ラ・フィーユ見てきました
パリオペの「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(リーズの結婚)、月・火と2回見て今日ロンドンに戻りました。主役キャストは、25日がフルステー&ガニオ、26日がジルベール&ル・リッシュ。

クイック総括は・・・想像はしていたけど(&覚悟もしていたけど)、実際に舞台を見て、ロイヤルのラ・フィーユとのあまりの違いに、のけぞりそうになることしばしば。

いやーなんというか、あえて例えるとですねえ・・・

ロイヤルのラ・フィーユがカントリーサイド直送のクロッテッド・クリームをたっぷりつけた素朴なスコーンの味とすると、パリオペのラ・フィーユは、都会人が週末に田舎の知人を訪ねるときにもっていくマカロンの味、とでもいうか。(←これは多分に今日久々に食べたピエール・エルメのマカロンに刺激されたコメントです・笑。ここのはやっぱり、美味ですな~~)

パリらしい都会的なシャープなセンスとエレガンス、ダンサーのキャラクターの強さ、そして濃い~愛情表現(ロイヤルではあんなに情熱的なキスシーンは見られません・笑)。これほどイングリッシュな作品であるにもかかわらず、パリオペの持ち味がどうしても滲み出てしまうところに、凄いなぁ・・・と感心させられ、ロイヤルとの違いを大いに楽しませてもらいました。(パリらしさ、という意味では先に見たセカンド・キャストのマチルドとマチューで特に強く感じました。ドロテ&ニコラのペアの方がより自然なリーズとコーラスだったなぁ。)

重要な脇役、アランとシモーヌ未亡人(25日:ノヴィ、26日:ドナール)はなかなか良い出来、特にアラン役のヴァラストロは、これが初役とは思えないぐらい完成度の高い役づくりで、素晴らしかった。

ほか、私的にとても嬉しかったのは、アンサンブルが生き生きと活気に満ちた踊りを見せてくれたこと。初演作品、しかもパリオペ初の全幕アシュトン作品の上演ということで若干心配していた違和感・チグハグ感が全くなかったのは、コールのダンサー達の奮闘に負うところ大だったと思います。ラ・フィーユって本当にいい作品だなぁ・アシュトンの最高傑作だなぁ・・・と、見ながらつくづく感じさせてくれたパリオペラ座のダンサー達のクオリティは、やっぱり凄い!

ほかに、ラ・フィーユをこんなに"静かな"雰囲気で見るのも初めてだったので、それも新鮮でした。所々くすくすと笑い声が漏れてはいたけど、遠慮がちというか、多分パリの観客は「笑えるバレエ」には慣れていないからだと思いますが。(ロイヤルだと、この演目だとお客も皆楽しみにきているからオーディトリアムにリラックスした空気が流れていて、笑い声も拍手も盛大!)

詳しくは、またのちほど・・・
2007-06-28 06:37 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(2)
Comment
Naokoさん、はじめまして。

ダンソマニ日本語版を管理させて頂いてるお菊と申します。
パリ・オペラ座の『ラ・フィーユ・マルガルデ』とロイヤルの比較が大変、的を射た意見でらっしゃいます。特に『クロッテッド・クリームをたっぷりつけた素朴なスコーンの味v.s都会人が週末に田舎の知人を訪ねるときにもっていくマカロンの味』(笑)。

つきましては、当方のフォーラムに一部転載させて頂きたいと思い、コメントをさせていただきました。ご検討の程を、宜しくお願い致します。<(_ _)>
お菊 2007/06/28(木) 17:14:28) 編集


お菊さん はじめまして~。

ダンソマニさんにはいつもいつも・大変お世話になっております(ありがとうございます!)。パリオペ・ファンの生活はダンソマニなくしては成り立ちませんよね そんな重要なサイトで日本語版のモデレーターをされていて、さぞご苦労もおありかとは思いますが、頑張ってくださいませ!

拙文ですが、こんなものでよろしければどうぞお使いください。(お菊さんのご感想のUPも楽しみにしておりますよ~~)
Naoko S 2007/06/29(金) 08:03:25) 編集

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