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ウィルフリード・ロモリの引退公演(5/6) Part 2
本編の感想です。まずは前半・・・

Balanchine/Noureev/Forsythe
Opera Bastille
Mardi 6 Mai 2008


指揮: ヴェロ・パーン
演奏: パリ・オペラ座管

☆『四つの気質』(バランシン)
パリオペ初演: 1963年/129回目の上演

Theme: エレオノーラ・アッバニャート&ブルーノ・ブシェ、ミリアム・ウルド-ブラム&シモン・ヴァラストロ、サラ・コラ・ダヤノヴァ&グレゴリー・ドミニヤック

Melancolique: マティアス・エイマン、ファニー・フィアット、マチルド・フルステー、カリーヌ・ヴィラグラッサ、ジュリー・マルテル、ヴァレンティーヌ・コラサント、ソフィー・パルセン

Sanguin: ドロテ・ジルベール&アレッシオ・カルボネ、エレオノーラ・ゲリノー、ジュリアネ・マティス、セリーヌ・パラチオ、マリーナ・ギジエン

Flegmatique: ウィルフリード・ロモリ、マリー=ソレーヌ・ブーレ、ローラ・エケ、ヴァネッサ・ルガッシー、サブリーナ・マレム

Colerique: エミリー・コゼット

私的にパリオペのバランシン、とりわけ『四つの気質』(以下4T)には並々ならぬ思い入れがありまして・・・。と言うのも、前回ガルニエでの上演時(5年前)に初めてこの作品の面白さとパリ・オペラ座バレエ団の真の魅(実)力に気づかされたからなんですが・・・

2003年秋のオール・バランシン・プロは私のバレエ鑑賞史に燦然と輝く、それはもう素晴らしいプログラムで(ダンス美の極致!)・・・チャイコフスキーpdd、シンフォニー・イン・C、放蕩息子、4Tが上演されたのだけど、圧巻は何といっても4T。それ以前に何度か他のカンパニーでこの作品見ていたけど特に好きだったわけではなくて、こんなに面白い・奥深いダンスと気づかせてくれたのはパリオペが初めてだった。パリオペ自体に関して言えば、それまでさほど熱心ではなかったけど細々と見続けていて個々のダンサーで好きな人もいた・・・というニュートラルなスタンスだったのが激変した、画期的な"事件”がこれだった。以後、パリオペと言えばバランシン、バランシンと言えばパリオペ・・・というある種の偏見というか思い込みが自分の中にできてしまっていて・・・

そういう思い入れたっぷりの目で見ているもので、どうしても辛口になってしまうんですが・・・一言で言うとこの夜の布陣はやや小粒。パリオペのバランシンはやっぱりいいなぁ~と嬉しくなるシーンは所々あったけれど、前回と比べてしまうと、総じてインパクト弱し。

特に懐古趣味に思いっきり浸ってしまったのは、メランコリークとコレリーク。今回メランコリークのソロを初めて踊ったマティアス、確かに踊りは綺麗だし、力みのないスムーズな動きは特筆もの。

・・・でもねぇ いかんせん子供なんだなぁ・・・表現が。で、私はお子様なメランコリークは見たくないのですよ。(イレールのせい!)

昔の話を蒸し返すのはナンですが、まぁ~前回のイレールのメランコリークは凄かった。あのわずか数分間のソロ、抽象的な振付にあれだけのドラマ性と重みを与えることのできるパフォーマーはそうそういないでしょうね・・・。今でも忘れられないのが、あるシーンで客席に身体を向けてポーズしていた時のイレールの表情。男たらしで女たらしだった師・ヌレエフの魂が一瞬乗り移ったんじゃないかと身震いしてしまうような、危険なフェロモンを撒き散らしていたのよね・・・。あんなに濃密な時間の流れるメランコリークを経験したのは後にも先にもこのときだけ。

