ロイヤル・バレエ 「シンデレラ」 (4/17)
今夕都さんのシンデレラ初日を見てきました。

なんとロイヤル・バレエ団の公演を見るのは今年初めて、アシュトンのシンデレラもかなり久しぶり・・・ということで、結構フレッシュな目で見られて、楽しかった。

今夜はアンフィの最前列だったのだけど、--ouch!--オペグラを忘れてしまい(何せ最近観劇してないもんで、すっかり勘が鈍ってる・・・)、ダンサーの顔の表情まではイマイチよく判別できなかったのだけど、都さんは、やることなすこと、いちいち・すべてが、美しく、可愛らしかったです。一幕、ブルーグレーの質素な衣装でホウキを相手に踊っているときの、羽のような軽やかさ・・・あの動きの軽さと、世俗離れしたオーラは、都さんならではのもの。(まるで妖精みたいだった・・・嘆息)。プリンスのスティーヴン・マックレー、フェデリコ・ボネッリの代役で今夜が役デビューだったはずだけど、いかにも若々しいプリンスでよかったです。都さんとの相性もまずまずで、二人で踊る場面は、特に三幕の最後のpddがよかった。

サポートキャストで特筆すべきは・・・ケレン味たっぷりのフェアリーゴッドマザーを演じたラウラ・モレーラ(ほめてます)、四季の精の中で出色の出来だった高田茜(秋の精。大胆でスピーディーなダンス、役デビューとは思えない素晴らしさ!)。アシュトン版シンデレラの最大のウリ?アグリーシスターズを演じたのはルーク・ヘイドン(わ~い!)とウエイン・スリープ。シスターズのパント・シーンは私は苦手としているのだけど、久々に見たせいか結構笑えた。

カーテンコールでは都さんに綺麗な花束が続々と届けられていて、来週金曜の最後の夜のことをちらっと想像してしまった・・・。(ああ、こわい・・・)
2010-04-18 10:24 | ロイヤル・バレエ | Comment(9)
都さんへのフラワーシャワー/フレデリック・アシュトン
早や四月。いよいよ吉田都さんのロンドンでの最後の公演(アシュトン版シンデレラ)が近づいてきていますが、引退するダンサーを送るコヴェント・ガーデン恒例の"儀式"が、今回もまたファン有志の手で行われます。

儀式というのは、カーテンコールの時の花投げ。劇場の上の回から花を降らせてダンサーを送るのですが、すべてファンからのカンパでまかなわれます。現在この献金集めを常連ファンのレイチェルさんがアレンジしてくださっているので、参加したい方はこちらからどうぞ:

http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4695.html

続いて、アシュトンつながりで。

現在ロイヤル・バレエはラ・フィーユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)を上演中ですが、英国で(世界中でも?)最も愛されているこのアシュトン作品、今年は初演から50年の記念年なんですね。50歳の誕生祝いということでballet.coに気合の入ったスレッドが立っていますが、関連の新聞記事の中で目に留まったのがこれ。"The Dark Man Behind the Sunny Ballet"と題された、NYタイムズのアラステー・マッコーレーによるアシュトンの人となりと作品に関するミニ分析記事。興味深い内容だったのでリンクを貼っておきます。(彼もラ・フィーユの大ファンのようですが。最後のパラグラフの、アシュトンとも作品とも直接関係ないご本人の"つぶやき"にもプチ反応してしまった。)

http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2010/03/30/the-dark-man-behind-the-sunny-ballet/
2010-04-03 09:46 | ロイヤル・バレエ | Comment(6)
吉田都さんのトーク・イベント
ロイヤル・オペラ・ハウスの夏シーズンの案内に出ていた情報です。4月26日(月)、オペラハウス内のクロワ・ステュディオにて都さんのトーク・イベントが開催されます。夜7:30~約一時間半、入場料10ポンド。

今回の会報誌には、「一時代の終わり・・・吉田都・ロイヤルを退団」と題した小さな記事が掲載されていますが、その中で、都さんが最も愛着を感じていたパートナーだったと語られているケヴィン・オヘア(現RB・Administrative Director)が当夜の聞き手となる模様。都さんのオペラハウスでの最後の舞台は4月23日のシンデレラ公演ですが、その三日後に開催されるこのイベント、ロンドンに(まだ)いらっしゃる方は、お見逃しなく~。(私も勿論行きます!)

