ボリショイ・バレエ パリ公演(@ガルニエ)
相変わらず頭の中はsoul musicが渦巻いていてあまり気分じゃなかったのだけど、先週ロンドン・コロシアムで開催されていた「ディアギレフ・フェスティバル」、行ってきました。「青鬼」「アルミードの館」等永らく忘れられていたバレエ・リュス作品を復刻上演する特別公演で、出演者につられてチケット買ったのだけど、マーシャ(・アレクサンドロワ)は来なかった・・・。廃れて久しいのも故あってのことだなぁ、とつい納得してしまう、見ていて辛い(で、爆睡してしまった・・・)作品もあったけれど、まあ珍しいものを見せてもらえてよかったかな、と。クレムリン・バレエ団という二流のバレエ団の中にあって異星人そのものとしか形容しようのないリエパとツィスカリーゼの二人を見ることができたし。特にリエパのかけ離れっぷりたるや、すごいものがあった。彼女の踊った「ボレロ」(ニジンスカ振付)が一番面白かったなあ これは今も十分鑑賞に堪えると思えたけれど。

で、ボリショイですが、ちょっとフォローを怠っていたらいつの間にか芸監が変わっちゃってるし(フィーーリーン!)、来月のオペラ座公演の初日のキャストがオーシポワからマーシャに変わってるし。このボリショイ引越公演は前からチケット金輪際手に入らないとさんざん騒ぎになっていて、はなから諦めて行く気はなかったのだけど・・・。来年・オリンピックイヤーのロンドンは文化面にも影響が出ていて、オペラハウス夏期恒例の外国バレエ団による引越公演はナシらしいのです。じゃあボリショイは来ないのね・・・とがっくりしていたところに、"パリ公演の初日のチケットがネットに出てる!"と知って、思わずポチっとしてしまいました。

初日の「パリの炎」の公演はAROPガラなので、チケット代が他の日に比べて相当高いのです。(トッププライスは400ユーロ!通常は89ユーロ。)そのせいか、数週間前にAROPのサイトを見に行った時、まだかなり残席がありそうな感じで、"これ、売れなかったらどうするんだろう?"と気になってたんですよ。そうしたら、先週売れ残りの一部をネットで放出したのか?パリオペ本家のサイトに定価350ユーロのカテゴリー1の席が109ユーロで出ていたんで、思わず買っちゃったのよね・・・。この放出枠はごくごく限られていたのか、あっという間になくなってしまいましたが。今またAROPのサイトに行ってみましたが、まだありますね チケット(カテゴリー1と2)。

http://www.arop-opera.com/fr/Saison/AchatSpectacle.asp?From=Particuliers&Saison=Par1011&Theme=2&NumCal=2822&Galas=yes

これも近々値引価格で放出する可能性ないかなー?是非そうしていただいて、チケットを狙ってる方がゲットできるようになるとよいですが・・・。(みんな見たいよね~ボリショイ。マーシャ、ぜったいに、来てね~~!!)
2011-04-19 08:23 | ボリショイ・バレエ | Comment(2)
Le Freak, c'est chic!(ナイル・ロジャース来日公演)
今日は六本木のディスコ・ナバーナ(懐かしいでしょー 同世代のみなさま!)がUstreamで配信しているダンスフロアからの生中継を初めて聴いてしまった。来日公演の迫っているナイル・ロジャースへのトリビュート・ナイトだったのです。(Good job! 本日4月9日 = シ・ク= Chicの日、と語呂合わせしていて、なるほど~と感心・笑)

前々から、次回一時帰国の際は必ず行こう!と狙っていたのが"大人の"ディスコとジャズ・クラブで、3月に帰っていたら少なくともディスコには行けていたのに・・・と未練たらたら。で、そろそろ、5月か6月に帰ろうかな、と思い始めて真っ先にチェックしたのがこの二つ(笑)。停電の影響があるかもと危惧していたけど、今はほぼ平常営業に戻っているようでひとまずホッ。ただ、都内のメジャー・ジャズ・クラブでは来日をキャンセルするアーティストの告知が出ているのを見て、仕方ないこととはいえちょっとさびしい気持ちに・・・。

そんな中、ナイル・ロジャース&Chicがブルーノートとコットンクラブに出演予定と見つけて、思わずおお~ナイス!と反応してしまった。(残念ながら私が帰る時期ではないのだけど・・・公演は4/12からです。)な~んかナイルってしょっ中日本に行ってるよね・日本のファンはいいなぁ・・・と羨望しつつ久々に彼のサイトに行ってみたら、ショッキングな事実が・・・なんと昨年10月に癌告知されて以来闘病生活を送っていたと。この日本公演が復帰後初のライブになるのだそうです。

なんとも有難い&嬉しいことではありませんか~ ああ、東京にいたら絶対行くのになあ(痛恨)。

Thank you Nile!

