マリインスキーのパレルモ公演
君よ知るや南の国・・・ 先週イタリア・シシリーでミニ引越公演を行っていたマリインスキー・バレエ。連日30度?の残暑厳しき南国まで追っかけしていた友達がレポを寄せてくれました。ご本人に承諾を頂いたのでそのままここに掲載しちゃいます。演目はドン・キホーテ、出演ダンサーについての寸評です。(友よ感謝~~!)

「主役キトリを踊ったダンサー・・・個人的には小粋なノーヴィコワさんがダントツでしたが(サラファーノフとの息は全く合ってなくて冷や汗ものでしたが)、果てしなく美しくしっかりキトリしていたオスモルキナも捨て難いです。ゴルブもかなり好感が持てましたがちょっとあっさりで印象薄。トカチェンコは体育会系であまり美しさを見出せなかったため、得点低いです。

バジルはサラファーノフはサポートがサイテーですが、個人ワザ(?)は跳んでも回っても相変わらずお上手。茶目っ気もたっぷりですし。コルサコフもかなりテクニックがあるしボーイッシュでなかなかイケてました。(しかしキューバ軍のいとも簡単そうな片手リフト歩行を見てしまった後なので、なんでたったの3秒も片手リフトできないの?と冷
たい目で見てしまいましたが。)ルックスもテクニックも今ふたつのロブーキンはもう結構という感じ。昨年の放蕩息子ではいい味出していたのですが...しかし彼は千秋楽のフィナーレでオスモルキナを肩にリフトしたままジグザグに舞台奥に小走りに引っ込んでいくというお遊びを披露して芸人根性(?)を発揮してくれました。

最後に、<全回>エスパーダを踊ったバイムラードフは渋くて凄くかっこよかったです!!」

ヴィシニョーワ&ファデーエフ組も当初キャストされていたんだけどファデーエフの病気でダブル降板となってしまったんですね・・・友達はマッシモ劇場近くを優雅に歩いていたヴィシニョーワに遭遇したそうです。↓ballet.coのフォーラムで見た劇場のURLリンクです。ちょっとですが舞台写真を見られます。

http://www.teatromassimo.it/stagione/op08DonChisciotte.html
2006-09-29 09:48 | マリインスキー・バレエ | Comment(0)
ルドルフ・ヌレエフのBBCインタビュー
ヌレエフの新しいDVDの件を引き続きリサーチしていて偶然見つけました。BBC Radio 4が1969、71年に放送したヌレエフ・インタビューの一部を聴くことができます!(注: 再生にはWindows Real Playerが必要です)

http://www.bbc.co.uk/bbcfour/audiointerviews/profilepages/nureyevr1.shtml

話の焦点は、ともに「世紀のパートナーシップ」を築き上げた、ロイヤル・バレエの'Prima Ballerina Assoluta'・マーゴ・フォンテーンについて。61年にソ連から亡命、その翌年ロイヤル・バレエに迎えられたヌレエフ、過去数年間を振り返って、自分の人生に起きた最も素晴らしいことはマーゴと踊れることだ、と語っています。(マーゴとフレデリック・アシュトンに多大な影響を受けた、とも。)このほか印象に残ったコメントは・・・

☆ マーゴの最初の指導者はロシア人バレエ教師だったことをあげて、ロシア・バレエの伝統を引き継ぎながらも、それだけではない彼女独特のクオリティを持っている、と賞賛。

☆ 白鳥の湖、ジゼルといった古典作品を踊るマーゴはとりわけ素晴らしいが、中でも眠れる森の美女は特別。若々しさとすべらかな優美さで彼女に比肩するオーロラはいないだろう・・・

☆ (キーロフを去って西側に亡命したことを後悔することはあるか?との問いに)一秒たりとも、ない。

☆ ヴァカンスは大好きだけどその後が大変。身体を元に戻すのに時間がかかるから、一年の間に短い休暇を何度かに分けて取った方がいい。

☆ ロイヤル・バレエも団員が増えてきて優秀なダンサーが凌ぎを削ってる。自分の出番がなかなか回ってこなくて皆欲求不満気味。ロンドンに毎晩バレエだけを上演する劇場があるといいのに!(ロシアではそれができるのか?との問いに)残念ながら・・・ キーロフではオペラとの競争がある。劇場の顔でお金を稼いでいるのはバレエなのに、オペラに優先権が与えられてる・・・

ロイヤル・バレエに籍を置いて7年、ダンサーとして最も充実した時期に収録されたインタビューではないでしょうか。落ち着いた語り口に静かな自信が感じられます。(ヌレエフってくせのない、綺麗な「英」語を話す人だったんですね・・・) 40年近く前のものですが音は非常にクリアで聞きやすいです。
2006-09-28 07:33 | ロイヤル・バレエ | Comment(0)
2005/2006シーズンを振り返って(4) ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
ちょっと間があいてしまいましたが、しつこく昨シーズンの回顧録の続きです(あと一、二回で終わる予定です!)。

・・・と、その前に一言。

もう日付がかわってしまいましたが、本日9月25日はパリオペ最年少のプルミエール・ダンスーズ、ドロテ・ジルベール嬢のお誕生日だそうです(ダンソマニで見ました)。

「ドロテお誕生日おめでとう!新シーズンがあなたにとって素晴らしいものとなりますように!くれぐれも怪我などせずに元気に活躍してくださいね 期待してますよ~☆」


・・・で、本題です。地元ロイヤル・バレエの公演で昨シーズン最も印象に残っている、吉田都さん主演の「くるみ割り人形」のレビューを再掲します。

ロンドンのバレエファンの間でも「業界一の金平糖」と認知されて久しい都さんのくるみはいつ見てもその完成度の高さで他の追随を許しませんが、この夜はとりわけ忘れ難い名舞台を見せてくれました。身も心もクラシック・バレエを見る幸せで満たしてくれた、ロイヤル・バレエ・2005年12月6日の公演です。(尚、初出はRIEさんの「バレエ日和の掲示板」です。RIEさん再掲を許可下さって深謝です!)

