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ダーシー・バッセルの引退公演@サドラーズ・ウエルス
昨日はなはなさんのブログで教えて頂いた電撃情報。ダーシーがかねてより匂わせていたロイヤル・バレエの外での「引退公演」、5月にサドラーズ・ウエルス劇場で開催と発表されました。(5月15・16・17・18日の4回公演・全てソワレ)

「発表」といっても、実はこれ宣伝は全くされてないのです。ダーシーのHP上に大雑把な情報がでていただけ、ballet.coですら昨夕常連が投稿して教えてくれたのが最初で、なんとチケット発売日はいきなり・今日(29日)!ということで、一瞬パニック状態に。幸い、朝電話で希望の席を確保できたのでホッと胸をなでおろしています。電話する前にネットでチェックしたのですが、既に良い(高い)席から売れていて、ballet.coで誰かが、「どこかで優先ブッキングがあったに違いない・・・」とボヤくほどの売れ行き。私は本当は最終日がよかったのだけど、その翌日のオペラ公演に行く予定なので、16日(水)の公演を取りました。

で、先ほどまたサドラーズのサイトを見てみたら、最終日のストールズは完売!残席僅かとなっていました。すごい・・・さすが、英国で最も愛されているバレリーナです。(ところで、ネット上で完売していても諦めてはいけません。Restricted viewのサイド・ギャラリー・ストゥールの席はネットでは販売しないので、残っている可能性があります。電話予約かボックスオフィスで直接購入しなければいけませんが・・・)

今のところ発表されている上演演目は以下3つ。いずれもダーシー自身が踊る予定となっていて、その他の演目は後日発表、とあります。

"In the Middle Somewhat Elevated"(ロベルト・ボッレと)

"Tryst"(ジョナサン・コープと)

"Winter Dreams"(共演者:ロベルト・ボッレ、タマラ・ロッホ、ニコラ・トラナ、マイケル・ナン、ウィリアム・トレヴィット、クリストファー・サンダース、エドワード・ワトソン)



http://www.sadlerswells.com/whats_on/2006_2007/darcey_farewell.asp


ダーシーほどの大スターの引退公演としては、やや渋めの作品選択に見えますね。この公演のプロデュースは、サドラースのアソシエート・カンパニーの一つであるGeorge Piper Dances担当となっていますが、これはダーシーの元同僚・ナンとトレヴィっトのユニット。この二人もWinter Dreamsに出演する模様ですが、一体どの役を演じるんでしょう??

日程についてはちょっと意外・・・私はてっきりロイヤル公演の最終日、6月8日の後になるのかと思っていたんですが、先なんですね~。ということは、6月8日のロイヤルのミックス・ビルが本当にダーシーの最後の公演になるんだ・・・(チケット取っておいてよかったわ~~)。
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2007-03-30 01:52 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(7)
ジェレミー・ベランガールがエトワールに!
・・・という驚愕のニュースがダンソマニとDanser en Franceのフォーラムに投稿されていました!今夜3/28、ドン・キホーテのバジリオを踊って任命された模様です(パートナーはレテイシア・ピュジョル)。

いや~驚きましたねえ・・・全くの想定外。ジェレミー、結構好きですけど、うーんうーん・・・。失礼ながら、私的には、あらゆる意味でプレミエ・ダンスールで収まりがいいと見えていた存在だったんですが・・・彼は。Danser en Franceの方でキャシーが、"馬鹿げた任命!オペラ座は凡庸さを選択するという判断ミスをおかしている!"と吼えていますが、そこまで言わなくても・・・とは思いつつ、「エトワール」の定義と概念(そもそも厳密にはそんなものが存在したことはないだろうけど)が、確実に変わりつつあると感じざるを得ませんねー。

(ところで、今回の任命でエトワールの人数、男女のバランスがさらに悪くなってしまいましたが、来シーズン、ベラルビ、ロモリ、そしてルグリ(も?)、と一挙に引退してしまうので、その穴を埋めるという意図もあるのだろうか・・・と思ったりも。ジェレミーの任命で、男性エトワールは10名になりました。女性は6名。)

さて、オペラ座公式サイトから新エトワールのバイオ・ページです。(注:サイトは未だアップされていないのでジェレミーのランクはプルミエ・ダンスールのままです!)

http://www.operadeparis.fr/Tout-Savoir/Ballet/Bios/JeremieBelingard.asp

93年に18歳で入団したということは、今32歳ぐらい?コンテンポラリー作品で起用されることが多くて、自ら振付も手がけていますね。割と怪我に泣かされる時期が長かった印象のあるダンサーですが、任命された以上は頑張って、エトワールの名に恥じないお仕事をしていただきたいですね!最後の最後になってしまいましたが、

ジェレミー、エトワール任命 おめでとう☆

【3/29追記】パリオペ公式サイトでも発表されています。ジェレミーは今週末4/1のドン・キホーテに再登場、そして来月のサンドリヨンで王子役を踊るようです(日にちは不明)。

http://www.operadeparis.fr/Accueil/Actualite.asp?id=167
2007-03-29 06:41 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(7)
ロイヤル・バレエ 「トリプル・ビル」(3/24)
昨日・今日と一日中晴れの穏やかな天気だったロンドン。気温も上がって、風はまだ冷たいけれど、確実に春の足音が・・・

さて、ロイヤルのトリプル・ビル、土曜の最終回を見てきました。


☆「アポロ」(バランシン/ストラヴィンスキー)

アポロ: イヴァン・プトロフ
テレプシコール: アレッサンドラ・アンサネッリ

カリオペ: クリスティーナ・エリダ・サレルノ
ポリヒュムニア: ローレン・カスバートソン
レト: フランセスカ・フィルピ
侍女: ローラ・マクロック、ナタリー・ハリソン


アポロもテレプシコールも今回が役デビューというフレッシュな布陣、しかもこの夜一回限りの登板。

・・・というのは表向きの触れ込みで、蓋を開けてみれば、フレッシュなのは(かつやや余裕がなかったのは)アポロだけ。テレプシコールはこの役を完全に掌中に収めているという風情で、余裕しゃくしゃくの、大変見応えあるパフォーマンスをみせてくれました。

それもそのはず、昨シーズンからロイヤルでファースト・ソリストとして踊っているアレッサンドラ・アンサネッリは、古巣NYCBではプリンシパルだったダンサー。きっとNYでテレプシコールも何度も踊っていたことでしょう。

私はロイヤル、パリオペ、マリインスキー、その他のバレエ団が踊るアポロは見ているけれど、「本場」NYCBのものは未見で、それ故、「遂に本物が見られるぞ~」という過剰な期待があったのですが、果たしてこれが所謂「本物の」NYCBスタイルであったのかどうかはともかく(判断できません!)、いやー 実に、面白かったです。

何が面白いって、やっぱり個性ですよねこのダンサーの。それが彼女のあらゆる動き・ポーズ・目線からしっかり立ち昇ってきて、作品を生き生きとさせ、スリリングなものにしてくれている。バランシンのこの種の作品では特に、振付を正しくマスターし、作品世界についても正しく理解する、という局面をクリアしたら、 あとスパイスとなるのはダンサーの個性で、これが肝心。最後の部分は好みの世界ですが、私自身は必ずしも彼女の味付けが手放しで気に入ったわけではないけれど、ここまで役を自分のものにして、彼女ならではのテレプシコールを見せてくれたら、あっぱれというほかなし。

アンサネッリのテレプシコールには女神たる威厳やオーラはあまりない。時に、バレリーナというよりはむしろ映画女優風のグラマーと高慢さがちらりと顔をのぞかせるかと思うと、ややcheeky(小生意気)なイマ風の若い女の子、という風情もみせたり。若干フォンテーンを彷彿とさせるレトロ系の美女で、顔の表情自体はあまり変わらないんだけれど、目の使い方が凄い。大きなダークな瞳がつねに何かに標的を定めるかのように、何かに訴えかけるかのように光を放っている。これは、プトロフ君、堪らなかったでしょうねえー・・・(可笑しかったのは、アポロとテレプシコールのpddの一場面。アポロがテレプシコールをエスコートするように彼女の後ろに立ち両手を取って二、三度プロムナードするところ<・・・って、これでどこのシーンかわかった貴方は偉い!>で、アンサネッリは回りながらずっと上目遣いでプトロフを見ているんですよ いとも魅惑的な表情で。対するプトロフは・・・一度もアイ・コンタクトしてませんでしたねぇ。振付をこなすので一杯一杯だったのかもしれないし、彼女の視線のあまりの強さに俯いてしまったのかも・・・で、この後の、アポロがテレプシコールの差し出した両手に顔をうずめるシーンは、テレプシコールがいともた易くアポロを手なづけちゃったように見えました<アポロ、完敗・・・>)。 

テレプシコールの振付で私のツボの部分はどうだったかというと・・・。まずソロの登場シーンでポワントで立ち片足を交互に前方に軽く投げ出してアン・レールで(確か)数回なぞり、その後竪琴を頭上に掲げて2,3回身体をひねるところ。アンサネッリは顔の向きがこれまで見た誰とも違っていた。彼女は、いたずらっぽく片足を投げ出すときに、身体も顔も完全にアポロの方を向いていて、じーっとアポロを見つめる。そのあと、身体をひねってみせるときには今度はしっかり客席に顔をむけて、ポーズ。この場面で、こんなにしっかりアポロを見つめるダンサーは今まで見たことがなかったような・・・。

もう一つの、pddの後半左足でルルヴェからポワントに上がってから右足を軽く浮かすシーン。ここでびっくりしたのは、アンサネッリが右足をほぼ90度くらいの高さまで上げていたこと。普通見慣れているのはせいぜい3~40度ぐらいで、いかにも、”ちょっと弾みで上がっちゃいました”、というような何気ない動きだから、これにはかなり驚いた。しかもその時後ろに伸ばす両腕が、彼女のは目一杯のびて水泳のバタフライの動きみたいだったのもあまり見かけない形で、全く違う振付に見えた。(これがNYCB風なのかな?)

