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<続>ローザンヌ・バレエ・コンクール 2007
ローザンヌ・コンクールの件、引き続きサーチしてみたら色々と面白いことがわかりました。

まず、昨夜はプレスリリースされた受賞者リストから男女の別で書いてしまいましたが、これにはちゃんと順位があったのですね(失礼!汗)。優勝は韓国のパク・セーウンさん、2位が河野舞衣さん、3位が韓国のキム・チャーリーさん。あらためて6人の受賞者を順位別にリストすると、以下の通り:

1位 パク・セーウン(韓国)
2位 河野 舞衣(日本)
3位 キム・チャーリー(韓国)
4位 ジェームス・ヘイ(イギリス)
5位 テルモ・モレイラ(ポルトガル)
6位 ディリア・マシューズ(イギリス)


なるほど・・・優勝した韓国のパクさん、私がビデオで見た時古典のヴァリエーションが一番良かった(好きだった)人です。(2/6付記:ビデオ再見の結果、私が好きだったのは彼女のジゼル・ペザントVで、ガムザッティは可もなく不可もなく・・・でした) 前半登場した女の子達があまりにも勢いよく脚を振り上げるのにやや閉口気味だったところ、この方はそんなことなくて・・・一番優美でしたね。彼女は昨年夏のアメリカのジャクソン・コンクールでジュニア女性部門・銀賞を受賞されているとか。(で、この時のシニア男性部門金賞を取ったのがダニール・シムキンだったのですねえ ふむふむ。彼は今ウィーンにいるらしいですが、あまり噂が聞こえてきませんねえ・・・以上余談)このジャクソン・コンクール・決選の模様を我がballet.coの常連ライターの方がレポしてくれてました。パクさんの大きな写真が真ん中よりやや下にありますが、とても綺麗ですねー。

http://www.ballet.co.uk/magazines/yr_06/aug06/rr_rev_jackson_international_ballet_gala_0606.htm

そしてスカラシップ賞・2位&視聴者賞をダブル受賞の河野舞衣さん、ローザンヌは今回が二度目の挑戦だったのですね。ちょっと検索してみただけでも彼女は日本国内の数々のコンクールで入賞されている実力者だということがわかったのですが、びっくりしたのは Swissinfoというサイトで読んだこのコメント:

http://www.swissinfo.org/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7490472&cKey=1170666816000

ご本人いわく、(ローザンヌに)「2年前に出場した時は、外国人がきれいなので圧倒され、自信をすっかり無くしてしまい、十分実力を発揮できなかった」そうなのですが・・・愕然としてしまいました。だってこの方、今回ファイナルに残った中で最も美しいダンサーの一人なんですよ・・・2年前とはいえ容姿にコンプレックスを持たなきゃいけないとは到底思えないんですが・・・ちとご自分に厳しすぎるのでは。

ここから全くの余談ですが・・・私的に、常々、日本人のバレエ・ダンサーって概してご自分のルックスに厳しすぎるのではないか・・・と思ってるんですよね。バレエはもともと西洋の芸術だから、バレリーナの不滅のイメージといえばバレエ史にその名を残す数々の<西洋>のダンサー達のもので、そこからコンプレックスが芽生えてしまうのはわからなくはないですが・・・。私などは今の時代、逆に東洋系のダンサー達のもつ(ルックスも含めて)美質・エレガンスと繊細さは非常に貴重だと思うし、今の若い世代のダンサー達には一昔前と比べてルックス面での障害は殆どないのではないかと思うのですが。(ふと考えてみるに、ローザンヌのようなレベルまで達しているダンサーたちを次の段階で分けるものは何でしょうね?知性と教養なのではないか?と思ったり。)

特に体型については、イギリスで生活している私的経験からすると(バレエ・コミュニティではなくあくまで一般ピープルのレベルの話で恐縮ですが)、こちらの女性たちは日本人を含む東洋人の体型を、"naturally thin"(生まれつき痩せ型)と言って、<概して>羨ましがっていますよ。彼女達の場合どうしても凹凸が激しいし、加齢とともに肥満化しやすいし・・・東洋人の「薄い」身体つきの方がファッショナブルだと思うわけです。まぁこの辺、お互い無いものねだりなんでしょうけどね。

本題に戻って・・・今回ファイナルに残った12人のダンサーを国籍でみると、日本が3人で最多、続いて韓国・イギリス・中国が2人で並び、以下1名ずつがポルトガル、ベラルーシ、スペイン。前述のSwissinfoの記事によると、コンクール終了後の記者会見でこの「東高西低傾向」が話題になり、コンクール会長がスイスについては今月中に(テコ入れのための)対策会議を開くと発言したとのことで・・・かなり危機感を募らせているのでしょうか。

コンクールで強いこと、即魅力的なダンサー というわけではないかもしれないけれど、今回の結果を見ると、"バレエの未来は極東にあり?"と、思えないこともない。数年前に、「次代のバレエ界を担うのは中国人」と予言したある英舞踊批評家の言葉をふと思い出してしまいました。
2007-02-05 23:22 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(0)
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