Cast

The Sugar Plum Fairy: Miyako Yoshida
The Prince: Federico Bonelli
Clara: Iohna Loots
Hans-Peter/The Nutcracker: Ricardo Cervera
Herr Drosselmeyer: Gary Avis
Dr. & Mrs. Stahlbaum: Christopher Saunders, Elisabeth McGorian
Grandmother: Vanessa Fenton
Grandfather: Alastair Marriott
Dancing Mistress: Genesia Rosato
Waltz of the Flowers (Rose Fairy): Mara Galeazzi
Rose Fairy's escorts: Martin Harvey, Valeri Hristov, Yohei Sasaki,
Thiago Soares
Leading Flowers: Deidre Chapman, Lauren Cuthbertson, Sarah Lamb,
Laura Morera

ロイヤルでは過去二シーズンこの時期はシンデレラを上演していましたのでくるみは久しぶり。そのせいか、初日のこの夜のオーディトリアムはバレエ公演には珍しく、アンフィのスタンディングに至るまでぎっしり満員御礼、劇場にはうきうきと期待に満ちた空気が流れていて良い雰囲気。私的には毎年くるみでも嬉しい人間なので、久しぶりに見たライト版に激しく反応してしまい、この版の完成度の高さにあらためて唸らされました。「神は細部に宿る」とは著名な某建築家の言葉ですが、ピーター・ライト版くるみはまさにこれ。舞台上の全ての要素(動いているものも静的なものも)は徹底的に選び抜かれ、磨きをかけられ・・・ キーワードは「伝統」、「ノスタルジー」、「エンターテイメント」、そして「調和」といったところでしょうか。これらを具現化するために細心の注意とデリカシーと愛情をもって全ての構成要素が配され・有機的に作用し、その幸せな帰結がこの作品・・・といいたくなるような。

一幕のスタールバウム家のクリスマス・パーティーのタブローはノスタルジー全開で泣ける泣ける。ロイヤルの生命線であるキャラクター・ダンサーの素晴らしさが舞台を引き締め(Gary Avisのドロッセルマイヤーにはあと一歩、表現に深みが欲しいと感じましたが)、美術、衣装、セット転換ともにお約束通りというか保守的な趣味を頑固に貫き通していますが、古臭さは微塵もなし。現代の観客も充分にこのドラマに入り込める、その裏には、それこそ執拗なほど細部にこだわった仕事がある・・・。

そして、このプロダクションの美学を体現するバレリーナといえば、勿論、都さんをのぞいて他にはいません。ディテールへの執拗な配慮、繊細さ、調和とはまさに都さんのバレエそのもの。私自身、そして現在のロイヤルにとってデフォルトの金平糖である彼女のくるみの舞台はいつも素晴らしいですが、この夜は、なんというか、もう神懸り的な凄さでした。幕が降りて美しい笑顔で万雷の拍手に応える都さんに、駆け寄って・ひざまずいて・頭を垂れたくなる・・・そんな殊勝な気分にさせられました。2幕のgpddの導入部分はいつも通りの端正な「クラシック・ミヤコ」風に始まったのですが(絶妙の間の取り方、一分の狂いもない動き、清らかな舞台姿・・・)、後半にむけ、都さんがどんどん「チャレンジャー」と化していったのに(すみません変な表現で・・・)、こちらもえっと驚く間もなく引き込まれ、アダージョの後半部分で音楽がクレッシェンドに差し掛かるともう心臓が早鐘を打ち、胸が痛くなるほど。多分目をつぶっていても踊れるのでは?と思わせるほど都さんはこの役を自家薬籠中におさめていますが、gpddがすすむにつれ、徐々に踊りが大胆になっていったように見えたのです。音をたっぷり取ってギリギリ、極限までひっぱり、一気にリリース!金平糖のエントランスのシーンでの間の取り方には見ていて髪が逆立ちました。この夜の都さんはいつも彼女の舞台を特徴づけている「調和」にスリリングさというスパイスが加わって、いつも以上にプリマとしての輝きに満ち溢れていました。

その他のダンサーたちについて・・・ ボネッリは大先輩の都さんを相手の初日登板でプレッシャーは相当のものだったと思いますが、エレガントに、控えめにバレリーナをたてるパートナー役に徹していて好印象でした(ジョナサンがコーチ役でクレジットされています!)。他にはリッカルド・セルヴェラ、ボーイッシュな個性とクリーンなテクニックがHans-Peter役にぴったりでした(彼は随分と踊りが綺麗になりましたねぇ・・・)。

(end of Part 4)
2006-09-26 08:22 | ロイヤル・バレエ | Comment(2)
リファール・プロ、DVD「スカラ座のヌレエフ」
またまたネットで見つけた情報から。

ダンソマニのリファール/マランデン・プロのプレキャスト情報が更新されていました。

・・・かなり変わっています。なんと白の組曲のマチューとエルヴェの競演が3回から2回に削られていて、10月15日がなくなってる!!

うーん そうですか・・・行くなら15~16日あたりかな、と心を決めつつあったんだけど、こうなるとキャストとして一番惹かれるのは10月10日と11日の2日見て戻ってくる日程かな・・・週のど真ん中で果たして今から休暇が取れるのか心もとないけど。

他のメジャーな変更箇所としては、ミラージュからジョゼが離脱して、アニエスのパートナーの「若者」役にエルヴェ、カールが入ってます。(ジョゼはデ・グリュに続く降板で、白の組曲のマズルカにはまだ名前が残っていますが、ちょっと心配ですね・・・)

ま、しかしこれはあくまで「非公式」情報ということで。パリオペのHPには日毎のキャストは相変わらず出てません。ダンソマニのプレキャスト情報は概してかなり正確ですが、やはりいい加減公式発表してほしい・・・。(ひょっとしてパリオペ側はダンソマニが出してくれてるからやらなくていいと思ってるんじゃなかろうか、と勘ぐりたくなる今日この頃・・・)椿姫が始まったばかりだしこちらに出演しているダンサーたちは今後怪我や故障の恐れもないとはいえないので、結局リファール・プロもフタをあけてみないとわからない・・・ってことになるのかなぁ。

続いてこちらもダンソマニで見た情報。イタリアで "Nureyev alla Scala" (スカラ座のヌレエフ)というDVDが発売されたようです。

http://www.dolmenhv.it/scheda_film.asp?ID=382

ラニング・タイムは79分、タイトルどおりヌレエフとスカラ座バレエ団の関係をテーマにしたドキュメンタリーDVD? "CAST"に名前が挙がっているのは、ベジャール、ボッレ、フラッチ、Luciana Savignano、Ettore Moという面々ですが、"CONTENUTI EXTRA"(内容?)-"Video inediti" (未公開ビデオ?)欄にこんな記述を発見!

-Estratti da Lago dei cigni: passo a tre. Interpreti: Nurejev, Jude e Seabra. Assolo Nureyev e Rothbart. Teatro alla Scala 7 luglio 1990.

