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マーシャのライモンダ in パリ
マーシャとボルチコフ、踊ったんですね~。ボリショイ・ペアの初日・昨日のマチネ公演のレポが早くもダンソマニに続々あがっています。翻訳機にかけて解読を試みてみましたが、概ねポジティヴな評が多くて嬉しい~。前半ボルチコフがやや生彩を欠いていた、彼とマーシャのパートナーシップは必ずしも成功していたとは言えない(ビュイヨン@アブドゥラムとマーシャの並びはなかなかよかったとか!)、と複数の方が書かれてるんですが、それに対して管理人氏が擁護のコメントを出したりしてます。いわく、この二人はボリショイでもこれまで一回しか組んだことがない(「パリの炎」)、ボルチコフは急遽客演が決まってリハーサルの時間があまり取れなかったのであろう・・・。(この二人、本当に過去一度しか組んだことないのだろうか・・・パキータ一緒に踊ってなかったっけ??)あ~早く見たい、どうか無事に見られますように!

・・・というわけで、私は明朝パリに向かいますので、これが今年最後のポストになるかもしれません。

皆様、どうぞよいお年を!
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2008-12-29 11:29 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(2)
パリオペ・ガラ公演 @ トレヴィーゾ (10/5)
去る10月に北イタリア・トレヴィーゾで開催された、パリオペの熟年エトワール(!)3人を中心とする・男性ダンサーのみのガラ公演。鑑賞記録を途中まで書いたもののその後次々邪魔が入ってすっかり頓挫してたのですが・・・なにも残さないよりはいいだろうってことで、尻切れトンボ風だけど、この際あげちゃいます。

☆☆☆

"Le Gala des Hommes"

Teatro Comunale, Treviso
Domenica 5 Ottobre

「オーニス」
ブルーノ・ブシェ、ニコラ・ポール、シモン・ヴァラストロ

「エンジェル」
マニュエル・ルグリ

「トレ・デュニオン」
ローラン・イレール、ウィルフリード・ロモリ

**Intervallo**

「アベルはかつて・・・」
カイン: ニコラ・ポール、アベル: ブルーノ・ブシェ

「牧神の午後」
ウィルフリード・ロモリ

"Akathisie"
ニコラ・ポール

「さすらう若者の歌」
ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ


まずは会場のテアトロ・コミュナーレについて。街中のごく普通の通りに商店やレストランと並んで位置していて、注意していないと見過ごしそうな控え目な外観。入口を入ると共用スペースはそれほど広くなくて、すぐ目の前にオーディトリアムへと通じるドアが。内部に足を踏み入れると平土間部分は座席数が少なくて、一瞬、ちょっと豪華な映画館ぐらいの規模かな~という印象。でもレベルは4階まであり、平土間より上のレベルは全てボックス型の造りになっていて、わ~なんて可愛らしい、小さな歌劇場・・・と感動する(収容人員750人)。修復・オープンしたのが5年前ということで、どこもかしこもまだピッカピカで、綺麗だった。内装は柔らかなパステル・カラーが基調で天井にはロココ風の絵が描かれ、各ボックスにはお菓子の包装紙に使われそうな可愛らしい・花柄?のデザインがあしらわれていて、とてもフェミニンな雰囲気。

http://www.teatrispa.it/fondazionecassamarca/teatrispa/images/photo/popup/comunale.html

この夜はオケピ部分を取り払ってあって、ステージと客席が危険なほど近かった(笑)。平土間の前から6列目(3列目と4列目の間に通路あり)・中央よりやや右サイド、の好位置で鑑賞。開演時刻の8時45分(!)より10分近く遅れて、幕が開いた。