【2/15追記】 読者の方より質問がありましたので、今更ですが・・・このイベントの一般チケット発売は、4/6からです(夏シーズン=ブッキングピリオド4)。オペラハウスのサイト上はまだ関連情報どこにも出ていないと思われますので、ご注意ください。
2010-01-24 09:56 | ロイヤル・バレエ | Comment(8)
都さんのくるみ<読者プレゼント・企画第一弾!>
取り急ぎ、昨夜の公演について一言。

これで見納め、都さんのロイヤルでの最後のくるみは・・・とってもいい公演でした!都さん、この高水準で役を封印してしまうなんて勿体無い・・・と初日に見たときは無念だったんですが、今回再見して何となく納得できたというか。長年ロイヤルの(というか業界の、と言ってしまってもいいかも)"デフォルト"の金平糖であり続けた都さんだからこそ、完璧な形で封印する必要があったのかもしれないなぁ・・・などと。実に見事な、天晴れな、"役への"アデューでした。

二幕で都さんが登場した瞬間から滝涙状態になってしまうんじゃないかと危惧していたんですが、割と冷静に見ていられました・・・なぜかというと、多分いつもより舞台に近い席で見ていたせいもあるかもしれないんだけれど、劇場を幸福感で一杯に満たす、あの"都・マジック"にばっちりかかってしまったようで・・・gppdを見ている間中幸せな気分に包まれていました・・・。(さすがに金平糖のvが終わった瞬間ダム決壊してしまいましたが・・・)

で、終演後にプログラムを購入したのですが、昨年に続き今回も表紙に都さんの写真が使われていて(例のポスターと同じお写真)、つい、なんとなく、二冊買ってしまったんですよ・・・。特に誰かにプレゼントしようとか想定していたわけではないので、どうしよう この余った一冊・・・そうだ、当ブログの読者の方に進呈しよう!と閃いたのでした(笑)。

え~、つきましては、どなたかお一人にこのプログラムを贈呈したいのですが、条件としまして(いやらしいねえ・笑)、都さんへの熱い思い・このブログへのご意見など、何でも結構ですのでコメントをお寄せください。当方が一番面白いと感じたコメントを下さった方に進呈したいと思います~。(注:タイトルに「企画第一弾」なんて書きましたが、これが最初で最後の可能性大なので・・・ふるってご応募くださいませ~~。コメントは非公開でも結構ですよん)

☆ 都さんとスティーブン・マックレーのリハーサル風景をちらっと見られる映像がありました:

http://www.youtube.com/thechristmaschannel#p/u/0/t8RkEkHsLhI
2009-12-04 01:09 | ロイヤル・バレエ | Comment(29)
吉田都さん、大学教授に
ニッカンスポーツのサイトで見た、とハズが教えてくれたのですが、都さんが神戸女学院大学の特別客員教授に就任されるようです。(来年4月から、任期は一年。)

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20091130-571156.html

早速大学のサイトに行ってみたのですが、音楽学部・音楽学科の中に舞踊専攻コースが設置されているのですね。

http://www.kobe-c.ac.jp/courses/co_mus.html

上記ニッカンスポーツの報道によると都さんは集中講義を受け持たれるようですが、どんな内容のものになるのでしょうか・・・興味津々。
2009-12-01 01:37 | ロイヤル・バレエ | Comment(3)
ロイヤル・バレエ 「くるみ割り人形」(11/26)
街中にくるみのポスターが貼られて、徐々にクリスマスのお祭り気分が高まってくる、この季節が来ると、きまって考えさせられること。