「ヌレエフ、ジュド、シアボラによる『白鳥の湖』のパ・ド・トロワ。ヌレエフによるロットバルトのソロ。1990年7月スカラ座にて」・・・と読める気がするのですが。これは是非見てみたい、かつDVDのお値段が14ユーロと安めなので早速購入しようと思ったのですが、上記サイトの登録画面のユーザー住所のコラム、イタリアの「県」を選ぶところで終わっていて、国を選ぶことができないんですよ。もしかしてイタリア国内しか相手にしていないのかも・・・と、別のネットDVDショップを探したのですが、結局イタリア語のサイトしか見つからず。こちらは海外発送しているようなのですが、いかんせんイタリア語なんでムリヤリすすむのはちょっと危険・・・イタリア語読める人のヘルプが必要だわ。

ひょっとしたら日本では既に売っているかも・・・とちょっと検索してみたのですがヒットしませんでした。現状字幕は英語のみのようなので、そのうち日本語対応した日本版がリリースされる可能性もあるかも?
2006-09-24 01:34 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(3)
マリインスキー北米ツアー、グリゴローヴィチ・ガラ
昨日いい加減な書き方をしてしまったので、あらためてこちらに紹介しておきます・マリインスキーの北米ツアー詳細。(ボストンも公演地に入っていますが、来月ではなく11月ですね。失礼しました・・・)

http://www.ardani.com/mariinskybtouring.htm

10月17日のカリフォルニア・オレンジ・カウンティを皮切りに、オタワ、シカゴ、ボストンの4都市で公演、最終日が11月12日・・・ということは日本公演初日の二週間前に終了するわけか。長丁場だし米大陸を西から東に移動はさぞハードでしょうね・・・。

スケジュールを見て驚いたのが演目。4都市で23公演、うち3回がロミ・ジュリ、残りは全部白鳥!プロモーターの要請でしょうかねえ・・・そういえば昨年?の米ツアーで確か10回以上眠りだけを上演していた公演地もありましたけど。

こういう状況でダンサーたちがモラル(士気)を喪失することなく、連日充実した踊りを見せてくれるとしたらその方が奇跡みたいなもんだ・・・と憂うわけですが。パリオペみたいに2,3シーズンに一度しか白鳥をローテーションしないのも困るけど、年がら年中世界各地で白鳥ばっかり・・・というのも、明らかに不幸ですね。

この日程表を見ていると、たとえ大赤字出そうが批評家にコテンパンに叩かれようがロンドンにショスタコーヴィチ・プロを持ってきてくれたゲルギエフと、受入れ口になったマリインスキー・トラストに思わずブラヴォー!と賛辞を捧げたくなりますよ。(しかしゲルギエフ、アメリカのプロモーター相手にはショスタコーヴィチ・プロの売り込みに失敗したんだろうか?それともハナから諦めていたのか??)

続いて、ロンドンで来年1月末に予定されているグリゴローヴィチ・ガラについて。

先日、この公演の参加予定ダンサーについて、ロイヤル・オペラ・ハウスのピリオド3のブローショアでは「英国とロシア・バレエのスターたち」という記述が抜けていた・・・と焦りのコメントを書きましたが、本日ballet.coに常連ライターが疑惑を払拭するような情報を寄せてくれてました。

それによりますと、なんとボリショイからはツィスカリーゼとルンキナ(くるみ割りのpdd!)、ヤーニン(黄金時代のMC役!)の参加が予定されているとか。わ~い ほんとだったら嬉しいな。またまた気分が盛り上がってきたわー。

2006-09-23 07:29 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(2)
ロパートキナの近況・ほか
・・・とわざわざタイトルにするほどのネタではないのですが、さっきダンソマニを覗いていて見つけたのでメモっておきます。

現在シシリーのパレルモでドン・キホーテ公演中のマリインスキー・バレエ、2週間前にはバルセロナに行っていたのですが、現地の方がレポを寄せていて、ロパートキナとゼレンスキー(アリ)の海賊をご覧になったとか。とっても良かったと感激されていますが、私も「本当に」ロパートキナがまた海賊を踊ってるのかーと確認できて、意外というか若干複雑な気分。

少し前からロパートキナが再び海賊(メドゥーラ)を踊るようになったと聞いて、ふーん・・・と思っていたんだけど、本当に踊ってるんですねえ しかもツアーで!確か昨年あたりのアメリカ公演では踊っていなかったと記憶してるんだけど。

個人的には今の彼女にこの演目、うーん どうなんだろうか?という気が若干しないでもないのですが、彼女のレパートリーには他にこの種の楽しい娯楽系バレエはなさそうなので、たまには発散できていいのかもしれない。(私がレパートリーに復活させてほしいのは断然「ジゼル」です!なぜ踊らないのかしら ジゼル・・・不思議でならない)

彼女は来月のアメリカ公演(え~っと今度はどこに行くんだっけ ボストンあたり?)にも参加して白鳥を踊るらしいけれど、多忙ですねえー。昔に比べると随分丈夫になられたようで心強い限りですが、くれぐれも11月の「ロパートキナ・ガラ」の前に怪我されたりなさいませんように・・・。

え~続いてロイヤルねたです。

ロイヤル期待の次世代の「国産」バレエ・スター候補、ファースト・ソロイストのローレン・カスバートソンが引退したジェイミー・タッパーの代役としてオーロラ・デビューを果たす模様。(11月1日、12月4、9日)

ローレンはおっとりと品のあるラブリーなダンサーですが、「姫度」はどうかな?ちょっと見てみたい気がします。
2006-09-22 08:43 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(5)
パリオペのプロモDVD
ちょっと前にフレンチ・フォーラムで話題になっていた、パリオペ今シーズンのプロモ用DVD。AROPや年会員の人に配布してるのかなぁ・・・と思っていたら、なんと本日拙宅にも届いてました。(範囲を広げたのだろうか?)

バレエとオペラ合わせて36分弱。バレエはルフェーヴル芸監、オペラはモーティエ氏による簡単な作品解説が収録されていて(おそらくプレスと会員向けに行われたプレゼン映像からの抜粋?)、所々舞台映像が挿入されています。バレエだけささっと見てみましたが、映像が入っているのはこちら:

☆「椿姫」三幕・別れのpdd(?): デュポンxルグリ

☆「ドン・キホーテ」一幕・キトリのカスタネットのヴァリエーション: ルテステュ

☆「ジゼル」二幕・ジゼルの出のシーン: ピュジョル、ムッサン

☆ "Andre Auria"(E.ロック振付): ブリダール、ジロ、ロンベール

☆ "0 Zlozony/0 Composite" (T.ブラウン振付): デュポン、ルグリ、ル・リッシュ

(椿姫が一番長くて2分弱、あとは1分前後だったような・・・)

それにしてもパリ・オペラ座はやっぱりお金持ち!と感心してしまいました。広範囲に配っているとしたら結構なコストでしょうねえ これ・・・。オペラ座の年間ブローショアは作りがあまりに趣味的でオペラやバレエ作品とは関係のない「アートワーク」満載なんですよね。あれだけ眺めていてもプロダクションの傾向がさっぱりわからないから、このDVDを併せて見れば完璧、ってことかしら(確かにこっちの方が販促ツールとしてははるかに強力、食指が動きますものね)。やっぱり、お金持ちですねえ・・・
2006-09-20 08:46 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
オレリーの<金平糖>!
オレリー・デュポンがスカラ座バレエのヌレエフ版「くるみ割り人形」にゲスト出演するようです!(お相手はロベルト・ボッレ!)