オープニングは、若手ダンサーによる「オーニス」。昨夏のチヴィタノヴァでのガラと同様、ここでも特筆すべきはシモン・ヴァラストロのスタイリッシュなダンス。小ぶりな劇場でステージも決して広いとは言えず、伸び伸びと踊るにはちとスペースが足りないかなぁなんて感じたりもしたけど、ヴァラストロは素晴らしかった。シャープな身のこなし、ポーズの付け方が洗練されていて、何より踊ることが楽しくて仕方ない・・・と全身からオーラを発してる・・・本当に、人を惹きつける魅力のあるダンサーだ。(正直ヴァラストロのことしか見てなかった・・・。そういえば、この作品をロモリ、ベラルビ、Jean-Claude Ciapparaの3人が海辺で踊っている<気持ちいい~>映像があるのだけど、これ、まさにアウトドアのセッティングがぴったりの、開放的なダンスなんですよねえ・・・やっぱりちょっと狭かったかなぁ ぶつぶつ。)

続いて、ルグリの「エンジェル」のはず・・・なんだけど、ここで暫し異変が。なかなか幕が上がらないなぁ・・・とじりじり暗闇の中で待つこと数十秒?と、客電がついて途端にざわつく場内。"ひえー もしやルグリの身に何か??"と胸騒ぎ・・・ほどなく男性の声でアナウンスが入るも、勿論何て言っているのかわからない(泣)。ルグリとかイレールとかダンサーの名前には言及していなかったようだけど、何事か、テクニカル・プロブレムでも??ここで隣席のmariaさんが件のアナウンスを通訳して下さり、『15分後には"このまま"続行するということでしたよ・多分大丈夫でしょう』と落ち着き払って仰ったので、パニック状態解除。(あぁ~心臓に悪い、この種のガラ公演は何度か見ているけど、こんなこと初めて・・・。あの一瞬、mariaさんがマリア様に見えました~>当り前?・笑。感謝です・・・)

で、結局10分もしないうちに再びオーディトリアムの灯りが落ちて、幕が開くと、薄暗い舞台にダンサーのシルエットが。舞台が明るくなって、中央で仁王立ちしている(そう見えた)ルグリの気迫のこもった表情に、一瞬にしてオーディトリアムが緊迫感に包まれる。(思わず居ずまいを正したくなるような、そんな迫力があった!)この作品は初見。今となっては振付がどんなだったか、まるで思い出せないのだけど(割とありがちなコンテンポラリーというか、特に印象深いものではなかったような・・・)、マニュエル・ルグリとはなんと非凡なダンサーであることか・・・と数分の間舞台を見つめながら、(今更ながら)しみじみ感慨に浸っていたような。

・・・ううんと、いや、ちょっと違うな。感慨に浸るというよりは、もっとなにか、舞台から迫ってくる強い感情に押しまくられるような、そんな感じがあった。ルグリの舞台を見るのは久しぶりだったのだけど、ここ数年彼のパフォーマンスに接するたびに感じることがまた頭を掠めて・・・近年のルグリは、かつてのMr.パーフェクトだったノーブルそのもののダンサーから少し変わってきているな・・・と。アーティストとしてのエゴがストレートに出てきて、それがいい意味で舞台にかける情熱・というか執着につながってるような。

前半最後は、 「トレデュニオン」。イレールが舞台に登場してくるときのライティングが・・・やや黄味というか黄金色がかっているのはいいんだけど、暗すぎる。照明を背にして立ってるイレールの顔がほとんど判別できない場面があって、うーむ。・・・まあそれは置いといて、この夜のイレール、すごく熱っぽくて、最初気迫でロモリを追い詰めていたように見えるほど。が、勿論ロモリも負けてない。スリリングな男と男の対決に、またも痺れる。おそらく観客の大半がこの日初めてこの作品を目にしたのだろうと思うけど、れいのアクロバット技のシーンでは、客席がかなり派手にどよめいていて、おかしかった。(今回も「延長ヴァージョン」だったのかなあ・・・最後に手信号みたいな動作を繰り返すところがやや冗長に感じられたんだけど、私的にはここは無い方がいいなぁ。)