あと、これも初めて見た・・・というのが、ステージ中央に立つアポロ、彼の身体に身をもたせかけたミューズたちのアラベスクした片足が扇を広げた形に見える、あの有名なシーン。普通は皆アポロと同じ方向を見ていると思うのだけど、アンサネッリはほとんど顔を客席にむけているように見えた。これも、かなり珍しい!

・・・という具合に、初めて見るアンサネッリのテレプシコールにすっかり目を奪われ、あっという間に過ぎてしまった30分。実は、彼女のことを面白いダンサーだな・・・と肯定的な目で見ることができたのは今回が初めてでした。移籍後まもなく見たチャイコフスキーpddでは、所々ためが入りすぎて音楽を犠牲にしているのがいただけなかったし、眠りのリラの精ではシーム入りストッキング着用で登場して、「・・・あれは!?」と目がテンになった・・・。(巷の評では、わりと好き嫌いがはっきり分かれるような印象があります。)やや自分に酔っているように見えることもあるのですが、それが面白い(良い)方に作用することもあるんですよね。今回テレプシコールを見て、アンサネッリというダンサーに興味がもてるようになったのは貴重な収穫。

えー最後になってしまいましたが、タイトル・ロールを踊ったイヴァン・プトロフについても少々。

怪我で昨年一年を棒に振ったプトロフ、この夜が私にとっては復帰後初めての鑑賞でしたが、まだ完全に復調していないかな・・・という印象。今回が初役なので無理もないけれど、振付をこなすので一杯とみえてしまいました。最後まで、女神を率いるというよりは、女神に育てられている段階にいる・・・と見えたアポロでした。(まー もっとも私は過去1ヶ月ちょっとの間に錚々たるメンツでこの作品を見てますからね・・・今回初役のプトロフが小粒に見えても仕方ないんですが。で、私的には今のプトロフ君にはアポロというより女神に恋された牧童・アミンタみたいな役柄が似合うよね~と思ってしまった。彼の表現のちょっと垢抜けないところが素朴で可愛気があったし、何よりロイヤルで最も美しい男性ダンサーの一人ですから・・・)

カーテンコールでは女性三人に花束が贈られたのですが、赤い薔薇の花束を受け取ったアンサネッリ、すかさず一輪抜き取ってプトロフ君に捧げていました。このあたりも実に堂々としていてスマート。受け取ったプトロフ君はアンサネッリの頬にキスをお返し。(あら こんなプトロフ君見たことないわ~ きっとすごく嬉しかったのねー と、はしゃぐオバさんであった。)背格好もちょうど合うし、なかなか並びのいい二人。今後は一緒に踊る姿をもっと頻繁に見られるかな?というかすかな予感を持った、最終回のアポロでした。


☆「アダムの子供達~Children of Adam」(アラスター・マリオット/クリストファー・ルース)

少女: サラ・ラム
弟: ルドヴック・オンディヴィエラ
兄: マーティン・ハーヴェイ

他アンサンブル

初日に続いて二度目の鑑賞。で、手短な結論としては、これはなかなかいい作品なのではなかろうか・・・。マリオットがここで使っているムーヴメント自体は総じてインパクトに欠けるし、アンサンブルの踊りがつまらなすぎるという欠点はあるのだけれど、少なくとも振付家が何をしたいかは明確で、彼の意図は十分伝えられている。(私にはそれだけで十分立派なことだと思えるのだけど・・・)正直言って私的には今後何度も見たいという気にはならないけれど、ロイヤル・オペラ・ハウスのメイン・ステージにかけるのに遜色ない作品、とはいえると思います。

初日に見たときも既に十分伝わってきましたが、この人はナラティヴ・バレエをやりたいんですね・・・マクミランの系譜を継ぐナラティヴ・バレエ、といっていいんじゃないかと思うのだけど。で、何を語りたいかがまず初めにあって、ダンスは自分の語りたいことを語るための道具であり目的ではない・・・というか。概して人間の感情の闇の部分に興味が偏っていることなど、マクミランの影響は随所に明らか。それはロイヤルの伝統の中でダンサー・振付家として育ったマリオットにとっては極めて自然で誠実なことだし、この路線で自分のやりたいことを更に深めていけば、かなり面白いものができそうな気もするのだけど。評判のよかった彼の前作・Tanglewoodを私は見ていないので、この一作だけではまだなんとも言えませんが。(余談ですが・・・常にそこへ戻っていける・拠るべき伝統があるというのは何をするにせよ強味ですね・・・その意味では、ロイヤル・バレエというのは非常に幸福なカンパニーなのですよ。「20世紀」に、カンパニーの志向とスタイルを定義するほどの傑出した常任振付家を二人も輩出したのは、メジャーなバレエ団の中でロイヤルぐらいなのではなかろうか・・・)

勿論、振付家が溢れるほど語りたいことを持っていても、それを体現してくれるダンサーを得なければ話にならないわけですが。この夜は、弟役のルドヴィック・オンディヴィエラがその役を一手に担っていた・・・と見えるほど、彼の表現力は秀逸でした。(最後は思わずうるっときてしまったほど・・・。) 表現力というより、むしろ集中力かな?周囲からハミ出した孤独な存在になり切っていて、演じている風が全く感じられなかったのは凄い。華奢で、まだ少年の面影が残る体型と顔の表情も、この役には実に効果的。

兄役のマーティン・ハーヴェイは、(代役)ファースト・キャストのヨハネス・ステパネク同様、”優しい・いい人オーラ”が出ていて、こちらもなかなか役柄に合った人選。少女役のサラ・ラムは可もなく・不可もなく・・・(私にはどうもピンとこないダンサーなのよね)。全体にすっきりした・特別強い個性は感じられないパフォーマンスで、エロティックなダンスで作品に陰影を与えていたベンジャミンとは対照的でした。

カーテンコールでは勿論オンディヴィエラにとりわけ盛大な拍手が送られていましたが、ご本人は何が起きているかわかっていないというか、やや放心したような表情で淡々と歓声に応えていたのが印象的。


☆「テーマとヴァリエーションズ」(バランシン/チャイコフスキー)

ダーシー・バッセル、カルロス・アコスタ

アレッサンドラ・アンサネッリ、ディードロ・チャップマン、ローレン・カスバートソン、ローラ・モレーラ、マーティン・ハーヴェイ、ヴァレリィ・ウリストフ、佐々木洋平、(&セルヴェーラの代役:おそらくヨハネス・ステパネク)
他アンサンブル

初日のような、幕が上がると間もなく客席から拍手がわく・・・ということはこの夜はありませんでした。(幕が上がってから踊り始めるまで比較的間がなかったせいか?この夜は開演が10分遅れたので急いでいたのかも・・・。)

舞台を横断してずらりと並んだ女性アンサンブル、最前線中央には主役ペアが。ダーシーとカルロスなんですが・・・ あれ??

何か違う・何か変だ・・・と思って目を凝らして気づきました。

ダーシーのチュチュだけが、やけに短いんですよ。アンサンブルのダンサー達のチュチュはちょっと長めで、やや落ちるようにできているんだけど、ダーシーのチュチュだけピン!と張っていて全然落ちていない。よーく見たけど、やっぱり短め。

それで思い出したのだけど、アリーナのは逆に、やや長めだったのよね。何故小柄な彼女が長めのチュチュを着用するのか?と不思議に思ったのだった。まあこういうことは好みの問題なのでしょうけど、この二人はチュチュを交換すべきだった!と、つまらないことを呟きたくなってしまった・・・

肝心の主役二人の踊りは、安定していたと思います(特にカルロス)。ただ、この種のクラシック・チュチュものでダーシーとカルロスが踊ると、やはりカルロスの背がちょっと足りないなあ・・・と見えてしまうシーンはあったけれど。アンサンブルは、女性陣はなかなかいいのでは?と思ったけれど、ワクワクするような感じや多幸感を味わわせてもらうには至らず・・・ やはりこの夜も私的ハイライトはアポロだったか?と、すっかりアポロ・マニアになりつつある自分に、しばし驚く。

カーテンコールの盛り上がりようはすごかったです。拍手しながら、”あっ もしかしたらクラシック・チュチュを着たダーシーをロイヤルで見られるのは今夜が最後ではなかったか?”と思い出して、ガーンと信じられない気持ちに・・・。この夜の観客はそれを知っていたのかしら?ダーシーへの拍手と歓声にはとりわけすごいものがありました。
2007-03-28 08:18 | ロイヤル・バレエ | Comment(5)
ロパートキナとコルプの白鳥!!
モスクワ発、なーんともexcitingなニュースが飛び込んできました!(けいちかさんのサイトで教えて頂きました。いつもいつも、有難うございます!!)

