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リング・サイクルとオペラ座のスト
あぁ~今日は一日身体が痛かった・・・特に背中とお尻が。なぜかと言いますと、昨夜リング・サイクルのサイクル3が始まって、第一弾のラインゴールドを見に行った、のはいいんだけど・・・

ROHでの私のオペラ鑑賞の指定席は、アッパースリップスという、オペラハウスの最上階・アンフィシアターの両サイドに貼り付いている、まさに天井桟敷席。2列あって後列に座ると手を伸ばすと天井につきそうなところなんですが、音響はいいし、前列中央よりに座ると舞台サイドがちょい欠けるぐらいで視界もよく、何よりチケット代が安くて一度座るとなかなかやめられない、という席なのです。(今回のリング・サイクルは4公演セットで50ポンド、約1万2千円。)

幸いにして大体いつもこのスリップスの前列中央よりが取れるので、オペラではここに座ると決めてるんですが、唯一のネックは・・・ 個別に席があてがわれていない、ベンチ・シートなこと。安くてお得なスリップスは、人気公演では大体いつも常連でぎっしり埋め尽くされてます。勿論昨夜もその例外ではなく・・・

左サイドの前列端(AA1)に座っていた私の隣は日本人の友人、その横には巨体のオジさん、そのまた隣にはこれまた横幅の広い常連のオジイさん。昨夜はAA列のチケットを持っていたお客は全員見に来ていたようで、ほんとにぎゅうぎゅう詰めでした。こうなると、端っこに座っている私は押し出されてベンチからはみ出しそうになる、のがいつものパターンなんですが、 隣に座っていた友人がスリムで小柄なひとなのが幸いして、なんとか踏ん張って座ってました。

スリップス席では基本的に身を乗り出さないと舞台が見えないし、上体を斜めにして座らないといけないので、長時間この不自然な体勢でいるのはかなり疲れます。たいていのオペラなら我慢できるんだけど、昨夜のラインゴールドは、2時間半ぶっ通し!さすがにこたえました。あと3回、体力勝負だけど、「ワルキューレ」」と「ジークフリート」はすっごく楽しみ、気合が入ってます。

その理由は、ジークムントをドミンゴが歌う予定なので。キース・ウォーナー演出の現行RO版・リングは昨シーズンとその前のシーズンに単独作品として見てるし、特に好きというわけでもないのに何故サイクルで見ることにしたかというと、目的はただ一つ、ドミンゴを聴くため。サイクル2には予定通り登場されていたようなので、ともかく無事歌ってくださることを祈るばかり。

明日日曜は、早速ドミンゴの登場する「ワルキューレ」なのです(わくわく~)。先週入手したサイクル2のラニング・タイム情報によると、上演時間3時間51分、休憩時間(なんと)1時間45分、オペラハウスで5時間36分過ごすことになるのです・・・ふ~武者震い。(一回目の休憩が30分、2回目の休憩は1時間15分もあるんですよ!2回目は「ディナー休憩」だって、大きなお世話というか・・・ハウス内のレストランでお金落としてほしいってことでしょうけど。前回もこうだったかなあ 全然忘れてる・・・)

続いて、がらっと話題は変わりますが、パリ・オペラ座のストライキについて。昨夜帰宅してダンソマニを見たら、なんと、昨夜(26日)初演予定の「プレルジョカージョ/マクレガー・プロ」がストでキャンセルされたと。

で、オペラ座のサイトに行ってみると、この日だけでなく、今月末まで複数公演がキャンセルの危機にさらされているようなんですね 特にオペラがひどい。今夜のオペラ二公演は両方ともキャンセルされた模様、明日28日のバレエのマチネ公演は今のところ予定通り行われるようですが。

http://www.operadeparis.fr/Accueil/Actualite.asp?id=346

パリオペは昨シーズンも「シンデレラ」(バレエ)の初日がストで流れましたよね・・・今回のストはフランスで今月中旬にあった公共交通機関のストと根っこは同じで、サルコジ大統領の提唱する年金改革に反対する公務員のストのようです。ちょっと前に新聞で読んだんですが、この改革に影響を受けるのは特定の職種・組合に属する公務員らしいのですが、その中に国立パリ・オペラ座のスタッフも入ってるんですね。

私はフランスの政治のことなんて全然知りませんが、数年前にフランス全土で移民の暴動がおきた時のサルコジの強権的対応からすると、両者の歩み寄りとか妥協路線には期待できそうにない気がする・・・膠着状態が長引くかもしれませんね。

