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故ロス・ストレットンの"逆襲"
本題の前に・・・友人が教えてくれた《プチ》ショックな情報を。

パリオペ公式サイトの「椿姫」の配役表がいつの間にか微妙に変わっていて、なんとイレールのM.デュバル・デビューが・・・延びてしまったみたいなんです。当初は6/23がイレールの初日だったのに、この日はドナールさんに変更になってます。残る3回にはまだ名前がありますが・・・一体何が起きたんだ??

今週月・火とギリシャ・アテネで行われた東京バレエ団のベジャール追悼公演、井脇幸江さんがご自身のサイトに寄せていらっしゃる現地からのレポによると、二日ともイレールは出演していたようなんですけどねえ・・・・

http://www.yukie.net/cgi/cmfdiary/cmfdiary.cgi

くれぐれも、怪我でないことを祈ります。私は今のところ7/1だけ見る予定にしているんですが、う~ん どうなることか・・・。

☆☆☆

さて、本題ですが、今ballet.coのフォーラムを賑わせている話題について、ちらっとご紹介。

ロス・ストレットンという人物、日本ではあまり知名度高くないかもしれませんが・・・ロイヤル・バレエ史上《おそらく》最も短命の芸術監督だった人です。アントニー・ダウエルの引退後、2001年秋シーズンから三年契約でロイヤルの芸監となるも任期わずか一年ちょっとで職を追われ、その後故郷オーストラリアに戻って2005年に53歳の若さで亡くなっています。

ストレットンとロイヤルの不幸な結びつき(そうとしか形容しようがない・・・)については当時こちらのメディアが散々ゴシップ交じりの記事を書き立てていたけど、結局のところ彼のクビがとんだ理由・真相は藪の中・・・後を継いだモニカ・メイスンが比較的短期間にカンパニーを立て直した(これは私個人の印象だけど)せいもあり、ストレットンの名前は急速に世間から忘れられていたのですが・・・

今回なぜまた"過去の亡霊"が蘇ったかというと、癌におかされ余命いくばくもないことを悟った晩年のストレットンが残した一本のインタビュー・テープが原因。本人の死後3年間封印されていたこのテープが最近解禁になり、ことの《真相》についての"his side of the story"が公表され、またぞろ論議を呼んでいるのでした。

http://www.smh.com.au/news/arts/ballets-wild-colonial-stings-from-the-grave/2008/06/17/1213468421693.html?page=fullpage

当時舞台裏で何が起きていたか、ご本人の言葉で語られているわけですが、インタビュアーに、「オペラハウスで受け入れられなかった理由は、貴方が"植民地の住民"(colonial)だったからでしょうか?」と訊かれて、「多分ね」と答えています。これがイギリス人にはかなり刺激的だったようで、某ダンス批評家は、「こんな馬鹿げた話はない。彼がクビになったのは一重に芸監として無能だったからだ」と早速噛み付いてます。また、最終的に彼の生殺与奪の権限を握っていたと書かれた、自身もオーストラリア人のデボラ・マクミラン(マクミランの未亡人でマクミラン作品の上演権保持者)もすかさず反論。(『ナンセンス。オーストラリア出身でイギリスで成功しているリーダーは沢山いる。大体私はオペラハウスに"彼をとるか・私をとるか"の二者択一を迫ったことなんてない。』)

・・・という感じでかなり盛り上がっています。更なる詳細にご興味ある方はこちらからどうぞ(リンクが沢山貼られていて関連記事をたっぷり読めます):

http://www.ballet.co.uk/dcforum/happening/6885.html

私的にはストレットンで今でもよく憶えていることは、「ル・パルクをロイヤルのレパートリーに入れようとした」(彼の後を継いだメイスンが賢明にも就任後速攻レパートリーから外したので結局実現はしなかったけど)、「ナチョ・ドゥアトの作品を上演してくれた」(あれはよかったのになぁ・・・)・・・と、この二点だけなんですが。そもそも一シーズンしかいなかった人間の評価なんてできるものじゃないし、当時の"真相"にもさして興味はないんですが、先に紹介したオーストラリアの新聞・Sydney Morning Herald紙の記事で目にとまったのがここ。

『ストレットンがオペラハウスに来て驚いたことの一つが、年に8回公演に出演するだけで10万ポンド(約2千万円)稼ぐプリンシパル・ダンサーがいること。』 ("Stretton also talks of .... his shock at finding that some principal dancers at the Royal Ballet were earning £100,000 for only eight performances a year,")

一瞬、これはシルヴィーのことかな?と想像したんだけど、そうだとしたらこの金額じゃ安すぎるんじゃ・・・。で、よくよく見ると「ダンサーズ」と複数形になっている・・・ということは、シルヴィーとカルロス?それとも全然別の人たち?うーん誰のことだろう・・・。

当時「年に8回しか踊っていなかった」プリンシパル・ダンサーって誰だったか?・・・全然思い出せないのですが、いずれにしても、「芸監が驚くほどの高給取り」でもこの程度とは、逆の意味で驚いちゃいましたよ。(例えばオペラのスター歌手のギャラと比べたら全然低いのでは・・・?)

あ、結局は(また)お金の話になってしまいましたねえ(ははは・・・)。
2008-06-21 09:19 | ロイヤル・バレエ | Comment(3)
Comment
おはようございます。このニュース、新聞各紙で読みましたけど、僕も「何で今更」の印象は拭えません。某SNSのロイヤル・バレエのコミュニティに記事のリンクを紹介しましたけど、関心は薄いようです。
 僕が、ストレットンの解任(でいいんですよね?!)で今でも覚えているのは、自宅で取材を受けたストレットンがロイヤル・バレエの内部について尋ねられて、「Rotten(腐っている)」と言い切ったとの報道。結構、ショックでした。

 >これはシルヴィーのことかな?
 そうだと思います。ソースは忘れましたけど、就任直後のある新聞のインタヴューでギエムについて、「シルヴィは踊りたいときに踊ればいいだけ」、なんて突き放した言い方をしていました。なので、「まずい、ギエムがロイヤルを離れてしまったらどうしよう」と本気で心配になりました。
守屋 2008/06/22(日) 15:05:40) 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2008/06/22(日) 22:57:54) 編集


守屋さん こんにちは。

日本での関心は薄そう・・・ですか。そうでしょうねえ 私も目についたのは例の10万ポンド・・・の部分だけだったし。

もう10年以上前だったか、元ROHの重役だったジェレミー・アイザックスがハウスの暴露本(?)を出しましたよね。私は読んでないのですが、同じ人物の作ったTV番組は見た記憶があります。この時も・それ以降も、いつもROHの問題の陰には"ボード"の存在あり・・・という印象がありましたが、今はどうなんでしょうね??

そうか~あれはやっぱりシルヴィのことなんでしょうかね。すると、(しつこいようですが)複数形で書かれてたのはカモフラージュのためか?(笑)それにしても、シルヴィー・ギエムを年10万ポンドでキープできるなら安いもんですよね・・・。
Naoko S 2008/06/23(月) 02:10:09) 編集

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