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ショスタコーヴィチ・オン・ステージ <バレエの初日>
初日見てきました。『レニングラード・シンフォニー』、凄かったです!

ロパートキナの表情を見ているだけで滂沱の涙が溢れてしまった・・・。彼女がこの音楽と作品にこめた強い思いは、表情をみているだけで充分に感じ取ることができる。そして、彼女の内面にふつふつと沸いているであろう感情を共有することができる(今晩は特に「怒り」を強く感じた)。

レニングラード・シンフォニーはあくまである一時代の一都市の悲劇をテーマにしているわけだけれど、ロパートキナの舞台を見ていると、愛国主義的あるいは国威発揚的な、この作品が明らかに持っている側面は脇においやられる。何よりもまず、人間の持つ根源的な感情と、その感情に対する真摯な共感・・・それが彼女の表現の核心にあって、作品に普遍性を与えることになる・・・。これがロパートキナという表現者の、本当に、本当に、凄いところです。稀有の芸術家というほかありません・・・

共演のコルプ、コール・ド陣、そしてゲルギエフの振るマリインスキー管も素晴らしかった。こんなに凄い舞台を見せてくれて有難う、と心から感謝を捧げたい。

バレエの初日ということで客席はほぼ埋まっていた。カーテンコールでは小さなブーケがいくつも舞台に投げ込まれ、最後に大きな花束が贈られていました。

(只今夜中につきこのへんで。他の2作品については後ほど稿をあらためて・・・)
2006-07-26 09:42 | マリインスキー・バレエ | Comment(10)
Comment
早速の感想ありがとうございます。
ロシア人は愛国主義の人が多いですからね~(良い意味で)。特に第二次世界大戦はロシア語直訳で「大祖国戦争」というくらいです。特にレニングラードが包囲されていて、持ちこたえたことはロシア(当時ソ連)にとっては誇っても誇りきれないほどの素晴らしいことだそうです。でも、当時の敵のドイツと、今のロシアは仲良しなんですよね…。

バレエとは関係のない話になりましたが、作品を側面から捉えるという意味でお許しくださいませ。
けいちか 2006/07/26(水) 16:49:56) 編集

Naokoさん、レニングラード・シンフォニーの感想を知らせてくださり有難うございます。わたしも、ロパートキナのインタビュー新聞記事を読んでいましたので、どんな舞台なのか興味を持って待っておりました。いつか、わたしも観る機会があるといいのですが…。6月にサンクト・ペテルブルクへ行ったとき、現地の友人にとてもお世話になり楽しかったのですが、この人のお母さんはドイツ軍によるレニングラード封鎖を実際に経験した方で、今日までドイツ人とは一切口をきかず、関わり無く生きて来たそうです。ロシアでドイツとの関係について色々考えさせられることを多く目の当たりにし(わたしはドイツ在住です)、こういう問題に解決はないのだとつくづく思い知らされていますが、Naokoさんの感想「ロパートキナの芸術性が、作品に普遍性を与えている」と読み、何か救われたような気持ちになりました。Kolbとロパートキナは、実際に舞台で共演するのはこの作品が初めてとのこと、7/3のサンクト・ペテルブルクが第一回目だったようです。…ところで、young ladyはDaria Sukhorukovaでしたか?こちらの感想を伺うのも心待ちにしています。
aya 2006/07/26(水) 18:40:45) 編集

Naokoさん、何度もごめんなさいませ、イギリスでどんな評が出ているのか知りたくて調べたら、The Independentの文章に出くわしました。お読みになりました?いや、当夜の舞台が気に入らなかった人も、理解できなかった人もいるでしょう、それはいいんです。しかし…、この文章は批評とは呼べない代物です。バレエ一般のこともソ連時代の芸術についても殆ど知らない(か、興味がないか)、そして洞察力に欠ける人間が書いたに違いない、「こんなもの新聞に載せて発表する価値があるのか?」と思ってしまいました。それに…、この人、きちんと最後の作品まで観たのかしら。The Independentってちゃんとした新聞ですよね?不可解です。イギリスの人には、こんなのじゃなくて、Naokoさんが昨晩書いてくださった文章を読んで欲しいです、勿論、ロパートキナや他のマリィンスキーのartist達にも。。。

問題の文章はこちらです
 ↓
http://enjoyment.independent.co.uk/theatre/reviews/article1197330.ece

aya 2006/07/26(水) 19:37:19) 編集

けいちかさん

レニングラード包囲戦による市民の犠牲者は一説によると100万人以上で、これは第二次大戦時日本の本土における民間人死者の合計を上回る・・・とWikipediaで読みました。(情報の正確性は未確認です) この一都市だけで、ですよ・・・ある意味包囲戦というのは最も悲惨な戦争の形態ではないでしょうか。それが900日間続いたなんて、その経験の重さは私には想像すらできません・・・。ロシアの人たちが戦勝を誇りに思うのは当然ですけれど、関連資料を読んでいたら、そもそも侵攻したナチス・ドイツは勿論、ソ連側の政治の無策・無能にもひたすら怒りをおぼえました。

恥ずかしながら、この作品を予習するまで、この戦闘については何も知らなかったんです。芸術作品に歴史を教えられた、ということになりますね・・・
Naoko S 2006/07/27(木) 09:25:47) 編集

ayaさん こんにちは。

ペテルブルグでのお話、お聞かせ下さって有難うございました。欧州に住んでいると、終わって半世紀以上たつ大戦のツメ跡がまだまだ人の記憶に生々しく残っている・・・と思わされることが多いですね。