☆☆☆

以上が公演後に書いた感想。後半分を駆け足で付記・・・

ニコラ・ポールとブルーノ・ブシェの「アベルはかつて・・・」は、見た直後=無感想、今となっては、無記憶。ニコラ・ポール振付・自演(新作?)の"Akathisie"は、バリバリのアマチュア作品で、ちょっと絶句ものだった。(この夜唯一睡魔に襲われた。こんなこと言っちゃ本当に申し訳ないけど、この方って振付の才能ないんじゃ・・・)

ロモリの「牧神」は初見。淡々とした表情、どこか透明感があって、獣性は感じられない。その佇まいからおのずとエロスが立ち上る・・・というタイプではないけど、あのがっしりとした体躯が(でも少し痩せていたような・・・)動きにしっかりとした量感を感じさせて、それがなんともセクシーだった。(大人でした。う~益々シブ専になってるかも 私・・・)

最後は「さすらう若者の歌」。これは本当に見るたびに変わる・・・というか、こちらの感じ方が変わってきているということか。初めて見た時に感じた、あの重厚な文学性から、今はより音楽的になってきているような・・・。二人のダンサーの表現がより自由になって、作風が軽やかになっているような印象が。イレールの表現がなんとも言えずリリカルで(あらためて、この人のラインの美しさに嘆息・・・)、胸を衝かれた。あとよく憶えているのは、直前にニコラ・ポールの作品を見たから・・・というわけではないだろうけど、ベジャールってつくづく凄いな・・・と感じたこと。この夜は特に、行間ならぬ曲と曲の間のつなぎの部分ではっとさせられた。無音でアクションが少ないこういう部分でも一貫してドラマが流れているというか、一瞬たりとも作品世界が途切れることがない(演じているのがこの二人だったからかもしれないけど・・)。この作品だけ別格感を漂わせていたなぁ・・・勿論客席の反応も一番大きかった。

<終!>
2008-12-28 23:03 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(4)
再訪・The Police (Sting)
イギリスは今日からクリスマス四連休です。クリスマス・デーの今日は(年間通じて唯一)交通も商業活動も完全にシャットダウンする、静かな一日。で、一夜明けてボクシング・デーに一斉に冬のセールが始まる・・・のが通常のパターンなんだけど、今年は異変が。

ここ数年セールの時期が年々早まってる印象があったんだけど、不況の今年はさらに前倒しになって、既に12月初旬から投売り始めてる小売店も多いようで。仕事が早くひけた昨日の午後、久々にウエスト・エンドのショッピング街を歩いてみたんだけど、既にセールも佳境に入ってるのか・・・という風情すらあり、ストック薄の店も多し。高級ブランド・大手デパートのセールはこれからだけど、この分だと年内が勝負だろうなぁ 年明けたらもうロクなもの残ってないような気がする・・・狙ってるもののある方は、早めの出動がよろしいようですよ。(明後日ナイツブリッヂ界隈を攻めようかと思ってるんだけど、きっとすっごい人だろうなあ・・・)

で、これも実に久々のHMVに寄って、ディスカウントされてたCDを何枚か買ってきたんだけど(マイルス・デイヴィスの名盤・Kind of Blueがたったの4ポンドって、ちょっと安すぎでは・・・)、そのうちの一枚がポリスの"Synchronicity"。この間日本に帰ったときの飛行機がBAだったんだけど、機内エンタテイメント・チャンネルで久々に聴いたポリス(ベスト盤だった)がも~凄く良くって、若い頃夢中になってた音楽を再発見した気分に・・・。(最近こんなのばっかりですが・・・学校サボってポリスの武道館コンサートに行ったのは、なんともう四半世紀以上前のこと!)極上のポップ・チューンの"Don't Stand So Close to Me"や"Every Little Thing"はほんと良く出来てて今でも気持ちよく聴けるし、初期の荒削りなサウンドもパワーがあるし、でもなんといってもブッ飛んだのが、"King of Pain"