ななんと、5月2日にロパートキナとコルプがモスクワ・ダンチェンコ劇場で白鳥の湖全幕を踊る予定とか!

昨日お伝えしたのは地元St.Pでのマリインスキー・フェスティバルですが、この後に、ゲルギエフとルシコフ・モスクワ市長(この方まだ市長さんだったの!長いねえ・・・)が組んで開催している「モスクワ・イースター・フェスティバル」に参加予定とのこと。このフェスティバル、従来はマリインスキーからオーケストラとオペラ(も若干?)のみが出演していたようなのですが、今回初めてバレエ・カンパニーが登場するということのようです。(フェスティバルの公式HPはこちら↓)

http://easterfestival.ru/eng/programme/529

ロパートキナとコルプ・・・この二人が初めて共演したのは昨年夏のレニングラード・シンフォニー。以降急激に共演の機会が増えていますが、ロンドンでこの二人のレニ・シンを見て、「これはイケる~~!」と天にも昇る心地だった私としては、この展開は大歓迎!本当に嬉しいです。そして、遂に白鳥でも共演が実現・・・!と、予想していたよりはるかに早いペースで二人のパートナーシップが進化しそうなことに、やや驚いています。

5月初旬にモスクワに行くというのはあまりにムリそうで見ることは叶いませんが、きっとその後も継続的に二人で白鳥を踊ってくれるであろう!と信じています。わ~い!!(その前に、今週末ミュンヘンで無事お二人のジゼルを見られることが課題なのですが・・・きっと予定通り踊ってくださることでしょう!)
2007-03-27 02:30 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(0)
史上最《恐》のバヤデール?
欧州は本日(3/25)より夏時間に切り替わりました。これから10月末までの間、日本との時差は8時間になります。

例年夏時間にスィッチすると、心理的にも長~い冬がおわっていよいよ春だ~ と気分が明るくなるものなんですが、今年は寒くて寒くて・・・今日も曇天で気温が低く、しっかり冬してます・・・早く本物の春が来てほしい~~。

さて、来月開催されるマリインスキー・バレエ・フェス。今日ballet.coでKevinがプレス・リリースを紹介してくれてました。いよいよ各演目のキャストが出揃った模様ですが、注目はなんといっても4月18日のラ・バヤデール

かねてよりこの日のニキヤはロパートキナ、ガムザッティはボリショイのアレクサンドロワと発表されていたんですよね。あまりに強力すぎる(&ややコワすぎる)二大バレリーナの競演、果たしてこの二人の間で翻弄させられる勇気あるソロルがこの世にいるのか?と危惧していたんですが、蓋を開けてみれば・・・

ソロルはツィスカリーゼ!

・・・と、(今にして思えば)極めて順当な人選に落ち着いた模様。

ま、考えてみればこのニキヤvsガムザッティに伍して戦える(?)ソロルといったら、確かにツィスカリーゼぐらいしかいませんよね~。納得至極。(しかし、三者三様にカリスマとステージ・プレゼンスでは一歩もゆずらぬツワモノ揃い。世にも恐ろしげな?バヤデールが繰り広げられそう!きっとこの公演、今回のフェスで一番のホット・チケットでしょうね!)

今回のフェスのゲスト・アーティストにはボリショイ・ダンサーズのほか、マチュー(既報の通りノーヴィコワとジゼルを踊る模様)、コジョカル&コボー(R&J)、NYCBのダンサーたち(バランシンのミックス・ビル)の名前が挙がっていました。マリインスキー公式サイト上はまだアップされていないようですので、ご興味ある方はballet.coのKirovフォーラムを覗いてみてください。


【追記1】こちらはダンソマニ情報ですが・・・フェスティバル最終日の4月22日は毎年恒例のガラ公演ですが、こちらにパリオペからアニエスとジョゼが参加するという噂があるそうです。演目はドリーブ組曲のようです。

【追記2】今けいちかさんの掲示板にお邪魔して気づきました。数日前に、ちゃんとニコライさんがマリインスキーのバヤにご登場って書いてくださってました~(そしてそのスレッドにコメントを付けている自分・苦笑)。何故気づかなんだ~?どうもこの情報を素通りしてニコライさんのシェヘラザードに目がいってしまったみたい・・・何にせよ、さすがけいちかさん、情報が早いです!
2007-03-26 02:55 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(6)
パリオペ豪州ツアーとラ・フィーユのキャスト<デフィレの映像!>
ダンソマニでこの夏のパリオペ・オーストラリア・ツアーのキャストが話題になっていますが、そのスレッドでYouTubeのこんな映像が紹介されていました。ななんと、デフィレだああ!しかも、おそらく今シーズン収録されたものではないかと思われます。オーストラリアのTVで放送されたものでしょうか Ovation Channelというのは今回のツアーのメディア・スポンサーの一社なのだそうですが。エトワールでクローズアップになるのはデルフィーヌ、アニエス、ジョゼの三人(ジョゼうつくしー 惚れ惚れ~~)。フィナーレにエトワールがずらりと最前線で並ぶシーンは一応端から全員を順に映しています。全体で3分に満たない映像ですが、カメラワークがなかなかよくて、デフィレの醍醐味を*ほんの少しですが*味わえます!

http://www.youtube.com/watch?v=d6g_rl0fkQ8&NR

(ちなみにYouTubeには今月初旬に行われたエコール公演の舞台裏をレポしたミニ・ドキュメント映像もありました。プラテル校長が沢山登場していました~。)


で、肝心のオーストラリア・ツアーなのですが、コールに至るまで詳細なツアー・メンバーが出ていました。あくまで暫定情報ということですが、殆どのエトワールが参加するようですね。名前が挙がっているのは:

<男性>ペシュ、バール、マルティネス、ルグリ、ル・リッシュ、モロー
<女性>ムッサン、ジロ、レテステュ、デュポン

・・・と、豪華な布陣。プルミエも殆どのダンサーが名を連ねていますが、ここに名前がないダンサーたちが、本拠地で6月に初演されるラ・フィーユ・マル・ガルデ要員に違いない!と、地元ファンによるキャスト予想が展開されていました。下馬評に挙がっているのは・・・

<リーズ> ピュジョル、ウルド―ブラム、ジルベール、フルステー
<コーラス> ガニオ、カルボネ

リーズ役の顔ぶれは、ばっちり私の予想と重なります。この4人なら誰が踊ってもリーズにぴったり、大成功間違いなしでしょう(?)。が、コーラスは・・・・

マチューがファースト・キャストなのお??とややびっくり。アシュトンの作品は概してそうだけど、これは特に、長身で手足の長いダンサーに似合う振付ではないのよねえ・・・結構大変なんじゃないかなあ。(勿論見てみたい気はするのだが。きっとすご~~くチャーミングでしょうねえ。)アレッシオは至極順当、彼にはこの役とーってもはまると思うな(見たい~~!)。と、ところで、

エマニュエル・ティボーはどうしちゃったのよ!?

えっっ・・・ティボー君、オーストラリアに行くのお??エメラルドとルビーと白鳥のトロワとナポリを踊ることになってるみたいなんだけど・・・

私、パリオペがラ・フィーユをレパートリーに入れたからには<絶対>ティボーにコーラスを踊らせるものと思い込んでたんですけど・・・しかもファースト・キャストで!この役、何から何までティボーの個性にぴったりなのに・・・。まあまだプレキャストの段階だしパリオペだし、この先何がどう変わるかわかりませんよね。朗報を期待したいと思います・・・。

(ところで「白鳥の湖」のキャストで一番反応しちゃったのは、ジャン=ギーのロットバルト・デビュー!彼はインタビューでロットバルトを踊りたい役の一つにあげていたので、念願叶ったわけですね。おめでとう ジャン=ギー!)

☆オーストラリア公演のプロモーター・サイト:

http://www.parisoperaballet.com.au/site/swanlake.html
2007-03-24 09:50 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(8)
オランダ国立バレエの2007/08シーズン<ロパートキナ客演!>
これまた米サイトで見た情報。オランダ国立バレエの来シーズン詳細がHP上で発表されています:

http://www.het-nationale-ballet.nl/index.php?m=season_next&ssm=program

ここはラリッサ・レジュニナのいるバレエ団ですね~(と、それぐらいしか知らない私・汗)。新シーズンは「ハンス・ヴァン・マネン・フェスティバル」と銘打った振付家ヴァン・マネンの75歳のお誕生日を記念する特別プログラムで開幕する模様。プログラムは5種類あって、この中のプログラム・1は、海外からのゲスト・ダンサーを招いて行われるガラ形式の公演なのですが、ロパートキナとクズネツォフが「三つのグノシエンヌ」を踊る、とあります!これは昨年末の日本公演のオール・スター・ガラで上演される予定だったのがクズネツォフの怪我で流れちゃった作品ですね。リベンジしたいなぁ~とムズムズしてきちゃいますが、公演日は9月11日(火)・12日(水)の二日間、しっかり平日なんですよねええ・・・。二人のほかサンフランシスコ・バレエやNYCBのスター・ダンサー達も登場するようで、とっても惹かれます~~。

このフェスティバルは本拠地で9月30日まで上演した後国内ツアーでも続行するようで、母国におけるヴァン・マネン氏の存在の大きさがうかがえます。来シーズンこのほかの上演予定演目は、ロメオとジュリエット、眠れる森の美女、コッペリア・・・となっているのですが、ん?これだけ??とやや不思議な気が。オランダ国立というとモダン・コンテンポラリーに強いというイメージがあるのですが、来シーズンのモダンはヴァン・マネン作品だけなのかしら?
2007-03-22 10:54 | その他のバレエ・ダンス公演 | Comment(0)
ベルリン国立バレエの07/08シーズン <中村祥子さん昇進のニュース>
米サイト・BalletTalkでこんなニュースに遭遇。れいによってAltaVistaで試し読みしてみました。

http://www.staatsballett-berlin.de/detail.php?id_page=15624&id=1&id_language=1&bereich=none&active=

ベルリン国立バレエのソリスト、中村祥子さんがプリンシパル・ダンサーに昇進されたようです。

私はこの方お名前しか存じ上げず、てっきりまだウィーンにいらっしゃるのかと思っておりました(汗)。K-Balletでも時々ゲストで踊っていらしていつもとても評判がいいですよね~ 是非一度生で見てみたいダンサーの一人なんですが、いつ叶うことか・・・。マラーホフのカンパニーでプリンシパルってすごいことですよね 今後の益々のご活躍をお祈りいたします!