キャリアの終盤にさしかかっているバレリーナ(都さん)が、こうして毎年毎年全幕古典バレエ(それもバレエ団きっての人気演目)の初日を務めている、というこの事実。その重み。

今時のバレエ界の風潮からすると、キャリアを重ねたダンサーというのは徐々に純粋な古典作品からは離れていって、40歳の大台に乗る以前にすっかり足を洗ってしまうのが普通じゃないですか。特に、くるみ。おとぎ話バレエの代表的なもの、さらにクリスマスと子供の夢・・・というテーマが輪をかけて、一部の観客の間では「子供のためのバレエ作品」と認知されているきらいがなきにしもあらず、それは一部のダンサーにとっても同じではないかと思われる節があり。若いうちはレギュラーで踊っていても、比較的早くこの作品から「卒業」してしまうダンサーが多いような印象が。

理解できないこともないんですが・・・版にもよるけど、概してこの古典作品にはベテラン・ダンサーが表現したい(と思われる)ドラマ性とか、役の深みが希薄(いや、勿論表層的な意味では・・・ってことですけど)。一方で、技術的要求はきわめて高い。ロイヤルのライト版では、主役ペアの出演時間はトータルでせいぜい15分ぐらい?で、その15分のうち大半を占めるgpddが、古典バレエの美技の結晶ともよぶべき珠玉の振付から成っていて・・・要は、恐ろしく難易度が高い。踊る立場からしたら、これじゃあペイしない、と思っても仕方ないのかな・・・と(もしくは、本当に肉体的・技術的にきつくなって踊れない、というのが実態かも)。

で、都さん。何をして彼女にこの大変な重責を担わせているのか・・・(初日に誰が踊るかを決めるのは芸監の仕事であって彼女自身のチョイスではないけれど)。一つ明らかなのは(と私的に思うのは)、都さんはこのバレエ作品とそのマジックを信じ続けている、いまや希少なバレリーナの一人だということ。我々観客にとっては非常に幸運なことに、長年踊られていてもいまだに彼女をインスパイアする何かがこの作品の中にある、ということなのでしょう・・・

今年のくるみ初日。「いつもの面々」はいつにもまして充実した演技と踊りで完成度の高い舞台をみせてくれる。ギャリー・エイヴィスのドロッセルマイヤーが渾身の演技で舞台を引き締め、アイオナ・ルーツのクララ、リッカルド・セルヴェーラのハンス=ペーターが躍動感溢れる踊りと(すでに!)年季の入ったマイムで夢の世界に観客を難なく引き込む。都さんほど長くはないにしても、彼等もここ数年ファースト・キャストとして定着していて、毎回前年を上回る充実ぶりをみせてくれているような・・・こうやって、カンパニーの伝統が蓄積されていくんだなあ・・・と感じ入る。(この主要なサポート陣に比べると、二幕のディヴェルティスマンに登場したダンサー達はやや生彩を欠いていた。直前のキャスト変更が若干影を落としていたせいもあるけど・・・)

そして、主役ペアの登場。共演するのは今回が初めての都さんとスティーブン・マックレー。登場シーンは踊りは少なくてマイムが主なのだけど、まず目をひいたのが、マックレーの朗らかな表情。緊張感をほとんど感じさせず、都さんにむける視線が常に柔らかで嬉しそうで、立ち居振る舞いもまずまず堂々としていた。都さんは、生まれながらのプリンセスさながら。お菓子の王国への闖入者達を迎える時の、「まぁ、この人たちは一体何処から?何があったのかしら・・・」と不思議そうにするところ、一連の出来事を説明するハンス=ペーターに耳を傾けているときの、イノセントで上品な佇まいに、はぁぁ・・・。

gpddのアダージョでも、マックレーは終始微笑みを浮かべて臆することなく踊っていて、感心した。多少危なかっしい場面もあったし、若さゆえの荒さも若干目についたけれど、嬉しい驚きだったのは、彼の若さ・青さが都さんの脚を引っ張るんじゃなくて、逆にインスパイアしていたようにみえたこと。このシーンは、例えば都さんとボネッリが踊れば古典バレエの教本のごとく・品よく美しく完璧なものを見せてもらえる。都さんとマックレー、一緒に佇んでいるさまは正直言ってそこまで完璧な図ではないんだけど、一緒に動いているとき、二人の間になんともエキサイティングなものが流れていて、ちょっと興奮してしまった。

