ロイヤル・オペラの「連隊の娘」 開幕!
ロンドン中のoperagoersが首をなが~~くして待ち焦がれていたドニゼッティの「連隊の娘」、11日木曜に開幕しました。

残念ながら私は行けなかったのですが、見てきた友人の報告によると、ファン・ディエゴ・フローレスは序盤やや不調のようだったけれど聴かせどころはしっかり抑えていた、ナタリー・デッセーはテンション高くノリノリで素晴らしい美声とコメディエンヌぶりを披露した・・・とのこと。さらに端役でカメオ出演したイギリスTV界一の人気コメディエンヌ、ドーン・フレンチの演技もめちゃめちゃ可笑しくて場内爆笑の渦と化していた・・・とか。あ~~楽しそう 早く見たいよー。

フローレスは年末に感染症か何かで喉を痛め、NY・カーネギー・ホールでのデビュー公演をキャンセルした後年明けにロンドンのバービカン・ホールには何とか来てくれてリサイタル敢行。本調子ではないので演目を多少変えて、水を飲み・咳こみながらの公演だったそうですが、それでも4つ☆のレビューも出ていました。今回のロイヤル・オペラ公演はどうなることか??とやきもきしていたのですが、何とか間に合ったみたいで良かった~。

そのフローレスとデッセーの舞台、ちらっとですがChannel4のニュース・ビデオで見られます。いや~もう二人とも、実に実に素晴らしい~!私のツボは、デッセーがフローレスを評したこの一言。「彼は勿論素晴らしい歌手だけれど、それに加えて、とっても"キュート"なのよ~!」。

デッセーさま、激しく同感いたします、はい。

http://www.channel4.com/news/special-reports/special-reports-storypage.jsp?id=4344

(フローレスの写真の下の"Watch the report"をクリックすると別ウィンドウが開いて映像がスタートします)

2007-01-13 10:32 | オペラ | Comment(13)
Comment
おはようございます。ガーディアンとテレグラフ、デッセイのことを手放しで誉めていますね。先月、インサイト・イヴニングで彼女の話を聞くことが出来たんですが、本当にさっぱりした性格の方のようで、話に引き込まれました。数年前の、歌手生命が終わったかもしれない手術から、戻ってきてもらえてよかったです。
 写真を見る限り、プロダクションも変に現代化されていないようでとても楽しみです。多分、売れ残っていた、フローレスがでない日も売れきれ必至でしょう。僕は2回行く予定です。
 ところで、恥ずかしながら、ドーン・フレンチという方、よく知らないんです。有名なコメディアン、という認識でいいのでしょうか?
守屋 2007/01/13(土) 17:35:06) 編集

ほんと ガーディアンのレビュー、めったにお目にかかれないような大絶賛評ですねえ。こんな感じです:

"Dessay, in particular, gives the performance of a lifetime."

"A truly outstanding night at Covent Garden, the like of which we
haven't seen in ages."

う~~ん期待が益々高まります。ところで守屋さんはインサイトにいらしたんですね いいなあ~。初日を見てきた友人からデッセーが生き生きと・嬉々としてこの役を演じていたと聞き、彼女の素顔は案外三枚目なのかな?なんて想像したりしてます。

ドーン・フレンチはこんな方です↓ ご覧になったことないかしら。

http://www.bbc.co.uk/comedy/vicarofdibley/

彼女が田舎の牧師を演じるこのシットコム、BBCの長寿番組でおそらく彼女の代表作の一つ。(この番組にはダーシー・バッセルがゲスト出演したこともあるんですよ。)私はフレンチも好きですが、彼女のよき相棒として共に活躍したもう一人のコメディエンヌ、ジェニファー・サンダースが大好きで、この二人が脚本を書いた英TV史上最もハレンチ・かつデカダンなシットコム、"Absolutely Fabulous"(通称AbFab)の大ファンだったのです。かつてヒッピー・サイケかぶれだった二人の堕落した中年女が、ポリティカル・コレクトネスを嘲笑うがごとく毒舌を撒き散らすとんでもない番組で、最高に面白かったのですよ(また見たいな~)。
Naoko S 2007/01/14(日) 03:29:04) 編集

