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RO 「マティルデ・ディ・シャブラン」(10/23)
待ちに待った、ロイヤル・オペラ新シーズン最大の話題作、初日に見てきました。イギリスのoperagoers(プロも含め)に絶大な人気を誇るファン・ディエゴ・フローレスが十八番のロッシーニ・ロールで登場とあって、注目の的は断然彼だったわけですが、蓋を開けてみると、私的には・・・・

祝・カサロヴァ様、ロイヤル・オペラ復活~!(Brava Brava Brava~~!!!)

と、雄叫びをあげたくなる・大コーフンの夜と相成ったのでした~。

・・・いやいやいや、ほんとに凄かったです ヴェッセリーナ・カサロヴァ。彼女の役どころは主役の暴君・コッラディーノ(フローレス)の政敵・ライモンド・ロペスの息子で、囚われ人として屈辱の日々を送る、誇り高き騎士・エドアルド。

一幕、エドアルドが両腕を鎖(の代わりの布切れ)でつながれ・兵士達に連行されて舞台に姿を現すシーン。全身から強烈な舞台人オーラを発している、カサロヴァの孤高の佇まいに、まずははっと目を惹き付けられる。そして彼女が第一声をあげるや、瞬時に舞台にピッキーーーーンと緊迫感が走り、それまでのややヌルい空気が吹っ飛んでいくのを肌で感じる。<あぁぁ なにやら凄いことが起こりそうだ・・・>

自分への服従を強いるコッラディーノに、"貴様のような輩には軽蔑の念しか持ち合わせていない!"と、鬱屈した心情を吐露する苦悩のアリア。陰影に富んだ表現(明暗のコントラスト、低音のほの暗い熱情・・・ゾクゾクする!)に加え、完璧なコントロール力。何よりも、舞台登場直後にここまで役に入り込める集中力の凄さに、圧倒される。(あまりにも、クオリティが・・・違いすぎ!!彼女のアリアが終わると当然客席から熱狂的な拍手とブラヴォーが。私はあまりに興奮して日本語でなにやら恥ずかしいことを口走っていたようで、隣席の友人にたしなめられてしまった・・・トホホ。周囲に日本人らしきお客さんがいなくてよかった・・・!)

ああ凄い、凄すぎる・・・。エドアルドが舞台から姿を消すと、続いて女主人公のマティルデが登場。コッラディーノの侍医・アリプラントと軽妙なやりとりを交わすシーンなのだけど、カサロヴァの残像が強烈すぎて、最早何も目に入らず・耳に届かず・・・しばし放心状態。"エドアルド、カムバ~~~ック!!”と心中虚しく叫びながら、眼下で繰り広げられる滑稽劇をかろうじて目の端でキャッチ。

で、お待ちかね・二幕のエドアルドのアリアは導入部がホルンの独奏になってるんだけど、これがなんとも頼りない・フラフラした音で、"げっ これでカサロヴァ様の伴奏がつとまるのかっ"とハラハラ・ドキドキ。エドアルドの歌唱がホルンとの掛け合いのような形で進行していくんだけど、カサロヴァの歌に一幕ほどの衝撃がなかったのは、ホルンがしょぼい音を出したせいだ~~!と、オケピに飛び込んで戦犯の首を絞めてやりたい衝動にかられる。

このアリア、縄を解かれたエドアルドが、父・ライモンドとコッラディーノが剣を交える戦場に駆けつけ、父は戦死したと思い込み悲嘆するシーンで歌われるので、ヒロイズムに溢れたカサロヴァの表現は、"正解"ではあったのだけど・・・。が、しかし、それにしても。

明らかに、彼女の存在は周囲から浮きまくっていた。(多分他の歌手がこの役をやっていたら、"フツーにシリアス"程度の、無難な表現に終わるのではなかろうか・・・)

そもそもこのオペラ、日本語版Wikipediaで解説を読むと、ジャンルとしては"semi-seria"となっているんだけど、多少は演出のせいもあるのかもしれないけど、私の目には、どう見てもbuffa。リブレットなんて相当おちゃらけた・軽めのテイスト、エドアルドとライモンドが登場するシーンだけはシリアス・ムードなんだけど・・・。で、カサロヴァ@エドアルドはこの予定調和的・お気楽なパーティーの中にあってあまりに異質で、ある意味プロダクションの雰囲気をブチ壊していた・・・とも言える。内的ユニバースとでもいうか、確立された自分だけの美の世界をもっている彼女、きっとどんな役柄を・どんなプロダクションで演じていようとも、まごうことなきその独特の個性が滲み出て、おそるべき侵食作用を発揮してしまうのであろう・・・そんな風に見えた。

・・・ううう素晴らしい~~。私はこういうことのできる芸術家(グルベローヴァの系譜を継ぎ・ロパートキナに通じるものがある)に滅法弱いので、もうもう骨抜き・腰砕け状態でありました・・・。(それと、私カサロヴァのルックスも大好きなのですよね~♪凛々しくて、カッコいい!お顔立ちは、なんとロパートキナに《ちょっぴり》似ているのですよん。)

