スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:-- | スポンサー広告
アレッサンドラ・フェリ
フェリが引退を決意されたようですね。先日来欧米のフォーラムで話題になっていますが、来年6月23日、ABTのロミオとジュリエット公演が現役最後の舞台になるとのプレスリリースが出た模様です(パートナーはロベルト・ボッレ)。一つの時代の終わりですね・・・

http://www.nysun.com/article/41924

(←後日訂正あり。添付10月30日付の記事ご参照ください)

http://londonballet.blog60.fc2.com/blog-entry-83.html



現在はアルゼンチンでフリオ・ボッカとマノン出演中というフェリ、私的に気になるのはスカラ座バレエで来シーズンからレパートリーに入る予定になっている「ル・パルク」はどうなるのか?ということ。スカラのHPにある通り初演ペアはフェリとムッルを想定しているのだろうと思っていたので、今後の展開が興味深いです。

フェリというと私は初めて彼女を見たときの不思議な感覚が今でも忘れられない・・・もうかなり前のことだけれど。何故か舞台上の彼女をしっかり見ることができなくて・・正確には彼女の「脚」を正視することがどうにも憚られる・・・という戸惑いが、初めて見たフェリの舞台で最も鮮烈に残っている印象だった。ダンサーの肉体というのは舞台上で観客の目に晒されるのが普通だから、日頃彼等がどんなにあられもないいでたちで登場しようが、きわどい振付を見せられようが、こんな感覚に陥ったことはなかったのだけど。なんともいわく言いがたい、エロティックでありながら同時に純真無垢な表情を持った美しい脚。なんだか見てはいけないものを見てしまったような、こんな経験は後にも先にもなくて、いまだに強い印象が残っている。(ちなみに彼女はこの時30歳前後?だったはず)

そして、東京でルグリと踊った眠り、彼女の最初で最後(おそらく?)のオーロラ姫。これも忘れたくても忘れられない、印象的な公演だった。テクニックが相当不安定だったフェリのオーロラ、ローズ・アダージョはあまりの危なっかしさに目を開けて見ていられないほど。ピリピリした緊張感が客席に痛いくらいに伝わってきて、一体どうなることかとハラハラしていたら、ルグリ王子の登場以降途端に人が変わってしまった。頼りがいあるパートナーの存在に安心したのか、後半はゆっくりと、花が開くようにバレリーナのオーラを取り戻して幸せ一杯の表情で踊る姿に、唖然。なんて可愛い女性だろう・・・と、妙なところで感心してしまったのをおぼえている。

ロンドンで彼女の舞台を見られる機会は皆無に近いのでミラノまで追っかけしたこともあるけれど、数年前なんと急遽の代役として(!)ロイヤルのロミジュリに客演してくれた。コヴェントガーデンの舞台で彼女のジュリエットを見ることができて感無量、フェリご本人とロイヤルバレエに心から感謝したくなるイベントだったけれど、あれがロンドンでの最後の舞台ということになってしまうのだろうか。

あとは、なんといっても昨年3月のクレモナ、フェリのグループ公演で見たイレールとのカルメン。真に大人のいい男といい女が、ひたすらに刹那的で情熱的な逢瀬の瞬間(この作品の本質部分)を切り取って見せてくれた、「男と女」とシンプルにタイトルを読み替えたくなるような、そんな舞台だった。この二人の共演ももう見ることはないのか、と思うととても残念・・・。

2006-10-22 08:21 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(3)
Comment
あぁ、遂に来てしまいましたか、この時が・・・。
バレフェスだけでなく、舞台そのものを卒業してしまうのですね・・・!