これ、アルバム・Synchronicityの中で一番好きだった曲だけど、昔よりさらに強く迫ってくる感じがして、びっくり・・・・この歌詞はすごいよ やっぱり。機上でこればっかり何度も繰り返し聴いていて、戻ってからもYouTubeで毎日流してほとんど中毒状態。で、晴れてCDをゲットした今(6ポンド也)、ガンガンに鳴らし続けてるのだけど、何度聴いてもイイんだな これが・・・歌詞は、こんな感じ(by Sting):

"There's a little black spot on the sun today
(....that's my soul up there)

It's the same old thing as yesterday
(....that's my soul up there)

There's a black hat caught in a high tree top
(....that's my soul up there)

There's a flag pale rag and the wind won't stop
(....that's my soul up there)

I have stood here before inside the pouring rain
With the world turning circles running 'round my brain
I guess I always thought that you could end this reign
But it's my destiny to be the king of pain....

There's a fossil that's trapped in a high cliff wall
(....that's my soul up there)

There's a dead salmon frozen in a waterfall
(....that's my soul up there)

There's a blue whale beached by a springtide's ebb
(....that's my soul up there)

There's a butterfly trapped in a spider's web
(....that's my soul up there)

<中略>

I have stood here before inside the pouring rain
With the world turning circles running 'round my brain
I guess I always thought that you could end this reign
But it's my destiny to be the king of pain....

King of pain
(I'll always be) king of pain.....
(I'll always be) king of pain....."

ある日太陽に黒い斑点(黒点?)をみとめて、それがとても痛々しい。その痛みを自分のものと感じる(あるいはそれが自分の苦悩・痛みを象徴するものに見える)、あの斑点は自分の魂だ・・・というフレーズで始まって、以降太陽からイメージを変えながらも言ってることは同じ。この曲を書いた当時スティングはユング心理学にハマっていて、この歌詞はもろにその影響を受けている・・・というのが定説だったけれど(アルバム・タイトルの「シンクロニシティ(共時性)」はユングの理論)、ユングのことは全然知らない私にも、スティングの言葉はストレートに"来"る。(すっかり取り憑かれてしまった・・・)

スティングといえば、私が一番好きなアルバムは、ポリス解散後に彼が結成したブルー・タートル・バンドの二枚組ライブ盤、"Bring on the Night"。で、一番欲しかったのはこれなのに、HMVには置いてなかった・・・。もしや廃盤に?と焦ってアマゾンをチェックしたら、幸いちゃんと出てきたので、速攻で購入。当時の超一流のジャズ・メンを"従えて"ややイキがってた感もあるけど、この頃のスティングは(私にとっては)ロック界でもっとも霊感に満ちたアーティストで、世界一セクシーな男だったのよね(今は・・・mmm)・・・ってなことをYT見ながら懐かしく思い出していた。(早くCD届かないかな・・・)

☆ "King of Pain"(ライヴ版):
http://www.youtube.com/watch?v=LUibygTpcQw&feature=related

☆"I Burn for You"(with Blue Turtle Band):
http://uk.youtube.com/watch?v=yQEolgSJkIU
2008-12-26 01:32 | 音楽 | Comment(0)
パリオペ・ベジャール・プロ評
ひゃ~ 早いものでなんと明日(あ、もう今日か)はクリスマス・イヴ!なーんか今月は全然仕事した気がしないなぁ・・・と思ったら、それもそのはず、5日しか出勤してないのであった。今日も行っても半日だし(大体例年24日と大晦日は午前中であがりなのです)、休暇許可が降りたので来週も休むし、仕事は遠くなるばかり・笑。(あ、何気に今日が仕事納めじゃない~ラッキー♪♪そもそも先週あたりからオフィスにはクリスマス気分が蔓延してて、仕事する雰囲気じゃなかったり・・・いや、ちゃんとしてますけどね ええ。今日は同僚がクリスマス・プレゼントをラッピングするのを手伝ったりして、早くもホリデー気分・・・)