コレリークは、前回ジロが決定版!と呼ぶべきものを見せてくれたので誰が踊っても分が悪いのだろうけど、それにしてもコゼットはオーラがなかったなぁ・・・。ダイナミックであることを雑に踊ることと勘違いしてるように見えたのも気になった。また昔話ですが、まぁ~前回のジロはほんとに輝かしかったのですよ・・・ラストの大団円で当時まだプルミエだったジロがイレールとル・リッシュを"従えて"女王のように全てのダンサー達の上に君臨していた、あの威厳ある姿が忘れられない。(今回ジロはエック・プロに回っちゃったのよね。この役は絶対に彼女が踊るべきだったと思うなぁ・・・)

さて、今回の4Tでダントツ光っていたのは、サンガンを踊ったアレッシオ。やや踊りが先走っていた感のあるドロテとのパートナーシップは万全とは言い難かったけど、華のあるペアで、登場しただけで舞台がぱあっと明るくなる。クリーンなテクニックと豊かな音楽性をもつアレッシオは、(予想通り)バランシン作品がぴったり。一つ一つのパやポーズがはっとさせられる美しさなんだけど、ただ綺麗なだけじゃなく、彼の人間性とチャームがしっかりスパイスとして効いていて、俄然振付が生き生きする。一回り逞しく・大きくなってパリに戻って来たアレッシオの姿が眩しくて、ただただ見とれていました。

前回上演時にはオレリーとユーモラスなサンガンを披露したロモリ、今回はフレグマティークに登場。舞台に登場した瞬間から、その顔の表情にはっとさせられる。万感胸に迫る・・・そんな表情で虚空を見つめるロモリの澄んだ瞳。凄く集中した表情、他のダンサーとは一線を画する存在感があって、クールで軽やかな印象の強いフレグマティークの振付がいつになくドラマティックに感じられてしまうのは、見ている人間の思い込みのせい?後半、滑ってしまったのか?一瞬手をついてしまうというアクシデントがあったけれど、動じることなく最後まで緊張感を途切れさせずにパートを終えたロモリ、カーテンコールでは勿論彼に盛大な拍手とブラヴォーがおくられていました。


☆『ライモンダ』より抜粋
振付: マリウス・プティパ、ヌレエフ改訂
パリオペ初演(全幕): 1983年

ライモンダ: イザベル・シャラヴォラ
ジャン・ド・ブリエンヌ: クリストフ・デュケンヌ
アンリエット: マチルド・フルステー
クレマンス: エヴェ・グリンスタイン
ベルナール: フロリアン・マニュネ
ベランジェ: ファビアン・レヴィヨン
チャルダッシュ: ヴァネッサ・ルガッシー、アレクシス・ルノー

休憩を挟まずにバランシンのレオタード・バレエから一転して豪奢なグラン・クラシックへ。ライモンダ・三幕だけを上演するのかと思いきや、一幕のベルナール&ベランジェの踊りが挟まっていたり、やや変則的な構成でした。踊られたのは以下の部分:

チャルダッシュ
ハンガリー風グラン・パ・クラシック (ライモンダ&ジャン・ド・ブリエンヌ)
ベルナールとベランジェのダンス
アンリエットのヴァリエーション
パ・ド・カトル
クレマンスのヴァリエーション
ジャン・ド・ブリエンヌのヴァリエーション
ライモンダのヴァリエーション
コーダ

「ライモンダ」はあまり見る機会のないバレエなので、一体どの程度プティパのオリジナルに近い部分がこの振付の中に残されているのかさっぱりわからなかったのですが、おそらくかの有名なライモンダのV("clapping v")以外はヌレエフのオリジナル?優美でエレガンスというよりは威勢のいい&ややせわしない振付に見えたのでそう感じたのですが・・・。チャルダッシュは脚の上げ方があまりに勢いよくてコールのダンサーたちの上げた足が額につきそうだったので、"ああこれはヌレエフだな"と直感しましたが(笑)。元気がいいのはいいことだしリードを踊ったペア、特にルガッシーは非常に力のこもった熱演で好感がもてたけど、何かこう、キャラダンを見てる気がしなくて・・・(何故だろう??)

