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ボリショイ・バヤデール@シネマ (1/27)
本日午後のライブ・リレー、見てきました。バレエ・シネマを見るのは実は今回が初めて。チケット代がわりと高いのと(15ポンド。日頃生の舞台を見るのとたいして変わらないかむしろ映画の方が高い!)、ボリショイの場合は主役が大抵ザハロワのことが多いので・・・今回はマーシャが準主役で登場したのでついに重い腰を上げて行ってきたわけですが、よかったです。やっぱりボリショイはレベルが高い。

家から一番近いウィンブルドンの映画館で見たんだけど、席数少ないのに2/3埋まってるかどうか、というところ。しかもお客さんはシニアばかり。私と同世代の人たちすら殆どいなかったような・・・まあ普段オペラハウスでもこんな感じだから驚くには値しないけど、つくづく、クラシック・バレエって若い人にはアピールしないのね(この国では)既に"終わっちゃった"芸術ジャンルなのかなあ・・・と嘆息。

ボリショイのバヤデールはグリゴローヴィチ版だけど、これってニュー・プロダクションだったのね・・・と始まって暫くしてから気づいた。一部セットと衣装が変わってるし、マイム・シーンも前と若干違う所があるような。驚くべきは、最後の場面。なななんと、寺院崩壊シーンがなくなってる~~!!

・・・あれまーなんてこった・・・最後は、影の王国の夢から醒めたソロルがニキヤの幻影を求めて嘆いている?ソロルのモノローグで終わり(ちょっとジゼルの終わり方に似てる)。これじゃーマリインスキー、パリオペ版と大差ないじゃない・・・寺院崩壊した方がドラマティックでボリショイ・バレエ団の気質に合ってると思うけどなあ。どうしてまた改訂しちゃったんだろう・・・(ブツブツ)。

さて本題。本日の私のお目当てマリーヤ・アレクサンドロワですが、

すっばらしかった!!

です。まずもって、スター・オーラが別格。きっらきらに輝いてて、そのあまりのゴージャスさに終始どぎまぎ、他には何も目に入りません~状態。シネマ仕様の顔の表情、マイムの身振りはいつにも増してメリハリたっぷり、彼女の周りには常にドラマが起きている・・・二幕の婚約式のシーン、あんなにおおらかであでやかで包容力に満ちたガムザッティのヴァリエーションは見たことがありません。私の大好きな、マーシャ・アレクサンドロワの"big ballet"を堪能させて頂きました。

主役のザハロワ@ニキヤも磐石の出来でしたが、古典作品を踊るザハロワに不感症の私は、影の王国では眠気に襲われてしまった・・・あと気になったのは、あまりに痩せすぎていること・・・腿の太さが膝から下と同じぐらいに見えたのにはひいてしまった。(バレ友いわく、"emaciated"--いくらなんでも痩せすぎで見ていて辛い、と。)三幕のクラシック・チュチュを着ているときはそれほどでもないんだけど、一・二幕の衣装だとどうしても気になってしまう。ソロル役は若手のホープ・ウラジスラフ・ラントラートフ。二人の鉄板プリマを相手に大健闘してたけど、いかんせん線が細いのよね・・・顔立ちもまだ幼い感じだし早くもうちょっと逞しくなってほしいな~(バレ友いわく、「戦士っていうよりパブリック・スクール・ボーイ」)。まぁまだ若いからこれからですね。

サポート・キャストもいい仕事してました。特筆すべきはマグダヴェーヤ役のアントン・サヴィーチェフ、二幕の壷の踊りのアンナ・レベツカヤ(当初予定キャストのフィーリン夫人マリーヤ・プロヴィチから変更)、太鼓の踊りのトリオ。シェードの三人娘はスタシュケーヴィチ、チホミロワ、アリザーデ。皆しっかり踊っていたけど長い手足を活かしてのびのび踊っていた第二ヴァリエーションのチホミロワが特に目をひきました。

うん、やっぱりボリショイのバヤデールはいいな。この夏のオペラハウスでのバヤ初日はいつもよりフンパツしてちょっといい席買おうかしら。

http://www.bolshoi.ru/en/performances/1/roles/#20130127190000

【1/28付記】友人がこんなナイスなリンクを送ってくれました。昨日ロシアのTV局で放送された舞台、全編見られます:

http://kaban.tv/archive/rossiya-k/2013-01-27/574926

いつまで閲覧可能なのか、日本でも再生可能かわかりませんが、是非一度お試しあれ。二幕を中心にざっと見たけど、あらためて、ファキール役のアントン・サヴィーチェフ、太鼓トリオの一人のイゴール・ツヴィルコ、マヌーのアンナ・レベツカヤ(かっわいい~~~)が良いわ~~。マーシャは、画面からはみ出そうなぐらい勢いがあるよ~~。
2013-01-28 07:34 | ボリショイ・バレエ | Comment(10)
Comment
Naoko Sさん
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。Naokoさんにとられてよき年でありますように。