それで、つくづく感心したのが都さんの技術レベルの高さ・・・普通ベテラン・ダンサーが上昇気流に乗る若手と組むと(彼は彼女の半分ぐらいの歳)、技術面の衰えが目立ってしまうものではないですか。都さんは逆にスティーブンの若さに刺激をうけて?持ち前のスピードとか正確な動きに磨きがかかっていたようにみえた。(う~ん、都さんとスティーブンの組み合わせって結構いいかも・・・と、意外な発見にしばし興奮。フォンテーンとヌレエフが頭をよぎったりして。)

重力も年齢も超越したプリマ・バレリーナが見せてくれる、小さな奇跡。これを目撃するために、毎年劇場に足を運ぶのです・・・。(都さん、今年もありがとうございます・・・)
2009-11-30 00:40 | ロイヤル・バレエ | Comment(3)
吉田都さん ロイヤル・バレエ退団
涙涙涙・・・・

都さん・・・今シーズン限りでロイヤルを退団されるとのことです。ballet.coにプレスリリースがポストされています:

http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4595.html

残るシーズン、既にご出演の決まっているシンデレラは予定通り踊ってくださるとのこと。そして、ロイヤル・バレエでの最後の舞台は日本公演になるのですね・・・(R&J)。

今夜あんなにも美しい舞台を見せてくださったのに・・・なんとなく、この幸せな時間がいつまでも続くんじゃないか・来年もこうして都さんの金平糖を見ているんじゃないか、と淡い期待を抱いてしまうほどに。

都さん、長い間本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。ロイヤルとはお別れされても、踊ることはやめないでくださいね・・・
2009-11-27 02:13 | ロイヤル・バレエ | Comment(6)
ロイヤル・オペラ・ハウスの09/10春シーズン
今朝、通勤途中に嬉しいことがあったんです・・・♪

寒くてグレーな月曜の朝、ボヤけた頭で地下鉄の駅を降りると、はっ・・・!なにやらキラキラ眩しいものが眼に飛び込んできたんです。で、それは何だったかというと、ロイヤルのくるみ割りのポスターだったんです!

背中を見せてアラベスクする都さんが顔だけこちらに向けてポーズしている美しいお姿・・・もうもう、なーんて可愛いんでしょうか なーんて綺麗なんでしょうか!いっぺんに目が醒めました。(先週まではなかったと思うんだけど・・・気づかなかっただけかなあ。あのポスター、ほしいなあ・・・)

は~しかし、ほんとにあそこだけ輝いてましたよ 誠にもってありがたいことです・・・。で、都さんに敬意を表し(?)怠け心にムチ打って、ROHの春シーズン<ブッキング・ピリオド3>について駆け足でご紹介を。

ロイヤル・バレエ

☆ラ・フィーユ・マル・ガルデ: 2010 3/9, 18, 20, 26, 27, 4/3, 5, 20, 21, 26, 28

☆トリプル・ビル(コンチェルト/ユダの木/エリート・シンコペーションズ): 3/23, 24, 30, 31, 4/14, 15

☆シンデレラ: 4/10, 17, 22, 23, 24, 29, 30, 5/3, 26, 29, 6/5


キャストは今回早くもballet.coにブルースがポストしてくれているので、こちらをご参照ください:

http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4574.html#1

ラ・フィーユとシンデレラの役デビューはステーブン・マックレー、ユフィさん、ブライアン・マローネー(ラ・フィーユのみ)の3人。ユフィさんはラ・フィーユ、シンデレラともに一回だけキャストされてるんですが、よりにもよってシンデレラの方は都さん登板日(4/17)のマチネなんですよねえ・・・ダブル・ヘッダーはしないことにしてるので、今回は見られないなあ。

