ドラマ 「ジェーン・エア」
え~今日は時間がないのでエミリーの詩の話はまた後日に。BBCサイトに行ってみたら、昨日ちらりと触れた「ジェーン・エア」のページがまだ残っていたのでご紹介します。全4回のエピソードの、さわりだけですがビデオで見られます:

http://www.bbc.co.uk/drama/janeeyre/episodeguide.shtml

一体これが何度目のドラマ化?この国のTV局制作のコスチューム・ドラマって本当にブロンテ&オーステンもので回してるのね~ と見る前はあまり期待していなかったんだけど、始まったらそこそこ楽しめて毎回しっかり見ていました。プロデューサーは人気の連ドラも手がけている人で、かなりイマ風の作りになっていたような印象が。総じて重苦しさのない、"ライト"で時にユーモラスにすらみえる演出でしたね。(最終回のラスト・シーンはちょっと悪ノリしすぎに見えたけど・・・)

大体ジェーンを演じた女優さん(新人のルス・ウィルソン)からして、全然ジェーンっぽくない(笑)。意思の強そうなきりっと太い眉に、さくらんぼみたいな肉感的な唇をしていて、若干リヴ・タイラーとオレリー・デュポンを彷彿とさせる容貌なんですよ(・・・ということは、かなりの美女でしょ~)。すらりと背も高めで、「小柄で青白い顔でさえない容姿」のジェーン・エアのイメージとはかなりギャップがありましたねえ。

ロチェスター役のトビー・トビアスは、複数の新聞のTVレビューでやたらと好評だったのを読んだけど(「きゃ~カッコいい!」って調子で女性ライター達が浮かれて書いていた)、私には何故か、そこはかとない微笑を誘ってくれるタイプで・・・。はっきり言っちゃうと、ミョ~にスカしたタイプなのよね そこが可笑しくて。あと、声がハスキーなのはいいがやや甲高いというのが点低し(ロチェスターはバリトンでしょー やっぱり~~←偏見)。

まぁでもTV局が何度リヴァイヴァルしても飽きずに見る視聴者がいるというのはわかりますね・・・ジェーン・エアって面白いものね。私自身は高校時代に「嵐が丘」と同じ頃に初めて読んで、そのときはちっともひかれなかったのだけど、後年改めて読んだら、これはひょっとしたら思っていた以上に奥深い作品なのではないか?と、その魅力に開眼。初めて読んだ時には、所詮白馬の王子様を待つ女性が主人公で、結婚が人生のゴールって類の話かと皮相な読み方をしていて、若さ特有の傲慢さで、「嵐が丘」と比べたら「ジェーン・エア」なんてくだらない・・・とすら思ってたんですよね(ああ恐ろしいことだ・・・シャーロットごめんなさい)。この作品が今もイギリスで(特に女性から)絶大な支持を集めている理由は、非常によくわかる気がします・・・。
2007-04-17 08:14 | | Comment(2)
Comment
はじめまして。一年以上も前の記事にコメントするのは少々気が引けたのですが、2006年版のジェーン・エアが書いてある日本語ページは少ししかないので、嬉しくなって思い切って書いてます。最近イギリス文学にすごくはまっていまして、ブロンテ3姉妹,オースティン,G.エリオットの日本語訳のものを読んでいたのですが、ジェーン・エアと嵐が丘はとりわけお気に入りで、ジェーン・エアのほうはこのBBC版ドラマを購入してくりかえし観ています。こちらのサイトではあまり評価は高くないですね。私も最初は、長髪ローチェスターに「???」となりましたが次第に慣れてきました。最近、Amazon UKでお買い物できるようになったので、いろいろ見たいと思っているのですが、Naoko S様のおすすめの古典文学原作のドラマを教えていただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いします。
hana* 2008/09/02(火) 18:17:03) 編集


hana*さん はじめまして。勇気を奮って書き込んで下さったんですね・・・一応「バレエ」を看板に掲げているし(笑)、余計にコメントしずらかったでしょうか。でも、昔の記事でも(こそ?)何らかのリアクションがあると嬉しいし、コメント歓迎ですよ~。

ジェーン・エア、そうですか 2006年版がかなり気に入られたようですね。(ちなみに当時こちらの新聞の番組評は軒並みとてもよかったですよ。)

さて"おすすめの古典文学原作のドラマ"ですか・・・う~ん困ったな。最近あまりTVドラマを見てないんですよね 特にコスチューム・ドラマを最後に見たのはいつだったか思い出せないくらいなんですが。

もうかなり前になりますが、私がハマって見ていたコスチューム・ドラマといえば、Vanity Fair。主役を演じたNatasha Littleという女優さんがそれはも~魅力的で、当時かなり話題になりました。(それまでは決してメジャーといえる人ではなかったけどあのドラマで一気にブレークして、きっとイギリスを代表する女優・大スターになるだろうと予想してたんだけど・・・その後あまり目立った活躍はされてないような。今どうしてらっしゃるのかなあ・・・)彼女のadmirerの一人に私のプチお気に入りの俳優・Tom Wardが出ていたこともあり、毎回欠かさず見ていました。

あと、これももうかなり前になってしまうけど、アン・ブロンテの「ワイルドフェル・ホールの住人」がドラマ化されていました。こちらにはタラ・フィッツジェラルドという非常に個性的&有名な女優が主演していたのだけど(彼女確か↑のジェーン・エアで意地悪な叔母さんの役を演じていたはず)、私には演出がちょっとヘヴィーすぎたような印象が。

ジョージ・エリオット原作のものでは数年前に「ダニエル・デロンダ」を見ましたが、悪役の人をのぞいてイマイチ俳優陣が弱かったような・・・デロンダを演じた主役の俳優はなかなかチャーミングで可愛かったのですが(笑)。

G.エリオットというと私はサイラス・マーナーがとても好きなので是非ドラマを見てみたいけど、放送されていたという記憶はないですね・・・。そういえば以前彼女自身に関するドキュメンタリーを(確かBBCで)見たことありますが、すごく面白かった&感動した記憶がありますよ(な~んともカッコイイ女性だったのですよね!)。でも、この番組は多分DVD化されていないでしょうね・・・

(あ、実は私オーステンが苦手なので彼女原作のドラマはあまり積極的には見てないのですが、なんといってもイギリス人が大好きなのはオーステン!なので、映像の数はダントツ多いでしょうね。)

・・・というわけでほとんどお役に立てずすみません。逆にhana*さんが"これは!"と思われる・おススメのドラマがありましたら、是非教えてくださいな。
Naoko S 2008/09/03(水) 08:47:48) 編集

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