主役を踊った二人のプルミエ・ダンサーは、正直言って特に期待せず見ていたらデュケンヌはなかなかよかったかな、と。スジェ時代に比べると表情に自信が感じられて舞台姿が堂々としてる・・・残念ながら相変わらず華はないのですが、まあこの役は自己主張せず黒子に徹して・女性ダンサーを美しく見せてくれればいいわけで、そういう意味では十分にノーブルの役割を果たしていたと思います。

シャラヴォラは、予想通り・・・ライモンダではなかったな。彼女の美しく妖艶な脚はやはりプティ向きでしょう プティパは厳しかった・・・(脚が弱すぎる。Vの最後にポワント落ちてしまったし)彼女は雰囲気はあるんですよ 大人の色気があって、でもプリンセスというよりはエキゾチックなオリエントのオダリスク(スルタンを誘惑する!)という風情なのよね。柳のような身体つきでなまめかしい雰囲気のある彼女はパリの観客に人気があるのか、大変盛大な拍手とブラヴォーをもらっていて、私は一人狐につままれたような気分に・・・。

サポート・キャストで特に目を惹くダンサーはいませんでした。アンリエットを踊ったマチルド、そろそろあのトゲトゲしい踊りと「私ってすごいでしょ」と顔に朱書きしたようなプレゼン法はやめるべきでしょう。(勿体無いわ 才能あるのに・・・でも、これまた客席の反応は凄くよかったのよね。私ってパリの観客とつくづく趣味合わないのかも・・・)流石にクレマンス役のエヴェの方が大人の落ち着きがあったけど、クレマンスはお付きの女性二人と三人で踊るし短いVなので、全然印象に残らない・・・

ベルナールとベランジェの踊りは可もなく・不可もなく・・・といったところ?先月イタリアで見た時よりもファビアン君は良くなっていて、ホッ・・・(ザンレール回れてたし)。不可解だったのは、何故この役にマニュネを使うのか?と。古典全幕で既に主役を何度か踊ってる彼にこういう役を与えるのはモラル・ダウンにつながらないか?と心配になってしまいましたよ。ファビアン君と同年代でレベルが同じぐらいのダンサーに挑戦させればよかったのに・・・(そもそも長身で手足の長いマニュネにこの振付が似合うとも思えないし。)

え~そういうわけで全体に低調、抜粋とはいえ古典作品を見る醍醐味を多少は味わわせてほしかったのですが、それは叶わず。そもそもこのミックス・ビル、見る前から作品選択にかなり疑問を感じていたんだけど、実際見てみてやっぱり変だなーと。クラシック好きとして気になるのは、特別バレエ・ファンでない観客がこれを見たら、バランシンとフォーサイスに挟まれた「ライモンダ」がやけに古臭くてつまらないバレエに感じられやしないか、ということなんですが。一応ストーリーのある古典作品を(コンテクストから外れた)抜粋という形で見せるということ自体かなりチャレンジングなことだと思うんだけど、こういう場合、成功するか否かはひたすらダンサー(究極には主役バレリーナ)の力量にかかってるんですよね。たとえ話の筋が通ってなくて荒唐無稽だろうが、時代錯誤的な大袈裟な衣装を身に着けていようが、古典バレエのセオリーに忠実かつ舞台に興奮をもたらすダンス力をもったダンサー達が踊れば、"クラシックっていいなー"と思わせてくれるはずなんですが・・・この夜のダンサー達にはそのパワーがなかった。年末の全幕上演、かなり不安になってしまったよ・・・

《雑談》 この夜の公演が終わってからフレンチ・バレトマンとしばしお喋りしていたんですが、「年末のライモンダは今踊ってる人たちがまた主役を踊ることになると思う?」と訊いてみたら、「ムッサンは多分踊らないだろう・・・シャラヴォラは全幕も踊るという話を聞いたことあるけど」とのお答えが。もし本当だったら、イザベルさん、今から脚を鍛えてね!