ベルリン国立バレエは来シーズン新作を四つ上演するようですが、そのうちの一つがブルノンヴィル版「ラ・シルフィード」の復元。ペーター・シャウファスが制作を手がけるようです。バレエ団の来シーズンのテーマは、英語に訳すと"romance"となるのですが、「ロマンティック・バレエ」と解釈してよさそうです。マラーホフは、「バレエ史上最も重要といっていいこの時代の作品を集中的に学ぶことはカンパニーにとっておおいに意義がある」というニュアンスのことを語られているようで、うーん素晴らしい。

ほか、ゲスト・カンパニーにボリショイの名前がありました。公演日程は07年10月17~21日、白鳥の湖と明るい小川を持っていくようです。
2007-03-21 07:16 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(2)
パリオペの2007/08シーズン(3) オペラとのバトル?
今日本でも寒の戻りが厳しいようですが・・・イギリスは3月に入ってすっかり春めいた陽気が続いていたのに、昨夜から急に冷え込んでいます。今朝イングランド南部では一部雪の積もった地域もあったようで。(ロンドンは雪こそ降ってないけど風雨が強くて時折ヒョウが降ったり、荒れ模様です。)

え~パリオペの来シーズンですが、色んなところで散々文句言いまくっているのでもうたいがいにしますが・・・あともうちょっとだけ、お付き合い頂きたく。(注:以下、過日ballet.coにポストした内容とかなり重なります)

悪夢の来シーズン詳細発表後、10年前にこのバレエ団は何を踊ってたかなぁ?と、ふと気になって調べてみました。上演された作品はざっとこんな感じ:

POB 97-98 Season

- 白鳥の湖 (ヌレエフ)
- ミックス・ビル<祭りの夜/アルルの女/幻想交響曲>
- ライモンダ (ヌレエフ)
- バレエ・リュス・プロ<レ・シルフィード/薔薇の精/牧神の午後>
- ジゼル (バール&ポリヤコフ)
- カサノヴァ (プレルジョカージョ)
- ミックス・ビル<ヴァスラフ/So Schnell>
- 若手ダンサーの夕べ
- ドン・キホーテ (ヌレエフ)
- ロメオとジュリエット (ヌレエフ)
- ジゼル (バール&ポリヤコフ)
- マノン (マクミラン)

(情報元: Danser en France)

古典全幕が4つ、ネオ古典全幕が2つ・・・こんなにガンガンに踊ってたんだ~ 今よりずーっと「バレエ」カンパニーらしく見えますね!(そうそうこのシーズンはR&Jとマノンを見たんだった 懐かしいなあ・・・。)で、この重厚なラインナップと来シーズンの軽量級のそれとを並べてみて思ったんですが・・・

これは、やはりオペラの方に相当予算をブン取られているのではないか、と。私は舞台芸術のコスト的なことには全く無知ですが、モダンより古典全幕ものを上演する方が何かとお金がかかりそうな気がする・・・。それに、この10年前のシーズンは「若手ダンサーの夕べ」を除くと上演された”プログラム”は11本で、来シーズンとタイではあるものの、来シーズンはそのうち2本がオペラとのコラボもの。なんと「純粋な」ダンス作品のプログラム上演数は10年前と比べて2つも減ることになるのです!(当然、公演数も減るでしょう。)

これに引き換えオペラ部門は相変わらず鼻息荒いですよー。

来シーズンのパリオペ・オペラの上演プログラム数は20(+上述のバレエとのコラボ作品2本)と現状比増減ないものの、ニュー・プロダクションは8本(うち2本はワーグナー)、当然スター歌手だってそれなりに呼ぶのだろうし(へえーヴェッセリーナ・カサロヴァが来るんだ いいなあ・・・とか)、パリオペの予算の相当部分がどこに使われているかは火を見るより明らか・・・

まぁ欧州の歌劇場というのはどこも概してオペラが主体でバレエは継子扱い・・・というのが実情だとは思いますが、それにしても。パリオペでは年々格差が広がっているように思えてなりません。こういう現状を打破しようとしたら、バレエ界の超大物・ヌレエフ並みの実力者を芸監に就けないとダメなんでしょうかね・・・。

16日付の仏フィガロ紙(ネット)に来シーズンのプレス・リリースの要約が出ていて、翻訳機の助けを借りつつ読んでみたのですが、ほほーこのライターは、「来シーズンはいよいよ”モーティエのシーズン”という様相を呈しつつある」というようなことを書いてますね(とっくにそうなってるんですけど・・・)。翌々シーズンで定年のモーティエ総裁、残る任期は彼の趣味嗜好がさらに露骨に投影された(オペラの)プロダクションをじゃんじゃん上演することになるんでしょう。欧州の主要なオペラハウス/オペラフェスティヴァルの責任者として、殆ど十字軍的な使命感のもとオペラ上演の近代化に邁進してきた生粋のオペラ人の彼が、最終的にバレエ団についても決定権限を持っている(で、その権限を十二分に行使しているようにみえる)のが運のつき・・・この分じゃ翌々シーズン(モーティエ氏最後のシーズン)のバレエは、古典全幕は皆無か、あっても一つってことになっても不思議はない?

以前アントニオ・パッパーノ(現ロイヤル・オペラ音楽監督)が、オペラのプロダクション選択について、「新しいことだけをやるのは実は簡単なんだ。革新的なものと伝統的なものをバランスよく上演することが難しい」と語っていて、その言葉におおいに共感した私のような人間は、あと二シーズン、身を縮めて嵐が通り過ぎるのを待つしかなさそうです・・・。(ああそれにしても、モーティエ氏の次の行き先が決まってホントによかったなぁ・・・NYシティ・オペラよ、彼を引き取ってくれてありがとう 《拍手喝采》!!)
2007-03-20 08:17 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(11)
パリオペの2007/08シーズン(2) サーシャ・ワルツ
パリオペの来シーズン情報、公式サイトでも発表されました:

http://www.operadeparis.fr/Saison-2007-2008/Ballets.asp

来シーズンの「世界初演」作品二つのうちの一つ、サーシャ・ワルツ振付の「ロメオとジュリエット」は、オペラとのコラボレーションもの。(モーティエ総裁の治世になって以来、積極的に取り込まれるようになったジャンルですね・・・)

音楽はベルリオーズの「劇的交響曲op.17《ロメオとジュリエット》」。ん?オペラではなく交響曲?と、この曲を聴いたことのない私、ちょっと調べてみたのですが・・・これは全編で100分に満たない作品で、交響曲と題しているけれどその枠を大きく超え、オペラともオラトリオとも一線を画す手法で制作されている、と。(で、世知辛い話になりますが、オペラとの共作なのでチケット代が高いですね・・・最高130ユーロ。あと、ゲルギエフが前半振るようです。)

振付家はドイツ人のサーシャ・ワルツ。この方の作品は未見なのでどんな感じか想像つかないのですが、今ちょうどサドラーズ・ウエルズ劇場でこの方の手がける作品を上演中。パーセルのオペラ「ディドとエアネス」なのですが、こちらも歌劇とダンスの融合というつくりになっているようです。舞台上に置かれた大型の水槽の中でダンサーたちが海中ダンスを披露するシーンが話題になっていて、これ、ちょっと見てみたい気がします。ご興味のある方は、このシーンのビデオがサドラーズのHPから見られますのでお試しを↓

http://www.sadlerswells.com/whats_on/2006_2007/sasha.asp

サドラーズHPではワルツのことを、「ドイツ伝統の<タンツシアター>の第一人者」と形容していて、耳慣れない言葉だったのでダンス辞書を引いてみました。こうあります:

"tanztheater (Ger. dancetheatre). An aesthetic which proposes that dance does not primarily have to be about choreography, that dance is theatre, and that theatre is inseparable from real life. Dance, therefore, should be an expression of true emotion. The leading exponent of tanztheater is the German choreographer Pina Bausch."