ダンソマニで第一報を見てスカラのサイトに行ってみたら・・・ほんとだ、キャストとして名前が上がっているのはこの二人。まさか全回踊るわけではなかろう・・・と思いますが。

http://www.teatroallascala.org/public/LaScala/EN/stagioni/stagione2/opera-e-balletto/index.html

パリでは金平糖を踊る機会なんて殆どないからこれは彼女にとってはいいことですねー いいなぁ見たいなぁ。(来シーズンあたり上演してくれないかしら・・・)気になるのが公演日ですが、12月16、20、21、28、29(2回)、30(2回)、31日となっています。もしこのうちほとんどをオレリーが踊るとしたら、ジゼルは前半に登場ということかしら。それともパリとミラノを行ったり来たりするのかな?
2006-09-20 06:45 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
パリ・オペラ座バレエ <新シーズン開幕>
アニエス・ルテステュとエルヴェ・モロー主演の「椿姫」で、パリオペラ座バレエ団の新シーズンが開幕しました!

仏サイト・Dasomanieに早速舞台写真がアップされています。エルヴェ、すんごく素敵~~!幻のファースト・キャストが遂に現実に・・・昨シーズン涙をのんだエルヴェ・ファンの皆さん、今頃大挙してパリに駆けつけていらっしゃるのでしょうねえ。(もー 全くなんでエルヴェとマチューの出演日がこんなにも離れているのか・・・ぶつぶつ)

ファースト・ナイトの成功を祝って、パリにむかって祝杯をあげたいと思いま~す。

Cheers!


2006-09-19 08:32 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(1)
2005/2006シーズンを振り返って(3) 「白鳥の湖」
私が昨シーズンの「役デビュー・最優秀賞」を進呈したくなったのはこの人、オレリー・デュポンのオデット/オディール。実に久しぶりに見る、真っ直ぐに古典の王道をいく正統派の白鳥でした。舞台の幕が下りた瞬間、思わず、「オレリーが次世代のプラテルにならないと誰が言えようか・・・」と心中密かに呟いてしまったほど。

2005年12月~06年1月に鑑賞したヌレエフ版・白鳥の湖のレポ、ル・パルクと同じく初出はKARENさんが以前運営なさっていたBalletForumです。
続きを読む
2006-09-19 06:30 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
2005/2006シーズンを振り返って(2) 「カリギュラ」
パート1に引き続きパリの昨シーズンを振り返ります。

で、取敢えずイレールですが(笑)。前半は調子良かったんですよね・・・それはもう、夢のように。パリ、ロンドンで「ル・パルク」を9回(もっと?)踊った直後に、新作「カリギュラ」の重要な役どころで登場。さらに年末のヌレエフ版白鳥ではロットバルト/ウォルフガングの「役デビュー」を果たし、現役引退しているにも関わらず、この時点では(恐らく)登板回数最多の「エトワール」だったのよね・・・しかし、この後に落とし穴が・・・。年明けて1月、怪我を理由にイタリアでのフェリ・ガラ出演をキャンセル、そして2月の日本での美神ガラも・・・。ロモリとの”Un trait d'union”をもう二度と見る機会はないのだろうか?と考えるにつけ、つくづくあの時の降板が惜しまれる。ま、でもシーズン最後のベジャール・プロには無事復帰して渋い舞台を見せてくれたので、終わりよければ全てよし!としておきましょう。

続いては新作「カリギュラ」について・・・当時書いたメモをもとにちょこっと雑感を。(鑑賞日は2005年11月4、7日)

「カリギュラ」はニコラ・ル・リッシュの振付家としての本格的デビュー作で、コメディ・フランセーズの俳優・ギョーム・ガリエンヌとのコラボレーション第一作。音楽はヴィヴァルディの「四季」。色々な筋から伝え聞く(読む)ところでは、作品の基本コンセプトと日本の神社仏閣からインスパイアされたというセット・デザインのアイデアは主にガリエンヌに拠っていたらしい。見る前にカミュのテキストを読んで、これを言葉のないダンスで表現するのはかなり難しいだろうなあ・・・と漠然と感じていたんだけど、いざ舞台を実見した印象は・・・ うーん一言でいって何もかもが中途半端。舞台上の構成要素はバラバラに存在していて上手く噛み合っているようには見えなかったし、主人公の人物像も彼の葛藤も人間関係も、全てにわたって表現が弱い。暴君だけどパントマイムと劇を愛した皇帝でもあった・・・という面に光をあてたかった、とニコラがインタビューで語っていたけど、肝心のその部分が全然迫ってこなくて。カミュの戯曲を読んで感じたのは、カリギュラという人物が劇であれ映画であれクリエーターに素材としてアピールするのは、結局彼の荒唐無稽で不条理な「戯言」。台詞があればこそ彼の戯言を見る人それぞれ好きに解釈させて、一種の知的遊戯を提供できる。言葉をもたない表現形式であるダンスなら、逆にリブレットに縛られず自由な翻案も可能だけれど、そういうアプローチには見えなかったし。(とは言え「知的遊戯」は多少は感じられる部分があって、ダンス作品として決して感心はしなかったのに、見終わった後にちょっと後をひいたのはそのせいかも・・・)

ニコラが使っていたダンス言語はダンサーとしての彼が通過してきたものを素直に押し出してきた・・・という印象で(キリアンあり・エクあり)、意外なほどクラシックがベースになっていた。ルナ役の女性ダンサー(クレールマリとミュリエル・ズスペルギー)はポワントシューズで登場し、中には白鳥の湖からのダイレクトな借用か?と思われるような振付もあり。異色だったのがイレールの踊るムネステー(Mnester)の動き。ムネステーはカリギュラに偏愛されたパントマイム役者で、戯曲ではあまり重みのない役だけどここではかなり存在感ある、重要な役。各タブローの冒頭に登場して静謐なマイムを披露してはまた消えていく、若干予言者めいた役どころ。(彼の登場シーンは主に無音か効果音が使われていて緊迫感が高まる。)クラシックのパで踊ることはほとんどなくて、マイムとマーシャル・アーツの型を決めるようなシャープな動きを繰り返すんだけれど(内股の動きもあり)、これがもう、カッコイイの何の。時にゆったりと、時に空間を切り裂くようなムーヴメント・・・ギリギリまで絞られたストイックな肉体を自在に操る姿は圧巻、まるで動く彫像のような美しさ・・・他のダンサーとはまるでレベルの違う動きの質、身のこなしの美しさ、そしてあのカリスマ・・・イレールのみ周囲から隔絶した存在・異次元星人のように見えた・・・というのが実はこの作品で一番印象に残っていること(ファン馬鹿・ご容赦!)。