はじめまして! いつも楽しく楽しく拝見しております。
バレエ鑑賞の初歩でほそぼそと感想など書いております。
フローレスは昨年来日公演での「連隊の娘」で、そのチャーミングな姿を満喫いたしました。もちろん声も。
このニュースの動画の情報を拙ブログで使わせて頂きます。


gromit 2007/01/14(日) 13:14:33) 編集

私もフアン・ディエゴ・フローレス(以下JDFとさせていただきます)、大好きです。最初にJDFを聞いたのは2002年「セヴィリャの理髪師」。鈴の音のような信じられない声に魅了され、その後パリまで「チェネレントラ」を見に行きました。ロンドンでの新作「連隊の娘」はとっても気になっていたのでお話が伺えて嬉しいです。Naokoさん、ありがとうございます。おまけにウェブで舞台や衣装の一部を拝見することができて感激。かなりモダンな演出と見受けられます(コメディ女優フレンチを起用したところはなんとも英国らしい趣向ですね)。世界を代表する男女それぞれのコロラトゥーラ歌手が同時に出演しているオペラなんてそう滅多にありませんから無理をしてでも渡英したかったのですが、年始ともあって仕事を抜けられず残念です。4月のウィーン公演に望みをかけています。私もgromitさん同様、昨年ボローニャ歌劇場来日公演で披露してくれた「連隊」を思い出しています(相手役はステファニア・ボンファデッリ)。スペイン出身エミリオ・サージの演出で(発売されているDVDと同じですがご覧になりました?)時代設定を第2次世界大戦に置き換えた舞台。第1幕はアメリカン・アーミーを思わせるような衣装が印象的で、第2幕はアールデコ風なセットが美しかったのを覚えています。まるで懐かしい映画を見ているような雰囲気でした。驚いたのは、あの有名なアリアAh! mes amis....を歌い終わったあと全然拍手が鳴り止まず、それに応えてかJDFがアンコールで再び歌いだしたことでした。最初は目の前で起きてることが信じられませんでした。人生で初めての体験。日本では3度あった公演全部でアンコールに応えてくれました。「テクニカル的にはそんなに困難ではないので聴衆の反応がよければ応える」とJDFはインタビューで語っていますので、ロンドンでも皆がもっと騒げば実現されるかもしれませんよ(いつも思うのですが、バレエでもオペラでも英国の聴衆はちょっとドライな感じがします。だからカーテンコールも少ないのかなって)。明日でしたっけ、JDFのインタービューがあるのは? もし行かれたらどんな様子だったかおしえてください。デセィも世界中でひっぱりだこのようで、日本ではまだオペラは実現していません。数年前の来日リサイタルが私の初ライブ体験です。だからこそなおさら4月ウィーン行きを真剣に計画中です。
ミッツィカスパー 2007/01/14(日) 23:22:02) 編集

アブファブ、噂を聞いたことがあります。テレヴィを持たない生活をしているので、どうしてもドラマなどの話題には疎くなってしまって。ありがとうございます。

 実際に観たのではないのですが、数年前、パリ・オペラ座で上演されたシュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」にデッセィがツェルビネッタで出演したときの写真を見たことがあります。現代風の演出のようでしたが、ツェルビネッタ(デッセィ)がビキニ姿で嬉々として演技している写真でした。また、3年位前のロイヤルでトマの「ハムレット(ロイヤル・オペラデビュー)」にオフィーリアで出演したとき、カーテン・コールにハムレットを演じたキーンリサイドと、まるで中のよい兄妹のように戯れながら舞台に出てきたとき、「デッセィって、根はあかるい人なんだな」、と思ったことが有ります。
守屋 2007/01/15(月) 00:44:47) 編集

gromitさん はじめまして~。やはりフローレスのファンの方は多いのですね!日本で昨年一足早く連隊の娘をお披露目していたとは知りませんでした。教えてくださって有難うございます(リンクの件、わざわざ一言お寄せ下さり恐縮です)。


ミッツイカスパーさん おおフローレスの大ファンでいらしたのですねー。あの映像を見たら万難を排してでも見に行かねば!という気になってしまいますよね(実際私の友人も一人、このオペラを見るためパリからこちらに来ています・・・)。このプロダクションはウィーンとMETとの共作らしいので、どちらかでご覧になれるといいですね!