ロイヤル・オペラ

☆ 利口な女狐の物語: 3/19, 22, 25, 29, 4/1

☆ イタリアのトルコ人: 4/3, 5, 8, 10, 13, 16, 19

☆ アイーダ: 4/27, 5/1, 4, 7, 10, 13, 16

☆ ラ・トラヴィアータ: 5/11, 14, 19, 21

☆ 連隊の娘: 5/17, 20, 22, 25, 27, 29, 6/1, 3


新作のアイーダも気になるけど、春シーズン一番のお楽しみはやっぱりこれ、大ヒット作・連隊の娘の再演でしょう。フローレス&デッセイのゴールデン・ペアが戻ってきてくれます。5月26日にはデッセイのトーク・プログラムもあります。(入場料10ポンド也。行こうかな~)

(注: バレエ、オペラともに上記はメインステージでの上演演目のみ)
2009-11-10 01:46 | ロイヤル・バレエ | Comment(7)
都さんのDVD新作?&高田茜さん
先週末から冬時間に切り替わったイギリス、途端に晩秋を迎えております。今こちらは紅葉真っ盛り(正確には、盛りを過ぎつつある・・・)。イギリスの紅葉は日本に比べればスケール・ヴァラエティ共に劣りますが、日本とはまた違った面白さもあって、住宅街でもそこいら中にある大木の葉が黄金色に染まって、午後のやや弱弱しい日差しを受けて彩りを与えているさまは、なかなかに趣があります。

さて、本題。本日のIndependent紙にRBのスティーブン・マックレー(と他ダンサー数名)がフィーチャーされていたのですが、その記事によれば、年末のくるみ割り人形がフィルム撮りされて、DVDになるとか!金平糖はもちろん都さんです。そして、当初予定されていた都さんのパートナー、フェデリコ・ボネッリが怪我で降板してお鉢が回ってきたのがスティーブン、この二人の主役で映像化される、というわけ。

この棚ボタ・キャスト変更について、ステーブンは、(都さんのような)イコン的存在のダンサーと共演できるなんて光栄!と喜んでいますが、この二人が一緒に踊るのって、ひょっとしたら初めてでは・・・?《大丈夫かな~頑張ってくれよ~~》

http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/features/life-in-the-fast-lane-steven-mcrae-1812303.html

しかし、やや気になるのは、もしこれが商業DVDとして発売されたら、既存のくるみDVDは廃盤になってしまうのか??ということなんですが。同じプロダクション(ピーター・ライト版)のバレエDVDを2バージョンを平行してタイトルに持つというのはあまり考えられないので・・・。あちらでは若き日のアリーナがクララを踊っている点、付加価値高いと思われるのですが。

で、この記事の最後の方で「ロイヤル・バレエ注目のダンサー達」として紹介されている中に、高田茜さんのお名前がありました。へえ・・・とちょっと意外だったんですが、紹介されている理由が、「ロイヤルのレジデント・コレオグラファーのウエイン・マクレガーが彼女を気に入って新作に抜擢した」と。ワトソン、ベンジャミン、ヌニェスらのプリンシパルと並んでファースト・キャストに入っているそうなので、これは確かに大抜擢ですねえ。(彼女はこの9月に正式団員になったばかり。)この新作・"Limen"の紹介ビデオが公式サイトにあったので見てみたら、セット・デザインを手がけるのは日本人アーティストのミヤジマ・タツオ氏だそうで。(デジタル数字を使ったアートを創作している方??)

私は確か一回はチケットを取っているはずだな・・・ちょっと楽しみになってきました。

http://www.roh.org.uk/video/index.html?bcpid=1733261711&bclid=1740131613&bctid=26034035001
2009-11-02 00:12 | ロイヤル・バレエ | Comment(10)
吉田都さんのシンデレラ・2010年4月
嬉しいお知らせです!来年4月のロイヤル・シンデレラ公演に、吉田都さんのご出演決定!

