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スティングのウィンター・ソング
今夜BBC1で見た音楽番組がとてもよかったので、少々メモ書き。

イングランド北東部・ニューカスル出身のミュージシャン・スティングが、地元にほど近いダラム大聖堂で行ったコンサートのメイキング・ドキュメンタリー。事の起こりは(レコード会社から?)「クリスマス・レコードを創ってくれ」という要請があったのを、スティングが多少幅を広げて「ウィンター・レコード」のコンセプトで創作開始。ロック、フォーク、クラシックなどジャンルの異なるミュージシャン達を集めて、イギリスに古くから伝わるフォーク、キャロル、バラードをアレンジしたり(これらが大半)、スティングが自分の好きな詩にインスパイアされて創ったオリジナル曲があったり。このプロジェクトで初めて集結したミュージシャンたちが一から音楽を創り上げていく様子をカメラが追いかけているのを見て、(以前記事にした)"Bring on the Night"をちょっと思い出したりして。総勢35人のミュージシャンの中にはツィター奏者がいたりモロッコのパーカッショニストがいたり、本当に多種多様。さらに本番のコンサートでは、大聖堂付きのクワイヤが登場するは、リバーダンスを披露する少女がいるは、なんとも楽しい。

スティング自身が、「(ロックならロック、ジャズならジャズというように)純粋に"これ"、という形式にこだわるよりミックスするのが好きなんだよね」と語っていたけれど、この種のクロスオーバーの試みが彼はほんとに上手いですね・・・今回は彼一人でなくプロデューサーの存在にも助けられていましたが。私的に一番興奮したのは、数時間のリハーサルの後に宿舎?に戻ってきた一団が繰り広げたジャム・セッション。皆殆ど陶酔状態でジャムに没頭している姿を見て、音楽家っていいなぁ~!と心底羨ましくなった。

久しぶりに地元に戻ってきたスティングが(ダラム大聖堂を訪れたのは実に40年ぶりだとか!)ニュー・カスルの街を案内してくれたり、昔の音楽仲間と再会するシーンが挿入されたていたり、これも興味深かった。北の男・スティングは冬が大好きなのだそうです。彼がこの季節について語っていた言葉でとても印象的だった部分を最後にご紹介・・・(注:訳は適当です。なんとなくこんな感じだった、ということで):

-インタビュアー:貴方は少々メランコリックな気質入ってますよね balladierであり、ストーリー・テラーでもあり・・・実際、冬という季節が性に合っているのでは?

-スティング:そうね、冬はメランコリックな季節だし、僕自身確かにその傾向があるけど、それが悪いことだとは思わないよ。メランコリック、というのは、要すれば・・・深く物を考える力がある、ってことだから。冬は沈思黙考の季節なんだよね。

それと、想像力に翼が生える季節でもあるよね・・・幽霊や精霊がそこいら中に。魔法とか不思議な出来事とか・・・で、勿論これらは聖歌の中にもある要素なわけで。聖母受胎を信じるか否かに関わらず・・・僕自身は不可知論者だけど、それでも美しい物語だと思ってるよ。復活と季節性・・・この二つのアイデアは、イエスの復活と冬という季節を通じて感知されるわけだけど、特にイエスの復活が象徴するもの--「生と死」、これは僕個人にとっても重い意味を持っている(共感できる)。僕は聖なるものと俗なるもの("sacred and secular")、この二つを結び付けたいんだよね。結局のところ両者は同じもの・違いはない、ってことを示したいんだよ。

☆ この番組、UK在住の方はiplayerで再生可能です(7日間有効)。ご興味ある方はお試しを:

http://www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b00pl1cf/Stings_Winter_Songbook/
2009-12-30 11:34 | 音楽 | Comment(0)
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