>>スペイン出身エミリオ・サージの演出で(発売されているDVDと同じですがご覧になりました?)時代設定を第2次世界大戦に置き換えた舞台

私はオペラをDVDやビデオで観ることが殆どないので知らなかったのですが、仰っているDVDはきっとコレですね。

http://www.deccaclassics.com/artists/florez/ecards/lafille/

(パトリシア・チョーフィがマリー役、というところに反応してしまいました。ROで確か二、三度彼女の舞台を見ましたが、大好きなソプラノです。)

>>日本では3度あった公演全部でアンコールに応えてくれました

うわ~凄いですねえ。なんてサービス精神旺盛なんでしょう エラいわー。残念ながらROHではこの種の嬉しいハプニングは起きないような気がしますが(初日に起きた気配がないのでその後も望み薄かな、という気がするだけですが)。イギリスの観客は確かに私の目から見ても冷めてますね。時々ただ騒ぎに来るのを目的に観劇しているような若い子達がいて、そういう人たちが大騒ぎすることはあるけど、舞台を評価して心から楽しんでいる、という反応とは明らかに違うのでシラけるだけなんですよね・・・

>>明日でしたっけ、JDFのインタービューがあるのは? 

これ全然知りませんでした。ROHで何かイベントがあるのでしょうか それともTVかラジオ??


守屋さん TV持ってらっしゃらないのですか!確かにあの高いライセンス料を払う価値が本当にあるかというと、?なこともありますねえ。でも、AbFabは機会があったら是非ご覧になって頂きたいわ~(しつこい)。

>>ツェルビネッタ(デッセィ)がビキニ姿で嬉々として演技している

前回ROで上演された(&デッセイが降板した)版も確かツェルビネッタがビキニか水着姿になるんじゃなかったでしたっけ?これって誰でも出来るわけじゃないですよね。オペラ歌手に歌唱力だけでなく益々ルックスのよさが求められる、大変な時代になったもんだなぁ・・・と同情した記憶があります。
Naoko S 2007/01/15(月) 02:16:54) 編集

>オペラ歌手に歌唱力だけでなく益々ルックスのよさが求められる
 これ、ツェルビネッタではなく、主役のアリアドネに当初キャストされていたアメリカ人ソプラノのデボラ・ヴォイトが、太りすぎていて、ロイヤル・オペラのプロダクションでアリアドネが着る黒のスタイリッシュなドレスを着用できない、という理由で降板させられた、ということで話題になりました(ツェルビネッタはビキニは着て居ませんでしたが、豹がらがプリントされたピンヒールのブーツで舞台を闊歩していました)。

 報道によれば、ヴォイトさん、歌手生命をかけた胃を小さくする手術が成功したそうで、かなり痩せたそうです。噂では、ロイヤルが詫びをいれて、次回の「ナクソス」では、再びヴォイトさんがアリアドネ役だとか。

 観客の身勝手な期待ですが、一流のオペラ歌手の皆さんは、天が二物を与えた人であって欲しい、とたまに思います。フローレスやデッセィはそういったオペラ歌手だと思います。
守屋 2007/01/15(月) 03:47:52) 編集


あー そんな話がありましたね確か・・・スーパー・サイズ・ソプラノが降板させられたという。しかし、胃を小さくする手術って・・・(絶句) そこまでする必要あるんですかねえ。ま、しかし彼女が次回ナクソスで戻ってくるときはまさにリベンジ公演!となるわけで、パブリシティばっちり、チケットが売れることでしょうね。

フローレスとデッセイは、まさに天が二物を与えた歌手ですね!観客が熱狂するのも無理はありません・・・。(今回ばかりは観客だけでなくクリティックもすっかり骨抜きにされているようで。さっきTimesの5つ星レビューを読みましたが、主役二人には最大級の賛辞が捧げられていました。)
 
Naoko S 2007/01/15(月) 09:43:30) 編集

フローレスとデッセーですか。いいですね~♪映像も楽しく拝見しました。
この嵐のような賛美を読んで劇場に走らないでいるのは難しそうですね。

昨年のOPERA、BALLETの豊作ぶりが嘘のように静まり返る東京のパフォーミング・アーツ界。オーケストラのコンサートとピアノリサイタルを中心に観ている友人も今年はどうしたのかと思うほどそそられるチケットがない、と嘆いておりました。
今楽しみなのは、ベルリン国立歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」のみ・・・(;;)。

デッセイの「アリアドネ」、件のプロダクションを映像で見たことがあります。確か革の超ミニ、へそ出しルックで黒革のジャンプスーツにチェーンジャラジャラの男たちをあしらい達者に踊りながら歌っていて。
・・・わたくしも、現代の演出がオペラ歌手に求めるものの多さをしみじみと思ったことでした。

デボラ・ヴォイトは昨年のMET来日公演「ワルキューレ」でジークリンデを演じていましたが、ふくよかで女性らしい容姿で美しかったですよ。大変なダイエットをされたということを、サイン会で並んでいるときに耳にしましたが、そんな手術の賜物だったのですね!はぁ~なんと申しましょうか(^^;)。
maria 2007/01/15(月) 22:17:26) 編集