カリギュラ役はファースト・キャストのジェレミーが怪我でほんの数回しか踊らず、私が見た2回とも主演はマチュー・ガニオ。マチューは光り輝く美しさで、今の年齢ならではのアポロニアン的な美に溢れていました。私の目には、カリギュラにはとてもとても・・・彼が「暴君ぶり」を演じても、子猫が爪をたててるぐらいのインパクトしか感じられなかったなぁ だって今のマチューはあまりに純粋な美しさと善のオーラに満ち満ちているんだもの・・・。ごく素直に今の彼の美質と個性を活かすことのできる新作を誰か創ってくれないかしら?切に希望。まぁ、ファンとしてはどんな役でもどんどんトライして芸の肥やしにして頂ければそれでいいんですが。

・・・以上、辛口でしたが、この作品来シーズン(2007/08)に再演の噂があるとか?勿論また観に行きますよ イレールとマチューの競演が再現されるなら!(ゲンキン・・・)

(end of Part 2)
2006-09-18 07:49 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(4)
2005/2006シーズンを振り返って(1) 「ル・パルク」
いよいよロンドンとパリでは新シーズン開幕です。その前に慌てて昨シーズンの回顧を・・・印象に残った公演の、当時書いたレポをまとめて掲載します。(実は似たようなことを過日ballet.coの「ロイヤル以外の昨シーズン・バレエ・ハイライト」というスレッドに書いていて、これから順次再掲するレポに登場する公演は大体ここのサマリーにあるものと同じです。)

http://www.ballet.co.uk/dcforum/happening/5687.html#6

まずは昨シーズンのオープニング、パリ・オペラ座の「ル・パルク」

そう、去年の今頃はパリとロンドンの二都市でル・パルク漬けの至福の日々を送っていた私・・・イレール主演の公演を6回観ることが出来て、シーズン開始早々に最大のイベントを迎えてしまい、最後の公演が終わった時にはすっかり虚脱状態、この後に見るべきものがあるのか・・・?と、暫しル・パルク・ロス症候群に襲われたものでした。不思議と今思い出すと感傷的にはならずに、むしろパリオペ・ダンサーズと長距離マラソンを共に完走したような爽快な達成感が残っていたりするのですが・・・(甚だ僭越ではありますが!)。

なんと23年ぶりだったパリオペラ座バレエ団のロンドン公演。日本と違って英国ではイレールxゲラン主演のル・パルク映像がTV放映されたことはないし、バレエ・ファンの間ですら殆ど知られていないコンテンポラリー作品のロンドン初演。(コンテンポラリー作品が選ばれたのは、この時の来英が「ダンス・アンブレラ」というダンス・シリーズへの参加目的だったため。)多くの観客にとって初見の「ル・パルク」、ファン・批評家からの反応は<予想通り>困惑と拒絶反応の入り混じった辛口のものが殆ど。主演のイレール、オレリーの芸術性とダンサー達のレベルの高さは誰もが絶賛していましたが、あまりに"French”な香りに満ち満ちた作品世界に拒絶反応を示す向きも少なくなかったです。英仏どちらにも属さない「外野」の立場から見ていて面白かったのは、両国間に厳然と横たわる感性の違い・特にエロティシズムの捕らえ方の決定的な違いが浮き彫りになったこと。個人的にはきわめて賢い・パリオペの面目躍如!と納得させられる作品選択だったと思っていますが。

尚、ここに再掲するレポは当時KARENさんのBalletForumに投稿させて頂いたものです。KARENさん、転載を許可下さって有難うございます!(注: レポは、とても長いです!)
続きを読む
2006-09-17 01:01 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(5)
「椿姫」 キャスト変更?
・・・と言っても主役ではありませんよ~。ダンソマニによると、ジョゼ・マルティネスが怪我のためデ・グリュー役を降板するとか・・・

ジョゼ、バレエ・フェスで張り切りすぎて今頃どっと疲れが出ちゃったんじゃないのー??リファール・プロには絶対に、絶対に出てね!

しかし、今の時期にこのスレッドが更新されてるとどぎまぎしちゃいますね・・・開くのがコワい。これ以上変更がありませんように・・・。
2006-09-16 07:12 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
リファール・マランデン・プロ 「白の組曲」
昨日ダンソマニにプレキャスト情報が出て、さていつ行こうか・・・ずっとスケジュールを見つめているのだけどなかなか決心がつかず。私のお目当てはなんといっても「白の組曲」のTheme & Varieで競演するマチューとエルヴェ(&デルフィーヌ)!この組み合わせは3回だけで、平日2回、週末(日曜)1回の配分にため息・・・。

恨めしきは初日(10/9)のAROPガラ。パリオペ後援組織(要はパトロン)専用の公演なのでチケットの一般販売はなし。今日ダメもとで電話して聞いてみたけれど、貸切なので・・・の一点張り。当日並んでも買えませんよ、と言われたけど、以前眠りのAROPガラの時に当日並んでなんとか潜り込めたんだけどなぁ(とんでもなくヒドい席だったけれど)。この日に入れればデフィレも見られるし、翌日(全く同じキャストになってる)と合わせてマチュー&エルヴェを2回観られるので一番美味しいんだけど・・・。でもよーくキャスト表を見ると、この2日間はジャン=ギーは全然出ないみたいなので、それも悔しい、もうちょっと後にしようか・・・ううう やっぱり決められない。

このミックスプロで上演される作品中、私が過去に観たことがあるのは「白の組曲」だけ。といってもこれもクロード・ベッシー・ガラで一度観ただけなので記憶が曖昧なのだけど・・・筋書きのない抽象バレエで、フレンチ・スクールの技と粋を披露するのにうってつけの、古典の習作のような作品・・・という印象があります(かなり大雑把ですが・・・汗)。タイトル通り女性は純白のクラシック・チュチュ着用、男性も全身白ずくめじゃなかったかな?デフィレの衣装のままでそのまますんなりと踊れそう。メインロールは、女性がラ・シガレット、男性はラ・マズルカ・・・だったように記憶しているのですが。(でも今回のキャスト表を見ていると、アダージュとフルートも重要な役どころみたいに見える・・・なんたって初日にこのパートを踊るのはルグリとオレリー、となってますから)