(Oxford Dictionary of Dance/Oxford University Press 2000)

あーピナ・バウシュか(・・・といっても私はこの方の作品も見たことはありませんが)奇しくもパリオペの来シーズン、オペラとのコラボ作品は二つあって、もう一つがピナ・バウシュの「オルフェとエウリディーチェ」ですね。「ダンスの第一義的意味は必ずしも振付にあるのではなく、ダンスは《シアター》であり《シアター》は実生活とは切り離せないもの。故に、ダンスは人間の感情の真実を表現すべきである」という美学が創造のベースにある作家と、パリオペの出会い・・・はてさて どんなものが出来上がるのでしょうね?
2007-03-17 12:24 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(1)
「さすらう若者の歌」 in Moscow!
友達が教えてくれました(有難う~♪)。ルグリ・サイトによると、イレールとルグリが「さすらう若者の歌」を再び、今度はモスクワで踊る予定があるとか!(5月23日(水)、ブノワ賞のガラ公演で。)

イレールはこの作品で2004年にブノワ賞を受賞して、その後ガラ公演で披露するはずだったのが確かルグリの怪我でキャンセル、代わりにオレリーとル・パルクのpddを踊ったのではなかったかしら(当時けいちかさんのサイトで教えて頂いた記憶が・・・)。私は行けそうにないけれど、今度こそ二人揃って登場して、あの名舞台を再現してくださいますように・・
2007-03-15 10:22 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(4)
【至急】当方の自宅e-mailアドレスについて
これは全くの私信です・・・家族・親戚・友人の皆様へ

皆様にお伝えしております自宅e-mailのアカウントが、現在使えなくなっております。ここ数日間サーバーの調子が悪いようだったのですが、昨晩から全くアクセスできなくなってしまい、かつ友人の一人が、「メルアドが無効でメールが戻ってきてしまう」と教えてくれました。

当面復旧の見込みについて確認できないため、お手数ですが、当方へのメールは今後は以下のアドレスにお送り頂きたく、宜しくお願い致します。

londonballet2006@yahoo.co.jp

以上
2007-03-14 21:50 | 未分類 | Comment(0)
パリ・オペラ座の来シーズン<2007/08>
パリオペ来シーズンの演目が発表されました。(情報元は仏語フォーラム:Danser en France、ダンソマニ)

2007年
☆9/21~10/6  「嵐が丘」 於:ガルニエ、全10回
☆10/5~10/20 <新作>「ロメオとジュリエット」於:バスティーユ 全10回
☆10/26~11/10 ミックス・プロ「メデの夢」/<新作>"Genus"
於:ガルニエ、全11回
☆11/14~12/31 「くるみ割り人形」 於:バスティーユ、全26回
☆12/11~12/31 「パキータ」 於:ガルニエ、全17回
2008年
☆2/4~2/19   「オルフェとエウリディーチェ」於:ガルニエ、全14回
☆3/15~3/28  「カリギュラ」於:ガルニエ、全7回
☆4/4~5/9   ミックス・プロ「ライモンダ第3幕/「4つの気質」/「アーティファクト・スイート」 於:バスティーユ、全18回
☆4/26~5/11  「ソワレ・マッツ・エク」(Entrées au répertoire : La Maison de Bernarda / Une sorte de...,)於:ガルニエ、全13回
☆6/21~7/12  「椿姫」於:ガルニエ、全18回
☆6/28~7/14  「シーニョ」於:バスティーユ、全7回


注1:「デフィレ」は4/4・5のミックス・プロ上演時、AROPガラはR&Jの10/11の公演、「カリギュラ」の一回は貸切公演(Bal de l'X)

注2:映像撮り予定演目は「くるみ割り人形」と「椿姫」



エコール

- エコール・デモンストレーション:2007 12/2,12,22
- エコール公演: 2008 4/13~20 於:ガルニエ、全5回

ゲスト・カンパニー

ボリショイ・バレエ:「海賊」(2008 1/5-15)、「ミックス・プロ」(1/11-13)、「スパルタクス」(1/19-22)


・・・以上です。<残念ながら>、噂に出ていた通りのラインナップで、土壇場に飛び込んできた嬉しい新情報はありませんでした。

一見すると、「パリ・オペラ座バレエ団は一流のクラシック・カンパニーであることには興味がなく、コンテンポラリー中心のダンス・カンパニーへ移行しようとしているのか?」というここ数年の疑惑を更に深めざるをえないプログラミング。

19世紀の古典をベースにしたクラシック全幕作品は来シーズン、二つしか上演されません・・・「くるみ」と「パキータ」。(しかもこれが11月半ばから年末の一ヵ月半の間に集中上演されます・・・二演目合わせて計43回!正気の沙汰とは思えません!)上演を待望されていた「ライモンダ」は、なぜか3幕のみの抜粋上演。(今シーズン古典は四作品ありました:「ジゼル」、「コッペリア」、「ドン・キホーテ」、「シンデレラ」(正確にはネオ古典だけど)。そしてこれから上演される「リーズの結婚」を加えるなら四つ五つ。)

オペラ座は154名の団員を擁する大バレエ団で、全幕の古典作品でこそ出演の機会があり・舞台経験を積むことのできるコールのダンサーたちは、この2ヶ月以外の期間は一体何をするのでしょう。地道に日々のレッスンで研鑽をつんでも披露する機会に恵まれなければ成長の道をたたれ、それがモティヴェーションの低下をまねいても不思議ではありません。

主役級を踊るクラスのダンサーにとっても、古典作品が一シーズンにわずか2、3しか上演されない(要は個々の作品になると数年に一度しか上演されない)という状況は、自身の成長にとって決して嬉しい話ではないのではないでしょうか。「バレエ」ダンサーとしての成長に全く興味がない、というダンサーならいざ知らず、長年培ったアカデミックなトレーニングの成果は、実の舞台で踊ってこそ価値をうむもの。さらに、古典作品の奥深さを理解した上で役の解釈を深めていくという意味では、ダンサーは作品とともに成長(成熟)していかなければならないのに、バレエ団がその機会を与えないというのは、全く残酷物語としかいいようがない。

真にクラシック・バレエを愛するフランスのバレトマン有志が、コンテンポラリーまっしぐらの路線を突っ走るバレエ団の傾向を憂いて、「嘆願書」をカンパニーのディレクション宛に送ったのは3年前の春。当時私もその片棒を担ぐようなことをしたのだけれど、あの時から今までを見て、来シーズンのプログラミングは最悪といっていいと思う。たまに顔を合わせるパリジェンヌのバレエ・ファンがいて、口を開けば「パリオペの芸監に早くリタイヤしてほしい」と切々と訴えるんだけど、<それが直・問題の解決につながるか否かは別として>彼女の気持ち、よーくわかるわ・・・。
2007-03-14 06:30 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(7)
オペラ座のストライキ
今夜(12日)のオペラ座の公演がストで中止になったようです(「プルースト」と「ドンQ」両方とも)。

ちょっと前になんとかプルーストとドンQを見に行けないかと画策していた時に、12,13日の二日間という線で検討していたことを思い出してゾッとしました。遠方からこの日のためにパリに駆けつけた方の被害が最小限ですんでいるといいのですが・・・

考えてみたら、昨年の今頃もありましたよねストライキ。あの時は確かバヤデールの公演が2回キャンセルになったような記憶が。いつもの如く(?)今回も劇場スタッフによるストのようですが・・・スト権がある以上それを行使するのは自由なわけでまあ仕方ありませんが、それが殆ど慣習化しているということはシステムに問題あり、と考えざるを得ず・・・なんとかならないものなんでしょうかねー(遠征派にとってはホントに悪夢なんですよね ストライキって・・・)。
2007-03-13 10:19 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(4)
ロイヤル・バレエ 「トリプル・ビル」(3/5)
もう一週間前になりますが・・・初日の公演を見てきました。


☆「アポロ」(バランシン/ストラヴィンスキー)

アポロ: カルロス・アコスタ
テレプシコール: ダーシー・バッセル
カリオペ: マーラ・ガレアッツィ
ポリヒュムニア: マリアネラ・ヌニェス
レト: クリスティナ・アレスティス
侍女: ローラ・マクロック、ナタリー・ハリソン

The 72nd performance of the Royal Ballet at the ROH


これは凄く良かったです・・・大変楽しめるパフォーマンスでした。「アポロ」は感動できる作品なのだと目を開かせてくれたイレール効果、かくも絶大なり。

まず、幕が開いた直後から、いい。ロイヤル版はプロローグ付きだったのね(忘れていた・・・)。舞台中央におかれた階段式の山の頂上でレトがいまにも太陽神アポロを産み落とさんと悶え苦しんでいる。レト役のアレスティスは大柄で美しいダンサーで、アポロの母を演じて違和感がない。彼女の好演もあり、つくづくとこの導入のマイム(演技?)・シーンはカットせず上演すべきだなぁ・・・と感じた。(パリオペの時はなかったのでやや物足りなかったのよね・・・)

アコスタのアポロは登場シーンから一貫して若々しいエネルギーの漲る青年。この人の場合、ただ動いている姿を見るだけでこちらは十分うならされるという類の、尋常でない身体能力に恵まれているわけですが・・・動きの一つ一つを、常にそのピークの状態でexecuteできるというか・・・人間業とは思えないわけですが、何かそうとしか形容しようのない感じ。一方で彼の表現は(いつもながら)抑制がきいて、過剰感の全くないもので、ぐいぐいと踊りそのものに魅きつけられる。