さて本題ですが、一昨日のFT紙にパリオペ・ベジャール・プロの公演評が掲載されたのでご紹介。

http://www.ft.com/cms/s/0/82901a10-cdcf-11dd-8b30-000077b07658.html?nclick_check=1

イギリスの新聞にベジャール作品の公演評が載るなんて、極めて珍しい。評者はballet.coにもよくレビューを寄稿されているジェラルド・ダウラー氏。

のっけから、「ベジャールは英米ではウケなかった」と予防線を張っているところに思わずクスリとしてしまいましたが、この書きぶりからいくとダウラー氏自身も特別ベジャールの熱心な鑑賞者というわけではなさそう。「これが死か」と「火の鳥」についてはテンション低め、でも「春の祭典」は手放しで賞賛、L'Elu役のジェレミー・ベランガールも激賞されてます。

・・・そうか、この作品のジェレミーはそんなにいいのか~。昨日またもキャスト変更があって、私は彼では見られないようで、残念だわ・・・。(まぁまだわかりませんけどね 最終回のキャストがどうなるかは・・・)
2008-12-24 10:23 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
ロパートキナのオーロラ<映像>
久々の(?)"YTの回し者"コーナーです。

これ、ロパートキナ・ファンの方はとっくにご覧になっていると思いますが、例の、"(多分)最初で最後のオーロラ"映像が、いつもの方のチャンネルにあげられてますねー。

http://uk.youtube.com/watch?v=zDmE-6MQL9c&NR=1

・・・んー想像していたほどは違和感なかったけれど、やはりロパートキナはオーロラのキャラではありませんね・・・なんかモーレツに彼女のリラを見たくなってしまった・笑(まぁ余興だったのでしょうね これは・・・)。

これは勿論マリーナ・セミョーノワ・ガラの時の映像なんですが、どうやらこの公演はロシアのTV局が放送したようで(羨ましい~)、YTでは7部に分けて投稿されてます。パート3ではマーシャとゼレの海賊(珍しい組み合わせ!)、パート5ではグラチョーワとフィーリンのライモンダ(フィーリンの白マント姿!)を見られますので、どうぞお試しを~。
2008-12-22 08:34 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(2)
ロイヤル・バレエ 「くるみ割り人形」 (12/19)
滑りこみセーフでなんとか体調が快復して(よかった・・・)、見てきました 昨夜のロイヤルの「くるみ」。

で、早速都さんなのですが・・・・

・・・舞台を見ている間中、そして終わったあともずっと、私の頭の中はある一つの疑問で占められたまま。それは、

「この人は、なんだってこんなに美しいのだろうか?」

ということなんですが・・・。何を今更~と笑うことなかれ。あの舞台を目にしたら、何度でも問わざるを得ないですよ・・・。非凡なバレリーナを語るとき、年齢の話を持ち出すのはあまり意味のあることではないけど、ほぼ演技しかしないキャラクター・ダンサーたちを除けば、この夜の出演者の中で都さんは最高齢だったはず。なのに、一番若々しく見える(というか年齢を超越している、と言うべきかもしれないけど・・・)。大体「ベテラン・ダンサー」となれば容姿もそれなりに円熟してくるのが普通なのに、彼女は見た目がまるで変わらない!相変わらず浮世離れしていて、プリンセスで、キラキラ輝いていて・・・・。ここ数年で唯一変化があったとしたら、以前の可憐さ一辺倒から今は大人の女性の包容力を感じさせる表情が窺えるようになったことぐらいでは・・・・あと3,4年たって都さんの金平糖を見られたとしても、多分同じように変わっていないんじゃないか・・・と思わされる超越ぶり。