一番最近この作品が上演されたのは昨秋の北京公演時。パリオペ・ダンサーのソフィー・パルセン嬢のサイトを見ると、この時のキャストがコール・ドに至るまですべてわかりますが、ラ・シガレットはアニエスが、 ラ・マズルカはエルヴェが踊ったんですね。

http://mapage.noos.fr/sparcen/archiv/china05fr.html

(余談ですがソフィーさんはハンガリーの方なんですよね。彼女のウエブサイトは仏・英・ハンガリーの3カ国語が用意されていて、すごいなぁ・・・とひたすら感心してしまいます。更新も大変でしょうに、偉いなあ・・・)

ちなみにベッシー・ガラの時もアニエスがラ・シガレットでした。で、ラ・マズルカはジャン=ギー。これ以前だといつ上演されたんだろう・・・サーチしてみたら、どんぴしゃ・素敵なページを見つけました。仏人バレトマン・Cathyさんが運営するフォーラムから:

http://www.danser-en-france.com/repertoire/suiteenblanc.htm

ベッシー・ガラが2004年3月、それ以前は96年、90年と上演されたようですね。今から16年前、90年の顔ぶれを見ると、Theme & Varieにはプラテル、イレール、ルグリの名前が!彼等が恐らく第一キャスト?他にはモラン、ロモリ、ドラノエ。ラ・シガレットを踊っていたのは、クレールとプラテル。ラ・マズルカはジュド、ロルモー、デュポン。ほーっ・・・・ついつい、「プレイバック!」と叫びたくなってしまいますねえ。イレールとルグリの踊ったパートは、それぞれマチューとエルヴェのどちらに引き継がれるんでしょうか?興味津々です。
2006-09-14 08:58 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(6)
「フレディー・マーキュリー ~a kind of magic~」
先日話題にしたフレディーの特番・ドキュメンタリーが今晩ITV1で放送されました。

フレディー・マーキュリーは1991年に45歳の若さで亡くなったクイーンのフロントマン。抜群の歌唱力とカリスマティックなパフォーマンス、コンポーザーとしての稀有の才能でロック史にその名を残す伝説的人物。彼の足跡を辿り、家族・友人・関係者へのインタビューとステージ映像で構成されていて過去何度か放送されたクイーン番組とほぼ同じつくり。

インタビューに登場する人達もあまり変わりばえしなかったけれど(ブライアンは出ていなかった 残念・・・)、その中で初顔はロビー・ウィリアムス?彼はフレディーに多大な影響を受けたらしく、「僕のパフォーマンスはフレディーの真似(mild imitation)」とか、ショー・ビズ・マンとして彼以上のロール・モデルはいない・・・というようなことを語っていました。最後に天国のフレディーに向けてメッセージを・・・と言われ、もしチャネリングできるなら僕のところに降りてきて・その才能をわけて!(正確には"Please, give me an LP!"というような表現)と懇願調。結構真に迫っていたかも??

あと珍しい映像としては、7歳のフレディーが当時ザンジバルに住んでいた家族の元を離れて学んだインドの寄宿舎学校を取材した部分。生前の彼は自分のペルシャ系インド人のルーツに触れることを好まなかったそうですが(「ロックンロールのイメージと合わない」からではないか・・・というのがあるコメンテーターの推測)、フレディーが在学中よく弾いていたという古びたピアノがまだ残っていたり、なかなか興味深い映像でした。

ファンとしては、一番興奮したのはやはりステージ映像。何度見ても鳥肌が立つ、85年のライヴ・エイドでのクイーンの、圧倒的迫力のパフォーマンス。あの時は彼等は演奏順からいっても「目玉」のバンドではなかったんだけど、誰もが一緒に歌えるヒット曲の数々をひっさげ、フレディーがステージに上がるや瞬時に数万人の観客をクイーン・ワールドに叩きこみ、ウェンブレー・アリーナは興奮の坩堝に。クイーンを聴かなくなって暫くたっていた私も、あのパフォーマンスには震えるほど感動して、クイーンの偉大さを再認識したものだった・・・。

45分間と長くはなく、特別新味のある内容でもなかったけれど、ファンにはまずまず楽しめました。この週末はちょっと気合を入れてクイーンのDVDを見ようかな・・・という気にさせられました。
2006-09-13 08:59 | 音楽 | Comment(4)
ロイヤル・オペラの<ピリオド3>ライン・アップ
あと数時間でUSオープン・テニスの男子決勝が始まるんだけど、見られないんです・・・この国のテレビ局はUSオープンの中継放送をしないので(グランドスラム大会だっていうのに!)。放映権が高くて買えないのかしら フレンチ・オープンは放送してくれるのにね・・・久しぶりにフェデラーの美しいテニスを見たいのに~~悔しすぎる。多分アメリカ人が沢山集まるスポーツ・カフェみたいな所に行けば見られるのかもしれないけど(フェデラーVSロディックなので)、日曜の夜にセントラルまで出かける気力なし・・・。あ、そうそうさっきBBCのサイトで知ったのだけど、ロディックの現在のコーチはジミー・コナーズなんですね。新コーチのおかげでかなりメンタル面が強化された、と発言していました。地元の強みをいかしてどれだけ「王者」フェデラーに伍することができるのか!?アンディ・ロディック(あー やっぱり見たいよ~~)。

さて、気分をかえてバレエに引き続きロイヤル・オペラのピリオド3のライン・アップをご紹介。ざっとこんな感じです。

まずニュー・プロダクションはこちら:

☆ダブル・ビル: ラヴェル「スペインの時」&プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」(2007年3~4月)

☆ブリテン 「オウエン・ウィングレーヴ」(2007年4~5月)

☆ドビュッシー 「ペレアスとメリザンド」(2007年5月)

☆ベートーヴェン 「フィデリオ」(2007年5~6月)


続いて、スター・パフォーマーはこちら:

☆ブリン・ターフェル (「ジャンニ・スキッキ」のタイトル・ロール)

☆ホセ・キューラ (ヴェルディの「スティッフェリオ」 タイトル・ロール)

☆ソンドラ・ラドヴァノフスキー (ヴェルディの「スティッフェリオ」 リーナ役)

☆サイモン・ラトル (「ペレアスとメリザンド」の指揮)

☆サイモン・キーンリィサイド (「ペレアスとメリザンド」のタイトル・ロール)

☆アンゲリカ・キルヒシュラーガー (「ペレアスとメリザンド」のタイトル・ロール)

☆アンナ・ネトレプコ (モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」 ドンナ・アンナ)

