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ロイヤル・バレエ 「くるみ割り人形」 (12/19)
滑りこみセーフでなんとか体調が快復して(よかった・・・)、見てきました 昨夜のロイヤルの「くるみ」。

で、早速都さんなのですが・・・・

・・・舞台を見ている間中、そして終わったあともずっと、私の頭の中はある一つの疑問で占められたまま。それは、

「この人は、なんだってこんなに美しいのだろうか?」

ということなんですが・・・。何を今更~と笑うことなかれ。あの舞台を目にしたら、何度でも問わざるを得ないですよ・・・。非凡なバレリーナを語るとき、年齢の話を持ち出すのはあまり意味のあることではないけど、ほぼ演技しかしないキャラクター・ダンサーたちを除けば、この夜の出演者の中で都さんは最高齢だったはず。なのに、一番若々しく見える(というか年齢を超越している、と言うべきかもしれないけど・・・)。大体「ベテラン・ダンサー」となれば容姿もそれなりに円熟してくるのが普通なのに、彼女は見た目がまるで変わらない!相変わらず浮世離れしていて、プリンセスで、キラキラ輝いていて・・・・。ここ数年で唯一変化があったとしたら、以前の可憐さ一辺倒から今は大人の女性の包容力を感じさせる表情が窺えるようになったことぐらいでは・・・・あと3,4年たって都さんの金平糖を見られたとしても、多分同じように変わっていないんじゃないか・・・と思わされる超越ぶり。

昨夜の都さんの金平糖、踊りについていえばまず何より唸らされたのが、その正確無比な動き。いつにも増して磨きのかかった、人間技とは思えない緻密でキッチリと正確な動きに、ほとんど鬼気迫るものを感じたほど。その正確さが即・音楽との親和性につながって、見ていてなんとも心地いい。(gpddのあの荘厳で甘美な旋律に酔いしれました・・・。)

この夜のサポート・キャストについても少々。サービス精神旺盛なギャリーのドロッセルマイヤー、ますます芸を深めつつあるルーツ&セルヴェーラのクララ&ハンス・ペーター・ペアは安心して見ていられて、よかったです。(コール・ドは・・・ボリショイを見たすぐ後のせいか、どうも踊りがヌルく感じられて仕方なかったな・・・。)

最後に再び、しつこいようですが都さんについて。昨夜あらためて、強力に再認識させられたのだけど、彼女の放つ輝きにはやはり尋常ならざるものがあります。そしてあの、夢を見ているような気分にさせられる非現実性は・・・。舞台上で一人だけ人間じゃないというか、彼女一人が軽やかに音符と戯れる妖精のように見えた。(吉田都が金平糖の精を演じてるんじゃなくて、妖精が吉田都という人間の姿を借りて姿を現しているんじゃないか、と思えてしまうような。この夜「花のワルツ」のリードを踊ったモレーラ、すごくノッていて長~いバランスなんか披露してくれちゃってなかなか良かったのだけど、都さんと並んだら彼女も"フツーのバレエ・ダンサー"にしか見えない・・・いや、私はモレーラ好きなんですが。やっぱり、都さんが特別すぎるのね・・・)
2008-12-21 00:46 | ロイヤル・バレエ | Comment(9)
Comment
Naoko Sさん、こんにちは。お体、ご快復されたようでよかったです。

偶然ここ数日私も都さんのことを考えていました。2001年の彼女のジゼルのポスターとか頭に浮かんできて…(もしかしら初海外バレエであった都さん@シンデレラからちょうど10年だからだったのかも…)。残念ながら最近生の舞台は観ていないけれど、彼女が踊らなくなる日が来るなんてイメージできないんですわ。以前、何かの雑誌で「彼女は古典で育っているからダンサーとしての生命も長いでしょう」という評論家のコメントがあったのですが、フィジカルな面でのまだ踊れるとか、もう踊れないではなく、彼女が古典を、プリンセスを踊らない姿が想像できないというか、バレエを踊っていない姿が想像できないというか…。
周りのバレエ好きの友人、彼女たちは私よりもずっとバレエ鑑賞歴が長いのですが、「今観るべきダンサーは都さんよ。」と口を揃えて言っております。POBの「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」ゲストとか実現しませんかねえ。

さて、12/9の「明るい小川」、今年の、本当に数少ない私のバレエ鑑賞のダントツトップを占めております。POBダンサーでなくてもいいからマーシャ@ライモンダが観たいモードになっていたのですが、キャスト変更の嵐に泣かされ、どうも観ることはかないそうもありません…。Naoko Sさんは28日、30日、どちらでご覧になるご予定ですか?
Bera 2008/12/21(日) 10:12:35) 編集