2010年4月17日(土)と4月23日(金)の二回、パートナーはフェデリコ・ボネッリです。fellow・都ファンの皆さん、今からカレンダーにしっかりマークつけておきましょう!

この情報はオペラハウス発行のAbout the House・Booking Period3で見たのですが、同じピリオドの上演作品・ラフィーユ・マル・ガルデには、残念ながら都さんはキャストされていません・・・(涙)この二回のシンデレラはロンドンで都さんを見られる貴重な機会ですよ~逃すべからず。

都さんのシンデレラといえば、最近YouTubeに投稿されていた「スーパー・バレエ・レッスン」の模範演技を拝見して、全編見たい~見せて~~!と悶えていたところだったので、本当に、本当に嬉しい・・・!(この映像初めて見たとき、なぜか思いっきりうろたえてしまったのですが 私・・・。だって、こんなに美しくも完璧なクラシック・バレエを見せてもらえるのって随分久しぶりのような気がして・・・・以後何度見ても驚嘆。)

ロイヤル・オペラ・ハウス、ピリオド3のその他の詳細については、また後日。
2009-10-28 01:01 | ロイヤル・バレエ | Comment(9)
ロイヤル・オペラ&バレエの09/10冬シーズン (ピリオド2)
みなさまご無沙汰です。ブログ放置期間・最長記録を更新してしまったわ~(汗)。別に病気とかではなく至って元気だったのですが何かと忙しく、かつブログって一度書くのやめるとそれが快感になったりして・・・(笑)。よほど価値のある情報でない限り紹介する気もおきなかったのですが、これは私的にも結構重要だったので・・・あまり嬉しいお知らせでなくて恐縮ですが。

タイトル通り、ロイヤル・オペラ・ハウス<冬シーズン>のブッキング・ピリオド詳細情報を入手したのですが、来年1~3月上演のRBのロミジュリ、吉田都さんは出演されない模様です。(しょんぼり・・・)主役ペアの組み合わせはこちら:

- Rojo / Acosta (Opening Night)
- Cojocaru / Kobborg
- Benjamin / Watson
- Lamb / Putrov
- Nunez / Soares
- Galeazzi / Bonelli
- Marquez / McRae
- Cuthbertson / Pennefather

以上8組、役デビューのダンサーはいませんね。R&J以外にブッキング・ピリオドIIで予約受付が始まるバレエ演目は、Les Patineurs/Tales of Beatrix Potterのダブル・ビルと、コンテンポラリーのトリプル・ビル(New Watkins/Pushes/Infra)。"Les Patineurs"(『スケートをする人々』)には5組のキャストが登場する予定で、若手が大量デビュー。組み合わせはこちらです:

- McRae, Morera, Galeazzi, Lamb*, Sasaki*
- Martin, Choe, Crawford*, Cuthbertson*, Pennefather*
- Stojko, Maguire*, Harrod*, Diuana, Hristov
- Ondiviela*, Maguire, Takada*, Bhavnani*, Hirano
- Kay, Kobayashi*, Raine, Jourdain*, Avis

(*印は役デビューのダンサー)

高田茜さんが抜擢されてますねー(出演日は12/19と12/22)。佐々木さんと小林さんがまだ踊っていなかったって結構意外でしたが・・・。ちなみに、同時上演される『ピーター・ラビットと仲間達』のキャストは通常事前発表はされないので、今回も情報ナシです。

さてオペラの方ですが、こちらは沢山あります ざっとこんな感じ:

● Der Rosenkavalier: 7-22 December 2009 (6回)

● La Boheme: 19 December 09 - 11 January 2010 (10回)

● The Rake's Progress: 22 January - 3 February 2010 (6回)

● Cosi Fan Tutte: 29 January - 17 February 2010 (6回)

☆ The Gambler: 11-26 February 2010(6回)

☆ Tamerlano: 5-20 March 2010 (7回、Domingo出演日: 5,8,11,15,20/3)


