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ファン・ディエゴ・フローレスのリサイタル (10/4)
今夜、カドガン・ホールでフローレスのコンサートを聴いてきました。曲目は以下の通り・・・ですが、これはホールの公式サイト上の情報。本当にこの通りだったかどうかはちょっと心もとありませんので、ご了承のほどを。

<一部>

Gioacchino Rossini Sinfonia from ‘Cenerentola’
Gioacchino Rossini Deh troncate from ‘Elisabetta, Regina d’Inghilterra’
Gioacchino Rossini Oh muto asil del pianto from ‘Guglielmo Tell’
Gioacchino Rossini Sinfonia from ‘Barbiere di Siviglia’
Gioacchino Rossini Cessa di più resistere from ‘Barbiere di Siviglia’

<二部>

Vincenzo Bellini All’udir del padre afflitto from ‘Bianca e Fernando’
Vincenzo Bellini Sinfonia from ‘Norma’
Giuseppe Verdi Questa o quella from ‘Rigoletto’
Giuseppe Verdi Parmi veder le lagrime from ‘Rigoletto’
Gaetano Donizetti Sinfonia from ‘La Favorita’
Gaetano Donizetti Linda si ritirò from ‘Linda di Chamounix’

私はプログラムを買わなかったのですが、コンサートの後半にファン・ディエゴが、「とても綺麗なプログラムを作ってくれてありがたいけど、一部間違いがあります。僕はこれからはもう○○とか☆☆とか□□は歌いません・・・」と言っていました。(←つまりこのうちのいずれかに該当する曲名がプリントされていたのだと推測しますが、曲名を聞き取れなかったのでどれが間違っていたのか不明。)

今宵の彼、調子はとても良さそうでした。かなり緊張した面持ちで始まった一曲目、最初の山場(?)の直前にアホな客のモーバイルが鳴ったのにも動じず堂々と歌い上げていたし、のっけから異常に反応のいいお客の期待にどんどん乗っていって、一部の最後に歌った「セヴィリアの理髪師」の超絶技巧のアリア(コロラトゥーラ連発)も見事に決まって、客席は大いに盛り上がった。

私的には二部のベッリーニとドニゼッティがやはり彼には最も似合うなぁ・・・と感じて好きでした。特に、最後に歌った「シャモニーのリンダ」からのアリアは素晴らしかった。素直で明朗で清潔さと透明感のあるファン・ディエゴの声質と歌唱には、切々とロマンティックに歌い上げるアダージョのアリア(そんな言葉はない?でも、わかって頂けますよね!)が何よりも似合います。(ROの「連隊の娘」の時にも、私は超絶技巧のアリアによりも、マリーを想う心を切々と歌ったアリアにこそこの人の真価があるのでは・・・と感じたし。)

アンコールは4曲。「愛の妙薬」からLe bonheur d'etre aime...、「リゴレット」からLa donna e mobile...、「グラナダ」、そして最後に、これは譜面の用意のない特別サービスで「セヴィリヤの理髪師」の超絶技巧アリアの後半部分。「グラナダ」でオケのパートの時に腕時計を見る仕草をしたり(”そろそろ切り上げないと~”)、いざ自分の番になると、え?僕が歌うの?ってとぼけてみせたりして、ご本人もかなり楽しんでらしたのではないかしら。

満員御礼の客席の盛り上がりは凄かったです。ロンドンのお客ってこんなにすぐにわらわら立ってスタオベしたり足踏み鳴らしたりしたっけ?と驚くぐらい、かなり熱いお客さんでした。ファン・ディエゴはこの国では本当に愛されてますね・・・