昨夜の都さんの金平糖、踊りについていえばまず何より唸らされたのが、その正確無比な動き。いつにも増して磨きのかかった、人間技とは思えない緻密でキッチリと正確な動きに、ほとんど鬼気迫るものを感じたほど。その正確さが即・音楽との親和性につながって、見ていてなんとも心地いい。(gpddのあの荘厳で甘美な旋律に酔いしれました・・・。)

この夜のサポート・キャストについても少々。サービス精神旺盛なギャリーのドロッセルマイヤー、ますます芸を深めつつあるルーツ&セルヴェーラのクララ&ハンス・ペーター・ペアは安心して見ていられて、よかったです。(コール・ドは・・・ボリショイを見たすぐ後のせいか、どうも踊りがヌルく感じられて仕方なかったな・・・。)

最後に再び、しつこいようですが都さんについて。昨夜あらためて、強力に再認識させられたのだけど、彼女の放つ輝きにはやはり尋常ならざるものがあります。そしてあの、夢を見ているような気分にさせられる非現実性は・・・。舞台上で一人だけ人間じゃないというか、彼女一人が軽やかに音符と戯れる妖精のように見えた。(吉田都が金平糖の精を演じてるんじゃなくて、妖精が吉田都という人間の姿を借りて姿を現しているんじゃないか、と思えてしまうような。この夜「花のワルツ」のリードを踊ったモレーラ、すごくノッていて長~いバランスなんか披露してくれちゃってなかなか良かったのだけど、都さんと並んだら彼女も"フツーのバレエ・ダンサー"にしか見えない・・・いや、私はモレーラ好きなんですが。やっぱり、都さんが特別すぎるのね・・・)
2008-12-21 00:46 | ロイヤル・バレエ | Comment(9)
ボリショイ・バレエ ドン・キホーテ (12/3)
昨夜の東京初日のドン・キ、無事見ることができました。

・・・ああ 来てよかった 生きててよかった・・・としみじみ思わせてくれたボリショイ・バレエ団に、心からの感謝と拍手を!

主役のマーシャ@キトリは、もう、なんと言っていいか、わたしはあまりに彼女のことが好きすぎて、いまも胸がいっぱい・・・ただただ幸せでした。なんて輝かしく、バレエ芸術(と観客)への愛に満ちたパフォーマンスだったことでしょう。マーシャは確か30歳になったばかりと記憶してますが、この若さでここまで芸を極めてしまってよいものか・・・と身震いしてしまうほどの完成度の高さでした。

あと、もう一つ深く感動したのは、観客の質のよさ。昨夜のマーシャご本人の調子が良かったことは確かだと思うけど、まず登場シーンで暖かな拍手、彼女が絶妙のタイミングで見事な見得を切るたびに盛大な拍手の嵐で、あれですっかり"ワタシのお客様!"と気を良くして、さらに奮起していたんじゃないかな。(私は常々マーシャは日本のバレエ・ファンに特別にウケるタイプではないのではないか・・・と思っていたので、あのレセプションの暖かさがすごく嬉しかった。)

もちろん主役以外のダンサーに対してもツボを得た拍手とブラヴォーが飛んでいて、随所でボリショイ・バレエ団へのリスペクトをひしひしと感じる客席の雰囲気。このオーディトリウムを埋め尽くした観客の大半がバレエファンなんだろうなあ・・・と、一元のお客や観光客の多いロンドンやパリでは味わえない鑑賞体験が新鮮で、なんともうれしかった。(香港から見に来ていたballet.coerのダンスライターの方も、観客の的確な反応に感心してました。)

昨夜のキャラダンは残念ながらベテランのマルハシャンツやジブロワを欠いていたし、そのほかのサポート陣もファーストキャストではなかったけど、それでもこれだけクオリティが高い・・・ボリショイのドン・キはやっぱり特別!

今夜はオーシポワ&ワシーリエフだったんですね。オケのテンポがさらに高速になって、閉演時間が昨夜より数分早まったことでしょう!
2008-12-04 14:10 | ボリショイ・バレエ | Comment(16)
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