イギリスは、ちょっと乱暴な言い方を許されるなら、ある意味おめでたいというか、まだ明るいんです。なんたって戦勝国ですから。ドイツ軍に空襲は受けたけれど国土を占領されたことはないし、自分達はナチスや日本のファシズム(=悪玉)に勝利した善玉で、国の理念や思想は100%正しかった、と無邪気に信じられる立場にいますから。常に「加害者」としての重い反省を強いられる戦後を過ごしてきた(と、想像するのですが)ドイツとは、あの戦争に対する意識がまるで違うだろうと思います。ドイツでは、きっともっと重いのだろうな・・・と想像したりします。

・・・まるでバレエの話ではなくなってしまったので(汗)、一旦切ります。
Naoko S 2006/07/27(木) 09:58:39) 編集

ayaさん

>>Kolbとロパートキナは、実際に舞台で共演するのはこの作品が初めてとのこと、7/3のサンクト・ペテルブルクが第一回目だったようです。

あ、やっぱりそうでしたか!この二人は過去に共演したことがあったかな?と必死に記憶をたどっていたんです。二人並ぶとやはりロパートキナの背の高さが気になったりしましたが、でも雰囲気は、とてもいい感じでした。

コルプは素晴らしかったですよ!冒頭、男性ダンサーたち数人が
立ちつくしているシーンで始まるのですが、中に一人、やけにカッコいいダンサーがいるなあ・・・と思ったらコルプでした。身体を随分絞ってきた感じで、少し陽に焼けて精悍な印象。(私、彼の止めの表情--特に手--を見ていたら、ちょっとルジマトフを思い出してしまったんですが・・・) でも何と言っても、ともかく踊りがスバラシイ!!(あのジュテ~~ プレイバック!)友人も大絶賛しておりました。

>>…ところで、young ladyはDaria Sukhorukovaでしたか?

いえ、Svetlana Ivanova でした。(フーリガンはゼレンスキー)

Independentの記事等については、後ほど所見(笑)を述べさせて頂きます。
Naoko S 2006/07/27(木) 10:16:02) 編集

初日のロパートキナ、素晴らしかったのですね! いいなあ、観たいなあ・・・。日本でこの作品、上演してくれないようです。ようやくキャスト発表があったのですが、「オールスター・ガラ」でロパートキナが踊る「3つのグノシエンヌ」ってどういう作品なんでしょうね?

「海賊」も「白鳥の湖」も踊ってくれるので嬉しいのですが、ゼレンスキーのロンドンでの公演予定を考えると、このままキャスト発表通りにはいかなそうだし、「白鳥」はパリの「ジゼル」と重なっているしで悩んでいます・・・。
はなはな 2006/07/28(金) 21:51:58) 編集

はなはなさん

マリインスキー来日公演の情報ありがとうございました!早速ジャパンアーツのサイトに行ってきました。「3つのグノシエンヌ」は今年3月にマリインスキー・バレエ・フェスのガラ公演で踊ったハンス・ヴァン・マネンのモダン小品ですね。実はこれをすっごく見たかったので、やっぱり里帰りかな・・・と決意しつつあります(笑)。ガラ公演のダイジェスト映像でちらっと見たことがあるのですが、サティの同名のピアノ曲でわりと淡々と踊られるpddで、動きがちょっとベジャールものを彷彿とさせる部分があったような・・・ともかくモダンの抽象作品を踊るロパートキナを見たくて堪らないので、これはすごく興味があるのです。(確か、今欧米のバレエサイトのあちこちで紹介されているYoutubeというビデオ・サイト?で見られたような記憶がありますが・・・)

>ゼレンスキーのロンドンでの公演

はは 東京とロンドン、こんな離れた所にいるのに悩みが一緒でおかしくなってしまいました~。そうなんですよ マリインスキーの東京でのガラ公演まで見るためにはゼレとダーシーの公演を諦めなくちゃいけないんです・・・。それにパリオペのジゼル!私の場合は我が殿が果たして出演するかどうかもわからず、するとしても初日は有り得ないので少し落ち着いていられますが、はなはなさんは気が抜けませんよね。前回の時はニコラとオレリーがファースト・キャストではなかったでしたっけ?今回もニコラがファーストの可能性大ですものね・・・運を天に任せるしかない?? 
Naoko S 2006/07/29(土) 06:07:46) 編集

「3つのグノシエンヌ」はモダン作品なんですね。Youtubeで早速探してみます!

ダーシー&ゼレンスキーのロンドン公演は11/28~12/2だから、初日を観て、翌日11/29の便で帰国すれば11/30の「ロパートキナのすべて」にも間に合うし、「オールスター・ガラ」もその後の全幕もご覧になれません!?

そうなんです、「ジゼル」は前回はオレリー×ニコラが初日、その前はレティシア×ニコラが初日だったんですよねー。12月第2週にニコラが踊るならロパートキナの白鳥を、第3週に踊るならコジョカルのシンデレラを諦めなくちゃなりません・・・。
はなはな 2006/07/29(土) 10:34:46) 編集

マリインスキー公演のために帰省するのなら絶対にヴィシ・ガラも見たいのですよ・・・ そのためには28日にこちらを発たないといけないんだけど、その日がゼレ&ダーシーの初日・・・。イベントってどうしてこう重なるんでしょうねー。

ニコラは前々回もファーストだったんですか じゃいよいよ危ないわ~(笑)。でも、もしまたニコラ&オレリーの組み合わせが実現したら私も是非見たいです。今回のキャスト、どうなるんでしょうねえ・・・
Naoko S 2006/07/29(土) 23:07:55) 編集

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