バレフェスで、テューズリーをパートナーに、眩暈がするほど大人の女のコケットが匂いたつようなカルメン、力尽きても彼女だけを守り通したいと男の騎士道精神を刺激する魅惑的な娘、愛の残り香を残して力なく息を引き取るマノン、そして初恋のときめき、目くるめく思いを夜空に語りかけるジュリエット・・・今までの集大成を最高のパフォーマンスで魅せてくれたフェリ。
このときジュリエットを踊ったマヤ・マッカテリ(デビットの妹)よりも、ポリーナちゃんよりもずっとずっとジュリエットだったフェリを見て、日本に来なくても良いから(譲歩)まだまだ至芸を見せ続けてくださいますように・・と念を送っていたのですがxxx

ところで!!クレモナでの「イレールと共演」ですって~!
しかもカルメン!あぁ・・・。悶死。
そんな2人の息を呑むような男と女の一騎打ちも、もう見るチャンスは永遠に巡って来ないのかと思うと。涙なみだ。

ボッレとのロミジュリもきれいでしょうね。バルコニーのシーンでは絶対泣いちゃう。(←観にいけるつもりかしら~)
あと、スカラ座でムッルとの「ル・パルク」、これは見てみたいですね。フェリと「ル・パルク」・・・。同じく女優系バレリーナ、イザベル・ゲランがあんなに似合っていた役だからフェリもさぞかし。(ゲランの方がモダン味もありますが)「解放」の赤のドレスが似合いそう・・・と妄想のみが脳内を渦巻き悲しみを一時忘れようとする逃避行為にふけるわたくし。失礼致しました(´`;)


maria 2006/10/23(月) 00:53:08) 編集

ロイヤルでの飛入りジュリエットには泣かせてもらいました。あれはフェリではなくジュリエットそのものだった...彼女も泣きながらの熱演でちょっと赤くなった鼻がかわいかったなぁ。

古都クレモナで繰り広げられたフェリとイレールの刹那的な「男と女」...私も想像しただけで悶死です!ゲランの様な大人のエレガントな色気を感じさせるダンサーが少なくなったかな、と淋しい思いをしていた今日この頃だけに、フェリの引退は覚悟はしていたものの大ショックであります。
Partita 2006/10/23(月) 03:08:41) 編集


maria様

>>バレフェスで、テューズリーをパートナーに、眩暈がするほど大人の女のコケットが匂いたつようなカルメン、力尽きても彼女だけを守り通したいと男の騎士道精神を刺激する魅惑的な娘、愛の残り香を残して力なく息を引き取るマノン、そして初恋のときめき、目くるめく思いを夜空に語りかけるジュリエット・・・今までの集大成を最高のパフォーマンスで魅せてくれたフェリ。

ホーッ・・・(深い嘆息)

なんと素晴らしい描写でしょう 舞台を想像してひたすらため息です。彼女の中に、日本で踊るのはこれが最後・・・という思いがあったのかもしれませんね だからこそ最後に素晴らしいプレゼントをくださったのかも・・・日本のバレエファンが羨ましい!!

私もル・パルクはフェリにならきっと踊り(演じ)こなせるのでは・・・と思っているので是非実現してほしいのですが、一体どうなるでしょうか?今の所フェリ引退に関するニュースはスカラのHPにはまったく出てないのですよ。引き続き要チェックですわ・・・


Partitaさん

>>あれはフェリではなくジュリエットそのものだった...

まさに・・・(深く頷く)。ごくごく自然に、ジュリエットそのものだわ・・・と感じさせてくれるダンサーは、後にも先にも彼女だけかもしれないとすら思ってしまいます。

>>古都クレモナで繰り広げられたフェリとイレールの刹那的な「男と女」...私も想像しただけで悶死です!

よかったですよ・・・最も、告白しますと私はイレールのことばっかり見てて、彼のメガトン級の大人の色気にひたすらKOされてたんですけど!このpdd、フェリはエンジンかかるのがちと遅かったのですが、後半にかけてどんどん感情が高まってきて、クライマックスはもう・・・まさに悶死状態だった私です。願わくばもう一度、この二人の共演を見たかった・・・




Naoko S 2006/10/23(月) 09:26:20) 編集

コメントを書く
#

管理者にだけ表示
08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。