人々の関心は一気にパラリンピックに移行したにちがいない。おそらく、今大会はパラリンピック史上最高のチケット売上げを記録することでしょう。でも、私はと言えば、結局まだオリンピック・パークに行けてないし(チケット・ホルダーでないと会場入口付近にすら近づけないらしい)、やっぱり一度は行っておきたいよなあ。まめにサイトをチェックしないとだわ~~。

さて、一ヶ月以上前にKew Gardensで行われたナイル・ロジャース&シックのコンサートのレポをすっかり怠っておりました。都会のオアシスであり、英国の植物学と造園技術の粋を集めた王立植物園がアウトドア・デイスコ・パーティー会場と化したすっごく楽しいイベントだったので、記録を残しておこうかと。

コンサート会場は(たしか)Kew Palace Lawnと呼ばれる緑地滞。仕事帰りに慌しく駆けつけたわたしたちは少数派で、老若男女・若干シニアが多めの?お客さんの大半は、ピクニック広げて早や数時間たってま~すって感じで、本格的なハンパー持参、アルコールもふんだんに消費されてる様子で、すでに宴たけなわ。はは~~ん そうか、この人たちにとってはピクニックが目的で、多分音楽はただのDGMなのね・・・と瞬時に悟り、そんならこちらはひたすら踊りに専念させてもらいます~と、ステージ前に設けられた”Dance Area"なるゾーンに速やかに移動。(ここはほんとに踊るためにあるエリアで、飲み食いしてはいけない。)さすがにこのゾーンにはナイル&シックのシンパと思われるファンが集結してました(でも、max.20人ぐらいだったケド・・・)。最前列を確保して、あとはliving legendのお出ましを待つばかり。ほどなく、MCのイントロを受けて、きゃ~~~!ナイルの登場!!

全身白のスーツ、ドレッドヘアにはバンダナ、ニコニコ満面の笑顔でステージに登場した生きる伝説の姿に、一部の聴衆から熱狂的な拍手が。『今日はさっきマンチェスターから飛んできたばかりなんだよ BBCの朝のニュースに出るためにあっちに行ってたんで・・・』と若干お疲れ気味のご様子だったけど、一旦演奏始めるとキレのいいカッティング・ギターでガンガン飛ばしてくれました。70年代末から80年代初めにヒット曲を量産したスーパー・プロデューサーでもあるナイル、本家シックのみならず他のアーティストに提供した曲も沢山あって、さぞや選曲に困ったことでしょう。演奏されたのはChicの代表作+誰でも知ってる超有名ヒット曲(シスター・スレッジ、ダイアナ・ロス、ボウイ、マドンナ・・・)。これがノン・ストップ・メドレーで鳴ってるんだからノンストップで踊るしかありません~無茶苦茶気持ちよかった~~。(あの独特のリズム感!昇ったり・降りたり、そのトランジションで焦らせまくる、あのニク~い間の感覚。今聴いてもほんとーにシックで、かっこいいんである。)

お客さんは私と同年配か年上か、という中年~シニア層に、若者がチラホラ混じってる感じ。同行の友人は私よりも年下の日本人女性で、シニアが踊りまくってる光景に、こんなの初めて見た・・・とかなりショックを受けていた模様・・・(笑。だから、後ろを振り返らないでひたすら前向いて踊りなさい~って言ったのに。)まぁ、私と同年代のイギリス人というと、ヘタすると日本人の目からみたらおじさん・おばさんというよりおじーさん・おばーさんにしか見えない人たちも少なくないのでねえ。でも、年のいった人が多かったせいか、節度があるというか、決して前に押し寄せてきたりしないんですよ。他人のスペースを侵さないように気配りして踊ってるというか(笑)、私の周囲なんてなぜか人がいなかった・・・これはなかなか面白い現象でした。

実はナイル&シックはメインアクトではなくて、メインはM-Peopleというイギリスのクロスオーバー系ダンス・グループ?時代がやや下って90年代に人気のあったグループらしく、地元アーティストというせいもあったか?観客にはこちらの方が馴染みがよかったみたい。私には、ごくフツーのポップサウンドに聴こえてあんまり面白くなかったけど・・・やっぱりシックの方がず~~~~っとお洒落でカッコイイ!(連れの友人も、ナイル&シックがメインアクトやるべきだったね、と言ってくれました~~。)終演後には花火もあがってなかなかに豪勢な幕切れでした。

No dance, no life... Thank you Nile !!

A Legend !

ナイルと交信するワタシ

ナイル&(腕のいい)ベーシスト

最後はお客さんと関係者?をステージに上げてダンス!

メイン・アクトのM-People

ステージの背景はヴィクトリアン・パヴィリオン


2012-08-19 21:50 | 音楽 | Comment(2)
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