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都さんの「ラプソディー」 2/9
いまやロイヤル・バレエのプリンシパル<ゲスト>アーティストとなってしまった吉田都さん。今週になって、予定されていたシーズン後半の「シンフォニック・ヴァリエーションズ」への出演が白紙に戻ってしまい・・・(チケットも早々にブックして楽しみにしていたのに・・・)。昨夜の「ラプソディ」が都さんのロイヤルでの今シーズン最後の舞台ということになってしまった都合上、慌てて常連ファンからチケットを譲ってもらい、見てきました。


Rhapsody

振付: フレデリック・アシュトン
音楽: セルゲイ・ラフマニノフ(パガニーニの主題による狂詩曲)
デザイン: ジェシカ・カーティス
指揮: ティモシー・ヘンティ
演奏: ロイヤル・オペラ管
ピアノ: フィリップ・ギャモン

The 75th performance by the Royal Ballet at the ROH

<キャスト>

ソリスト: 吉田都、ホセ・マーティン
アンサンブル: ヘレン・クロフォード、フランセスカ・フィルピ、ヴィクトリア・ヒューイット、シアン・マーフィー、サマンサ・レイン、ジェンマ・サイクス、リッカルド・セルヴェラ、ザッカリー・ファルーク、ベネット・ガートサイド、エルンスト・マイズナー、ルドヴィック・オンディヴィエラ、ヨハネス・ステパネク

この作品、もともとアシュトンがバリシニコフのために振付けたとあって、特に男性舞踊手のソロには鬼のような超絶技巧がちりばめられている。今回この難役を受けて立った(?)のは、ファースト・ソロイストのホセ・マーティン。(注:ファーストはカルロス・アコスタ)小柄でガッチリ型のテクニシャンでキャラクター・ロールに配されることの多いダンサーで、振りは危なげなくこなしていました・・・特に回転系が得意なのか、ピルエットは綺麗でしたね。音楽性とカリスマはまだまだかな、でもまずまずの出来だったとは思います(彼は今回が役デビューだったような気が・・・)。2/11付記:マーティンは05年春シーズンに代役で踊った実績あり、との情報を頂きました(守屋さん 深謝です)。

コール・ド陣は、女の子達はともかく男の子達は・・・彼等にも次から次へとこなすべき技が波のように迫ってきて大変な振りではあるんだけれど、あまりにパの一つ一つが人によって形もレベルもバラバラで・・・見ていて綺麗とは思えなかったなあ。

さて、このバレエでは女性ソリストが初めの5、6分ぐらい?(もっと?)登場しないんですよね。しびれを切らしていたところにやっと都さんが登場。エントランス・シーンからして、

・・・もう、これが、ぜーんぜん・全く違うんだわ 他のダンサーとは・・・ で、舞台が途端に引き締まります。

都さんは登場シーンから穏やかな笑みを浮かべて、とってもフェミニン。女性ソリストの振付は男性に比べたらいかにも難易度高し、というものではないけれど、アシュトンの、これまた鬼のように細かな動きがこれでもかと満載された振りが多く、リフトもやたら多く、別の意味でこれをこなせるダンサーはそうそういないだろう・・・と思わせる。都さんが身体全体で細かなリズムを刻む姿を見ていると、俄然ピアノの音が明瞭にきこえ始めるところが凄い・・・。彼女の踊りは完璧に音楽とシンクロしているので、ぴたっぴたっとポーズを決めるシーン、見ていてなんとも気持ちがいい。ゴールドのシンプルなスリップ・ドレスで踊る都さんの背景には、ターナーもしくはモネ風に描かれた、黄金色に紫のヴァリエーション色が広がる朝焼け(もしくは夕焼け?)の光景。とっても綺麗で、後半どうしても涙が出てしまいました・・・