で、このアポロにダーシーのテレプシコールが、なんとまぁ よくマッチすることよ。カルロス同様、ダーシーも強靭でダイナミックなテクニックとクリーンな表現力を持っていますが、クールにさらりと踊っても「柄」のよさで十分に面白いダンスとして魅せてくれるダンサー。そんな彼女の個性と大胆さが、この種のネオクラシカルな振付で一層輝いて見える。(ダーシーって時折無垢な・あどけない表情をするんだけれど、それが無邪気な感じで、この浮世離れしたバレエにぴったり。)とにかく二人とも陽性で明るくて清清しいので、一緒に踊ると舞台が華やぐこと・・・ポジティヴなオーラを撒き散らしていましたね。(私的にツボのテレプシコールのシーンが二つあって、一つはソロの登場直後に竪琴を頭上に掲げて身体をひねって見せるシーン、もう一つはpddの後半で1.2.3とカウントしながら片方の足をルルヴェしてそのままポワントで立ちポーズするシーン(表現が無茶苦茶で失礼!)。この部分は、過去3週間に見た3人のテレプシコール<アニエス、マリ=アニエス、ダーシー>の中でダーシーが一番好きだったかな。彼女の踊りには「アタック」があっていいのよね・・・)

残る二人のミューズは、私的には・・・イマイチ。まず私的好みからいくと二人ともちと背が(というか脚の長さが)足りない(とくにヌニェス)。それから表現が過剰すぎ。ガレアッツィはまあ、大仰な表現力が個性の一部のようなダンサーだから驚かないけれど、ヌニェスまで・・・溌剌としているのはいいけれど、ともかく大きく表現しようというガンバリが見えてしまうのがNG。(そのスマイル大盤振る舞いは、リーズやスワニルダならチャーミングでいいけど・・・バランシンだとかなり違和感あり。)

パリでも感じましたが、つくづくバランシン作品というのは踊り手を選ぶ、差別的な、恐ろしいバレエだなぁ・・・と。技術的に一流なのは当然として、ある程度のステージ・パーソナリティを持ったダンサーが踊らないと無機質でつまらない作品になってしまうし、体型的に向き・不向きが出てしまいますね どうしても。(先月パリオペのアゴンを見たときにも感じたけど、レオタードもののバランシン作品<つまりダンサーが長~い脚を見せつけてくれるように創られた作品>は、私的にはある程度身長のある・脚長ダンサーで見たい。そうでないと、スリリングで粋でセクシーな振付をフルに楽しめないのです 私の場合・・・)


☆「アダムの子供達~Children of Adam」(アラスター・マリオット/クリストファー・ルース)

少女: リヤーン・ベンジャミン
少女の弟: スティーヴン・マクレー
少女の兄: ヨハネス・ステパネク
他アンサンブル
(世界初演)

RBのプリンシパル・キャラクター・アーティスト、アラスター・マリオットによる二作目のメジャーな振付作品。三人の兄弟を中心に、26分の間に、近親相姦、集団からの排除、兄弟殺し、懺悔と許し・・・というイベントが描かれている作品。

・・・と、散文的に書いてしまうと何だか救いようのない・暗い作品と思われるかもしれませんが。音楽はやや単調で一貫してダークだけれど、全体には能率よく・サクサクすすむ手際のよさとカラフルでファンタジックなデザインに明るめの照明のせいで、決してドロドロとした暗さはない。時代設定があるとすれば、有史以前の、太古の世界をイメージしているような・・・今の時代とは明らかに遠く隔たった世界に見えた。

幕が開くと、少女とその兄が舞台中央に寝そべり、弟が一人ぽつんと離れて客席に背を向けて立っている寝ている。ほどなく、少女と兄のpdd。マクミラン風というか?かなりエロティックなパも使われていて(ちなみに少女役のベンジャミンはポワント着用)、これが愛の交歓であるのは明らか。そこに弟が乱入するが相手にされず、姉はその場から走り去る。(この姉は弟を毛嫌いしているように見える。)兄は弟をなだめようとするが、弟は二人に対する不審の念を拭えない。

場面かわって突如、「春祭」風にシャッシャッと弦がリズムを切る音楽にのって、男女のアンサンブルが踊っている。足を踏みならすような動きがあったり、おそらくこのシーンは多少なりとも春祭にインスパイアされたのだろうと思われるけど、いかんせん踊りの力が弱い。原始のエネルギーとか猥雑さを感じさせることは微塵もなく、お上品。この集団、衣装からして前述の兄弟たちとは別の「部族」であろうと推測される。そこに紛れ込んできた弟が仲間に入りたそうにするが、小突かれ・嘲弄される。(要はこの弟はどこにも溶け込むことのできない味噌っかす的存在。) やがて姉と兄も加わり、しばしアンサンブルの踊り。このタブローの最後に、怒りと絶望のあまり弟が兄の頭を殴打し、殺してしまう。

兄を亡くし、悲しみに打ちひしがれる少女。弟が現れて、自分への愛情を懇願する。驚き戦慄する少女は必死に抵抗するが弟は執拗に追いかける。何とか弟をかわした少女はその場を逃げさる。最後のタブローは、弟のソロから始まる。一人踊る弟の前に兄の亡霊があらわれる。驚き怖れる弟の肩を抱き、許しを与える兄。(この後に兄弟二人で踊るシーンがこの作品の中で最も美しいダンス・シーンだった。) 最後は兄が再び消えて一人残された弟が呻吟するシーンで、幕。

(注: 以上が私自身の解釈です。プログラムを持っていないので、実はマリオットの真の意図は不明です・・・。) ←3/16付記:主要人物三人の関係について、私は全員兄弟と思い込んで見ていましたが、キャストシート上の役名を改めて見てみると、'the girl', 'the older brother', 'the younger brother'となっており、「少女」は他人とみるのが自然ですので上記役名を修正しました。(はなはなさんのコメントで気づきました 有難うございました!)文章自体は、私自身にはそのように見えた、ということでこのまま残しておきます。

主役の少女には、最近とみにコンテンポラリー(特に「生足にポワント」の似合う)作品で進境著しいリヤーン・ベンジャミン。今回の起用は、演技力に定評のある点がかわれたのではないかな。(彼女は現在ROHのサイトのトップ・ページで鍛えられた筋肉美を披露しています・・・こちら↓)

http://www.royalopera.org/

兄役のファースト・キャストは当初ルパート・ペンファーザーの予定が怪我により降板、ヨハネス・ステパネクは代役だったのですが、この方なかなか良かったです。なんというか、舞台に立っているだけで善人というか穏やかなオーラを発していて、へぇーこんな人いたんだ という感じ。すらりとして黒髪のなかなか綺麗なダンサー。対する弟は、赤毛で小柄なスティーヴン・マックレー。この作品の主役はこの「弟」と言っていいのではないかと思うんだけど、彼お得意のハイパー・テク炸裂ものとはがらりと変わった役柄。弟役は「異形の存在」を強調するような、内股で身体をぐしゃっと崩したポーズをとったりするシーンがあるのだけど、こういうところでもう少し悲哀を感じさせてほしかったかな。

初日とあって、カーテンコールで振付家、彼の補佐(RBのジョナサン・ハウエルズ)、デザイナー等の面々が登場したんですが、マリオットとハウエルズ、揃ってダークスーツに小派手なタイといういでたちで登場。まるでシティのストック・ブローカーみたいでダンサーには見えなかったのが可笑しかった・・・


☆「テーマとヴァリエーションズ」(バランシン/チャイコフスキー)

アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
アレクサンドラ・アンサネッリ、ディードロ・チャップマン、ローレン・カスバートソン、ローラ・モレーラ、リッカルド・セルヴェーラ、マーティン・ハーヴェイ、ヴァレリィ・ウリストフ、佐々木洋平
他アンサンブル

幕が開くと、「バレエ・インペリアル」のものと似た、重厚なカーテンとシャンデリアを配した舞台に、8組のペア女性アンサンブルが並び、最前線でリーディング・カップルがポーズしている。コジョカルとコボーは白を基調に淡い色調を配した衣装、アンサンブルはグレーがかったブルーの衣装に身を包んで、女性陣はかなり大きなティアラをつけている。きらきら光るクラシック・チュチュの威力か?この冒頭のシーンだけで、客席から盛んな拍手が沸くという、珍しくも幸先いいスタート。

物憂げでノスタルジックなチャイコフスキーの旋律にのって、クラシックのアカデミックなスタイルを存分に堪能させてくれる純粋なダンス作品。この種のプティパの伝統を直接的にひいているバランシン作品が嫌いなわけがない私、冒頭の眠りの森の美女へのオマージュのごとき荘厳で優美さそのもののシーンから、全員のグラン・バットマン(・・・だと思うのですが)でバレエ賛歌への幕を降ろす圧巻のフィナーレまでの24分間、大いに楽しませてもらいました。

ダンサーたちについて若干・・・アリーナとヨハンはこの種の作品で見るには必ずしも私の好みではないのですが、アリーナのスター・オーラは疑いようがなく、ヨハンの超絶技巧技での安定感はお見事の一言。この夜私的に一番光って見えたのは(毎度同じことを言うようですが)、脇をかためるドゥミ・ソロイストの一人、ローラ・モレーラ。彼女の輪郭のはっきりとした踊りは素晴らしかった。
2007-03-12 09:03 | ロイヤル・バレエ | Comment(5)
パリオペ・プルーストのニュース映像
この情報、読者の方からメッセージで教えていただいていたのに、すっかり見落としておりました(今気づきました・・・申し訳ない!)。さる木曜の夜のFr2のニュースでプルースト公演の模様がちらりと紹介されています。主に登場しているのはエレオノーラ、エルヴェ(二人のpddシーンもちらっと映ります)、ローラン・プティ。今回は見に行けないなぁ・・・とギヴアップした私にはとっても嬉しい映像でした!(↓最後から二番目の話題です)

http://jt.france2.fr/20h/index-fr.php?jt=1

2007-03-11 23:03 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
ロパートキナとコルプの「ジゼル」
この二人がペアを組む初めての「ジゼル」、昨夜(3/9)予定通り上演された模様です!