音楽以外で今夜密かに嬉々としてしまったことがあって・・・席がストール・左サイドの前から3番目だったんですが(勿論オケピットはなし)、ファン・ディエゴが舞台と袖を行き来するドアと通路のほとんど延長線上に座っていたんです。(ドアはステージ脇に客席を向いて位置している)彼がドアから出てきてまっすぐ歩いてくる度に、"あ、また目が合った!"と心中きゃーきゃー喜んでました。前に座っていた友達に歌と歌の合間に、「ね、またこっち見てたでしょ 目合わなかった?」とうるさく聞いて、クールな彼女に、「気のせいでしょ!まったくお目出度いわねえ・・・」と呆れられました。でも、絶対何回か目が合ったと思うんだけどなあ・・・なんたって彼の視線の先に座ってたんだから・・・(と、私と同じ列に座っていた人全員が思ったことでしょう!)。ステージに登場してくる時は颯爽として晴れやかな表情だったけれど、引っ込んでいく時に峻厳としたとても厳しい顔つきをしていることがあって、それが印象的でした。
2007-10-05 07:00 | オペラ | Comment(15)
Comment
わぁ~ヨーロッパも芸術の秋。
すっかりシーズン本番で充実の鑑賞記録を楽しませていただいております・・・!
アーティストの出と入りの表情って見てしまいますよね、わかりますわ。。。
それにしても、客席と舞台の良い雰囲気が伝わってきます。。。彼はまさに旬のヒト、ではありますがそれにしましても、つくづくロンドンの観客に愛されているのですね~。
maria 2007/10/06(土) 03:12:13) 編集


maria様 こんにちは。

>>彼はまさに旬のヒト、ではありますがそれにしましても、つくづくロンドンの観客に愛されているのですね~。

ハイ、老若男女とわず、ここではほんとに人気がありますねえ。でもすごく頭にきたことがあって、昨夜のお客は殆どが熱心なファンばかりだったろうとは思うんですが、モーバイルが一度ならず二度も鳴ったんですよ!(二度目はニ幕の一曲目か二曲目の途中ででした。)思わず、"世の中からすべてのモーバイルをなくしてしまえ~~!”と激怒した私です・・・。

彼が次回ロンドンに来るのは来年夏、それまではあの心洗われる美声を生で聴くのはお預けです。(えーん・・・)

ロイヤル・バレエも明晩「ラ・バヤデール」で新シーズン開幕です。いよいよ観劇一色のシーズンの到来ですわ・・・(身震い)。
Naoko S 2007/10/06(土) 06:34:47) 編集

おはようございます。あの夜のフローレスの声、力強くて、しかも光り輝いていて、素晴らしいとしか言いようがなかったです。世界中で引っ張りだこの彼ですから、ロンドンにばかり来る、ということもないでしょうけど、次回も是非カドガンでリサイタルをお願いしたいものです。
 このリサイタルのチケット、Naokoさんがこちらに情報をアップして下さったからこそ買えたもの。ありがとうございました。
守屋 2007/10/07(日) 15:51:59) 編集


守屋さん こんにちは。ラグビー一色のパリから戻ってきました~。

カドガン・ホールはこじんまりしていてこの手のコンサートにはもってこいですね。(インティメイトな分パフォーマーには結構プレッシャーではないかなーとも思ったんですが、逆ですかね?)

ブログの情報がお役に立ったのなら嬉しいです。本当にいいコンサートでしたね~。(次なるターゲットは、グル様です!!)
Naoko S 2007/10/08(月) 02:25:48) 編集

こんにちは。
彼、素晴らしかったですね。私は今までに何度もリサイタルやオペラで観たことがありますが、今回がベストだと思います。特に前回は風邪ひいてて不調でしたからね。

連隊の娘やジャンニ・スキッキは、アンコールではもう歌わないという意味だと理解しまのですが。それまでリサイタルの最後には必ず連隊の娘の例のアリアをやってくれたので今回も当然それを期待するわけで、それにまず水を差したものと思われます。(それなら、いつもの手垢のついたアンコールばかりじゃなくて、新鮮なのを歌ってくれと言いたいですが、まあそれは置いといて・・・)
ロンドンの椿姫 2007/10/08(月) 19:44:54) 編集