日本のあまりの寒さに縮こまっていましたが、マーシャ&ボリショイネタにでてきちゃいましたよっ(笑)ああ、日本でも映画館やテレビで観られないものか…。

おおみそかの日はパリでドン・キでした。ほんわか幸せになっちゃう舞台でしたが、Naokoさんが先の投稿で書かれていたように、パリオペ、やはり過渡期なんでしょうねえ。

ボリショイもいろいろ大変ですが(フィーリン~!)、私的には今一番わくわくさせてくれるバレエ団です。今夏はちょっと忙しくなりそうで渡英は難しいのですが、Naokoさんのお話で劇場に行った気分になって想像してみますね。
Bera 2013/01/28(月) 10:46:26) 編集


Beraさん こんにちは、コメントありがとうございます。こちらこそ、本年もどうぞよろしく(^_^)

日本ではライブ中継はなかったのですね。でも日本のことだからきっとどこかのTV局で早晩放送してくれそう?さきほど記事を更新したんですが、ロシアのテレビ局で放送された舞台全編をネットで見られます!日本でも再生可能なのか不明なんですが(こちらではOKでした)、是非試してみてくださいませ。

おお、大晦日はバスティーユでしたか!ほんわか幸せになれたとは、きっとよい舞台だったんでしょうね~。パリオペといえば、注目の芸監後任人事が先週発表されましたね。ほお~っそうきたか、という結果でしたが、一体5年後はどんなバレエ団になってるんでしょうか。

>>ボリショイもいろいろ大変ですが(フィーリン~!)、私的には今一番わくわくさせてくれるバレエ団です

右に同じです~。男子の人材がやや心もとないけど(主役を張れる人が少ないとか小粒になってきたとか・・・)、総合力では群を抜いてますね。

ところでフィーリン続報ですが、今日ロシア語のできる友人が教えてくれたのですが、イズベスチヤ紙の伝えるところでは、目の治療は成果をあげていて視力は回復しているとのことです。(ほっ・・・)
Naoko S 2013/01/29(火) 09:32:58) 編集

Naokoさま、こんにちは。
良いものも(ローザンヌ)悪いもの(フィーリン)も色々のバレエ界ですが、そんな渦中でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるボリショイの「バヤデ―ル」ありがたく全編見せていただきました。
やはりマーシャは素晴らしいですね!
大きな笑顔のようにヒトを惹きつける彼女の天性の伸びやかさが印象的な、すくすくと育ったガムザッティに、これはソロルも嫌とは言えないわね・・と納得してしまいました^^;(違うから!)

今は大バレエ団の過渡期なのでしょうか・・・
ベルリンでもマラーホフが契約を打ち切られるそうですし、
パリオペはまさかの外様・・・@@
改革派、守旧派、クラシック・モダン共存の中道・・・と行く道もそれぞれなれど、新勢力と旧体制が上手く折り合って、伝統を活かしつつも革新的な試みが自由に行われる組織であって欲しいと切に祈ります。

フィーリンの視力回復は明るいニュースですね。
今日の朝日の朝刊にまとめ的な記事が載っていましたが、
容姿を傷つけることが目的だったという説があるとか?
真犯人を確定することが彼の今後の安全につながるかどうかは定かではありませんが、この問題も解決を見てほしいものですね><






maria 2013/02/04(月) 13:46:52) 編集


mariaさん こんにちは。

バヤデール映像ご覧になれましたか!よかったよかった。(今またサイトに行ってみましたがまだビューイング可能ですね)

>>やはりマーシャは素晴らしいですね!

はい~~ほんとに。実は映画を見る前、"こんなとき”だからこそボリショイ・ダンサーたちはいつも以上に魂こめた舞台を見せてくれるだろうなー、特にマーシャとザハロワはすんごいことになるのでは・・・などと不埒な期待がちらちら頭を掠めてたんですが、実際やってくれました。パフォーマンスの見事さもさることながら、マーシャの気概に圧倒されっぱなしでした。

>>大きな笑顔のようにヒトを惹きつける彼女の天性の伸びやかさが印象的な、すくすくと育ったガムザッティに、これはソロルも嫌とは言えないわね・・と納得してしまいました^^;(違うから

