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ボリショイ・バレエ 『ドン・キホーテ』 最終日
今夏のボリショイ・ロンドン・ツアー千秋楽のドン・キホーテを見てきました。
CAST

Kitri/Dulcinea: Svetlana Zakharova
Basil: Denis Matvienko
Street Dancer: Anastasia Yatsenko
Espada: Artem Shpilevsky
Queen of the Dryads: Maria Allash
Cupid: Nina Kaptsova
Grand Pas 1st variation: Natalia Osipova
Grand Pas 2nd variation: Nelly Kobakhidze
(上記以外の主要キャストは初日と同じ)

All good things must come to an end....いよいよ来てしまった最終日。このブログもほとんどマイ「ボリショイ・ブログ」と化していたこの数週間ですが、さびしいことにこれが最後・・・。千秋楽の昨夜、カスタネットの音がより甲高く響き渡り、指鳴らしも一層派手で、舞台上はお祭りムード一色。ザハロワのキトリは登場シーンからテンションが高く、ハイ・キッキングで6時のポーズを連発。身体のラインのせいもあるけれどちょっぴりシルヴィを思い出すシーンも。下町娘というより、深窓の令嬢がちょっとハメを外してます、という表情の彼女にはやはりドライアドの情景が一番ぴったりはまっていました。中一日で再び登板のマトヴィエンコは初日より更に素晴らしいダンスを披露。演技も細かくて、狂言自殺のシーンでは(普通の)仰向けでなくうつぶせに転がってみたり、酒場のシーンではさかんにキトリや友人たちに話しかけて陽気な雰囲気を振りまいていた。

なんと今回のドン・キ全公演(4回)でエスパーダを踊ったシュピレフスキー、私が見た3回のうちでは昨夜が一番よかった。背が高くてハンサムで見栄えがするダンサーなので、技術面でもっと磨かれればスケールの大きな舞台人になれる潜在力大。毎回酒場のシーンで彼のソロを食い入るように見つめていたマタドールの男の子達。この中から次のエスパーダが生まれるのでしょうね・・・

昨夜私が惜しみなくブラヴォーを送ったのは、いつにもましてエモーショナルなダンス(まさに魂の叫び!)を見せてくれたジプシー女のマルハシャンツ、ドライアドの女王のアラーシ(エレガントで奥ゆかしくて素晴らしい!)、グラン・パのファースト・ヴァリエーションのオシーポワ(やはりこの人のダンス力はただ事でない)、グラン・パのソロ・ヴァリでのマトヴィエンコ(至芸。細長~い脚に黒タイツがお似合い)。

カーテンコールでは客席から舞台への花投げも上階からのフラワー・シャワーもなくてちょっとさびしかったけれど、拍手とブラヴォーは延々続き、ラトマンスキー芸監、セメニャカさんほかのコーチ陣も登場。ダンサー達とともに、大成功に終わったツアーの功労を讃えられていました。

ここ数年、ボリショイが来る時期には旅行したり帰省したりしていて、このバレエ団をこれほど纏めて見ることができたのは今回が初めて。で、わずかながらも垣間見ることの出来た過去の公演で得ていた感触(依然として世界屈指のバレエ団)を裏書きする・・・どころか遥かに上回る充実ぶりを見せてもらった3週間だった。キラ星の如く君臨するスター・ダンサーズは勿論のこと、女性ドゥミ・ソロイスト達、コール・ドのレベルの高さは私が現在見ることのできるバレエ団の中でも世界で一、二を争うと言っていいのでは。(驚嘆すべきことに今回主役級のキャスト変更は不測の事態を除けばゼロ。カンパニーの規律の高さがうかがえる)彼等のお陰でこの3週間で私のクラシック・バレエに対する信仰心はあらたに強化された思い(こういう存在、本当に大事なんです・・・)。素晴らしきボリショイ・バレエ団に心からの感謝と敬愛の念を捧げます!
2006-08-21 00:56 | ボリショイ・バレエ | Comment(4)
Comment
プログ楽しく読ませて頂きました。私は、1年ほど前からロイヤル・バレエの公演をよく観るようになり、バレエに関してはまだまだ知識不足ですが、今回の公演は本当にすごい!と感じました。特に、オシーポワちゃんは何故か目が彼女にいってしまいました。残念ながら、彼女が主役を踊っている公演は観ることができなかったのですが。ところで、来年もボリショイ公演はロンドンで観る事ができるのでしょうか?
ユミコ 2006/08/21(月) 02:09:20) 編集

ユミコさん 初めまして。ロイヤル公演に通われているとのこと、オペラハウスですれ違っていたかもしれませんね。

通常ですとボリショイ、マリインスキー・クラスのメジャーカンパニーが2年続けて来ることは珍しいのですが、ボリショイ公式サイトのロシア語ページには来年もオペラハウスでの公演が予定されているという情報が出ているそうです。(拙ブログにもよくコメントを寄せて下さるボリショイ・エキスパートのけいちかさんからお聞きした情報です。)実現することを祈りたいですね!
Naoko S 2006/08/21(月) 04:27:04) 編集

Naokoさん、3週間ご苦労様でした。私も途中6日間ほど観劇に参加しましたが、ロンドン公演良かったですよね。なんと言っても引越し公演だと、モスクワでは飛び飛びでしか見られないスター級のダンサー達がまとめて見れるのが良かったです。ボリショイはロイヤルとかパリ・オペとは違い、ブロック制ではないもので~。

ロンドンの方々が次にボリショイのダンサーを見れるとしたら、多分来年1月のグリゴロービッチ80歳記念ガラではないでしょうか?基本的には彼が現在芸術監督をしているクラスノダール・バレエ団のダンサー達が踊るようですが、ボリショイからも出演すると聞いています。

あ、あと毎回細かいことで申し訳ありませんが、「オーシポワ」が正しいアクセントになりますので、よろしくです~。ちなみに白鳥で3羽の白鳥を踊っていたヴィクトリアとナターリアは親戚でも姉妹でもなんでもないそうです。

来年の夏の演目と出演者によっては、また見に行きたいと思っています。その時もお世話になると思いますが、よろしくお願いします。
けいちか 2006/08/21(月) 15:01:59) 編集

けいちかさん

体力的にはしんどい3週間でしたが、精神的には毎日嬉しくてハイで楽しかったです~。私などはブロック制じゃなくて万遍なく色々な演目を見られるけいちかさんが羨ましいですが、なるほど、スター・ダンサーをまとめて見るにはいいシステムかもしれませんね。

1月末のグリゴローヴィチ・ガラ、ボリショイ・ダンサーズが大挙して押しかけてくれることを期待しています~。

「オーシポワ」さんの表記の件、大変失礼しました・・・(汗)何回見ても/書いても間違えるんですよね ご指摘頂き感謝です。

来年の夏!すぐ来てしまいそうですね(笑)。またご一緒に公演を楽しめたら嬉しいです。(次回は是非、バヤかライモンダを持ってきて頂きたいです。あと、マシーン・プロも見たいなあ・・・・)
Naoko S 2006/08/22(火) 07:57:16) 編集

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