ああ~止まらないカサロヴァ賛歌。でもでも、紙数が尽きる前に、この日の「主役」お二人についても語らねばなりませぬ。

「血に飢えた戦争好きの非情な領主で、大の女嫌い」のコッラディーノを演じたフローレスは、登場シーンでは、闖入者・イシドーロを威嚇する"暴君"の姿が違和感ありまくりで、笑えた・・・。あのリリカルなテナー・ボイスで、物騒なセリフを口にされてもねぇ・・・。怖くもなければ迫力もないし、"若、ご乱心~~"(「殿」じゃないのよ・笑)ぐらいのもんで。一幕前半は総じてやや低調、後半から徐々にエンジンかかり始め、二幕は声に艶が出て伸びやかな歌唱を聴かせてくれて、よかったです。(コッラディーノ役には超難技を駆使するアリアがあって、現在フローレスしか歌える歌手はいない、と言われてるのですが、肝心のこのアリアがどこででてきたのかわからなかった、ボケの私・・・。おそらくフローレスが難しさを感じさせることなく、スムーズなパフォーマンスを披露してくれたことの証左であろう、と思ってますが・・・はは。)暴君というよりほとんどバカ殿(若!)とみえるような滑稽な演技を要求されるシーンもあったけど、ちゃんとこなしていて偉いな~と感心。マティルデの手練手管の前にアッサリ・コロリと落ちて、「恋の病」にかかって戸惑っているときの演技がなんともいえずに可愛らしくて自然で、やっぱりこの人には一途で純粋な表現が似合うわ・・・と再認識。

タイトル・ロールを演じたのは、ポーランド出身のソプラノ、アレクサンドラ・クルザック。この方これまで聴いたことがあったかどうか、まるで思い出せないのですが、目が覚めるような素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。特に二幕のハイライト、コロラトゥーラを駆使したマティルデ役の見せ場のアリアが、お見事としかいいようのない出来。マティルデは自信満々で策士で、でもオープンな心の持ち主で女っぽい魅力に溢れている。そんな主人公を茶目っ気たっぷりに演じて、ステージプレゼンスでフローレスにひけをとっていなかったのも立派。彼女はこの夜カーテンコールで最も盛んな拍手を浴びていたけど、それも至極納得の出来。(ところでこの方、ちょっと見た目がナターリヤ・オーシポワに似てました・・・)

「マティルデ・ディ・シャブラン」、作品自体はロンドンでの上演が150年以上なかったことも頷けるB級作品だったけど(ストーリーのアホらしさ加減に至っては、わざわざ紹介する気も起きない・・・)、この三人の歌を聴くだけでも万難を排して駆けつける価値があります!迷ってる方は、リターンをゲットして、go~~!!

The Royal Opera "Matilde di Shabran"
 ~ossia Bellezza, e cuor di ferro

Music: Gioachino Rossini

Libretto: Jacopo Ferretti after a libretto by Francois-Benoit Hoffmann
for Mehul's Euphrosine, and J.M. Boutet de Monvel's Play Mathilde

Conductor: Carlo Rizzi

Director: Mario Martone

Set Designs: Sergio Tramonti

Costume Designs: Ursula Patzak

Lighting: Pasquale Mari

《Cast》

Matilde di Shabran: Aleksandra Kurzak

Corradino: Juan Diego Flórez

Raimondo Lopez: Mark Beesley

Edoardo: Vesselina Kasarova

Aliprando: Marco Vinco

Isidoro: Alfonso Antoniozzi

Contessa d'Arco: Enkelejda Shkosa

Ginardo: Carlo Lepore

Egoldo: Robert Anthony Gardiner

Rodrigo: Bryan Secombe

**The 3rd performance at the ROH**
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2008-10-27 08:25 | オペラ | Comment(8)
ロパートキナ、35歳に
一昨日・10/23はウリヤーナ・ロパートキナのお誕生日でした(おめでとう~♪)。

なんと、彼女ももう35歳・・・!ロシアの"The Prima"の記念すべき日を祝って?イズベスチャ紙がロング・インタビューを掲載しています(ミニ・ギャラリーつき):

http://www.izvestia.ru/culture/article3121837/

そして、ありがたいことに、この記事を抜粋英訳してBalletTalkにポストしてくださった方がいます・・・ご興味ある方はこちらからどうぞ:

http://ballettalk.invisionzone.com/index.php?showtopic=28199&pid=235263&st=0&#entry235263

ロシアのバレエ界におけるイコン的存在とみなされていることについてどう思うか?という、(いまや)お決まりの質問に対する客観的かつ慎重な返答や、プリセツカヤ・シチェドリン夫妻に関する考察など、とてもロパートキナらしくて興味深い内容です。私的にとっても嬉しかったのが、今後の抱負について語っているこのくだり:

『モダン・バレエを踊りたい・・・モダン作品ではより人間的な表現が許されるから。未知の、実験的な試みに対しても常にオープンでありたいと思っている。(クラシック・バレエには厳格な美が求められる・・・)自分の中には、未だ使われていないエネルギーの塊りがあると感じてる・・・』

最後の部分が非常に心強いです・・・今後もダンサーとしてのポテンシャルを更に貪欲に追求していっていただきたい!

