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チャイコフスキー・エクスペリエンス Week2
週はじめにこの冬初めての(確か)雪に見舞われたロンドン。暖冬傾向だったのが久しぶりに冬らしい寒さが続いて、途端にちょっと風邪気味になってしまった・・・ で、今夜は今頃グリゴローヴィチ・ガラの真っ最中なんだけど思い切ってパス。ツィスカリーゼは来ないみたいだし、金曜の夜に見たロイヤル・オペラのカルメンのあまりの酷さにやや毒気にあてられてしまい、暫く劇場に足を運びたくない気分に・・・(ROのカルメンは12月初旬から続いていて私が見たのは2ndキャストだったのですが、ROの公演であれだけ魅力のない声を並べた舞台を見たのは初めて・・・まるで素人喉自慢大会みたいだった。特に最悪の戦犯はドン・ホセ役のあのテナー!何か勘違いしてるとしか思えなかったぞ彼は・・・やっぱり愛しのトニーが振った1stキャストを見るべきだった・・・と心底ガックリきてしまった。)

で、昨日・今日と一日家でゴロゴロしていたのですが、昨日BBC2のチャイコフスキー番組だけはしっかり見ました。面白かった~~。

一本は、すごく楽しみにしていたドキュドラマ、”Tchaikovsky: The Creation of Greatness”の前編。タイトルに”A personal exploration by Charles Hazlewood”と断り書きがある通り、音楽家チャールズ・ヘーズルウッドの解釈によりチャイコフスキーの人生のハイライトをドラマで再現、そこに彼の代表作の演奏を織り込んで見せる一時間もの。ふんだんに盛り込まれたロシア・ロケ映像は見応えたっぷり、演奏シーンでは本職は指揮者のヘーズルウッドがマリインスキー・ヤング・オーケストラを指揮するのですが、彼等の演奏が素晴らしかった!他ソリストとして登場するロシアの若手ミュージシャン(女性ピアニスト、ソプラノ)も力強いパフォーマンスを披露してくれて、この国の芸術家層の厚さにあらためてうならされました。

私的ハイライトは・・・ロシアに飛んだヘーズルウッドがクリンを起点にチャイコフスキー所縁の土地を訪ねるのですが、ななんとその中にワガノワ・アカデミーが!「バレエ音楽に革新をもたらしたチャイコフスキー・そのすべては『白鳥の湖』から始まった」という話の流れでワガノワに赴くわけですが、校内を探訪する彼を負うカメラが一転して突如顕れたのは、白鳥湖のシーンを踊るオデットとジークフリート・・・オデットはロパートキナとすぐにわかったのですが、男性は見慣れない・・・金髪だけどゼレじゃないわ、とすると、ひょっとして・・・クズネツォフ??と思ったら、そうでした。

なんと、一週間前に見たい~!と騒いでいたペア二人の白鳥を、こんなに早く<ちらっとでも>見ることができて、もう感謝感激。(BBCよ ありがとう~~)この映像が撮影されたのは舞台でもスタジオでもないように見えたのですが・・・どこだったんだろう?この後ドキュメント・ドラマ映像を挟んで再びロパートキナが、今度は一幕二場のオデット登場のシーンをソロで踊ります。彼女の顔がクローズアップで映されるのですが、なんともなまめかしくエロティックに見えて、どきっとしてしまった。この映像、全体にぼんやりと霞がかったような効果を出していてなかなか雰囲気があり、ロパートキナの表現も先週見たのよりずっとよかった!

この白鳥映像の間にワガノワのクラス・シーンが挿入されるのですが、ここにもロパートキナが登場しました(生徒達に白鳥のアダージョを教えている)。ミニ・インタビューも受けていて、すべて英語で受け答えしていました。まずはヘーズルウッドの「チャイコフスキーがいなかったらバレエはどうなっていたと思いますか」という問いに、「その質問には、『かりに白鳥の湖が存在しなかったらバレエはどうなっていただろう?』と私から問い返したいと思います・・・白鳥の湖抜きにして、我々はクラシック・バレエという芸術を想像することすらできません」と回答。続けて、「バレエ音楽には問題があって・・・オペラと違ってバレエには一流(serious)の音楽家による作品が少ない・・・その意味で、私にとってチャイコスフキーは特別に重要な作曲家なのです」と語っていました。

番組に戻って・・・ドラマ部分ではチャイコフスキーの生涯につきまとった影・彼のホモセクシュアリティにのみ焦点をあてている点がちょっと気になり、もっと子供時代のエピソードも紹介してほしかった・・・等々注文はあるものの、まずまず楽しめました。後半もバレエ映像がふんだんに盛り込まれていることを期待!

(昨日のチャイコフスキー・プロ、もう一本はロイヤルの眠り・劇場中継でしたが、こちらはまた稿をあらためて・・・。)
2007-01-29 08:29 | 音楽 | Comment(4)
Comment
お加減は如何でしょうか?グリゴロがら、パスしても、何ら問題はなかったと。行っていたら、恐らく、お加減が悪くなったことでしょう。既に書き込んだので、ここでは詳細は書きませんが、あのプロダクション会社の企画は、二度といかないです。
 今夜は、漸く「連隊の娘」です。先週から、今週の金曜日まで、ロイヤル・バレエは遅めのクリスマス/新年の休みのように感じます。
守屋 2007/01/29(月) 16:05:12) 編集


守屋さん お気遣い頂き恐縮です。今日はフラフラしながらも一応出社したのですが結構キツかったです・・・

さてグリゴロ・ガラ、そんなに酷かったのですか??昨夜見に行った友人はオケはサイテーだったがそこそこ楽しめた、とレポしてくれてたのですが。お客さんにロシア人が多くて、なぜか?ロシア語のフリーペーパーまで配っていたそうで、すっかり在ロンドン・ロシア人の集いの場と化していたようですね。

ところで、今日ballet.coに事情通の方がポストしてるのを読んだのですが、クリストファー・ウィールドンがツィスカリーゼに振付けるはずだった新作、彼が病気のため急遽グダーノフを主役にたてて別の作品を創ることにしたそうです。タイトルももとは「ハムレット」だったのが、いきなり「題名のないバレエ」にかわってしまったとか・・・(ウィールドンも破れかぶれか?)

あ、ちょうど連隊~が終演する頃ですね。今夜のオペラで、ここ2週間分のうさを思いっきり晴らされていることと確信しております!
Naoko S 2007/01/30(火) 07:12:48) 編集

オケ「も」ひどかったです。バレエは楽しめたのですが、どうも、場の雰囲気で気分が萎えてしまって。

 ウィールドンの新作情報、ありがとうございます。ボリショイのダンサーはよく知りませんが、ツィスカリーゼとグダーノフでは、全く違いますよね。この改めての新作は、この夏のロンドン公演には来るんでしょうか?
守屋 2007/01/30(火) 08:08:20) 編集


>>この改めての新作は、この夏のロンドン公演には来るんでしょうか?

むむ・・・微妙ですよねえ。「ハムレット」は持ってくるつもりだったみたいですが、あれはやはりツィスカリーゼというスターが初演する、という部分が引きになっていた気もしますしね。「新作」の出来次第、ということになるんでしょうか。
Naoko S 2007/01/30(火) 09:36:54) 編集

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