☆ ナイル&シックの新作・"I wanna dance"、共演は、Kool & The Gang
(wow!):

http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/290-walking-on-planet-c-life-is-beautiful-and-unpredictable#
2011-04-10 11:08 | 音楽 | Comment(4)
Song Cycle for Japan (3/27)
アマチュアからプロまで、震災支援のチャリティ・コンサートがロンドン各地で行われていますが、これは異色・聴き逃せない、と足を運んだコンサートがあります。

主催はOperaUpClose。パブで全幕オペラを上演して成功を収め、今は北ロンドンのKing's Head Theatreをベースに活動しているオペラ・カンパニーのオーナーが、"未曾有の天災に見舞われた被災地の人々を支援するのに我々にできるのはこの方法しかない"と、音楽によるサポートを行うべく、急遽作曲家Stephen Croweに歌曲を依頼。Crowe氏が七日間で書き上げた作品が、”Song Cycle for Japan"。春めいた陽気の日曜の昼下がり、劇場(パブですが)の向かいにあるSt.Mary's Churchで上演されました。

開演時間がくるとアナウンスも何もなく、いつの間にか歌手とピアニストが現れて、とても静かにパフォーマンスが始まった。厳かででも重すぎず、緊迫感のあるピアノソロで幕を開け、ソプラノとバリトンが12の短い曲を披露。歌詞があまりよく聞き取れなかったのだけど、どの曲も作曲家が映像や写真で見た情景をそのまま素直に音楽でスケッチしている、というつくり。ほとんど愚直なまでに、淡々と情景描写を音楽にのせている、というアプローチ、客観的な描写がなにかニュートラルな空気を醸しだしていて、自分の心情にぴったり合った。(遠く遠く離れたところにいる我々には、少なくとも今のこの時点で、レクイエムは歌えないのではないか・・・)時折環境音楽にきこえないこともない、淡々と静謐な音楽、でもそこに人間の声が入ると途端に生気が吹き込まれてパワーが増幅する。人間の声の力はやっぱり凄いなぁ、と感心、そして、教会のアコースティックのよさもあったにせよ、二人の歌手も大変レベルの高い歌唱を聴かせてくれて、嬉しい驚き。二人とも清潔感のある、品のよい声質の持ち主で、これがこの音楽にとてもよくマッチしていた。しかし三人のパフォーマーの中で一番感心したのが、実はピアニスト。たいへん歌心に優れたピアノで、音楽がしっかり身体に入っていて緩急や強弱のつけ方も見事だったので、"ひょっとしてこの人が作曲家かなあ・・・そうでなければこの短期間でここまで弾けるかしら”と思ったほど。(隣席の友人も同じことを考えていたようで、終演後に二人で”?"と囁き合っていた。確認したら違うことがわかったけど。)

45分の上演時間があっという間にすぎ、始まったときと同じように静かに終わったコンサート、惜しむらくは観客の少なさ・・・宣伝をほとんどしていなかったようで、500席のキャパがあったにもかかわらず、その十分の一ぐらいしか埋まっていなかった。震災支援のチャリティ・コンサートは数あれど、オリジナル・スコアの上演なんてイギリスはおろか日本国内でもあるかどうか?この作品が再び上演される機会がくることを強く願ってやみません。

☆ もうほんとに謙虚というか何というか・・・当日のパフォーマーたちの情報はネット上にも見つからず、コンサートの翌日劇場に電話して聞きました。皆さん日頃King's Head Theatreに出演してるのかなあ この劇場も要チェックだわ~。

Song Cycle for Japan

OperaUpClose

27 Mar 2011 - 15:00 at St Mary's Church

Words and music by Stephen Crowe

Soprano - Katie Bird
Baritone - Alistair Sutherland
Piano - Sebastian Grand


(幸いピアニストのGrand氏はウエブサイトを持っていて、バイオをチェックできたのですが、なんと若干23歳の若者でした・・・ひえーっ!major talentだと思うけどなあ この人・・・)

2011-04-04 09:55 | 音楽 | Comment(2)
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