スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:-- | スポンサー広告
ロンドンの美術展情報 (2)
前回から間があいてしまいましたが、慌てていきます。今からお正月までの間にロンドンで見られる展覧会情報の続編です。


☆レオナルド・ダ・ヴィンチ
Leonardo da Vinci: Experience, Experiment and Design


会場: ヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A)
会期: 06年9月14日~07年1月7日
有料(10ポンド) メイン・ギャラリーの常設展は無料

画家であり知の探求者だったレオナルドの思索の足跡を辿る展覧会。貴重なデッサン・手稿のほか、レオナルドの発明品を模型で再現した展示が話題になっています(橋、ハング・グライダー、タンク、武器・・・)。

http://www.vam.ac.uk/vastatic/microsites/1384_leonardo/exhibition_themes/

イギリスのギャラリー・博物館サイトは概して教育的配慮とサービス精神に満ち満ちた・優れたものが多いけれど、中でもV&Aのサイトは優れもの。この展覧会の概観がばっちり見渡せる読み物&ヴィジュアルが用意されているので、実際に行けなくてもこれを眺めているだけでかなーり楽しめます。(圧巻はフォスター手稿--”Foster Codices”。気前よくネットで公開してくれて有難いけど、これはちょっと時間に余裕がある時でないと覗けない・・・。)

続いて、こちらは一風変わったレオナルドつながりの展覧会。ロンドン郊外にあるダリッチ・ピクチャー・ギャラリーで開催中の、「モナ・リザ」展。


☆「ジョシュア・レノルズ卿の 《モナ・リザ》」 ~Sir Joshua's “Mona Lisa”

会場: ダリッチ・ピクチャー・ギャラリー
会期: 06年10月10日~07年2月11日
有料(7ポンド) メイン・ギャラリーの常設展のみなら4ポンド

ジョシュア・レノルズは18世紀英国美術界の巨人。売れっ子肖像画家として当時の上流階級・セレブのポートレイトを描いて描いて描きまくった人。アカデミックとしても英美術史にその名を残すレノルズ卿が一時所有していた「モナ・リザ」の模作が、この展覧会の主役です。

ここで見られるのはオリジナルが描かれてから約100年後におそらくフランスで制作されたと推定されるコピー。あまりに良く出来ていたためレノルズ卿はレオナルドの真作と信じていたとか(なんとその筋のフランスの権威からもお墨つきがあったらしい)。

それにしたって所詮コピーでしょ・・・と素通りしそうにもなりますが。ロンドンで公開されるのは104年ぶりだそうで、今までおクラ入りしていた絵を引っ張り出してきた理由付けとしては、「オリジナル制作から約100年後という比較的近い時代に描かれた模作を研究することで、レオナルドのモナ・リザが本来どのような姿であったか*を想像するのに役立つ」・・・ということらしい。 *レオナルドの特異なテクニックが災いしてオリジナルは変色が激しく、制作当時の色彩は殆ど失われているので

確かに、全体にセピアというか茶色がかった画面に見慣れた目には、このコピー作の遠景に広がる寒々とした薄青色は新鮮です。ギャラリーのHPでは館長自らビデオに出演してミニ講義をしてくれています。(画面をスクロールしてモナリザの下の赤字・VLOGをクリック。私はこのビデオだけ見たらかなり満足してしまったわ・・・)

http://www.dulwichpicturegallery.org.uk/exhibitions/default.aspx

尚、上記二つの展覧会は国際的なダ・ヴィンチ研究プロジェクト「ユニヴァーサル・レオナルド」の一環としての開催、なのだそうで、ユニヴァーサル・・・って何?とそちらのサイトに行ってみたら、これまたすごい情報量・活字の洪水!(とても読みきれない~~) ご興味ある方は是非こちらも覗いてみてください。

http://www.universalleonardo.org/trails.php
2006-11-24 09:04 | アート情報 | Comment(2)
Comment
Naoko様、興味深い情報、ご紹介ありがとうございます。

概してLONDONのMUSEUMでは、作品ひとつひとつに対しての解説パネルが大変丁寧でまた良く研究されており、絵、そのものを鑑賞するのと解説を味わうのがほぼ同等の重要性を持っているように感じたことでした。
私的な印象ですが、ヨーロッパの中でも、イギリス人って芸術の様々な分野において文学に対する愛着が強く、また適性があるように思います。
これは、ほとんど読めないドイツ語圏、努力を要するラテン語圏から英語の通じる国に来て活字情報を取り込みやすくなった、というその情報の受け手である一般的日本人としての個人的条件も加味しなくてはならないかも知れませんがxxx。
maria 2006/11/27(月) 02:48:26) 編集

maria様

こんにちは 数日間オフライン状態だったため御返事が遅くなりごめんなさい。只今東京にきておりまして昨夜は無事ロパートキナ・ガラを鑑賞、帰国の目的を無事果たして さあ次はいよいよ・・・というところにショッキングなニュースが・・・(泣)別スレにて絶叫させて頂きます!
Naoko S 2006/12/01(金) 14:51:59) 編集

コメントを書く
#

管理者にだけ表示
10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。