>>仰っているDVDはきっとコレですね

そうです、そうです。まだ購入していないのですが(ライブを聴いたあとビデオでがっかりするのが恐い)、聞いたところによるとこのDVDの中でも劇中アンコールがあるそうですよ。演出もよかったのでおすすめです。ましてチョーフィのファンなら。

>>ROHで何かイベントがあるのでしょうか

インサイトでJDFのインタビューがあるのをかなり前にROHのウェブで発見し、指をくわえて読んだ記憶があります。確か今日だか明日だか。サウスバンクショーのドキュメンタリーは友人がビデオに残してくれたので見ることができました。普通に話す声(コロラトゥーラ話法?)も澄んでいますね。

>>ROHではこの種の嬉しいハプニングは起きないような気がしますが

JDFは8回公演あるんですよね。毎回劇中アンコールやってたらちょっと大変でしょうね。でも最終日くらいは期待できるのでは? 私がロンドンに住んでいたら、アッパースリップやスタンディングでハイC9連発のアリアだけを毎日聞きに行ってたかも。今年も来年もロンドンではコンサートあるみたいでうらやましい限りです。JDF+RBのホリデーっていうのもいいなぁ。

>>ヴォイトさん、歌手生命をかけた胃を小さくする手術

守屋さん、昨年MET来日公演でドミンゴとのワルキューレを観ました。確かにヴォイトは一時期よりも痩せたというよりしぼんだ感じに見えましたが、それでもドミンゴと釣りあいとれるくらいの大きさでした。あの体があるからこそワグナーを歌えるのでしょうね。もちろん歌も演技もパワーありました。

ミッツィカスパー 2007/01/15(月) 23:12:31) 編集


mariaさん 東京のバレエ・オペラ・シーンは今のところまだ静かなのですね。(もしかして昨年がすごすぎたのかも??)でも夏にはニーナのグルジア国立、そして!ルグリ先生率いるパリオペご一行のジャパン・ツアーがあるではないですか~(「沖縄公演」にすごく惹かれている私・・・)。しばし、体力&財力温存の時期として有効にお過ごしくださいませ~。

ミッツィカスパーさん 今夜、じゃなくて日付がかわってしまったので昨日ですか15日の月曜にROHのクロア・スタジオで、「JDFと歓談する会」みたいなイベントがあったのですね!いやー これはすっかり見過ごしてました(不覚~)。それにしても彼元気ですよねー ロンドンでは今年も来年も彼のリサイタルがあるのですか?今度は是非行かねば(私彼のモーツァルトを聴きたくて聴きたくてたまらないんです・・・リサイタルなら歌ってくれるかな、と期待してるの)。

>>私がロンドンに住んでいたら、アッパースリップやスタンディングでハイC9連発のアリアだけを毎日聞きに行ってたかも。

ははは そういう常連ファンが少なからずいるかもしれませんねえ 今回。(何を隠そう私のオペラの指定席はアッパースリップスです!)

連隊の娘、私は(やっと!)今週土曜と最終日に見に行ってきます。最後の日は一幕のアリアのあと(アンコールに期待をこめて)、思いっきり派手な声援を送ってきたいと思います!
Naoko S 2007/01/16(火) 09:22:45) 編集

行ってきました。本当に、デッセィは素晴らしかったです。「ハムレット」でのオフィーリアもけっこう好きだったんですが、マリーのほうが彼女の性格にあっていますね。第2幕で、連隊のことを思い出したマリーが床下から引っ張り出した小物の中から、芽が吹き出たジャガイモが出てきた時は、「なんて細かい所まで」、と感心しつつ笑いがこぼれました。
 今日はカメラが入っていて、カメラマンに聞いたところ、ロイヤル・オペラ・ハウスからの指示とのことでした。もしかしたら、DVDの可能性がありそうです。
守屋 2007/01/30(火) 08:05:05) 編集


守屋さん ほやほやのご感想をありがとうございます!

う~んそうでしたか そうですよねー このショーはやはりデッセイのもの!って、私が見たときも感じました。勿論JDFのアリアも素晴らしいけれどこのオペラではやはりマリーが主役だし、デッセイのあまりのハイぶりは見ていてこわくなるほどでしたねえ。

カメラ、この間も入っていたそうですよ。DVD発売もいいけど、是非ともその前にTV(地上波)放送してほしい!
Naoko S 2007/01/30(火) 09:30:04) 編集

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