<続く>
2008-05-12 08:51 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(12)
Comment
私まで見たような気持ちになる、詳細なレポありがとうございます。NaoKoさんにとっては「パリオペと言えばバランシン」なのですね。それだけ、その時の公演が凄かったんですね。今回は「シーニュ」のCastに力を入れてるから、確かに小粒なcastですね。私は、今だに、POBに関してはニュートラルなスタンスです。好きなDancerは何人かいますが、まだ、揺さぶられていないんですね…。また、脱線してしまいますが、やはり、ヌレエフの薫陶を受けたDancerは別な世界感なのではないですか?ヌレエフ世代のDancerがいなくなる今、しみじみ感じるのです。
やはり、特別な人(ヌレエフ)がフランス人Dancerに何かおまじないをかけたんです。きっと。
まりあ 2008/05/13(火) 00:06:17) 編集


まりあさん、シーニョはまだ始まってませんよ~(それにこちらはメイン・キャストは一組だけなので人材はさほど供出する必要なし・笑)。今回ヘヴィー級のエトワールはマッツ・エク・プロに回っていたので、ミックスの方が手薄になってしまったんですよね。

>>私は、今だに、POBに関してはニュートラルなスタンスです。好きなDancerは何人かいますが、まだ、揺さぶられていないんですね…。

バランシン・プロ(特にレオタードもの)をご覧になることをおススメします・笑。まあバランシンに限らずネオクラシックで本領を発揮するカンパニーだと思うので、そういう意味では来シーズンのラインナップ、まりあさんを開眼させるようなプログラムに当たるかもしれませんよ・・・

ヌレエフとパリオペのコラボレーションは多分バレエ史上に残る幸福な出来事だったんじゃないか・・・と思います(勿論ヌレエフを含め当時あの渦中にいた人たちにとっては個人的には色々とあったでしょうけれど)。絶妙のタイミングでヌレエフは稀有な才能集団に巡り合い、ダンサー達は一生の師を得たわけですよね・・・こんなことはそうそうしょっ中起きることではないですよね。(で、後の世代は比較され続けてかわいそう・・・とは思いつつ、ついつい比較しちゃうのよね・笑)

ヌレエフの影響力の大きさはパリだけにとどまらないと思いますよ・・・例えばモニカ・メイスン(RB芸監)も、自身のキャリア上最も影響を受けた人物として彼をあげていました。ヌレエフと多少なりとも関わりがあって・彼に影響されなかった人はいないんじゃないかと思えるぐらいです。本当に、"特別な人"だったんですよね・・・
Naoko S 2008/05/13(火) 06:28:32) 編集

あ…また、間違えてしまいました。「シーニュ」はまだでした…。すみません、おっちょこです。。「POBのレオタード物」あまり、というか、そういえば見た事なかったです。やはり、来日演目には、古典を持ってきますし、来シーズンはいろいろ見られるわけですね。Classicが好きな私としては、古典がめっきり減っていて、寂しい気がしていますが、逆に、楽しめるかもしれませんね。これからのDancerは、過去のDancer達と、どうしても比べられてしまいますよね。だって、違いますもんね~。ですが、POBだけではない現象のように思いますね…。ボリショイやマリインスキーも同じく感じています。マリインスキーの、最近のDancerには、私はあ~もう、辛口になります。何だか基礎がしっかりしないまま、ソリストになってしまっていたり、かと思えば、技術が先に立ち、心を感じない踊りだったり。いろいろな状況から仕方がないのかもしれません。そういえば、マリインスキーといえば、もうすぐ公演ですね。ロパートキナが出てくれるといいですね!ディアナがRubyに出ないのは寂しいですが、彼女はABT公演が控えているからなのでしょうね。
まりあ 2008/05/13(火) 09:31:40) 編集


>>マリインスキーの、最近のDancerには、私はあ~もう、辛口になります。

あ、私も同じかも(笑)。いくら時代が変わったとはいえ、あのギャル系の(一部の)ダンサー達にはついつい苦言を呈したくなってしまいます・・・。(バレリーナという風情ではない人たちが結構いますよね・・・)

>>そういえば、マリインスキーといえば、もうすぐ公演ですね

そう、今夜マンチェスター郊外の町で公演がスタートしたはずなのです!ロパートキナが本当にダイヤモンドを踊ったのか、まだどこにもレポは出てないみたいだけど、どうだったのかな~。

私は一応来週のバーミンガム公演のチケットを3枚持ってるのですが、実は来週末締め切りのプロジェクトがあって・・・仕事は休めても一日?という状況なのですよ。見に行けるかどうか、めちゃくちゃ不透明なんです・・・(泣)。
Naoko S 2008/05/14(水) 06:57:36) 編集