"Happy Birthday, Uliana!"
2008-10-25 09:01 | マリインスキー・バレエ | Comment(0)
ロンドン・パリ オペラの秋!
う~寒い。今日は、この秋初めて、冬物のウールのロング・コートで出勤・・・今からこんなの着てたら真冬はどうなる~とずっとガマンしてたんだけど、朝の冷え込みのきつさに、ついに根負け。

これからますます寒く&暗くなる一方のロンドンだけど、観劇が楽しみな季節の到来でもあります。ロイヤル・オペラ・ハウスでは明後日・23日からこの秋一番の話題作・「マティルデ・ディ・シャブラン」を上演!我等operagoersのお目当ては、なんといってもファン・ディエゴ・フローレス。ロッシーニのこの作品、ロンドンで上演されるのはなんと1854年以来らしいのだけど、フローレスが一躍世界の檜舞台に踊り出る契機となったのが、96年のロッシーニ・フェスティヴァルでの上演時、コッラディーノ役に(急遽の代役で)抜擢されたとき。ここで今も語り草になっている名演を披露して、その後はオペラ界のスターダムへの道まっしぐら・・・というのが彼のバイオの欠かせない一章になっていますが、そんな得意のレパートリーを歌うフローレスを聴けるなんて~♪なんたる幸運!!

(・・・でもねえ なぜかメディアの取り上げが少ない・・・というか殆どないのよね。チケットとっくに完売だからこれ以上宣伝する必要ないと思ってるのか、オペラハウスのサイトも全然営業努力してないし・・・つまんないの。取敢えず、上記ロッシーニ・フェスの時の様子をフローレス自身が語っているインタビューを見つけたので、貼っておきます)

http://www.classicstoday.com/features/f1_0502.asp

(そうそう、ロッシーニ・フェスティヴァルの開催地・ペーザロには昨夏ほんの数日間だけど滞在しました。アドリア海に面した落ち着いた雰囲気のリゾート地で、とってもいいところでした。また行きたいなぁ・・・・)

私的には、フローレスに負けず劣らず楽しみなのが、エドアルド役でお出ましのヴェッセリーナ・カサロヴァ様!彼女の舞台は何年ぶりだろう かなーり久しぶりのはず(去年パリで振られてるし・・・)、必ずや、ご登場くださいますように・・・!

さて、"隣町”のパリに目を転じてみると・・・ ちょっと前にオペラ座サイトのトップに貼り付けてあってイヤでも目に入ったのが、「トリスタンとイゾルデ」のイメージ画像。このプロダクションは新作ではなくて何度目かの再演のはずなんだけど、作品紹介のビデオを見てたら興味をそそられ、一時は本気で観に行こうかと目論んだのだけど、諸事情に鑑み、今回はパス・・・。

この「トリスタンとイゾルデ」は今春の日本公演にもっていったヴァージョンで、そのお陰で日本のクラシック・ブログでレビューを何本か読むことができたのだけど、好き嫌いが非常にハッキリ分かれるつくりのようで。全編米国人ビデオ・アーティスト創作の映像を舞台中央のスクリーンで見せて、歌手はその前で歌うという、ビデオ・コンサート?のような趣向らしく、そこにちょっと興味があったのだけど。(ロンドンでは絶対に見られないタイプの演出。このビデオ制作にはすごくお金がかかっているらしい・・・)あと、イゾルデ役がウルトラウト・マイヤーなんですよね 私はこの方の舞台に接したことがなく、一度ワグナーもので聴いてみたいのです(ROではリサ・ガステーンしか聴けないし・・・!)。いつの日か、ご縁があるといいのですが・・・

(舞台の抜粋ビデオはこちら。モーティエ総裁のコメントに続き1:23ぐらいから始まります)

http://www.operadeparis.fr/Saison-2008-2009/Bonus.asp?Id=654&IdS=536
2008-10-22 07:09 | オペラ | Comment(6)
マリインスキー・バレエ バランシン&ラトマンスキー (10/15)
マリインスキー@サドラーズ、プログラム2はバランシンとラトマンスキーのミックス・ビル。初日だけ見たのですが、この夜最大のヒットは・・・・

ウラジーミル・シクリャローフ!!

・・・といっても、ウケていたのは観客に、ですが。(はは・・・いや、私も感心しましたけどね)

プログラムの構成はバランシン作品三つ+ラトマンスキー一作で、中盤、彼がノーヴィコワと踊ったチャイコフスキーpddは観客に大層ウケていた。キャーキャー騒ぎたくなるような演目はこれだけだったせいもあるだろうし、確かに二人とも悪くはなかったけど、そこまで大騒ぎしなくても・・・と突っ込み入れたくなるぐらいリアクションが凄かった。

公演は15分近く遅れて開幕。一本目の「アポロ」、指揮はゲルギエフ<あーほんとに来てたのか・・・>。サドラーズのサイトに出ていたキャスト情報を見る限りプロローグ付の版を上演するようだったので期待していたのだけど、幕が開くとセットもレト役のダンサーの姿もなくて、舞台上にはゼレンスキー@アポロが一人、ポーズしている。

ゼレ、少し痩せたかしら・・・オペグラで見るとさすがに39歳という年齢は隠せないけど、彼ならではの、彫琢された美しいポーズが滑らかに動作を始める、そのシーンを見ているだけでうっとり。最初の跳躍で、着地のときに殆ど音がしないのには驚き(あの大きな身体で!)。さすが、バレエ界屈指のスムーズ・オペレーター。