☆マエストロ・パッパーノはダブル・ビルとフィデリオを振る模様

※「スター・パフォーマー」というのは私が見てもわかる超ビッグ・ネーム、という意味です。他にもスター歌手の方がきっといらっしゃると思いますがご容赦のほどを。

まあ なんと大判振る舞い・・・というか、お金かかってそう。これを見ると、ロイヤル・オペラ・ハウスの予算の多くはオペラ部門に費やされてるんだろうなあ・・・と若干無力感に襲われてしまう(まあ欧州のオペラハウスってどこもそうだと思いますが)。もっともニュープロダクションの多くは近年流行りの、他の歌劇場との共作みたいですけれど。まんまと彼らの術中にはまるみたいでくやしいけど、正直言ってバレエよりもオペラのラインナップの方が魅力的ですね・・・ 多分「オウエン・・・」以外は全てブックしてしまうだろうなぁ。

最後におめでたい話題を・・・「ペレアスとメリザンド」に登場する英バリトン歌手・サイモン・キーンリィサイド、先月ロイヤル・バレエのプリンシパル、ゼナイダ・ヤノウスキーとご結婚されたようです(ballet.coの情報)。オペラ・バレエ界のスター同士の結婚って珍しいんじゃないでしょうか・・・大物カップルの誕生ですね~。
2006-09-11 03:28 | オペラ | Comment(3)
キューバ国立バレエ 「ドン・キホーテ」
2006年9月8日 サドラーズ・ウェルス劇場にて
振付: アリシア・アロンソ、マルタ・ガルシア、マリア・エレナ・ロレンテ(プティパの原振付及びアレクサンドル・ゴルスキー版にもとづく)
台本・セット・衣装: サルヴァドール・フェルナンデス
 
<キャスト>
キトリ: アネット・デルガド
バジル: ロメル・フロメタ
メルセデス: ヨランダ・コレア
エスパーダ: エリエ・ブルザック
ドン・キホーテ: ジャヴィエ・トーレス

世界には色々なバレエ団があるものだなあ・・・と、戸惑いも含め、珍しいものを見た・・・の一言に尽きる舞台でした。残念ながら私とは相性の合わないプロダクション及びダンサーズでしたが・・・

キューバといえばこの国が輩出している数々の優秀なダンサー達(特に男性)をとってみてもわかる通り、疑う余地のない世界有数のバレエ大国の一つ。ちょうど一年前同じ劇場であったこのカンパニーの公演が大評判を取ったこともあり、とても期待して見に行ったのだけど・・・

一幕では主に演出の不味さからか、舞台上のアクションが全く生きてない、不気味な「静けさ」にびっくり。これがバルセロナの街角?なんだかどこか寂れた地方都市の裏通りみたい。ダンサー達は例外なく上手いし身体能力も高い。動きは常にスムーズで柔らかくて・・・でもこの柔らかさが時にアダになっているようにも見えた。関節が柔らかいのかアラベスクすると上げた脚の膝から下が90度以上に曲がってしまうダンサーが何人かいたし、上体がしゃきっとせず常に流れてしまうように見えて、ポーズした時に美しく見えない。なんというか、剛柔のめりはりがなくてどの動きをしても印象が同じ・・・で、どのダンサーも皆この同じ傾向があるので(当然といえば当然だけど)全体に、踊りも演技もアクセント不在でフラットな印象。大方振付と演出の稚拙さのせいと言えると思うのだが、ドン・キに欠かせない祝祭感も古典バレエの醍醐味もこのプロダクションでは味わえない。私的にはこの集団がドン・キホーテというバレエをどう理解して・どう表現したいのか全く見えてこなかった・・・ キューバのダンサー達ならではの個性を活かしているわけでもなく、古典の正統表現を引き継ぐのでもなく、取敢えずドン・キホーテ「的」なバレエをそれらしく見せている・・・というとキツすぎか。でも、こんなにつまらないドン・キホーテを見たのは実にもって久しぶりのことだったのですよ。(バレエというのは超人的な身体能力を見たいだけではないですからね・・・)

主役の二人はテクニックは磐石、アクロバティックでスリリングな技も披露してくれたけれど、特別有難くもなく・・・噂のフロメタは確かに優れたダンサーだとは思うけれど、クラシック・バレエの主役を張る華とオーラが欠けているし、私的にはこの方に超絶技巧以上のプラスアルファを全く見出せず・・・正直言って、このダンサーが世界バレエ・フェスに出場したの??とかなり驚愕した。

私にとって、これ以上は有り得ない・決定版のドン・キをボリショイで見たばかりだったから・・・という要因も相当あると思われるけど(実際、見ながら度々ボリショイのあのグローリアスな舞台の残像が脳裏をよぎりまくって嘆息してしまった)、キューバ国立バレエとの初めての出会いがハッピーなものとならず残念。でも、こういう冷淡な見方は多分超・マイノリティです。観客の反応は上々で、一幕ではおとなしかったけれど、三幕の超絶技巧のシーンではオーディトリアムは沸きに沸いてました。幕間に常連と会って、私が「あまりに退屈で半分寝ちゃった」と言ったら、彼女顔色をかえて絶句してました。で、「初めて見た時はそうなのよ 慣れたら好きになるから・・・」と何度も言って励まして(?)くれました。そうなることを祈りたいですが・・・

そうそう、なんと会場でクロード・ベッシーさんをお見かけしました。私の座っていた所から5列ぐらい前にいらしたのですが、休憩から戻って来られた彼女を友達と二人でじーっと見ていたら、気がつかれてニコッと微笑んでくださいました(エヘヘ・・・)。もしかして、キューバのダンサーのリクルート・視察目的か?なーんて・・・。
2006-09-10 06:38 | その他のバレエ・ダンス公演 | Comment(2)
グリゴローヴィチ・バレエ・ガラ公演
来年1月に80歳のお誕生日を迎えられる振付家・ユーリ・グリゴローヴィチの功績を讃えるガラ公演がロイヤルオペラハウスで開催されます(2007年1月28日)。ロイヤルのピリオド3ブッキングにこの公演も入っていましたが、相変わらず情報が少ない上に前に見た時とちょっと話がかわっているみたい・・・

もともとこの情報は今夏のボリショイ公演のプログラムの後ろの方に出ていた広告で知ったんですが、そこには、

「グリゴローヴィチの代表作三作品を、ロシアとイギリスのスター・ダンサーたちとグリゴローヴィチ・バレエのコール・ドが踊る」と書いてあり、ロミジュリと白鳥とスパルタークの写真が出ていたんですよね。

ところが今回のピリオド3のブローショアによると、

「上演予定演目は、黄金時代、スパルターク、くるみ割り人形等からの抜粋。グリゴローヴィチ・バレエによる上演」

とあるんですよ。「ロシアとイギリスのスター・ダンサーたち」はどこに行ったんだ~~??