シネマビューイングでは幕間に関係者のインタビューがあって、2回目のときに舞台を降りてきたマーシャが登場してコメントしてましたが、この版のガムザッティはニキヤ殺害の陰謀には一切加担してないのよ、と強調してました。純粋にソロルに惚れている女性、という役作りとか仰っていたような。ほんと太陽の女神のごとく明るく輝いていて、私が男だったら絶対こっちに行くわ、と思っちゃいました(笑)。

>>ベルリンでもマラーホフが契約を打ち切られるそうですし、
パリオペはまさかの外様・・・@@

ほーベルリンもトップ人事交代ですか。パリオペが外様(笑)を芸監に迎えるというニュースを聞いて真っ先に頭に浮かんだのが、ひょっとしてオペラ座予算に大ナタを振るうための布石では・・・ということなんですが(何の根拠もありませんが)、ベルリンの新体制やいかに??

直近のフィーリンの写真を見ると、まだ目は開かないようですがお顔は目立つ損傷がなさそうでほっとしています。今は確かドイツで治療中のはず・・・順調な回復を祈るばかりですね。
Naoko S 2013/02/06(水) 08:16:28) 編集

今さらですが。これ、TVで見ました。ロシアでは、マーシャは肩に力が入り過ぎてたけど、まあまあ良かったかな、という評価でしたね。マーシャは相手がザハロワだと、力入っちゃうんですよ。

ところで、寺院崩壊ですが、2年前にはもうなかったですよ~。衣装とか装置を変えたのは今回からですが、2年前の3月にクレムリン大会宮殿でニコライさんが最後にソロルを踊った時にはもう寺院崩壊はなかったです。

お知らせまで。
けいちか 2013/04/04(木) 17:45:22) 編集

貴重な映像をありがとうございます。なんと日本でまだビュー可能ですよ。マーシャ大好きなのでホントにうれしいです!
昨年のボリショイバレエ来日で踊ったエギナ、もう凄かったです。登場した瞬間からクラッススがエギナの掌の上で転がされてましたから。スパルタクスの敵はエギナだと思っちゃいました。

音の取り方、軸の正確さもまったくぶれず、抜群の技術と演技力が一体になった踊りと太陽のようなおおらかさが素晴らしいです。

マーシャは日本で知名度も人気も過小評価されてるような気がします。某大手招聘元の代表がヨーロッパのフェミニンなタイプのダンサーを好んで、マーシャやボリショイのダンサーをあまり評価しなかったせいもあるような・・・以下自粛します。

バレエ界はなんだかいろいろありますね。パリ・オペラ座のまさかの人事、まだ信じられません。イレールを差し置いて何事か起こったかと。
次のシーズンのプログラムはミルピエでなくルフェーブルさんが組むとの報で、コンテンポラリー偏重路線は維持されるのかと。
せっかく復帰したモローをコンテで使い倒すのはやめてほしいのですが。
イレール芸術監督、ジャン・ギー主席振付家でお願いしたいですね。
peterhofmann 2013/04/06(土) 18:19:46) 編集

けいちかさん お久しぶりです!書き込みありがとうございました。けいちかさんのブログ、時々お邪魔して楽しませていただいてますよ~ いつも綺麗なカテコの写真をシェアしてくださってありがとうございます :)

>>マーシャは相手がザハロワだと、力入っちゃうんですよ。

うふふそうでしょうねえ。だからこそ(今回は特に・・って、悪趣味ですが!)期待が高まってしまうのですよ 競争意識は大事ですよねえ やっぱり。

>>ところで、寺院崩壊ですが、2年前にはもうなかったですよ~。

ええっそうだったんですか・・・教えてくださってありがとう。確かに私が最後にボリショイのバヤ全幕見たのはかなり前の話だ・・・ぜったいあっちの方がよかったと思うんだけどなあ・・・。
Naoko S 2013/04/08(月) 04:30:51) 編集


peterhofmannさん はじめまして、コメントありがとうございます。マーシャの大ファンでいらっしゃるのですね 嬉しいですわ~。

>>マーシャは日本で知名度も人気も過小評価されてるような気がします。某大手招聘元の代表がヨーロッパのフェミニンなタイプのダンサーを好んで、マーシャやボリショイのダンサーをあまり評価しなかったせいもあるような・・・