椿姫さん こんにちは~

>>連隊の娘やジャンニ・スキッキは、アンコールではもう歌わないという意味だと理解しまのですが。それまでリサイタルの最後には必ず連隊の娘の例のアリアをやってくれたので今回も当然それを期待するわけで、それにまず水を差したものと思われます。

ああ、あれはそういう意味だったんですか!なんかプログラムに言及していたので、私はてっきり表記に間違いがあったのかと思い込んでました・・・教えて下さってありがとうございました。

今椿姫さんのブログにお邪魔してきましたが、フローレス、アンコールの曲がここ数年いつも同じなんですか~!確かに、何度も足を運ばれている方にとっては、そろそろ別のことをやってほしいってなりますよね。当夜はお会いできなかったけれど、やっぱりお着物でいらしてたんですね~。(&ムーティを正面からご覧になれて羨ましいです・写真を見せてくださってありがとうございました♪)
Naoko S 2007/10/09(火) 02:32:08) 編集

Naokoさん、こんにちわ。昨日、ロンドンから戻ってきました。やっと体験できたJDFのリサイタル、まだ余韻から覚めません。内容が素晴らしくて大満足!はるばる日本から行った甲斐がありました。プログラムには今後予定の公演ということで「ラ・トラヴィアータ」「ジャンニ・スキッキ」「マリア・ストゥアルダ」「ルイザ・ミラー」が上がっていますが、彼はそれを「やる予定はない」と否定していたのだと理解してます。確かに「ラ・トラヴィアータ」や「ルイザ」はちょっとイメージ違うからおかしいなぁと思ってたんです。

ついでにロイヤルのシーズン初日も観てきました。タマラ、カルロス、マリアネラのキャストは最高~。それに加えてギャリーの貫禄もすごかったです。そうそう、R&Jのキャストはまだまだ大波乱がありそうですよ。アリーナ&ヨハンあたりを押さえておくことをおすすめします。
ミッツィカスパー 2007/10/09(火) 21:45:49) 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2007/10/09(火) 22:46:00) 編集


ミッツィカスパーさん おかえりなさい!(ん?)

充実したコンサートで、はるばるいらした甲斐がありましたね~ よかった よかった。そして、注目のJDF発言に、おー 新説が!

ふむふむプログラムに掲載されていた演目は今後の予定のもので、そこに間違いがあったということですかー なるほど。いずれにしても、私の説が一番真実から遠いように思えます(汗)。フローレス様、ファンの皆様、ガセネタ流してごめんなさい!

そしてロイヤルのシーズン初日もご覧になったのですね。私は明後日のバヤを見に行く予定だったんですが、特別イベントのチケットが手に入ったのでそっちに鞍替えしちゃいました。(ファースト・キャスト、やっぱり見ておくべきかなあ・・・)

>>R&Jのキャストはまだまだ大波乱がありそうですよ。アリーナ&ヨハンあたりを押さえておくことをおすすめします。

そうそうそう、びっくりのキャスト・チェンジ情報を今日ballet.coで読みました。

コボーの怪我による降板で、なんと、明日10日のバヤのソロルは急遽、ロベルト・ボッレ!

そして、なななんと、16日のR&Jでスティーヴン・マックレーがロメオ・デビュー!!

マックレーのロメオ、見たいですけど、チケット完売みたいです・・・うー なんとか手に入らないかなあ・・・頑張ってみます。
Naoko S 2007/10/10(水) 08:19:09) 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2007/10/10(水) 23:42:07) 編集

よかったぁ、Stevenのロメオ・デビューは発表されたのですね。プリンシパルへの大きなステップですね。おかげで今日はROHのウェブへのアクセスがパンク状態でしたよ。チケット取れることをお祈りしてます。
ミッツィカスパー 2007/10/10(水) 23:57:22) 編集


ミッツイカスパーさん

>>よかったぁ、Stevenのロメオ・デビューは発表されたのですね。

オペラハウスのサイト上はまだ出てないんですが、ballet.coの情報元は「プレスリリース」となってたんで、公式発表だと思われます!