この年金改革問題が決着するまで、パリにバレエ鑑賞旅行に行くときは、万が一に備えて観劇以外の楽しみというか目的を考えておいた方がよさそうですねえ・・・。
2007-10-28 07:28 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(12)
Comment
ドミンゴのジークムントですか!
楽しみですね。
昨年のMET来日公演「ワルキューレ」で彼のジークムントを聴きましたが、お姿は流石に肩の線の丸味にヴォータンのほうがお似合いでは?と思わずにはいられませんでしたが、64才とは信じられない素晴らしい感情のこもった美声に陶然とさせられました。
やはり愛の2重唱など、ひとつひとつの歌詞の意味が心に届き染み渡るのは彼の声の力でしょう・・。
モリスのヴォータン、ヴォイトのジークリンデ・・・あぁ感動が蘇ってきました・・・!
ただ、サイン会にドミンゴの姿はなかったのですよね・・確かワールドカップの期間中だったゆえにサッカーの結果が気になってお帰りになったとか・・・?

それにしてもNaoko様の指定席、巨漢同席時のリスクはあれども日本では考えられない好条件!羨ましすぎます~☆
maria 2007/10/28(日) 11:43:40) 編集

おはようございます。僕には、「リング」4作を一週間のうちに観るなんて苦行、無理です。でも、Naokoさんがドミンゴを観たいというお気持ち、よく判ります。前回「ヴァルキューレ」でのドミンゴとヴァルトラウト・マイヤーの舞台、オペラという芸術の魂が舞台にいると思いましたから。
 ところで、数日前にテレグラフ紙に掲載された、今回のリングに関する記事です。舞台の裏側で、どのようにトラブル・シュートが行われるのかがよく判って、大変興味深かったです。
http://www.telegraph.co.uk/arts/main.jhtml?xml=/arts/2007/10/25/btring125.xml
守屋 2007/10/28(日) 17:32:05) 編集


mariaさん、

>>昨年のMET来日公演「ワルキューレ」で彼のジークムントを聴きましたが、お姿は流石に肩の線の丸味にヴォータンのほうがお似合いでは?と思わずにはいられませんでしたが、64才とは信じられない素晴らしい感情のこもった美声に陶然とさせられました。

おお~昨年の日本公演でお聴きになったんですね。「肩の線の丸味」・・・という描写がリアルすぎて、思わず微笑してしまいました。今日はイヤでも彼の肩に視線が集中しちゃうかも??

>>それにしてもNaoko様の指定席、巨漢同席時のリスクはあれども日本では考えられない好条件!

優先予約の段階ではサイクルのチケットはセット購入しかできないようになっていて、たとえば私は全4回同じ席に座るんですよ。ということは、多分他の皆さんも同じだろうと思われるんですが・・・今日もきつきつだろうなぁ。

日本だと完全な引越&商業公演だからチケット代が大変なことになってしまいますよね。ロンドンにいるとこの点はほんとに恵まれていると思いますが、パリやウィーンならもっと安いのでは?と欲が出たりして・・・笑。


守屋さん、

>>僕には、「リング」4作を一週間のうちに観るなんて苦行、無理です。

私もドミンゴの出ない「黄昏」はパスする可能性大です(笑)。水曜のジークフリートで力尽きる気がするし、翌木曜は都さんのR&Jチケットを取ってあるんですよ・・・その上続けて金曜にまたワグナーなんて、もう、絶対ムリそう。

>>前回「ヴァルキューレ」でのドミンゴとヴァルトラウト・マイヤーの舞台、オペラという芸術の魂が舞台にいると思いましたから。

きゃ~ すっすごい!これ以上はない至高のオペラ体験されたんですねえ・・・嘆息。私はこの前回上演時にドミンゴで聴いていればよかったんですが、見逃したので今回に賭けざるを得ず・・・

>>テレグラフ紙に掲載された、今回のリングに関する記事

ご紹介くださって有難うございます。早速行って読んできましたが、びっくり!サイクル2はこんなピンチに見舞われてたんですね。災い転じて・・・じゃないけど、フランスのストがコヴェント・ガーデンに幸いしたなんて、面白い話ですね。今日はガステーンが出るかしら?
Naoko S 2007/10/28(日) 22:12:24) 編集

naokoさん

安くてよく見える席ってサイコーですよね!
先日10日のロホのバヤデールをAmphitheatre Rear というところの最後列で観ました。いっちばん後ろ、しかも部分的に見えないって書いてあるし、どんだけ。。と思っていましたが、予想に反してナイスでした。前に座ったのっぽさんの間を狙っての鑑賞でしたが、「部分的」は仏像の頭が見えないくらいだったし、日本で2、3階に常駐している身には視界良好です。そして7ポンド♪♪次回ROHに行く時はAmphitheatreに登ろうと思います。

(席の話になってしまいましたが、ロホとアコスタ、よかったです)

