ルドルフ・ヌレエフのBBCインタビュー
ヌレエフの新しいDVDの件を引き続きリサーチしていて偶然見つけました。BBC Radio 4が1969、71年に放送したヌレエフ・インタビューの一部を聴くことができます!(注: 再生にはWindows Real Playerが必要です)

http://www.bbc.co.uk/bbcfour/audiointerviews/profilepages/nureyevr1.shtml

話の焦点は、ともに「世紀のパートナーシップ」を築き上げた、ロイヤル・バレエの'Prima Ballerina Assoluta'・マーゴ・フォンテーンについて。61年にソ連から亡命、その翌年ロイヤル・バレエに迎えられたヌレエフ、過去数年間を振り返って、自分の人生に起きた最も素晴らしいことはマーゴと踊れることだ、と語っています。(マーゴとフレデリック・アシュトンに多大な影響を受けた、とも。)このほか印象に残ったコメントは・・・

☆ マーゴの最初の指導者はロシア人バレエ教師だったことをあげて、ロシア・バレエの伝統を引き継ぎながらも、それだけではない彼女独特のクオリティを持っている、と賞賛。

☆ 白鳥の湖、ジゼルといった古典作品を踊るマーゴはとりわけ素晴らしいが、中でも眠れる森の美女は特別。若々しさとすべらかな優美さで彼女に比肩するオーロラはいないだろう・・・

☆ (キーロフを去って西側に亡命したことを後悔することはあるか?との問いに)一秒たりとも、ない。

☆ ヴァカンスは大好きだけどその後が大変。身体を元に戻すのに時間がかかるから、一年の間に短い休暇を何度かに分けて取った方がいい。

☆ ロイヤル・バレエも団員が増えてきて優秀なダンサーが凌ぎを削ってる。自分の出番がなかなか回ってこなくて皆欲求不満気味。ロンドンに毎晩バレエだけを上演する劇場があるといいのに!(ロシアではそれができるのか?との問いに)残念ながら・・・ キーロフではオペラとの競争がある。劇場の顔でお金を稼いでいるのはバレエなのに、オペラに優先権が与えられてる・・・

ロイヤル・バレエに籍を置いて7年、ダンサーとして最も充実した時期に収録されたインタビューではないでしょうか。落ち着いた語り口に静かな自信が感じられます。(ヌレエフってくせのない、綺麗な「英」語を話す人だったんですね・・・) 40年近く前のものですが音は非常にクリアで聞きやすいです。
2006-09-28 07:33 | ロイヤル・バレエ | Comment(0)
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