パリオペのスト・続報とロパートキナ
パリ・オペラ座のストライキ情報・続報です。ダンソマニ経由で読んだ最新情報によると、今月13日のオペラ公演(トスカ)はキャンセルの恐れがあるとか。

http://www.romandie.com/infos/news2/071031183441.pprqkm2p.asp

パリオペ公式サイト上には「ストの予定」に関する情報は出ていないようですが(そんなもの出さないか・・・)、まだまだ断続的に続くんでしょうね。12月にパリに行こうと思っていてまだ日程をフィックスしてないんだけど、もう戦々恐々としてしまいます。行けても3、4日なので、もしたまたま行ったときにストで全公演潰れたら・・・って想像すると、オソロシすぎる・・・。

しかも、この記事にもありますが、今回の年金改革の対象になっている公務員には、SNCF(フランス国鉄)やRATP(パリ交通営団)のスタッフも含まれているので、この人たちがストに突入したら、パリ市内の移動もままならず、パリから脱出することもできない・・・という最悪のシナリオに。

まあスト権ある以上行使する人がいるのは当然だし仕方ないけど、行使しそうなパリオペ・スタッフの皆さんには是非事前に"いつ頃しそうか”情報をリークしていただきたいなあ。そうすれば、こちらも少しは心構えができるってもんです。(当日とか絶対やめてね!ところで、スト権って一体何回行使できるものなんでしょうか?無制限??)

さて、話題はがらっとかわって、ロパートキナです。

昨夜立ち読みしたDancing Times誌・11月号にちらっとロパートキナの近況が出ていました。連載コラムの"Letter from St. Petersburg"に、先月の「ジゼル」公演のミニ・レビューが出ていて(好意的な評・コズロフはこの評者のお眼鏡にかなったよう)、そのあと興味深い裏話が・・・

- なんでも、この公演の後、ロパートキナがゲルギエフに、”今後はコズロフとしか踊らない”と宣言したとか。(ワジーエフじゃなくてゲルギエフっていうところが、なんとも・・・)

- 彼女には現在専属のリハーサル教師(Irina Chistyakova)がいて、<単独オペレーションという様相を呈しているのか?>劇場のほかのダンサーたちはロパートキナと彼女を支えるチームを、"independent republic"(独立共和国)と呼んでいるとか。

独立国家ですか ふーむ。彼女がやりたいように自由にできる環境という意味ならいいけど、ペテルブルグに自分の城つくって閉じこもってほしくはないなぁ。最近の彼女は以前より積極的に外に出てきている印象があるし、そういう方向には行かないであろうとは思っていますが。

ロパートキナの新しいコーチ、イリーナ・チスチャコワさんって聞きなれないお名前だったのでちょっとググってみたら、なんとまぁあのレジュニナ&ルジマトフ主演の眠りDVDでフェアリーの一人(Fée badine)を踊っていた方でした。バレリーナ・ギャラリーにフォトとバイオが掲載されていますが、私はこの方見たことないなあ・・・どんなダンサーだったのでしょうか 興味津々。

http://www.ballerinagallery.com/chistyak.htm
2007-11-03 08:20 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(3)
Comment
おはようございます。僕の少ない知識、経験ではスト権は無制限のように思います。日本とイギリスの状況から見ると、ストを実行するには1)組合員の投票、2)例えば48時間前までにとか7日前までに決行する日時を経営側に伝える、という条件があるはずです。
 13日のストは、決行する日は決めたけど、まだ交渉の余地はある、というかんじでしょうね。パリ・オペラ座の公演を観にいく人には、本当にはた迷惑なこと。早く終結するといいですね。
 この影響かどうかは判りませんが、ロイヤルが盛況な感じです。
守屋 2007/11/03(土) 15:52:47) 編集

こんにちは~♪
チスチャコワ、なつかしいですなあ(笑)。
昔(90年代中頃?)キーロフが毎年くるみを持って来日公演していた頃によく舞台で観かけました。主役ではなく白鳥やくるみのトロワで手堅く舞台を助演するというポジションでの来日だった記憶が‥‥。率直に言って手堅いけどやや華に欠けるバレリーナという印象でしたが、ロパートキナとチームを組むコーチになっているのなら良い教師なのでしょうね。
しかし”今後はコズロフとしか踊らない”宣言、ちょっと気になりますね‥‥。
ロパートキナの独立国家政策(?)が良い方向へ向かうことを願っています~。
RIE 2007/11/04(日) 01:21:05) 編集

守屋さん こんばんは。日英のスト事情について、書き込み有難うございました。

スト決行のカードって、労働者側は無制限に切れるもんなんですか 知りませんでした。(おそろしや~~)

>>2)例えば48時間前までにとか7日前までに決行する日時を経営側に伝える、という条件があるはずです。

なるほど。フランスの場合もこれに近いかもしれません。別の記事に、13日に決行する場合は6日には決まっているはず・・・と書いてあるのを読みました。

>>13日のストは、決行する日は決めたけど、まだ交渉の余地はある、というかんじでしょうね。

紹介した記事ですがパリオペ以外のところはちゃんと読んでなくて、今あらためて翻訳機で読んでみたところ、SNCFは13日の午後8時にスト決行・・・となっていました。(ただし、労働者の所属組合全てではなくて8あるうち6つの組合が参加するみたいで、全面ストではないのかな?ともとれるのですが。)パリオペの方は、それこそ13日の一週間前にははっきりしたことがわかるのでしょうかね。


RIEさん こんにちは。

おぉ~現役時代のチスチャコワさんをご覧になっていた方がここに!

そうですかー あまり華はないけれど手堅いドゥミ・ソロイスト・タイプ・・・ふむふむ。チスチャコワさんは1957年生まれということで、これまでロパートキナがついていた(大)先生方と比べるとかなりお若いですよね。コーチの世代交代がロパートキナの踊りに何か影響をもたらすのかどうか、気になります。

>>しかし”今後はコズロフとしか踊らない”宣言、ちょっと気になりますね‥‥。

このコラムを担当しているイゴール・ステプニコフ氏は著名なバレエ批評家なので、多分いい加減なことは書かないだろう・・・と判断してご紹介しましたが、真相はもちろん謎です。(でも、ワジーエフにじゃなくてゲルギエフに話した、っていう部分は、十分リアルでしょ・笑)

マリインスキーのプレイビルを見ると、9/19のジゼル以降彼女はまだ(劇場では)一回しか踊ってないようですが、先月20日の白鳥の湖、これもコズロフと組んでますね。あと今月は二回登板予定があって、11日の海賊と15日の白鳥。いずれもパートナーはコズロフになっています。やっぱり、ロパートキナは相当彼のことを気に入ってるみたいですねー。私も早くこのペアの舞台を見たいわ・・・
Naoko S 2007/11/04(日) 09:40:31) 編集

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