マリインスキーの最近のDancer~同感です。もう!って感じです。
NaoKoさん、確かお仕事が、異動で変わられた~とおっしゃっていましたね…。私もなんです。やはり、仕事の内容が変わると、生活リズムが違い、体調にも響きますね。私は、そのせいか、風邪をこじらせてしまい、チケを二枚無駄にしてしまいました…。マリインスキーのせっかくのチケットですから、全部ご覧になられれば1番ですが、無理なさらずに。
まりあ 2008/05/14(水) 23:11:48) 編集


>>NaoKoさん、確かお仕事が、異動で変わられた~とおっしゃっていましたね…。私もなんです。やはり、仕事の内容が変わると、生活リズムが違い、体調にも響きますね。

あら、まりあさんも!そうだったんですか~。しかし風邪をこじらせてチケットを無駄にされたなんて・・・残念無念でしたね。私は自分が旧部署でやっていた仕事を持って移ったので職務内容は前と同じなのですが、環境が変わったので確かに知らず知らずのうちにストレスかかってるかも・・・。

ところで、昨夜のジュエルスですが、ロパートキナは踊らなかったようです!(ちょこっと別記事にしますねー)
Naoko S 2008/05/15(木) 07:13:13) 編集

今日は。
Naokoさんのレポはいつも楽しくて、今頃遅ればせながら参戦です。

一人狐につままれたような、Naokoさんを想像して、シャラヴォラのくだりは大笑いです。そうなんですよね。彼女はダンソマニでもとても人気があり、早くエトワルに!という人が多く、マイナスのコメントを見たことありません。ミテキさんと同じくらい、いつも評価されています。オペラ座No1の足と言われていますし。特にハイドンさんは、大ファンのよう。やはり、あれがフランス的なのでしょうか?私は、確かムッルと踊ったカルメンを見ているはずですが、ほとんど覚えていません。

古典バレエは主役の力量に依存する・・・というくだりもなるほどと、拝見しました。

Naokoさんは、パリオペのバランシンで、パリオペと4Tの魅力に開眼されたとか。私も、誰かバランシンに開眼させて欲しいです。むか~しに、パリオペの4T見たけど、あまり印象に残ってないし、評判のロパートキナダイヤモンドも、ロパートキナは素晴らしかったけど、バランシンに惹かれるには至らず・・・。でも、イレールとニコラとジロならそれだけでもどんなに素晴らしいか想像できそうです。それって、やっぱり、演技者の魅力?

トレデュニオン「-」のレポ、楽しみにしていますね!
テス 2008/05/17(土) 12:35:37) 編集

バランシンとパリオペの相性の良さ、はわたくしも感じていましたが、Naokoさまが開眼されたというその配役は素晴らしいの一言!イレール、二コラ、ジロ・・・キラ星の如くのスターオーラ。
スミマセン、マチアスはお子チャマすぎますね!比較になりません(笑)
シャラヴォワ、そんなにパリの観客の支持が篤いのですか。
うーん、わからないでも・・・。わたくしも東バの「カルメン」に客演した彼女の妖艶さにゾクゾクしましたもの。
ただ、おっしゃるようにその個性の強さが正統派の主役を真ん中で踊るにはどうかな?と思われる節がなきにしにあらず、というのもわかります。
プリンセスではなくオダリスクって納得。
プティのようにオトナの洒脱さを必要とされる演目では活きる個性ですよね。わたくしは大好きですが(笑)

マチルドのプレゼンスこれまた納得。
カワイイバンビちゃんのような容姿としっかりしたテクニックは大きな武器ですが精神力の強さが、内側だけに向けられていれば良いのに・・・と。

パリオペダンサーには愛着を感じる分、色々と注文をつけたくなりますよね!

あと、クラシック論も面白く拝読しました!