この夜の女神達は、テレプシコールがオスモールキナ、カリオペがゴンチャル、ポリヒュムニアがノーヴィコワ(事前のキャスト情報ではゴールブ)。三人の身長(脚の長さ?)がほぼ揃っていて、三者ともまずまず悪くはなかったけど、面白みには欠けてたかな・・・。オスモールキナはとってもエレガントなテレプシコールで動きは美しいのだけど、踊りから強烈な個性が立ち上ってくるというタイプではないので、私的にはやや物足りなかった。ゼレが風格ありすぎるせいか、アポロとのpddでは完全にアポロが主導権を握っているように見えて、このpddでは両者が対等な・拮抗する存在であってほしい私としてはちょっとインパクトに欠けたけれど、ゼレのアポロを再び見る機会に恵まれた、それだけで十分有難かった。

ところで、ゲルギエフの振るオケの演奏は異常にスローテンポで、こんなにのんびり(間延び)したアポロの演奏は初めて聴いた・・・。フィナーレは、(オリンポス山のセットがないので)舞台上手奥に立つアポロ、その彼の身体に身をもたせかけたミューズたちのアラベスクした片足が扇を広げた形に見える・あのシーンで終わったのだけど、音楽のタイミングがあっていなかったのか?幕が下りて客席から拍手が沸き起こるもオケの演奏は続いていて・・・なんかすっきりしないフィニッシュ。

休憩のあとは、ラトマンスキーの「ミドル・デュエット」。指揮はゲルギーから別の人にバトンタッチ(この方の名前がわからず・・・)。この作品、pddは過去何度か見たことがあったけど、あのpddの延長ヴァージョンか・はたまた改訂版なのか?pddを踊る一組の男女以外にも登場人物あり。舞台中央で"偽フォーサイス風"の振付を踊っているのはコンダウーロワとバイムラードフ。その二人を舞台両脇・最前線で客席に背中を向けて立って見つめているのが、White AngelとDark Angel(背中に巨大な羽をつけてる!)。このAngelsが、ほんとにただ突っ立って主役ペアを眺めてるだけで、最後に多少動きはあるんだけど、一体何のために登場させたのか・・・。プラス、最後の最後にもう一組のペアが出てきて同じ振付で踊り始めるも、10秒ぐらいで音がブチ切れ・照明が落ち・唐突に幕、という演出になっていたのだけど、これも、なんだかなぁ・・・だった。

続いて、ノーヴィコワとシクリャローフの「チャイコフスキーpdd」。アポロ同様(指揮者は違えど)、オケのテンポがぎょっとするほどスローだった・・・特に導入部分。男性ソロでは普通のペースになっていてホッとしたのも束の間、女性ソロの時はあれよあれよという間に加速度的にテンポが速くなっていって・・・。随分とデコボコな演奏だなあ・・・とハラハラ(ノーヴィコワはよく堪えて踊っていたけど)。

この夜唯一のアップビートで華やかな演目で、冒頭書いた通りオーディエンスは大喜び。シクリャローフは立派な体躯とチャーミングな笑顔を武器に(滅法見栄えのいいダンサーであることは確か)、胸がすく・・・とまではいかないけど、まずまず美しく・堂々たる踊りを披露。彼のソロが終わった途端万雷の拍手と歓声が・・・ちょっとひいてしまうほどの騒ぎ方。(ちなみに批評家の受けもよかったようです。時間がなくて新聞評ちゃんと読んでないけど、ballet.coでレビューのヘッドラインを見た限りでは、シクリャローフには概ねポジティヴなコメントが寄せられていた模様。)彼の場合どうしても見ている方に力が入ってしまうパートナリングも、この夜は目立ったミスもなくて、ホッ。(リハーサルを見学した友人の話では、リハではパートナリングがメタメタで、相方のノーヴィコワは終始眉間にシワをよせて厳しい表情をしていたとか・・・シクリャローフ、案外本番に強いタイプ??)

最後の演目は「放蕩息子」、再びゲルギエフが指揮台に。タイトル・ロールを踊ったのはロブーヒン、セイレーンはコンダウーロワ

私的にフォーサイス・プロでは全然いただけなかったロブーヒンだけど、これはよかった。やんちゃで向こう見ずなドラ息子の役がぴったりで(地でいってる?)、随所で見せる男性的な跳躍・回転技も決まってたし。セイレーンのコンダウーロワはゴージャスで足長でセクシーで、この役がぴったり嵌っていてカッコいいのなんの(今回4演目で彼女を見たわけだけれど、これが一番良かった)。役になりきっていたのか、カーテン・コールでむっつりした表情のまま(放心状態?)かろうじてそこに立っている・・・という風情のロブーヒンが印象的だった。小さなブーケがいくつか舞台に投げ込まれて、最初の2つは拾ってコンダウーロワに手渡していたけど、あとは目に入らないというか、ぼーっとした表情で立っていた。コンダウーロワは控えめな・でもとても嬉しそうな笑顔で、舞台袖にゲルギーを迎えに行っていた(なぜかなかなか出て来ない!)。

<キャスト>

Apollo
Chor. George Balanchine
Apollo Igor Zelensky
Terpsichore Ekaterina Osmolkina
Calliope Nadezhda Gonchar
Polyhymnia Olesya Novikova

Middle Duet
Chor. Alexey Ratmansky
1st couple Ekaterina Kondaurova, Islom Baimuradov
2nd couple Ksenia Dubrovina, Alexander Sergeyev
White Angel Ivan Sitnikov
Dark Angel Andrey Ushakov