(☆はニュー・プロダクション、メイン・ステージの上演演目のみ)

薔薇の騎士楽しみだなぁ(これはプロダクションもなかなか良いので) でも6回しか上演しないのね 意外~。ヘンデルのオペラ、Tamerlanoに登場のプラシド・ドミンゴのトーク・イベントが2/26に予定されてます(於:Linbury Studio、入場料10ポンド)。ご本人自身のことより主に「オペラの将来」について語られることになるようですが(若手歌手をいかに育てていくか、新たなオーディエンス開拓・等々)、ミーハーな私としては、これは外せません~。

※一般予約は10月20日午前10時受付開始
2009-08-03 02:49 | ロイヤル・バレエ | Comment(6)
ロイヤル・バレエ 「ジュエルズ」 (6/16)
ロイヤルのジュエルズ、今回の再演は事前ブックしてなくて、行こうかどうしようか迷ってたのだけど、The Guardianに出たアリーナとルパートのインタビュー↓を読んだら俄然この二人のダイヤモンド・pddが見たくなって。二人の最終登板日の公演チケット、幸い当日ストールズサークル・スタンディングが取れたので行ってきました。(アリーナの「ウェディング・ダンス」を見て来ました!)

http://www.guardian.co.uk/stage/2009/jun/11/pas-de-deux-alina-cojocaru-rupert-pennefather-jewels

「エメラルド」は大好きなパートだけど、キャストが・・・・。第一カップルはマルケス&フリストフ、第二カップルがベンジャミン&ガートサイド。マルケス、どうも彼女の踊りには芯が欠けてるというか、ぴんとこない・・・それに表現が完全にロマンティック・バレエの世界観を投影しているかに見えて、ちょっとそれは違うんじゃないか・・・という気が。フリストフは騎士的なマナーで悪くはなかったけど、面白みに欠ける。二人してお行儀良く・こじんまりまとまっていて、なんかつまんないの。

で、不可避的に思い出してしまったのが、パリオペのエメラルド。DVDにもなっている、マチューとレティシアのエメラルドpdd、凄く好きなのよね・・・。中盤、第一カップルが舞台左右に分かれて登場して、見つめ合いながら奥から一歩ずつ前にすすんでくるシーンがあるでしょう ただ歩いてるだけなのに、見てるとドキドキしてくる、あの感じが欲しいのよね・・・。(で、家に帰ってDVD見てしまった。やっぱりいいなぁパリオペのエメラルド・・・この二人のこのバレエでの共演、みょーに好きなのよね・・・)

ベンジャミンは今回も素晴らしかった。彼女が動き始めた途端、マルケスとの格の違い歴然。ここ数年のベンジャミンはほんとカッコイイなぁ・・・道を極めた人の強さ、というか自己への絶対的信頼からくる余裕、で舞台上で遊べてしまう。でもその動きはあくまで厳しく律せられていて、洗練されていて・・・圧倒された。

トロワに登場したスティーヴン・マックレー、最近プリンシパルに昇進したという噂を聞きましたが(ballet.co発)、満面の笑顔で踊っていたところを見ると、ほんとなのかな?

「ルビー」。引退を表明しているアンサネッリがRBプリンシパルとして舞台に立った最後の夜。古典作品のレパートリーを多く有しているバレエ団への移籍を希望してNYCBからRBに移ってきた彼女だけど、オペラハウスで初めて踊ったのがチャイコフスキーpdd、最後はルビーと、奇しくもバランシンに始まり・バランシンに終わる、短いRBでのキャリアだった・・・。

前回・初演時はセルヴェーラと組んでセカンド・キャストだった彼女、今回はラム降板により繰り上がってファースト・キャスト、アコスタと踊ったのだけど、私的には前回上演時の方がはるかに印象は強烈だった。登場シーンのアンサネッリ、優等生的なアコスタに合わせたのか(?)優雅な微笑みを浮かべて穏便な表現。見せ場のpddでは踊りが徐々に大胆さをましてチャレンジャーと化していったけど、前回見たときのようなリスキーなパフォーマンスではなかった。(勿論それでも<いい意味で>一人だけ浮いていましたが・・・あのスピード感、ショーガール風のグラマーはやはりNYのダンサーならでは??)