私も昨夜行きましたよ。吉田都さん、素敵でしたよね。
自分のブログ昨日はVIPボックスにいた人たちのことをネタにしましたが、もうすぐバレエのことも書きますし、写真もたくさん撮りましたからね!
ロンドンの椿姫 2008/12/21(日) 10:23:55) 編集

Naokoさん、レポありがとうございます。
おっしゃるとおりだと思います。都さん、ルックスも存在も踊りも決して派手ではないですが、明らかにほかの人とは違って、キラキラと輝いていますよね。大粒じゃないけどとても質の良い真珠か、パヴェダイヤといった感じでしょうか。
多分世界一の金平糖だと思います。
といってもほかの人でほとんど観たことがないんですけどね(笑)

都さんが毎年くるみのオープニングを飾る理由がわかりますよね。
asaco 2008/12/21(日) 12:47:55) 編集

Naokoさん、ご快復されてほんとに良かった!
都さんの完璧さにはもう圧倒されるばかりですね。
セルヴェイラ君も去年よりぐーっと良くなって、もはや
ハンス・ペーターを卒業してもよいくらいじゃないでしょうか。
このプロダクション、見るたびに発見があってますます好きになります!
今年もまた、魔法にかかったクリスマスツリーが大きくなる場面には
泣かされました。あの場面、音楽も感動的だし、ドロッセルマイヤーが
渾身の力をふりしぼっているという感じが伝わってきます。
ちなみに土曜マチネでは崔由姫ちゃんがとっても優美な金平糖を披露して、
スティーヴン・マクレーも完全復帰を印象づけていました!
とと 2008/12/21(日) 20:36:23) 編集


Beraさん

おおーそうでしたか Beraさんにとって、今年は都さんの生舞台遭遇から10周年という記念すべき年だったんですねー。

>>残念ながら最近生の舞台は観ていないけれど、彼女が踊らなくなる日が来るなんてイメージできないんですわ。

私もです・・・っていうか都さんのバレエを見られなくなる日が来るなんて、考えたくもないですわ・・・。(怖ろしすぎる・・・)

・・・でも、そうは言っても、いつかは来てしまうんですよね。これからは今まで以上に、都さんの舞台は一回一回・心して拝見させていただかないと。

>>POBの「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」ゲストとか実現しませんかねえ。

あ、実は私自身はこの線はあまり想像できないのですよね・・・実現したらすごく面白いだろうけれど。(パリとロンドンではバレエのテーストに深淵なギャップが存在しますからねえ・・・)

>>さて、12/9の「明るい小川」、今年の、本当に数少ない私のバレエ鑑賞のダントツトップを占めております。

おおーっやった~。「小川」、Beraさんにも好きになっていただけたなら嬉しい~(楽しかったですよねー!)。

>>Naoko Sさんは28日、30日、どちらでご覧になるご予定ですか?

できれば両日とも見たかったんですけど、現状では30日だけでも見られれば・・・ってところです。(実はまだ流動的なんです。なにせ休暇の許可がおりてないもので・笑)

☆☆☆

椿姫さん

パパラッチ写真拝見しましたよん。(しかし、メイジャー元首相夫人がオペラの著作をものされていたなんて全然知りませんでした。勉強になりましたわ~)バレエ・レポの方も楽しみにお待ちしておりますので~。

☆☆☆

asacoさん

>>多分世界一の金平糖だと思います。
といってもほかの人でほとんど観たことがないんですけどね(笑)

右に同じです(笑)。近年都さん以外だとアリーナぐらいしか見てないですね 私も・・・。有難いことにここ数年は毎年都さんの金平糖を見ることができて、そうすると他の人で同じ作品を見る必要性を感じないというか、とびきりの・最上級のものを見てしまった後にこれ以上何がある??って感じになってしまうんですよね。

>>都さんが毎年くるみのオープニングを飾る理由がわかりますよね。

イギリスでは今シーズン「くるみ」のプロダクションが9つも上演されているそうですが、その最高峰に位置するのがロイヤルのライト版だとすると・・・都さんが長年にわたってロイヤルのくるみで初日を務められているという事実、我々にとってはごくごく当り前の・季節の風物詩みたいになってしまっていますが、これはよほど大変なことですよね。今年もまた都さんの金平糖を見ることができた私は果報者です・・・

☆☆☆

ととさん

そうそう、ととさんは初日の都さんをご覧になったんですよね。新聞評ではガーディアンとタイムズが5つ☆で都さんの「完璧ぶり」に触れていたので、金曜も見る前から否が応でも期待が高まっていたのですよ。