Tchaikovsky Pas de Deux
Chor. George Balanchine
Olesya Novikova, Vladimir Shklyarov

The Prodigal Son
Chor. George Balanchine
The Prodigal Son Mikhail Lobukhin
Siren Ekaterina Kondaurova
Friends Anton Pimonov, Grigory Popov
Father Petr Stasyunas
Sisters Anastasia Petushkova, Ryu Ji Yeon
2008-10-20 02:47 | マリインスキー・バレエ | Comment(6)
マリインスキー・バレエ 「フォーサイス・プロ」 (10/13)
マリインスキー・バレエ@サドラーズ劇場でのミニ・シーズン、昨夜の初日を見てきました。

で、早速ですが、昨夜の最大のヒットは・・・・

アレクサンドル・セルゲーエフ!!

・・・ひゃ~も~~驚きましたよ 次世代のスターですね、彼は。間違いなし!!

いや、実はセルゲーエフには以前から目をつけていたので(笑)今更驚くまでもないんだけど、ここまで魅せてくれるとは・・・!彼はまだ20代前半のはず(入団は2004年)、童顔なせいもあって見た目はいたいけな少年・・・という風情なんだけど、踊りは恐ろしいほど成熟してる・・・

http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/second_soloists/dancers4/sergeyev/

初めてこのダンサーをしっかりと認識したのは、あの、超・駄作と散々叩かれ、今後ニ度と陽の目を見ることはないだろう・・・と思われる、ゲルバー版「黄金時代」で主役を踊るのを見たとき。特に、ネオ・クラシックの振付で踊られる男同士のpddで見せた、柔軟でしなやか・かつダイナミックな動きに度肝を抜かれ、その後コンテンポラリー作品でソリストに抜擢されるのを何度か目にして、マリインスキーの"モダン要員"として着実に地歩を固めているのかなぁ・・・という印象をもっていたのだけど。いや~それだけじゃすみそうもないなあ この逸材は。(古典作品では端役でしか見たことがない・・・純クラシックではどんな風になるのか、見てみたいなあ・・・)

セルゲーエフは長身で手足が長くて頭が小さい・・・というイマドキのマリインスキー標準の体型をしてるのだけど、シルエットの美しさが群を抜いていて、まずはそれだけで目立つ。私は日頃男性ダンサーに関しては必ずしも柳のように細い・中性的な体型をいいと感じる方じゃないんだけど、彼の個性(ダンス)が実にこの体型によって引き立てられているというか・・・。実にナチュラルでスムースでいながらインパクトのある踊り、そして、なんとも不思議な空気感を纏っているんですよ 浮世離れしてるというか・・・昨夜は彼の周囲だけスポットライトで照らされているように見えて、彼が舞台にいる間は他の人たちは殆ど視界に入ってませんでした。(あ、今更ですみません セルゲーエフが踊ったのは最初の「ステップテキスト」と最後の「イン・ザ・ミドル・・・」です。)

というわけで、急遽「セルゲーエフ祭り」と化した「フォーサイス・プロ」初日。他のダンサーについては駆け足コメントを・・・(キャストは事前の発表どおりだった!)


"ステップテキスト”

冒頭一人舞台に登場する男性ダンサー、プラチナ・ブロンドのベリーショート・ヘアで、一瞬、「これ誰??」とおそるおそるオペグラを覗くと、いかつい顔の・・・ロブーヒンだった。うーん、なーんかこの方ガラが悪いというか、ヤンキーな雰囲気なんだなぁ・・・踊りも粗雑っぽいし。(苦手・・・)

コルプとコンダウーロワのpdd。コルプはまたヘアスタイルが変わった?トップを伸ばして耳の辺りでワンレングスに揃えてて、下は刈り上げてる?これは見たことのないパターンだわ・・・と、しばし髪型に注目してしまった(笑)。さすが彼の踊りには安心感があるな~出演演目これだけなんて、なんて勿体ない・・・<ロブーヒンは一杯踊るっていうのに・・・>。コンダウーロワは大西洋を一っ飛びして駆けつけてくれたわけだけど、ややお疲れ気味?少し動きが硬く見えた。燃えるような赤毛に朱赤のユニタード、長身・美貌の彼女は見た目のインパクトは絶大なのだけど・・・。(蛇足ながら、結構びっくりしたのが彼女のお化粧・・・"30・40年代の銀幕のスタア"かくや・・・という、完璧なクチュール顔なんですよ。彼女に似てる女優がいたなぁ・・・と懸命に思いだそうとしたんだけど、思い出せなかった・・・。)

ああ、それにしても、マリインスキーのダンサーってほんっと~~に身体が柔らかいんですねえ もうみんなクネクネで(笑)、関節がないみたい。こんなに柔軟なダンサー集団、久々に見たなぁ・・・・と妙な感慨が。

"アプロクシメート・ソナタ”

この作品は前回、コヴェントガーデンでの上演時になかなか面白く見た記憶があって、今回もまずまず楽しめた(途中やや眠気に襲われる場面があったけど・・・)。第一カップルのイワノフとシェシナはいい味だしてたし、第三カップルの女性、多分初めて見た若手・アナスタシア・ペトゥシュコワがかなり気に入った(女性陣の中で最も大胆&リスキーな踊りを披露)。

”精密の不安定なスリル”