>たとえ話の筋が通ってなくて荒唐無稽だろうが、時代錯誤的な大袈裟な衣装を身に着けていようが、古典バレエのセオリーに忠実かつ舞台に興奮をもたらすダンス力をもったダンサー達が踊れば、"クラシックっていいなー"と思わせてくれるはずなんですが・

って思わず膝を打ちました!
大体ロシアのバレエ団って衣装がありえない原色だったり、で一瞬ひるむのですが(笑)観ているうちに引き込まれて納得させられるのがいつもマジックだなぁと思うのですが、そういうマジカルな?舞台空間を作り出すのもダンサーの力ですよね。
そういう意味では今、パリオペは過渡期・・・なのだと思いたいです・・・。

そういえばベジャールプロ、UPしましたのでよろしかったらご覧下さいませv
maria 2008/05/18(日) 05:28:35) 編集


>>オペラ座No1の足と言われていますし。特にハイドンさんは、大ファンのよう。やはり、あれがフランス的なのでしょうか?私は、確かムッルと踊ったカルメンを見ているはずですが、ほとんど覚えていません。

オペラ座No1の足、というのは、見た目のことかしら・・・(微笑) 確かにセクシーな美脚の持ち主ですよね。私の目にはどうにも不安定に見えたシャラヴォラの踊りでしたが、フランス人の観客のツボにはジャスト・ミート、なんでしょうか・・・。

はは、実は終演後にお喋りしたフレンチ・バレトマンの中にハイドンさんもいたんですよ。"ライモンダどう思った?"ときかれたので、シャラヴォラは私の目には到底プティパ・プリンセスじゃないけど、フランス人の心の琴線には触れるみたいね・・・と感じたままを答えました。(ウソ言っても仕方ないし。ハイドンさんは一瞬固まってたような気がしたけど・笑。でも、ダンソマニを運営してくださってることには心を尽くしてお礼を申し上げてきましたよ・・・"貴方のサイトがなかったら生きていけない"って!)

テスさんはカルメンを踊るシャラヴォラをご覧になってるんですね プティのですよね??だとしたら彼女には似合いそうだけどなぁ・・・私は彼女はこの種のネオクラシックバレエで見たいです。

バランシン作品に恋に落ちるにはとっかかりが必要なのかな・・・何かきっかけがあるといいですね。(テスさんもあの時の4Tをご覧になっていたらトリコになること間違いなし!と思うんですけど・・・残念。)

>>トレデュニオン「-」のレポ、楽しみにしていますね!

そうそう、トレデュニオンって「ハイフン」のことなんですよね。恥ずかしながら、私最近までそのことを知らず・・・エクスの公演の後に仏語ネイティヴの友人と話していて偶然知ったんですよ(目からウロコでした・・・)。レポを書く時間がなかなか取れずにどんどん記憶が後退していくので手短な感想ですませてしまいそうですが・・・一両日中にはあげたいと思いますので~。
Naoko S 2008/05/18(日) 06:37:55) 編集

まぁ~。イザベル・シアラヴォラって「パリオペラ座一の脚」なんですね?フランスの観客は彼女がツボ?
私には、あの妖艶ではあるけれど、キラキラ感の薄い雰囲気は、プリンセスタイプではないと感じるのですが、プティも合うとは思うけど、やはり、代々のプティミューズに比べたら、地味感があるけど…。フランス人の好み?なんですね。勉強になりましたあ。
まりあ 2008/05/18(日) 07:07:40) 編集

また、ろくでもないコメントで、Naokoさんのレポ書く時間を邪魔しそうですが。
Naokoさんのコメントに固まってしまったハイドンさんを想像したら(もちろんお会いした事ありませんが)、笑ってしまって、書かずにはいられません。
いつだったか(最近物忘れが激しくて(笑))、確かハンブルグバレエの椿姫の特別上演の時に、招待されて、シアラヴォラがマノンを踊ったのですが、そのときの現地の評判が良くなくて、ダンソマニで、ハイドンさん始めソフィーさんなども「おかしい!」と怒ってました。多分好みに合わないんだろう・・などと言ってた気がします。ハイドンさんはマチルドも褒めてます。もっとも、彼は、素晴らしい調停役(moderateur)なので、あまり、けなす事はありませんが、なんとなく好みはにじみ出るもの。藤井美帆さんのことも、よく褒めてます。
やはり、これを見ても、好みや判断の基準がそれぞれだということが良く分かります。、普段良く目にしているものに左右されるのか、それとも、好きだからそればかり見るのか・・・
でも、ハイドンさんとお話されたなんて、羨ましいかぎりです。文章からは、バランスの取れた素晴らしい人格者のようにお見受けします。

