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吉田都・イン・METRO <インタビュー>
新聞各紙くるみ割り人形初日の舞台評が出揃いました。ほぼ例外なく絶賛調で、このバレエ、特にピーター・ライト版がイギリスのバレエ・ファンだけでなく批評家にも心から愛されていることがわかります。私も再見して本当にいいプロダクションだなぁ・・・とつくづくと感じ入りました。

評の中ではタイムズ紙のデブラ・クレインのものが最初から最後まで私のツボにジャスト・ミート・・・というか、まるで自分の感想(と感慨)を代弁してくれているようなレビューだったので紹介しちゃいます。

http://entertainment.timesonline.co.uk/article/0,,14936-2503397.html

クレイン女史、都さんについてはこんな風に書いています。

「吉田都はお菓子の王国にあたかも王族であるかのように君臨していた(バレエ界では彼女は間違いなく「王族」の一人だが)。ノーブルなフェデリコ・ボネッリにサポートされ、吉田の金平糖の精は王国に荘厳さと安泰をもたらし、清澄この上ないダンスは振付の細かなニュアンスに至るまで完璧に表現し尽くしていた。」(うんうんうん、激しく同意!)

さて、くるみ開幕の前日(12/12)にこちらのフリー・ペーパー"METRO”紙に一面を割いて都さんのインタビュー(ビッグな写真つき)が掲載されていました!この新聞は週日の毎朝ロンドンの地下鉄構内に山積みにされていて、通勤途上たまに手に取るのですが、この日は何気に取ってきてほんとによかった~。紙面は大方セレブや王室のゴシップ、スポーツニュースや地域情報で、バレリーナが取材されてこれだけ大々的に取り上げられるなんて珍しいことなので快挙です!(ちなみに高級紙ではバレエが記事になる確率はぐっと上がりますが、取材対象はダーシーかシルヴィであることがほとんど。) 以下、概要をご紹介します。

「ロイヤルバレエの最もクラシカルなダンサー・吉田都が語る: モダン作品を避け、日本に帰ることを決意した理由」

☆金平糖の精について: 長年踊り続けて自分の血肉と化した役の一つではあるけれど、いまだにとても難しいと感じる・・・特に調整面で。出番は作品の最終場面だけで、舞台に登場した途端心身ともにピークの状態にもっていかなければいけないので。(インタビュワーは、「ご本人はそう仰るけれど、この役に彼女ほどマジックを吹き込めるダンサーは他にいない!」とコメントしています。うんうん、ほんとに!)

☆古典作品をスペシャリティにしていることについて: 若い頃にモダンの振付を試してみて自分には向かないことがわかった。人によってはモダン作品を踊ることでクラシックの動きが良くなることもあるが自分はそういうタイプではない。クラシック・バレエには厳格な決まりごとがあって、それをモダンとミックスすることに抵抗がある。(パートナーに対してかなり要求が厳しいようですが、と言われて)細かなディテールに気を配らないダンサーも中にはいるけれど、自分にとっては一つ一つのステップはどれも等しく重要だし、ディテールの積み重ねが肝心なので・・・。

☆ロイヤル・バレエとK-Balletへの移籍について: ここ数年ロイヤル・バレエはレパートリーをより現代化しようと試みていて、それはカンパニーにとってはいいことだけれど、残念ながら自分にとっては・・・。一生この国で踊り続けられるわけではないし、将来のことを真剣に考えて決断した。2年前に日本人と結婚したことも理由としては大きい・・・それ以前は帰国することはほとんど考えていなかった。K-Balletでは自分がレパートリーにしている英国人振付家の作品を踊り続けられるのも魅力。

☆今後の予定について: 年内はイギリスと日本で半々、来年は日本で踊る回数を増やして、ゆくゆくは完全に日本・・・ということになると思う。いつまで踊り続けられるかは正直いってわからない・・・毎日、毎年を大事に踊っていくしかない。

記事についていた写真は初めて目にするものだったのですが、撮りおろし?薄いパープルのレオタードに白いチュチュ姿で頬に手をあてて微笑する姿。すごーーーく可愛いらしいです・・・!前髪を下ろしているせいかステージ上よりもさらに若く見えてため息・・・。(インタビュワーは「彼女が41歳なんて絶対信じられない!」と書いていますが、フツーのイギリス人にこの写真を見せたら、25歳以上には見えないと言うだろうなあ。彼女の実年齢は断じて信じないでしょう・・・)
2006-12-17 04:03 | ロイヤル・バレエ | Comment(4)
Comment
Naokoさん、こんにちは!Metro記事の抜粋、どうもありがとうございます!!まさかそんなお宝記事があるとは露知らず、この日は途中で捨ててしまって、悔しい思いをしていたのです。先日はニュースダイジェストに、ロッホの取材記事がでたりと、ほんとに油断できませんね。

都さんがパートナーに要求が厳しい、って初めて聞きました。本当にいろんな相手役と組まれて、印象的な舞台はいっぱいありましたが、印象に残っているのはどちらかというと、ムハメドフとかサンソム、コープなどのベテラン勢との共演のほうかも。

でも最近のボネリは、すごく端正で精確かつ音楽的、都さんと踊りの質が似ていて、いい感じですよね。それこそモダンを得意とする、スーパークールなDNB出身なのに。

「くるみ」での久々の初日&恩師のお誕生日も、感動的でしたね!
くまのみ 2006/12/17(日) 11:55:08) 編集

くまのみさん こんにちは&いらっしゃいませ~。

おおニュースダイジェストにロッホが登場してたのですか それは見逃しました。METROのはほんとにお宝記事ですよ~ インタビュワーもちゃんとバレエを知っていてかつ都さんを正当に評価されている方とお見受けしました。(ひょっとしたらMETROのレビューワーの一人なのかもしれません・・・)

同世代の男性ダンサー達が次々に引退してしまってここ数年都さんは若手と組んで彼等を指導しながらパートナーシップを築く・・・という傾向にあったと思うのですが、ボネッリはその一人で、彼も本当に成長しましたよね。(その前にはプトロフも都さんに「育てられた」し、カルロスも若干?)都さんと踊る男性ダンサーは3割増しエレガントに見えるような気がするんですが、いかがでしょう?

初日のサー・ピーターは、アプローズの中最後に舞台の最前線からダンサー達がずらりと並ぶ中央まで駆け寄っていきましたが、都さんめがけて突進していったように見えて・・・微笑ましかったです。

さてさて都さんは夏シーズンにもロイヤルに戻ってきてくださるようで歓喜しています。詳しくは別稿にて・・・
Naoko S 2006/12/17(日) 23:11:42) 編集

都さん最新情報ありがとうございます!
コジョカルの新国立「シンデレラ」も終わり(ボネッリが良かったです)、いよいよこの終末は都さん@Kバレエの「くるみ」・・・。
期待が高まりますわv
maria 2006/12/20(水) 00:42:50) 編集


そうそう23日の祝日でしたっけ?都さんはKバレエで金平糖を踊るのですよね。日本のバレエファンに最高のクリスマス・プレゼントになることでしょう!どうぞ、楽しんでらしてくださいね。
Naoko S 2006/12/20(水) 08:08:11) 編集

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