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「プルースト」評
現在パリで上演中の「プルースト~失われた時を求めて」。今回がパリオペ初演のこの作品の評が気になって、二つの仏語フォーラムに投稿されているバレエ・ファンの感想を翻訳機の助けを借りつつ、つまみ読みしていたところ、手放しで絶賛調の感想はあまりないなぁ・・・という印象が強かったのですが。

今日になって出ました!大絶賛評二本。しかも、書いているのはいずれも英仏の御大評論家のお二人。

まずは、有難いことに英文で読めるFT紙のレビュー(ballet.coのリンクより)。執筆者はこの道50年超、イギリスで最も著名かつ影響力のあるクリティック、クレメント・クリスプ氏。氏はプティの信奉者なので(と、私は理解しているのですが・・・)、"はじめにプティ賛美ありき"と感じられないこともないぐらい好意的な論調ですが、作品の背景(プルースト、プティ、作品が反映している時代、音楽、等々)について完璧に理解していると思われる教養人ならではの、目配りの利いたレビューで、一読の価値があります。

http://www.ft.com/cms/s/3d5bed52-cb88-11db-b436-000b5df10621.html

クリスプさんは先週ご覧になったようですが、この時の主要キャスト全員の名前を挙げて賞賛しています。(この方、最後に"Vaut le voyage."<遠征の価値アリ!>なんて一言を付け加えられていて・・・もう今回は行くのムリそうかなぁ・・・と諦めていたのに、また刺激されてしまった!)

もう一本は日本でもお馴染みの、仏ダンス評論家、ジェラール・マノニ氏によるもの。いつも寄稿されているアルタムジカのサイトで読めます(こちらはダンソマニ情報)。舞台写真が2枚掲載されていますが、マチュー(サン・ルー)とステファン・ブイヨン(モレル)のpddの写真は、今パリオペ・サイトのトップ・ページにも使われているものですね!

http://www.altamusica.com/danse/document.php?action=MoreDocument&DocRef=3327&DossierRef=2966

意外だったのは、この作品の初演当時は評判が悪くて、その後マルセイユ・バレエ団がアメリカへの引越公演で上演した時に評価され、その影響で最終的にフランスの観客からも支持されるようになった(・・・と、読めるのですが)、という件。で、思い出したのが過日米サイトのリンクから読んだこの当時のNYタイムズ評。

http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9505EFDB1239F93AA25754C0A965948260

1983年7月のニューヨーク公演。アンナ・キッセルゴルフの評はなかなか好意的です。この時のキャストはこちら:

アルベルチーヌ: ドミニク・カルフーニ
プルースト: ドゥニ・ガニオ
モレル: ジャン・シャルル・ジル
シャルリュス男爵: シャルル・タイヤード
サン・ルー: パトリック・デュポン
アンドレ: イネス・バリュー
スワン: ルイジ・ボニーノ
オデット: フロランス・フォーレ

なーんとも豪華な布陣ですね~ パトリック・デュポンがゲスト出演してたりして。

話が戻りますが、マルセイユで初演された当時をよく知る(とおぼしき)二人のベテラン批評家がこれほど激賞しているということは、今回のキャスト(錚々たるメンツ!)の出来が素晴らしいということでしょうねえ。ああ やっぱりライブで見たいかも・・・
2007-03-07 04:06 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
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