昨夜から気になって色々なフォーラムを覗いていたのですが、いかんせんロシア語を読めないので情報が取れなくて悶々としていたところ・・・

先ほど在英ロシア人の友人が、ロシア語フォーラムで凄い話題になっていて、見た人は皆未だに恍惚状態みたい・・・と教えてくれました!

ああ ミュンヘンで本当に再現してくれるのだろうか・・・夢のようです。お二方、絶対に、絶対に、踊ってね!


(付記)こちらは別の友人が教えてくれました。この日のカーテン・コールの写真が見られます!

http://photofile.ru/users/poduchka/2515578/46641563/#breadcr

ロパートキナ、昨年末に東京で見たときよりも更に痩せているように見えるのが、ちょっと気になりますが・・・とても晴れやかな表情が、舞台の出来を語っているかな?
2007-03-11 00:11 | マリインスキー・バレエ | Comment(3)
ドロテの復帰
今夜、3月8日のデフィレ付き・プルースト公演をご覧になったダンソマニ管理人氏が早速報告してくださっているのですが、

ドロテ・ジルベールが公式に復活!した模様です。

今夜のデフィレに元気に登場したようで、とっても嬉しい~。思えば彼女が最後にパリの舞台で踊ったのは確か一年前のバヤデール上演時。その後の日本公演では活躍したものの、以降は怪我でずっと欠場が続いていて、心配していました。またドロテの素晴らしい踊りを見られるのね!復活おめでとう!!

・・・と、喜びの一方で思わず嘆息してしまうのはオーロール(・コルドゥリエ)のこと。こちらはもう、一年どころではない長期不在状態が続いていて、本当に心配です。彼女のあのおっとりとした、鷹揚で優雅なダンスが恋しいです。一日も早く 復帰されますように・・・
2007-03-09 09:07 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(1)
ボリショイ・バレエ ロンドン・ツアー2007
わ~~い!!

今夏のボリショイ・コロシアム公演の全容が明らかになりました! 日程と演目は以下の通り:

7/30(Mon) 海賊 <ロンドン・プレミエ>
7/31(Tue) 海賊
8/1 (Wed) 海賊
8/2 (Thu) ラ・バヤデール
8/3 (Fri) ラ・バヤデール
8/4 (Sat) M&S ラ・バヤデール
8/6 (Mon) スパルタクス
8/7 (Tue) スパルタクス
8/8 (Wed) スパルタクス
8/9 (Thu) ドン・キホーテ
8/10(Fri) ドン・キホーテ
8/11(Sat) M&S ドン・キホーテ
8/13(Mon) トリプル・ビル* <ロンドン・プレミエ>
8/14(Tue) トリプル・ビル*
8/15(Wed) 海賊
8/16(Thu) 明るい小川
8/17(Fri) 明るい小川
8/18(Sat) M&S 明るい小川

*トリプル・ビル:メッセレルの"Class Concert"、ウィールドンの "Elsinore"、サープの "In the Upper Room"


3週間・全21回の公演。オープニングはロンドン初演のラトマンスキー芸監振付による新版「海賊」。(これってモスクワではもうプレミエ上演されたんでしたっけ?)プロモーターのサイトには、この海賊からと思われる写真が掲載されていますが、ザハロワ@メドゥーラのお衣装と髪型がとってもユニーク。まるでフランス人形、という風情なのですが、この金髪縦ロールのカツラ(?)がすんなりはまるダンサーはそうそういないでしょうね・・・

http://www.victorhochhauser.co.uk/bolshoi_ballet/bolshoi_ballet_coliseum2007/bb_c2007_index.htm

「海賊」のほか、ロンドン・プレミエの作品は三本ありますが、これをまとめて見られるトリプル・ビルもすごーく楽しみ。先日モスクワで初演されたばかりの英人振付家・ウィールドンの作品が早速お目見え。サープの"In the Upper Room"がボリショイのレパートリーに入っていたとは知りませんでした・・・未見なのですが、これってコミカルな作品でしたっけ追記:コミカルなわけではなく、わりとオーソドックスな抽象作品のよう(先月ABTが持ってきて話題になっていたけど、パリに行っていた私は結局サドラーズには一度も足を運べず・・・。)

大ニュースとなりそうなのは、かねてより噂のカルロス・アコスタのゲスト出演が確定したこと。スパルタクスのタイトル・ロールを踊るようです!

私的にとっても嬉しいのは、現在ダントツ世界一(当社比)の「影の王国」をまた見られること!「白鳥」が外されているのも密かにヒッジョーに画期的なことで、これまた私的には大歓迎(ボリショイとマリインスキーがロンドン・ツアーでこの作品を持ってこないことなんて殆どありませんから・・・例外は昨夏のマリインスキーのショスタコーヴィチ・フェスぐらい?)。昨年ロンドン初演で大フィーバーを巻き起こした「明るい小川」を4回上演するというのはちとギャンブルの気もするけど、どうなるかな?(何せコロシアムはウエスト・エンド一大きい劇場なのですよ~)

肝心のキャストは未発表なのですが、来倫メンバーに名を連ねているダンサーズは以下の通り:

ザハロワ、ルンキナ、アレクサンドロワ、アラシュ、シプーリナ、ヤツェーンコ、オーシポワ、ツィスカリーゼ、フィーリン、ウヴァーロフ、ベロゴロフツェフ、グダーノフ、クレフツォフ、マトヴィエンコ、スクワルツォフ

・・・ということでウヴァーロフをのぞけば昨夏のメンバーとほぼ同じ・超豪華ですねー(しかし、ベテラン組はまた連れてこないみたいで、グラチョーワのニキヤは見られないのか・・・)。今大変な話題の、「神童」イワン・ワシーリエフ君の名前がないけど多分まだ階級的には下の方だからかな?オーシポワとのペアで是非是非ドンQを踊ってほしいわ~~。

公演チケットの一般発売は今月26日より開始、プロモーターのメーリング・リスト・メンバーは3月23・24日の二日間に限り優先予約できます。チケット価格詳細は近日中に発表されるみたいだけど、コロシアムはオペラハウスと違ってスタンディングやスリップスみたいな安いエリアがないから厳しいなあ・・・。せめて昨夏のマリインスキーの時みたいなマルチ・バイ・ディスカウントが出ることを祈るのみ。

追記: 先月ロンドンでのABT公演をご覧になった方から、サープのIn the Upper Roomはコミカルな作品ではなかった、と教えて頂きました。さらに、YouTubeに映像があるということで、早速見てきましたが、純粋な抽象バレエ作品のようでした。(少なくともこの映像で見るかぎりでは)使われているパはとてもクラシカルで、ボリショイ・バレエのダンサーたちにとても似合いそう!とっても楽しみになりました~。(教えて下さった方、どうも有難うございました。)
2007-03-09 00:55 | ボリショイ・バレエ | Comment(11)
「プルースト」評
現在パリで上演中の「プルースト~失われた時を求めて」。今回がパリオペ初演のこの作品の評が気になって、二つの仏語フォーラムに投稿されているバレエ・ファンの感想を翻訳機の助けを借りつつ、つまみ読みしていたところ、手放しで絶賛調の感想はあまりないなぁ・・・という印象が強かったのですが。

今日になって出ました!大絶賛評二本。しかも、書いているのはいずれも英仏の御大評論家のお二人。

まずは、有難いことに英文で読めるFT紙のレビュー(ballet.coのリンクより)。執筆者はこの道50年超、イギリスで最も著名かつ影響力のあるクリティック、クレメント・クリスプ氏。氏はプティの信奉者なので(と、私は理解しているのですが・・・)、"はじめにプティ賛美ありき"と感じられないこともないぐらい好意的な論調ですが、作品の背景(プルースト、プティ、作品が反映している時代、音楽、等々)について完璧に理解していると思われる教養人ならではの、目配りの利いたレビューで、一読の価値があります。

http://www.ft.com/cms/s/3d5bed52-cb88-11db-b436-000b5df10621.html

クリスプさんは先週ご覧になったようですが、この時の主要キャスト全員の名前を挙げて賞賛しています。(この方、最後に"Vaut le voyage."<遠征の価値アリ!>なんて一言を付け加えられていて・・・もう今回は行くのムリそうかなぁ・・・と諦めていたのに、また刺激されてしまった!)