>>セルヴェイラ君も去年よりぐーっと良くなって、もはやハンス・ペーターを卒業してもよいくらいじゃないでしょうか。

あ、実は数年前から私もそう思っているのですが・・・(笑)。彼はあの役があまりにハマりすぎてるがために抜け出せなくなっている・・・というか、王子を踊らせてもらえないんじゃないかしら。それぐらい適役ですよね。

>>今年もまた、魔法にかかったクリスマスツリーが大きくなる場面には泣かされました。あの場面、音楽も感動的だし、ドロッセルマイヤーが渾身の力をふりしぼっているという感じが伝わってきます。

あのシーンはほんとにこのプロダクションの白眉ですよね・・・毎回、ギャリーに(笑)魔法にかけられて・舞台の中に自分も入りこんでしまったような気分になります。

金曜の夜はギャリーのアクションがこれまで以上に大きくて、もう~なんか笑ってしまった私です。くるみ割り人形をクララに手渡す前に、人形に向かって"お前、頑張ってこいよ!"みたいにハッパかけてるし、妙~にスポ根の入ったドロッセルマイヤーでした(笑)。

>>ちなみに土曜マチネでは崔由姫ちゃんがとっても優美な金平糖を披露して、スティーヴン・マクレーも完全復帰を印象づけていました!

おおー注目のダブル・デビュー・キャスト、ご覧になったのですね!二人のデビューは大成功だったようで、何よりです~。

(ballet.coのギャラリーでユフィちゃんの金平糖の写真が見られるのでリンクを貼っておきますね)

http://www.ballet.co.uk/gallery/jr_royal_ballet_nutcracker_1208/jr_polunin_choe_pdd_175_500
Naoko S 2008/12/22(月) 03:42:50) 編集

今度はわたくしが風邪にふせっておりますが、(ノルマを果たして気が抜けた、ともいいます・・・)Naokoさま、くるみに間に合うようにご回復、何よりです!

都さんのくるみ・・・バーミンガムの映像で、何度観たことでしょう。あの15分だけで確実に落涙・・・あまりに美しく晴れやかで、それがゆえに胸を締め付けるあの金平糖・・・。
Kバレエに移籍された最初のシーズンのくるみで生舞台を観ることができましたが、変わらぬクラシックバレエの真髄を見せてくださり感動でした。
ただ、全幕ゆえその他の部分でもの申し上げたいことが多く・・・。
磐石の脇で(スポ根ギャリー、眼に浮びます・・・セルヴェイラそんなにハンスが似合うんですね!)ゆったりとくるみの世界に身をゆだねながら都さんの至芸を堪能する・・・うーんやっぱりなんだかんだ言ってもRoyalBalletっていいですよね~

すっかりおすそ分けいただいたちょっと熱も下がった気分です。
ありがとうございますv
maria 2008/12/22(月) 15:41:26) 編集

Naokoさん、舞台写真へのリンク、ありがとうございます!

あー、セルヴェイラ君はとっくにハンス・ペーター役を
超えていたんですね!ワタクシ去年からの新参者なもので、
失礼しましたー。。。そういえば『マノン』では悪いヤツの
レスコーをとっても上手にやっていたのを思い出して、ほんとに
芸達者な人なんだなぁ、と改めて感じ入ってます。
ますます注目してしまいます!
とと 2008/12/22(月) 23:02:16) 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2008/12/23(火) 02:09:52) 編集


ああなんと、mariaさんも風邪で臥せっていらしたとは・・・どうぞ、くれぐれもお大事に。(でも"ノルマを果たしてから”というところがさすがですわ~。ツメの甘い私はくるみ一回逃してしまいましたから・・・涙)

「あまりに美しく」、「クラシック・バレエの真髄」・・・とはまさに私が見た都さんの舞台そのものです。このクオリティを長年維持し続けていらっしゃることがまた、奇跡的ですよね・・・


ととさん、リッカルド・セルヴェーラは童顔のせいもあって若く見えますが、すでに中堅~ベテランと呼んでもいいポジションの人なんですよ。(ロイヤルサイトにバイオを見にいったら入団は15年前でした↓

http://www.roh.org.uk/discover/artistdetail.aspx?id=359

セルヴェーラは芸域が広いですよね・・・昨シーズン彼が踊っジュエルズの"ルビー"のpddはすごく良かったなあ 1stキャストのアコスタよりも私は彼の方が好みでした。(今シーズンもキャストされるかしら?)
Naoko S 2008/12/23(火) 09:04:58) 編集

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