お馴染みのダンサーたち、オブラスツォーワ、ノーヴィコワ、シクリャーロフ、ジュージンが登場。(・・・で、この中に一人、どこから紛れ込んでしまったのか・・・?と大疑問符のつくダンサーが。エレーナ・アンドロソワという、あまり見覚えのない人だったのだが、全然踊れてなかった・・・。)

この作品に関しては、ともかくオブラスツォーワがあまりにも可愛いかった、それしか憶えてない。フォーサイスをあんなにスウィート・かつお姫様~な表情で踊るダンサーを見たのは初めてで、不意を衝かれてかなり動揺してしまった(笑)。ノーヴィコワもまずまず手堅く、この二人はよかった(さすがファースト・ソリスト。しかし、この二人もメイクはばっちり"女優仕様"なのよね~)。男性陣は二人とも盛大な笑顔を振り撒きながら踊っていたけれど、やや詰めの甘いシーンが散見され・・・特にシクリャーロフ。(相変わらず?所々はっとするようないい動きも見せていたけれど。)

"イン・ザ・ミドル・サムワット・エレヴェイテッド"

うーん なぜこんなにもロブーヒンが起用されるのかが疑問。彼はゴールブ&コンダウローワとpddを踊ったのだけど、明らかにコンダウーロワの相手としては背が足りないし、どこか悪目立ちしてる印象が・・・。ここでも俄然光っていたセルゲーエフはシェシナと短いpddを踊ったのだけど、二人の身長差が凄いので(数10センチある)バランスに難があったのが惜しかった(個々にはいい動きしてたのだけど)。観客の反応はこの作品が一番よくて、カーテンコールはかなり盛り上がった。

☆Ballet.coのギャラリーで舞台写真を見られます:

http://www.ballet.co.uk/gallery/jr_mariinsky_kirov_forsythe_programme_swt_1008

<キャスト>

"Steptext"
Ekaterina Kondaurova
Igor Kolb, Mikhail Lobukhin, Alexander Sergeyev

"Approximate Sonata"
1st Pas de Deux Elena Sheshina, Andrey Ivanov
2nd Pas de Deux Ryu Ji Yeon, Islom Baimuradov
3rd Pas de Deux Anastasia Petushkova, Anton Pimonov
4th Pas de Deux Ksenia Dubrovina, Alexey Nedviga
Pianist (Solo) Liudmila Sveshnikova

"Vertiginous Thrill of Exactitude"
Elena Androsova, Olesya Novikova, Evgenya Obraztsova
Vladimir Shklyarov, Maksim Zyuzin

"In the Middle, Somewhat Elevated"
Irina Golub, Ekaterina Kondaurova,
Olesya Novikova, Elena Sheshina,
Evgenya Obraztsova, Ksenia Dubrovina,
Mikhail Lobukhin, Alexander Sergeyev, Anton Pimonov
2008-10-15 09:48 | マリインスキー・バレエ | Comment(6)
RO「ドン・ジョヴァンニ」<全幕>ネット放送
これは、なかなか画期的なビデオではなかろうか~ってことでご紹介。

先月ロイヤル・オペラが上演した「ドン・ジョヴァンニ」全幕をネットで見られます。

http://www.roh.org.uk/video/

(左端コラムの"Don Giovanni"をクリックすると本編映像がスタートします)

このビデオ、昨夜見つけて早速全編聴いてみたけど私的にはこのキャストは、・・・・(いや、勿論好きな人たちもいましたが。)でも確か世間の評はまずまず良かったし、まあ歌手の好みは人それぞれなので。(今回のDon GはA,Bの2キャストあって、私はパトリシア・チョーフィがドンナ・アンナを歌う&トニーが振るBキャストを見たかったんだけど、今シーズンからROHはチケットの最安価格帯を大幅値上げしたこともあり、諦めたのでした・・・)

しかしまあ、上演後間もない舞台映像を全幕ネットで流しちゃうというこの試み自体は素晴らしいですね。(ひょっとして世界初?)BBC出身のオペラハウスの現CEO・トニー・ホールは常日頃オペラ・バレエの観客の裾野を広げることをハウスの最重要ミッションに掲げていて、この目的のために映像をフル活用する戦略を打ち出していますが・・・これは、かなり本気っぽいですね。確かに、オペラやバレエに全く縁のない人に最初の一歩・興味を持ってもらうには、メインストリーム・メディア(昔なら主にTV)での露出を高めることが何よりだものね。ネットはまだまだ地域・社会層によってアクセス障壁が厳然と存在するという限界があるからメインストリームとは呼べないかもしれないけど、国境をやすやすと越えられるというメリットは大きい!

オペラハウスには、今後も是非、この路線を強力に推進していただきたいと思います~。

☆映像に登場するキャストはこちら:

Don Giovanni: Simon Keenlyside

Leporello: Kyle Ketelsen

The Commendatore: Eric Halfvarson

Donna Anna: Marina Poplavskaya

Don Ottavio: Ramon Vargas

Donna Elvira: Joyce DiDonato

Zerlina: Miah Persson

Masetto: Robert Gleadow
-------------------------------------

Director: Francesca Zambello

Designs: Maria Björnson

Conductor: Sir Charles Mackerras

The Orchestra of the Royal Opera House
The Royal Opera Chorus

収録日: 2008年9月8日 (RO 2008/09シーズン初日)
2008-10-12 23:37 | オペラ | Comment(0)
マーシャのパートナー??
パリオペ・ライモンダにマーシャの出演がほぼカタいことがわかり、早速キャスト予想を試みてるのですが・・・

まず、マーシャのパートナーには、ジョゼ(JdB)とニコラ(アブドゥラム)を激・希望!ボリショイのトップ・プリマには、是非ともパリオペの現在最高のエトワールを配していただきたい!