Masia 2007/10/30(火) 00:35:22) 編集


Masiaさん こんにちは。

バヤデール、Amphiの"頂上"でご覧になったんですね。遠さと高さが気にならない方なら、確かにあのへんはお値打ちエリアですよね。

>>次回ROHに行く時はAmphitheatreに登ろう

はは、ちゃんとリフトもありますから、足腰弱ってる時には是非ご活用くださいませ~。



Naoko S 2007/10/30(火) 06:38:04) 編集

こんばんわ。今日は、オペラ座のストライキについての記事がありました。

http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/10/29/wfra129.xml

 これは、簡単には終わりそうな感じがしませんね。パリ・オペを観にいかれる方は、観れたらラッキー、と思ったほうがいいのではないかと。それにしても、フランスの公務員の恵まれていること。
守屋 2007/10/30(火) 06:56:35) 編集


守屋さん、私も今日この記事読みました。で、ちょっと気になったことが一点あって・・・。これからこの記事を読まれる方のために、一言書いておきますと・・・。

記事の冒頭、オペラ座、コメディ・フランセーズの公演がキャンセルされた背景として、

「バレエ・ダンサー、俳優、舞台裏方のスタッフがストに加わった」

って書いてあるじゃないですか。私、なんとなくオペラ座の場合は裏方スタッフだけでダンサーはストに参加してないような気がしてたのでびっくりして、他の報道を見てみたんですが、AFP通信によるとこうなってました。

「オペラ座バレエ団の新作上演がキャンセルされたのは、テクニカル・スタッフの一部がスト決行したため。」

http://news.sg.msn.com/entertainment/article.aspx?cp-documentid=891437

フランス語の報道は読んでないのですが、真相はどうなんでしょうね??

両記事中に出てきて目を疑ったのが、オペラ座の年金制度は1698年・ルイ14世の時代につくられたもの、という点。フランスの中でも最古の年金システムだそうです・・・(驚)。
Naoko S 2007/10/30(火) 10:50:14) 編集

おはようございます。よかった、というと変ですけどダンサーの皆さんはストに参加されていないかもしれないんですね。なんか、ダンサーがプラカードを掲げて、ピケラインに立ちはだかっている光景なんて想像つきませんし。
守屋 2007/10/30(火) 15:45:12) 編集


守屋さん、灯台もと暗しで、オペラ座のHPにもこの件について簡単な記述がありました。それによると、walkoutしたのはやはりテクニカル・スタッフだったみたいですね。Telegraphが面白がって(&目立つし)"バレエ・ダンサー"と書いた線が濃厚かも・・・。
Naoko S 2007/10/31(水) 04:25:16) 編集

AFP通信のサイトで、日本語ソース(というかフランスの記事の翻訳)の記事がありました。バレエダンサーの定年についての記述もあるので、ご参考までに。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2304719/2296256
年末にエールフランスを使ってオペラ座とスカラ座に行く予定の身としては、とても気になります・・・。

リング・サイクル全部の上演はないのですが、新国立劇場の2008-9シーズンで「ラインの黄金」と「ワルキューレ」は上演するそうなので、手ごろな価格の新国立劇場でまずはワーグナーデビューしてみようかしら。
naomi 2007/10/31(水) 09:55:14) 編集

友人が明日エールフランスで出発、MILANOスカラ座初日の「Cosi fan tutte」ヴェルディの故郷を訪ねたあと、Parisで「椿姫」というプランで旅立つのですが、心配ですね・・・。
maria 2007/11/01(木) 05:55:39) 編集


naomiさん、記事の日本語訳有難うございました。英語訳のを読んだときに、”えー これほんとかなあ”と思ったくだりがあったんですが、日本語の方も内容は同じでした。これです:

『154人のダンサーは、10年間の納入期間を満たせば、最も若くて40歳で引退でき、長くても42歳までには引退しなければならない。』

勤労年数10年で年金受給の資格が発生するって、本当だったらかなり恵まれてますね。記事中にあるように、ダンサーは肉体を酷使する職業という点を織り込んであるとはいえ。

どうかnaomiさんがパリにいらっしゃる時にはストに当たりませんように!(もうひたすら祈るしかないですね・・・)

新国のワルキューレもウォーナー演出のようですが、同じ版かしら。もし未見でしたら、是非ご覧になってみてくださいませ~(ただし、体力に自信のあるときにねー・笑)。


mariaさん、取敢えずオペラ座で告知されてるストは今日・31日の公演分まででしたから、ご友人の方はちょうど間隙を突いて(?)パリ入りされることになるのでしょうか。無事ご覧になれるといいですね・・・

ところで、ヴェルディの故郷ってどこ?とwikiで見てみたら、エミリア・ロマーニャ州のブッセートという町なのですね。ここは大好きな地域なので、私もいつかヴェルディ詣でしてみたいなぁ・・・と夢想し始めております♪
Naoko S 2007/11/01(木) 07:52:41) 編集

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