もう一本は日本でもお馴染みの、仏ダンス評論家、ジェラール・マノニ氏によるもの。いつも寄稿されているアルタムジカのサイトで読めます(こちらはダンソマニ情報)。舞台写真が2枚掲載されていますが、マチュー(サン・ルー)とステファン・ブイヨン(モレル)のpddの写真は、今パリオペ・サイトのトップ・ページにも使われているものですね!

http://www.altamusica.com/danse/document.php?action=MoreDocument&DocRef=3327&DossierRef=2966

意外だったのは、この作品の初演当時は評判が悪くて、その後マルセイユ・バレエ団がアメリカへの引越公演で上演した時に評価され、その影響で最終的にフランスの観客からも支持されるようになった(・・・と、読めるのですが)、という件。で、思い出したのが過日米サイトのリンクから読んだこの当時のNYタイムズ評。

http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9505EFDB1239F93AA25754C0A965948260

1983年7月のニューヨーク公演。アンナ・キッセルゴルフの評はなかなか好意的です。この時のキャストはこちら:

アルベルチーヌ: ドミニク・カルフーニ
プルースト: ドゥニ・ガニオ
モレル: ジャン・シャルル・ジル
シャルリュス男爵: シャルル・タイヤード
サン・ルー: パトリック・デュポン
アンドレ: イネス・バリュー
スワン: ルイジ・ボニーノ
オデット: フロランス・フォーレ

なーんとも豪華な布陣ですね~ パトリック・デュポンがゲスト出演してたりして。

話が戻りますが、マルセイユで初演された当時をよく知る(とおぼしき)二人のベテラン批評家がこれほど激賞しているということは、今回のキャスト(錚々たるメンツ!)の出来が素晴らしいということでしょうねえ。ああ やっぱりライブで見たいかも・・・
2007-03-07 04:06 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
第6回マリインスキー・バレエ・フェスティバル(&マチュー)
只今モスクワでミニ・ツアー中のマリインスキー・バレエ、今年のバレエ・フェスの日程と演目が発表されました。

http://www.mariinsky.ru/en/playbill?pbmy=200704

07年4月12~22日の11日間。なんとなく、年々開催時期が遅くなっているような印象が(例年2月か3月にやっていませんでしたっけ?)。演目の方はお馴染みの古典に加え、また新作の上演が予定されているようですね。

さて、非公式のダンソマニ情報によると、ななんとマチューがまた招待されているようです。4月15日にオレーシャ・ノーヴィコワとジゼルを踊るという噂があるとか!なんと、私の誕生日なのですよ~この日!St.Pでマチュー@マリインスキーの公演を見ながらすごす誕生日・・・なんて最高だけど、ムリですねえ・・・。

それにしても、マチューのお相手は何故にいつもノーヴィコワ嬢??前回ドンQで客演した時もパートナーは彼女だったのよね・・・まぁ彼とロパートキナやヴィシニョーワの組み合わせというのは今のところ実現しないかもしれないけど(でもロパートキナと共演してほしい!!)、他に似合いそうなダンサーは・・・と、思いを馳せると、確かにあまりいませんねえ。ノーヴィコワ嬢とは相性がいいのかなぁ?気になりますねえ。
2007-03-04 00:35 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(2)
ミッシェル・ポルナレフ
いよいよ"プルースト"初日を迎えて、いつものTF1ニュースで映像が見られないかな・・・と勇んで見に行きましたが、残念 ありませんでした。きっと後日紹介されることでしょう・・・

ところで、そのサーチの副産物。13時のニュースでミッシェル・ポルナレフ関連のレポタージュが約3分に渡って放送されていました。デビュー当時?とおぼしき若き文学青年風のモノクロ映像や全盛期のオランピア劇場での映像など、なかなか見応えあり。彼は明日3月2日のパリを皮切りに全仏ツアーをスタートさせるんですねー それで3分間の特集を組まれたわけか。(以前どこかでこのコンサートの宣伝を見たんだけど、チケット代がすごーく高いのにびっくりしたのを憶えている・・・バレエよりも遥かに高かったです。)

http://videos.tf1.fr/video/news/?trk=1&e=182

※上記サイトを開いて、中央やや右よりの"LA DERNIERE EDITION DU JOURNAL TELEVISE"をクリック。別ウィンドウが開いてビデオが(おそらく)20時のニュースをスタートさせますが、これを停止して、1 Mar 2007、13hをクリック。最後から3番目の話題、Polnareff en chanson をクリック。

ポルナレフといえば、何と言っても真っ先に思い出すのは日本でも大ヒットした「シェリーに口づけ」。これ、中学校の体育祭でいつも"Hustle"と並んで徒競走のテーマに使われてたんですよ・・・(ああ懐かしの70年代後半・・・)。ポルナレフ、私はリアルタイムで聴いていたわけではないしベスト盤ぐらいしか知らないけれど、結構好きですね。「哀しみのおわる時」とか、「ロミオとジュリエットのように」とか・・・名曲を沢山残した素晴らしいメロディー・メーカー。久々に、聴いてみようかしら。
2007-03-02 08:04 | 音楽 | Comment(0)
パリオペの”プルースト” <3月16日の公演>
突然ですが・・・・昨夜すごーくヘンな夢を見た。ななんと、

エルヴェが出てきたの!

もーびっくり。いつもなら夢で見たことなんて全く憶えてないのが普通だし、愛しのイレール様だって出てきてくれたことは一度あったかないか?ってくらい。確かマチューも・・・。

なのに、なんだっていきなりエルヴェが・・・(勿論エルヴェも好きですけど!)しかも、わりあいディテールをよく憶えているんですよ こんな感じ・・・

“とある広々としたアメリカン・スタイルのホテルのロビー風のところで整然と並んだ四角いソファに私と友人、その他知らない人たちがぽつぽつと座っていて、そこにエルヴェもいる。

で、エルヴェがそのソファの間のまっすぐの通路を、すごく情熱的にかつメリハリをつけて、疾風のように踊って突き抜けて、また私たちの集まっている所に戻ってくる。(ロミオ風の踊りだったような・・・)

で、すごくいいと思った私が、「貴方のそういう踊りを、みんな待っているのよ!」かなんか言う。

するとソファに深く腰をおろしたエルヴェが、やや斜に構えて、いや、自分がやりたいのはそんなことじゃないんだ・・・と、ぶっきら棒だけど訥々と、真剣に語り始め、皆が聞き入る・・・・”

目がさめて、何故にエルヴェが?ひょっとして最近アップされたパリオペHPのプルーストのページで、とっても可愛いエルヴェの写真を見たからか?(これです↓)

http://www.operadeparis.fr/Saison0607/Spectacle.asp?Id=996

とか、これは一体何を意味しているのか?と考え出して興奮状態に。で、下した結論は、”きっとエルヴェが私を呼んでいるのね~” と。(誰も呼んじゃいないって・爆)

ここのところイレール・アデューの余韻から抜けきれずしつこく思い出に浸っている間に、何ともう3月!ドンQも始まっちゃったしプルーストも明晩から・・・現時点で何も手配をしていないし、月末にはミュンヘン行きがあるので、もう断念すべきかと、迷ってたんですよね・・・

なにせプルーストとドンQ同日上演が多いし、自分の見たいキャストで各演目一回ずつ観たいと思ってもなかなか合う日にちがない・・・デフィレで料金の高くなる日と貸切公演という余計な日も入っているし。

でも、これはやっぱり行けっていうことだろうかと改めてキャストを見比べてユーロスターの料金も調べて、一番都合がいいのが15,16日にそれぞれドンQ、プルースト、と見て帰って来る日程。しかし、16日の公演というのが、貸切で一般にはチケット発売しない・迷惑至極の日。なんとかならないか、とボックス・オフィスに電話してみたところ・・・

電話に出たお兄さんが、16日の公演はキャンセルになった、と言うのです!ネットにそんなことは書いてないけど、ホントにホントですか?としつこく聞いたら、ネットが更新されていないだけだ、と。ネット上は現在も16日は'Soirée réservée Bal de l'X'となっているんだけど、そもそもこれって何なのでしょう。本当にキャンセルになったのでしょうか・・・もしこの件で何かご存知の方がいたら教えてくださいませ!

えっとまたエルヴェの話に戻りますが。ダンソマニに出ていたリンクで読んだのですが、ネット版フィガロ紙でローラン・プティが今回の”プルースト”上演について語っています。記事のタイトルがいきなり、« Chez Proust, tout est sexuel » ・・・ まぁそうでしょうねえ この作品、恐らくそれ以外の何物でもないであろう・・・という想像はできますが。(そういえば過日ダンソマニに、「プルースト~に9歳の子供を連れて行ってもいいだろうか?」という質問をしているポスターがいましたが、うーん微妙ですねえ。特に入場制限はないみたいですが・・・)

本作をバレエ化するに当ってプティは当初翻案をフランソワーズ・サガンに依頼したものの、出来上がった作品がバレエ向きでなかったので結局自分で書いたのだとか。

おおーと思ったのはこれ。プティはバレエ団と仕事をするときそこで”ミューズ”的存在のダンサーを見つけるのがいつものパターンだが、今回は誰?との質問に、「エルヴェ・モロー。役の解釈が素晴らしいし、生彩に富んだ踊りをみせる。今回彼のために新しいヴァリエーションを一つ創ったよ」と語っています。エルヴェ、ひょっとしてプティの新たなミューズとなるのだろうか??(やっぱり行くべきかなぁ・・・)
2007-03-01 08:36 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
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