あながち夢でもないかなぁ~とも思えるのは、パリオペって過去の傾向からするとゲスト・アーティスト同志を組ませることは滅多に(まるで?)なくて、必ず"地元の"ダンサーと踊らせるんですよね。マーシャは背が高い方だし、このプレ・キャスト情報によればJdBを踊るエトワールはジョゼだけだから、彼とペアを組む可能性がまるでないこともないんじゃないか・・・と。ここ数年のパリオペの主な招聘アーティストとパートナー、ぱっと思い出せるのは以下の方々なんですが。(本拠地での公演のみ・間違ってたらゴメンナサイ)

ヴィシニョーワ: ルグリ(マノン)、マルティネス(ドン・キホーテ)、ペッシュ(白鳥の湖)、ティボー(ジョワイヨ・ルビー)

ザハロワ: バール(ラ・バヤデール、白鳥の湖)、イレール(ジゼル)、マルティネス(眠り)、ル・リッシュ(白鳥の湖)

ロパートキナ: バール(ジョワイヨ・ダイヤモンド)

ツィスカリーゼ: ジロ(ラ・バヤデール)

マトヴィエンコ: デュポン(ドン・キホーテ) 

ルンキナ: ガニオ(ラ・フィーユ・マル・ガルデ)、ベランガール(くるみ)

以上ロシア組。他には・・・

ボッレ: ルテステュ(ドン・キホーテ、眠り、椿姫)、ジロ(眠り)・・・これしか思い出せないけど、もっと踊っているかも!

コジョカル: ルグリ(ジゼル)

アコスタ: デュポン(ドン・キホーテ)

イリ・ブベニチェク: ルテステュ(椿姫)

・・・こうして書き連ねてみるに、今回の"男性ゲスト"にはまたまたボッレが呼ばれるんじゃないか・・・という気がしてきたので彼のサイトでスケジュールを確認してみたところ、11/27~12/16、12/21以降は空いているようだった・笑。(もっともここには本拠地と自身のガラ公演の予定しか掲載していないみたいだけど・・・来年のロイヤル白鳥・ゲスト出演情報も出てないし。)ボッレのほかに有力候補というと?あまり思いつかないんだけど・・・どうなることでしょう。

プレミエは、おそらくオレリーかアニエスのどちらかでしょうね。そうなると、オレリー&ゲスト?(プレキャストではオレリーと組めそうなJdBがいない!)か、アニエス&ジョゼか・・・・後者かなぁ。そして、アブドゥラムのファースト・キャストはニコラでしょうね きっと。所詮この時期東京にいる私はファースト・キャストは見られないのだけど・・・気になります。
2008-10-12 08:50 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
マリヤ・アレクサンドロワ、パリオペ・ライモンダに客演!
キャ~~~~~!!

ダンソマニが速報で伝えてくれました。12月にガルニエ宮で上演されるパリオペのヌレエフ改訂版・ライモンダにマーシャが客演する模様です!

フォーラムにプレ・キャスト情報第一弾がupされているのですが、それによりますと、<仮の>主要キャストはこちら:

Raymonda : Cozette ou Dupont ou Gilbert ou Gillot ou Letestu ou Alexandrova, remp. Ciaravola, Grinzstajn

Jean de Brienne : Martinez ou Bullion ou Duquenne ou Heymann ou Paquette ou invité à déterminer, remp. Hoffalt, Magnenet

Abderam : Bélingard ou Le Riche ou Bridard ou Bullion ou Carbone ou Phavorin, remp. NN

マーシャの客演、噂にはなっていたけど、ほんとに実現するとは・・・神様ありがとう~(嬉涙)。マーシャのパリオペ・デビュー、絶対に駆けつけねば!と既に行く気満々ですが、日本公演の後・・・ということは、12月中旬~後半のどこかで登場でしょうか。(至極手前勝手な希望としては、後半だといいなぁ・・・くれぐれも都さんのくるみの日と重なりませんように!)

気になるのは、もう一人「ゲスト」を招聘するらしいのだけど(ジャン・ド・ブリエンヌ)、誰になるのか・・・こちらもボリショイから??