後半に向けてどんどん舞台の熱が上がっていって最後は華やかに盛り上がり、客席は大騒ぎ。(最後までいただけなかった人もいましたが・・・前回見た時同様今回も目を覆いたくなったのが、「トール・ガール」役のマカロック。ヤノウスキー降板で今回のrunでは毎回彼女が踊ったという恐ろしい話を聞いたけど・・・ソロイストというランクからいって踊りこなせてないのは百歩譲るとして、まずは最低3インチ・ウエストを落としてから舞台に上がってください!)カーテンコールでは上階から花を投げ入れる人もいて、アコスタが一歩退いてアンサネッリに拍手を始めると、バックのダンサーたち、そして客席からも更に盛大な拍手が。大きな花束もいくつか贈られて、アンサネッリはもう少しで泣きそうになるところを必死にこらえているように見えました。まだ20代という若さ、ダンサーとしてこれからが絶頂期、というときにやめてしまうなんて・・・この夜のパフォーマンスを見る限りでは本当に信じられない決断ですが、一バレエ・ダンサーとしてNYCBとRBの両バレエ団でプリンシパルに上り詰めたという実績は、真に尊敬に値するもの。第二の人生でのご成功・ご活躍を祈ります・・・

お目当ての「ダイヤモンド」。アリーナとルパートのpddは、やっぱり良いわ~。初演時に見て衝撃的だったアリーナ独自の楽曲解釈も、今回は慣れてるだけに(というか、"あのダンス"をこそ見たくて来てるわけで)すんなり・ごく自然に受け止められて。そして前回見たときと同様、二人の舞台には優しさと清々しさが溢れていて、とても心地良い気分にさせてもらえた。

音楽だけ聴いてるとですね、いつもなんだけど、このロシアの哀歌には胸を掻きむしられるような思いがするわけです。しかし、舞台上で舞うアリーナ&ルパートには感傷性の欠片もない・・・それでも全くヘン、とか、嫌い、とか感じないんですよ これって凄いことでは??

怪我から復帰後のアリーナを初めて見たわけですが、少しふっくらしたかな?でも以前が痩せすぎだったので、これぐらいの方が艶やかさが出ていいんじゃないかしら。前述のガーディアンのインタビューでアリーナはこんなことを語っているんですが・・・

『(ダイヤモンドは)ストーリーのないストーリー・バレエで一見抽象的に見えるけれど、私はいつも結婚式のリハーサルをイメージしてるの。もちろん厳粛な部分もあるけれど、一方でリラックスした・楽しいムードもある・・・将来を夢見るカップルって感じかな。荘厳でパワフルでもあり、甘くロマンティックでもあり・・・』

アリーナは常にパートナーから目を離さず、時に柔らかな・時に熱っぽい目線で彼を見つめる。それを受けたルパートが、若干体温低めなところがよい。こちらは感情を抑え気味ながらも、アリーナの問いかけに騎士的なマナーで応じ(でも決して冷たい感じではない)彼女を優しく包み込んでいた。(そのルパートは、『アリーナはpddを踊るときただ振付をこなすだけなじゃくて何か一味加えようとするんだ。僕はそんな彼女への尊敬の気持ちを踊りに込めているつもり・・・注意深く、大事に扱うように・・・とかね。』と語っていますが、まさに、その心遣いが舞台にあらわれていました。)

この夜のダイヤモンドは脇を固めたダンサーに日本人が多かったのだけど、中でも優雅な踊りで目をひいたのはユフィさん。あと高田茜さんが最初のタブローでコール・ドの一人として登場していましたが、目立つ位置にいたのでじっくり見られたのだけど、踊りはしっかりしているし表情もなかなかチャーミングでした。
2009-06-23 08:12 | ロイヤル・バレエ | Comment(2)
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