そうそう、Mariaさんのおっしゃるように、シアラヴァラを見たのは、東バのカルメンだったと思うので、アロンソ版だったかも。確かに足はきれいだけど・・・という感じで、要するにあまり覚えていないのです。Sylvieとの公演だったと思うので、そっちに夢中で、印象に残っていないのかもしれません。

そういえば、椿姫、1日だけチケットが手に入ったので、その日にシアラヴォラがマノンでも踊ってくれると確認できていいのですが。私の見る日は、ルグリでもボッレでもありません。誰かな~!
テス 2008/05/18(日) 14:24:21) 編集


mariaさん こんにちは。

>>バランシンとパリオペの相性の良さ、はわたくしも感じていましたが、Naokoさまが開眼されたというその配役は素晴らしいの一言!イレール、二コラ、ジロ・・・キラ星の如くのスターオーラ。

バランシンものは色んな意味で踊る人を選ぶんですよね・・・私的にはダンサーの個性の強さ、パーソナリティ(の豊かさ)がカギだと思ってるんですが、その意味ではやはり私にはパリオペのバランシン(特にレオタードもの)が一番面白いんですよね。("本家”NYCBの舞台を見た後でもそれは変わりません・・・)

もしパリ・オペラ座バレエ団が内部に隠し持っている(?)アーカイヴ映像の中で、どれか一つだけ持っていっていいと言われたら(笑)、迷うことなく私はあのときの4Tを選びます・・・。

>>シャラヴォワ、そんなにパリの観客の支持が篤いのですか。

フランス人ならではのエスプリを強く感じさせるダンサーということなんでしょうかねえ・・・彼女のフェミニンな雰囲気は確かにフランス人受けしそうですが・・・。

>>そういえばベジャールプロ、UPしましたのでよろしかったらご覧下さいませv

わ・・・!井脇さんの掲示板に、mariaさんが公演後メッセージを寄せられていたのを拝読しました。で、"本編"もそろそろかな・・・とソワソワしてたんですが・・・早速お邪魔いたしますv


まりあさん

いや、シャラヴォラはほんとにパリでは人気があるんですよ~。(見直しちゃいましたか??)


テスさん、

>>いつだったか(最近物忘れが激しくて(笑))、確かハンブルグバレエの椿姫の特別上演の時に、招待されて、シアラヴォラがマノンを踊ったのですが、そのときの現地の評判が良くなくて、ダンソマニで、ハイドンさん始めソフィーさんなども「おかしい!」と怒ってました。多分好みに合わないんだろう・・などと言ってた気がします。

へえーそんなことがあったんですか。なんか可笑しいですね でも所詮好みの問題ですもんね・・・。マチルドのことも褒めてるんですね 私も彼女は決して嫌いじゃないです。あれだけ踊れる若手は今のパリオペでは貴重だし。でも、そろそろ精神的に成長してほしいんですよね・・・この間のアンリエットのプレゼンはちょっと、あまりに子供でしたよ・・・。(でも、客席は拍手喝采でしたけどね・笑)

藤井真帆さんのことは、超辛口?名物コメンテーターの方も褒めてらっしゃるのを目にしたことがあります。彼女も、そろそろドゥミ・ソロイストの役などで見てみたいですねえ・・・

ハイドンさんは、日頃の穏健なモデレーターぶりが頷ける、物静かな雰囲気の方でしたよ。

ところでテスさん、「椿姫」ご覧になるんですね!私もかような事情から(?・笑)もしかして見に行くことになるかもしれないんですが・・・。私はアルマン・パパ狙いという邪道な観客ですが、テスさんはどのペアにあたるでしょうね?どうぞ、楽しんでらしてくださいませ~。
Naoko S 2008/05/19(月) 01:06:43) 編集

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