カーテンコールでは上階から若干お花を投げ入れてくれたファンがいたのですが、ちょっとタイミングが悪くてダンサーたちが気づいていないようだったのが残念。都さんは大きな花束を3,4個?受け取っていたようでした。もうこれで当分の間、都さんの舞台は見られないのだ・・・というのが信じられなくて、どうにも実感が沸いてきませんでした。(今も・・・)

(尚、昨夜の都さんに心底感激したという常連ファンの一人が今日メールをくれたのですが、彼はモニカ(芸術監督)に、「都のサヨナラ公演をちゃんとやらないとファンが怒るぞ~ ちゃんとやってくれよ!」という主旨のメールを速攻で出してくれたそうです。エラい!本当に、ちゃんとした形でお別れできないと、絶対にロンドンのファンは納得しませんからねー お願いしますよ!!)
2007-02-11 08:42 | ロイヤル・バレエ | Comment(5)
Comment
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2007/02/11(日) 09:59:07) 編集

マーティンは、2年前の上演のときにも吉田さんと踊っています。ご指摘の通り、男性への技術的要求が凄まじくて、前回はアコスタとプトロフでした。が、アコスタが2日目に怪我をしてしまってプトロフが急遽ベンジャミンのパートナーに回され、吉田さんのバートナーにマーティンが。あの時は、準備不足が明らかでした。今回、髪も短くして、すっきりでしたね。

 吉田さんのシンフォニック・ヴァリエイションズの降板は、本当に残念です。フレンズ予約の前にダブっているのが判ったので、フレンズ・オフィスに質問のメールを出したんですが、返事がありませんでした。吉田さんのサヨナラではなく、ガラ公演をやって欲しいです、本当に。
守屋 2007/02/11(日) 15:27:55) 編集

そうか、「シンフォニック~」を降板したことで、今回の「ラプソディー」が今シーズン最後の登板になってしまったんですね。でも、先日日本の雑誌に掲載されていた都ちゃんのインタビューでは、まだ当分ロイヤルのゲスト・プリンシパルを続ける、というようなことを言っていましたので、来シーズンも踊ってくれると思いますよ。
はなはな 2007/02/11(日) 19:38:46) 編集

都さん@Royalレポありがとうございます。

Kバレエの「海賊」初日(初日のみ東京文化会館ゆえ・・・あとは苦手なオーチャードホールなのです)を、内部の方に手配していただき、安らかな気持ちのわたくしですが、こういう演目を踊る都さんの姿を想像すると、やはりレパ-トリーにしてもパートナーのレベルにしても、ロイヤルでのご活躍もそれはそれで続けていただきたいことだと思ったことでした・・・!
両国の行き来は大変でしょうが、上手に負担のかからないスケジュールでご調整いただいて、双方でご活躍いただきたいですねv
maria 2007/02/11(日) 22:44:08) 編集


守屋さん こんにちは
マーティンは2年前に代役で踊っていたんですね!教えて下さって有難うございました。「都さんのガラ」、すごくいいアイデアですね~ 本当に、そんな機会を設けていただけないでしょうかねぇ・・・

はなはなさん 日本の雑誌インタビューの件ご紹介頂き有難うございます。とりあえず、ロイヤルの今後のスケジュール上から都さんの名前が消えてしまったショックは大きいのですが、そうですね 来シーズンに期待して待ちたいと思います。

mariaさん 都さんの海賊!(メドゥーラですよね?)そんな珍しいものが見られるなんて羨ましい~。もし都さんのメドゥーラに熊川さんのアリだったら、ロイヤルでもそうそう見られないようなハイ・レベルの舞台が実現しますよ!(全くの余談ですが、私アコスタより熊川君のアリの方がずーっと好きだったんですよね・・・)

>>両国の行き来は大変でしょうが、上手に負担のかからないスケジュールでご調整いただいて、双方でご活躍いただきたいですねv

本当に・・・今イギリスのファンが望んでいるのは、ただそれだけ、ですわ・・・。
Naoko S 2007/02/12(月) 02:18:56) 編集

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