ほかのキャストで特に目を惹いたのは、このヌレエフ版ライモンダでは"美味しい役"のアブデラム。ニコラが役デビューですか?(似合いそう・・・)ジェレミー、シュテファン(・ビュイヨン)、アレッシオも役デビューなのかなー。ヤン・ブリは既に踊ってますよね ファヴォランもデビュー済みのような気がするんだけど、間違ってるかしら・・・・

マチューとエルヴェの名前がない!と焦ったら、マチューは今回バスティーユに張り付いてるんですねー 「ベジャール・プロ」、32演目に名前があります。(エルヴェの名前はありません・・・・間に合わなかったのかなあ。) ベジャール・プロの仮キャストはこちら:


L'Oiseau de feu

L'Oiseau de feu : Ganio ou Pech ou Paquette ou Heymann, remp. NN

L'Oiseau phénix : Heymann ou Paquette, remp. Bouché, Chaillet, Kim


Serait-ce la mort

L'Homme : Ganio ou Legris ou Le Riche, remp. Paquette, Paul

Moussin + Gilbert + Pujol + Osta ou Ciaravola + Daniel + Grinzstajn + Hurel


Le Sacre du printemps

L'Elu : Bélingard ou Le Riche ou Pech, remp. Bridard, Bullion, Bezard

L'Elue : Pujol ou Osta ou Abbagnato ou Romberg, remp. Renavand

Deux jeunes gens : Carbone + Thibault ou Bellem + Gaudion, remp. Stokes, Couvez, Le Roux, Vantaggio

Deux chefs : Bridard + Phavorin ou Bezard + Chaillet ou Paul + Kim, remp. Cordier, Renaud

「これが死か」のキャストが特に豪華ですね~ マチューとニコラとルグリ、3キャストすべて見たいなぁ・・・。ガルニエとバスティーユ、女性ダンサーは割ときっぱり二手に分かれるようだけど、男性陣は掛け持ちの人が結構いて、重労働になりそう・・・(特にニコラがフル回転!)くれぐれも怪我などされませんように、私が行く時まで何とか持ちこたえていて頂きたい~。
2008-10-11 09:45 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
パリオペ・ダンサーのガラ公演@ロンドン?
Dansomanieで見た、オドロキの情報。来年7月21日にロンドン・コロシアムで、"Gala with the dancers of the Paris Opera Ballet"なる公演が開催されるとか。

プロモーターはよくロシア・バレエのガラ公演を企画・招聘しているEnsemble Productions・・・のようなのですが、何故か今ここのウエブサイトがワークしていないみたいで、詳細情報は見つからなかった。(ダンソマニに貼ってあるリンクからは全く関係なさそうなサイトに飛んでしまう・・・ググってみたけど収穫なし。)面白いのは、照会先・チケット発売窓口にENO(コロシアム)だけでなく、ROHも入っていること。もしかしたらロイヤルとパリオペの合同ガラなのかなぁ?チケット発売は今月開始とか(!)。

しかし、7月21日といったらシーズンが終了した直後で負傷・故障者だらけなのではなかろうか・・・でも、そうなったら、元気な"熟年"エトワール達の出番かな~なんて若干期待しちゃったりもするのですが。(早速ルグリのサイトに行ってみたけど、特に情報はなかった・・・) ロンドンで"Gala des Hommes"上演の運び・・・てなことになったら面白いんだけどな~と、ついつい妄想が止まりません・笑。
2008-10-10 08:46 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(7)
三大エトワール揃い踏み!@トレヴィーゾ
イタリアから戻ってきました~。

昨夜(10/5)北イタリア・トレヴィーゾで開催された、パリオペ・ダンサーズのガラ公演・"Gala des Hommes"を見てきました。イレール、ルグリ、ロモリの三大エトワールが無事に登場して下さって、遠路駆けつけた甲斐がありました。

会場はキャパ700人とこじんまりした&内装がとても可愛らしいテアトロ・コミュナーレ。エトワール以外の出演者《若手》は、シモン・ヴァラストロ、ブルーノ・ブシェ、ニコラ・ポールの三人(当初出演予定となっていたステファン・ビュイヨンは不参加)。演目ほか詳細は、後ほど・・・

今回もまた二泊三日の週末・駆け足旅行だったのだけど、ガラの前日はトレヴィーゾでなくヴェネツィアに宿をとりました。4月にポルデノーネのガラを見た時もトレヴィーゾから入ってここで一泊して、街は大体見て回ったし、やはりヴェネツィアかな・・・と。(注:私の利用したライアン・エアはトレヴィーゾ空港に着くのだが、殆どの乗客の目的地はここから車で約4、50分のヴェネツィア。トレヴィーゾ空港からヴェネツィアまでは直通バスも出ている。)

ヴェネツィアは(確か)7、8年ぶり二度目の訪問。前回はただ漫然と・目的をもたずに街の中心部をぶらぶら散策しただけだったのだけど、今回は、イタリア通でItalophoneのバレエ友達・mariaさんとご一緒させて頂いたお陰で、バレエ鑑賞という本来の旅の目的を忘れそうになるくらい(笑)とっても密度の濃い・有意義な時間を過ごすことができたのでした。(mariaさん、本当に何から何までお世話になりました・・・v)

島全体が丸ごとテーマパークのようなヴェネツィア、あまりにも見所が多すぎるせいもあり、私のような怠惰な旅行者は、表面を掠めるだけで終わってしまっていたのですが(汗)、いつの日かじっくり向き合ってみたいものだ・・・と思えるようになったことが、最大の収穫かな・・・。

幸いお天気に恵まれ、イギリスの基準では夏といっていいくらいの陽気で、海の匂いが嬉しかったなあ(&海風が気持ち良かった!)。以前も同じことを書きましたが、二時間飛行機に乗っただけでこれだけ世界が変わるものか・・・と。帰路のフライトがスタンステッド上空に差しかかり、雲の隙間からグレーの靄がかかった町並みが見え始めたとき、思わず、"この島は呪われている・・・”と呟いてしまった(笑)。
2008-10-07 10:18 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(5)
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