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ロイヤル・バレエ・オンTV
ロイヤル・バレエのドキュメンタリーとジゼルを見終わりました。ドキュメンタリーは噂ではスクール中心ものと聞いていたのですが、蓋を開けてみたら・・・嬉しい驚き。カンパニーの現役ダンサー達が大勢登場して、あたかも ロイヤル版『エトワール』。これはとても興味深い内容だったので後日詳しく紹介したいと思います。

そのドキュメンタリーに続いて、「ジゼル」全幕が放送されました。昨シーズン収録されたものと思われますが、主なキャストは以下の通り: アリーナ・コジョカル(ジゼル)、ヨハン・コボー(アルブレヒト)、マーティン・ハーヴェイ(ヒラリオン)、マリアネラ・ヌニェス(ミルタ)、ローラ・モレラ&リッカルド・セルヴェラ(ペザント・パ・ド・シスのリーディング・ペア)

映像の司会は元RB・プリンシパルで現ROH2・クリエイティヴ・ディレクターのデボラ・ブル、劇場中継の合間にリハーサル・シーン、主役二人及び振付・演出家のピーター・ライト卿のコメント、珍しい映像などが挿入されていてなかなか楽しめました。(面白かったのは、コヴェントガーデンの舞台で踊った歴代の伝説的ジゼルの紹介。マルコワ、フォンテーン、シブレー・・・ときて、現代ではギエムとバッセルの二人が登場したんですよ。「へえー・・・」と意外に感じたのは私だけ?あ、ちなみにギエムはヌレエフと一緒の写真でした。イレールのは手近になかったのかしら??<爆)

再見して、ライト版ジゼルはドラマ性を重視した一幕の完成度の高さが突出している印象を受けました。本当によくできています この一幕・・・・特にキャラクター・ダンサーズの素晴らしさはロイヤルならでは。ニ幕はセット・照明・衣装が苦手すぎるので個人的にはテンション下がってしまうのですが、ヌニェスのミルタは若干迫力に欠けるものの踊りは安定していたし、二幕のコール・ドのクラシカル度はこの間見たパリオペより高かったような・・・ハーヴェイのヒラリオンは大熱演。(この方現在のロイヤルのソリスト陣の中では一番ハンサムだと思うんだけど、キャラクター系に起用されることが多いのよね。アルブレヒトを踊ってもいいんじゃないかしら?)

実生活でもカップルのアリーナとヨハンのパートナーシップは磐石で、やや安定しすぎか?と見えるきらいもあるほど。ヨハンは私の目には典型的なドゥミ・キャラクテール・タイプなので(古い分類ではありますが・・・)、彼のアルブレヒトにはいつも違和感を持ってしまうのですが、今回もやはり・・・。アリーナのジゼルを最後に見たのは2年以上前・・・その時はパリオペのステージで、相手役はマニュエル・ルグリでした。この時はともかく若々しくてフレッシュで、その切ないまでのひたむきさで人の心を動かさずにおかないジゼルでしたが、少し大人になった今のアリーナのジゼルは、二幕の非常に「人間的な」ウィリの表現が深化していたように見えました。踊りはあくまで宙を舞うように軽いけれど、表現は半分以上人間のままでウィリになり切っていない・・・これはアリーナ自身の解釈だと思うけれど、案外珍しいジゼル二幕の造形ではないかしら。個人的にはなり切ってしまう方が好きなのですが、この彼女ならではの解釈によるジゼル二幕が今後どう深化していくのか、数年後に再び見るのが楽しみです。

(2004年2月 アリーナ&ルグリのジゼル・ミニ感想)

http://www.ballet.co.uk/cgi-bin/dcforum/dcboard.cgi?az=show_thread&om=4153&forum=happening&viewmode=all
2006-12-27 03:49 | ロイヤル・バレエ | Comment(4)
Comment
Naoko様、こんばんは!
アリーナのシンデレラを先週新国立で見たわたくし、(感想もUPしております・・・)ジゼルでの彼女を2年前にご覧になったNaoko様のアリーナ評にいたく感銘を受けました。野の花アリーナ。未だ洗練されていないけれども強くひきつけるものを持つクォリティの高いダンサー。
コボーとの磐石のパートナーシップもさぞかし安定感のある舞台だったことだろうと思いますが、やはり身分違いの恋!をいやがうえにも強調するルグリ先生とのジゼルもそれはそれで素晴らしかったことでございましょう・・・。
アリーナも可憐な容姿と感覚的とも見える実に音楽性豊かな踊りから想像する以上に、熟考して深く役を掘り下げるタイプゆえ、彼女の半ば現世に心を残したジゼル、見ごたえがありそうです。
maria 2006/12/28(木) 02:58:51) 編集

maria様 こんにちは。maria様のアリーナ@シンデレラ評、先日拝読させて頂きました(ダーシーのシンデレラと比較されたくなるお気持ち、よーくわかります)。あくまで私見ですが、アリーナは純粋クラシカルなお姫様タイプの役よりも、より人間的でドラマ性の強い役柄で輝くタイプではないかと思っています。ジゼルに関していえば、この役を踊ってロイヤル・バレエのプリンシパルに昇進したこともあり、おそらくご本人にとってもこれは特別な役・・・ダンサーとしての円熟期はまだまだ先にあるアリーナのジゼルが今後どう発展していくか・・・興味深いです。

2年半前のパリオペ・ジゼルは、ルグリのお相手にアリーナ、イレールのお相手にザハロワを招待するという非常に稀かつ豪華なセッティングだったのですよね・・・。そしてあの時籠をしょって出てきた村人その1だったマチューが今はアルブレヒトを。

時の流れのあまりの速さに、しばし茫然としてしまいます・・・
Naoko S 2006/12/28(木) 10:28:06) 編集

BBC2の録画、姉に頼んであるのですが上手く取れたかどうか…。24日から旦那の実家に行くから家を留守にする+先日の嵐以来フラット全体でBBC2だけ電波状況が悪くって上手く映らない、という話でしたのであまり期待できません~。Naoko Sさんのドキュメンタイーの方の内容紹介も楽しみにしています!
はなはな 2006/12/28(木) 23:01:15) 編集

はなはなさん こんにちは。嵐で電波状況が・・・!ご心配でしょうね でもどうか無事に録画できていますように!ロイヤルのドキュメンタリー、なかなか見応えがありましたよ。レポ、年内にアップできるよう頑張ります~。
Naoko S 2006/12/29(金) 07:06:43) 編集

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