>>おかげで今日はROHのウェブへのアクセスがパンク状態でしたよ。

今日はピリオド2の一般ブック開始日だったんです。私もキャスト変更のページを見たくてずっとアクセスを試みてたんですが、”Waiting Room"なるページに飛ばされて、”あなたはキューの789番目です"っていうメッセージが出て・・・一瞬手の込んだ冗談かと思いました。待ってると結構順位がサクサク上がっていったけど、暫くたってから覗いたらまだ300番台(笑)。アホらしいので途中でカットしちゃいました。一応世界的に名のある(ですよね?)オペラハウスのブッキング・ファシリティとは到底信じ難いお粗末なシステム・・・今使ってる業者、さっさとクビにすべきだわ!

気になるのは11/10のR&Jコボーの代役が(ballet.co情報では)"未定"なこと。もしかしたら、この日もスティーヴンになる可能性あり・・・??
Naoko S 2007/10/11(木) 05:35:03) 編集

ファン・ディエゴ・フローレスを東京で見ようと思うと6万円位軍資金が必要なので、本当に羨ましい話です。

そしてロイヤルのキャスティング・・・これも鼻血が出そうです。うわさのスティーヴン・マクレイ君も勿論観たいですがロビーのソロルですか!しかもアリーナと。

なんで来年のロイヤルの来日は眠り&シルヴィアなんでしょうね。シルヴィアなんか今から得チケの嵐になることが目に見えています。マクミラン全幕作品はもう日本のバレエ団には許可が降りないので、ロイヤルかABT、オーストラリア・バレエ、スカラ座じゃないと見られませんし、ラ・バヤデールも観たいのに。つくづくヨーロッパ在住の方が羨ましいです!
naomi 2007/10/11(木) 10:04:21) 編集

度々の書き込みですみません。
カンパニーにごく近い方から聞き出したのですが、ロイヤル来日の演目はどうやら日本側プロモーターの意向らしいですよ。カンパニーとしてはディヴェルティスメントを持って行きたいらしいのですが(私もそのほうがありがたい)、S氏が納得しないとのこと。「観たかったら中国(たぶん北京)においで」と言われてしまいました。S氏に演目変更願いの手紙を書こうかなぁ…。
ミッツィカスパー 2007/10/11(木) 21:12:13) 編集


naomiさん

>>ファン・ディエゴ・フローレスを東京で見ようと思うと6万円位軍資金が必要なので、本当に羨ましい話です。

ええーっつ6万円ですか??それはひどすぎる・・・今回私のチケット、たったの10ポンドだったんですよね。これはまたちょっと安すぎだと思うんだけど、何故こんなに安かったのか今もって不明です・・・。

ボッレはヤノウスキーの相手役として今回のバヤのキャストに入っていたんですが、急遽代役で登板してくれたみたいですね。確か以前彼とアリーナがR&J踊るのを見たような記憶が・・・(この時も確かどちらかが代役で)。

「シルヴィア」得チケの嵐になりそうなんですか?確かにマクミランものの方が人気もありそうだし集客しやすいでしょうね。


ミッツィカスパーさん 情報をありがとうございました。

ディヴェルティスマンですか~なるほど。ミックス・ビルでもいいんじゃないかなあ 私だったら何を選ぶかなあ。「大地の歌」、「牝鹿」、「ザ・レッスン」、「シンフォニック・ヴァリエーションズ」、「ウェディング・ブーケ」・・・辺りはいかがでしょう(←あり得ないですね!)

ロイヤルは来年中国にも行くんでしたっけ?中国には古典全幕以外のものももっていくのかな・・・?
Naoko S 2007/10/12(金) 08:25:29) 編集

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