う~んそうですか。まあ人それぞれでしょうけど彼女はとってもフェミニンなダンサーであり女性、といつも思ってますけどねえ 私などは。

マーシャ・ファンとして私的にここ数年頭にきてるのは劇場の彼女に対する扱いですわ・・・もっともロンドン公演でのことに限りますが(本拠地でのことはわからないので)。何って、古典全幕作品で滅多に彼女に初日を踊らせないんですよ。前回もひどかったけど、今回なんて今噂に聞こえてきてる限りでは一回も無いような・・・白鳥、バヤはザハロワ、眠りはカプツォーワでしょ(しかも眠りは一度も踊る予定なし!)、で、許し難いのは、ロンドン初演の「パリの炎」、初日キャストは放蕩娘&息子ペアみたいなんですよ。まあ彼等はロンドンの観客とクリティックにウケがいいし話題作りにはいいでしょうけど、いまやヨソ者じゃないですか なのに本拠地での初演者のマーシャを差し置いて・・・って、かなり頭にきてます。芸監を呼べ~~!(あ、療養中でしたわね早く元気になってね、フィーリン。でもパリの炎の初日のキャストは是非とも再考していただきたいわ!)

>>バレエ界はなんだかいろいろありますね。パリ・オペラ座のまさかの人事、まだ信じられません。イレールを差し置いて何事か起こったかと。

パリもロシアに負けず劣らず(内外の)政治的思惑が劇場運営に影を落としてる印象がありますからねえ・・・この決定も極めて政治的判断に拠っていたのではないかと想像してましたが、一方でパリオペは2015年に総裁も交代しますよね。現スカラ座総監督のステファン・リスナー氏が就任しますけど、当然ながらこの方の意向が色濃く反映されたものだったんじゃないでしょうか。(NYタイムズだったかで読んだミルピエのインタビューに、後継者指名レースの後半に氏と何度も接触を持ったとありました。)新天地に赴くリスナー氏がバリバリのパリオペ生え抜きの人物よりも未知数だけど新味のある、かつ自分にとって使い易そうな人を選んだ結果というのがこれなんじゃないかな~とか。

で、このリスナー氏、長年赤字続きだったスカラ座を比較的早期に黒字転換させた人物として知られてます。ソヴリン危機の続く欧州各国はどこも予算削減の嵐、左派社会党政権のフランスで、もしかしたらこれまでほとんど聖域だった(多分)オペラ座予算にメスが入るのかなーその布石では・・・な~んて、妄想をたくましくしていた私です。
Naoko S 2013/04/08(月) 08:10:59) 編集

Naokoさん、こんにちは。
ロシアでもマー社をフェミニンと認識しているバレエファンはいないですよ(笑)。それに、誰が見てもザハロワがバレリーナではボリショイの顔であって、マーシャではないし、マーシャは踊る相手を選ぶので、眠りなんかは相手がいないので、踊れないんですよ。モスクワで踊る時もツィスカリーゼしか踊ってないし。彼が引退したら、一緒に踊る相手がいないですよ、困ったことに。

それと、気になっているのはスクワルツォフがまだ復帰していないのに、ロンドン公演にこれでもか状態で配役されているらしいので、間に合わなかった場合は誰が踊るんですかね?彼は去年の11月からずっと舞台に出てません。最初は背中、次は足の故障と聞いています。

朗報はお正月明けから踊っていなかったカプツォーワが先週のコンドラーチェワ先生の記念ガラで復帰したことですかね。

ちなみにフィーリンはドイツから毎日電話してきて、配役も全部目を光らせてるそうですよ。
けいちか 2013/04/22(月) 15:13:44) 編集


けいちかさん こんにちは。ホットな現地情報をありがとうございます。

マーシャのパートナー問題、フィーリン引退後に(いや、引退前から)危惧してましたが、結局今に至るまでこれといった相手が見つかっていませんね(涙)。まったくなんてことでしょう・・・悲劇としかいいようがないわ。

>>それと、気になっているのはスクワルツォフがまだ復帰していないのに、ロンドン公演にこれでもか状態で配役されているらしいので、間に合わなかった場合は誰が踊るんですかね?彼は去年の11月からずっと舞台に出てません。最初は背中、次は足の故障と聞いています。

そうそうキャスト情報ちょっと前からオペラハウスのサイトに載ってるけど、ちらっと見てマーシャが殆ど踊らないのにげんなりして紹介もしてませんでした・・・今見てきたら、スク君は眠りでザハロワ、白鳥でマーシャと踊ることになってますねえ。もし彼が来られなかったら一体どうなるんだろう・・・(ぞっ)

カプツォーワはしばらく戦線離脱してたんですか。私は彼女のオーロラを見られそうなので(初日にキャストされてる)、楽しみです♪

フィーリン、電話で陣頭指揮するほど元気なんですね よかった・・・メディアのボリショイ・スキャンダル報道はほとぼりが冷めたようで最近はあまり記事も見かけなかったんですよね。教えてくださってありがとうございます~。
Naoko S 2013/04/23(火) 07:13:07) 編集

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