気になりますねえ・・・
2006-09-10 01:59 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(0)
ロイヤル・バレエの<ピリオド3> キャスト情報
ロンドンは今週ずっといいお天気が続いています。気温も高めで気持ちいい~。今日は日本でいうと格好の運動会日和の一日。こういう気候だと私の場合、途端に懐かしの70年代・アメリカンロックを聴きたくなる体質なので、さっきからガンガンに大音量で鳴らしてるんですが、気持ちいいわ~~~~。BostonのMore than a feelingって30年前のヒット曲なのに魅力が色褪せませんねえ・・・いつ聴いても、まさに「宇宙の彼方へ」トリップさせてくれる素晴らしき名曲(あ、今気づいたんだけどこの邦訳題は見事ですねえ)。あの頃青春時代を過ごすことのできた自分はなんと幸せだったことか・・・と、思わず感慨にひたってしまうのであった。

・・・さて本題。昨日ロイヤルの春シーズン(来年3~5月)のキャスト情報を入手しました。毎度のことながら驚異的な早さですね・・・キャスト発表の早さと確実性では他のバレエ団の追従を許しませんねー(1ヵ月後のキャストすら出てないどこかのバレエ団にも見習っていただきたいもんですわ・・・)。一見してチェック・ポイントはこんなところでしょうか。

☆ 吉田都さんの出演予定はなし
☆ ダーシー・バッセルが「アポロ」と「テーマ&ヴァリエーションズ」に出演
☆ イヴァン・プトロフが「アポロ」の役デビュー
☆ マリオットの新作に若手起用(ペネファーザー、マクレー、オンディヴィエラ)
☆ エドワード・ワトソンが「マイヤリング」の主役デビュー
☆ ABTから移籍したエリック・アンダーウッドの名前は今のところ見当たらず・・・

<春シーズンの上演予定演目とキャスト>

● ミックス・プロ(07年3月): 「アポロ」(アコスタ、バッセル、ガレアッツィ、ヌネツ/ボネッリ、タッパー、マクミーカン、チャップマン/プトロフ、アンサネッリ、未定、未定)、「マリオット新作(タイトル未定)」(ベンジャミン、ペネファーザー、マクレー/ラム、ハーヴェイ、オンディヴィエラ)、「テーマ&ヴァリエーションズ」(コジョカル、コボー/ロッホ、ボネッリ/バッセル、アコスタ)

● オネーギン(07年3~4月): コジョカル、コボー、マルケス、プトロフ/タッパー、ソアレス、ヌネツ、ウリストフ/ガレアッツィ、マカテッリ、ラム、ボネッリ/モレーラ、ハーヴェイ、デュプロ、ステパネク

● マイヤリング(07年4~5月): アコスタ、ベンジャミン、タッパー/コジョカル、コボー、モレーラ/ハーヴェイ、ロッホ、ガレアッツィ/ワトソン、 ガレアッツィ、アンサネッリ

● ミックス・プロ(07年4~5月): ”La Fin du jour”(コジョカル、ラム、ボネッリ、セルヴェラ/マクミーカン、タッパー、ペネファーザー、トゥイファ、「ピエロ・ルネー」(プトロフ、チャップマン、アコスタ/ボネッリ、ガレアッツィ、ワトソン)、ウィル・タケット新作「七つの大罪」(キャスト未定)

他の役デビューで目に付いたのは、マルケス(タチアナ)、ラム(オリガ)、ハーヴェイ(マイヤリング・主役)、アンサネッリ(プリンセス・ステファニー)・・・といったところ。

先日引退を発表したタッパーの名前がしっかり残っていますが代わりはどなたにお鉢が回ってくるのでしょうね・・・一方、ABTから移籍してきたエリック・アンダーウッドの名前はまだ見当たりませんが、この方はダンス・シアター・オヴ・ハーレムでのキャリアが長かったようなので、バランシン作品に沢山登場してくれるのではないか・・・と期待しています。

一般向けブッキングは11月21日開始です。ちなみに、ピリオド1・2の詳細はこちら・ROHのサイトをご覧ください。

http://info.royaloperahouse.org/season/index.cfm?ccs=984
2006-09-10 01:30 | ロイヤル・バレエ | Comment(5)
再び・・・冥王星ネタ
新聞を読んでるとまだチラホラと目にするこの話題。昨日のGuardian紙のコラム記事によれば、冥王星降格の余波を確実に被っている人がここ英国に一人・・・。

英作曲家・ホルストの組曲「惑星」・・・とっても有名なあの音楽ですが(故ダイアナ妃の告別式でも流されましたね確か)、1916年 の作曲時にはまだ冥王星の存在は知られておらず、その後彼の存命中に発見されたものの、あらたにこの新「惑星」のパートが書き加えられることはなく時は流れ・・・ 

マンチェスターをベースにするハレ管弦楽団が英作曲家・コリン・マシューズ氏に「冥王星」の作曲を依頼、完成したのは2000年。氏の手に成る「冥王星-再生者」(Pluto:
The Renewer)は評判もまずまずで現在までに演奏された回数約100回、レコーディングも数種類出ているというのだからかなりの成功を収めている作品。今回の降格が作品に与える影響はいかに?という質問に対するマシューズ氏の回答は、「うーん わからないなあ 僕の手はもう離れちゃってるから・・・何らかの反応が出てくるのかな?だったら面白いね。多分、今出回ってる<冥王星>のCDは全部回収して、今後は演奏も禁止にするべきなのかもね」。(Guardian紙は、これは冗談で言ったのだろうと書いてますが。)ちなみに依頼した側のハレ管弦楽団はこれからもこの曲を演奏する意向・・・なのだそうです。

一部のクラシック系ウエブサイトでは、このニュースがいい宣伝になってCDが売れるんじゃないか、とのコメントを目にしましたが、マシューズ氏の「冥王星」の運命やいかに??(氏のバイオがありましたので貼っておきます↓)

http://www.halle.co.uk/publishedSite/matthews.asp
2006-09-08 08:28 | 音楽 | Comment(0)
情報色々・・・
今日はballet.coのニュース・コーナーに耳よりな情報が盛り沢山。ささっとご紹介しちゃいます(Bruce & ポスターの皆さんいつも有難うございます)。

<重要性:最高レベル>ウリヤーナ・ロパートキナ主演の白鳥の湖・TV放送!

この冬、BBCが総力を挙げてチャイコフスキーをテーマにした特番を組む模様です。その目玉の一つがマリインスキー劇場からの「白鳥の湖」中継放送。主演はロパートキナです!(指揮はゲルギエフ)ダーシー・バッセルが司会役で登場するようでなんとも豪華。キャストはBBCのプレスリリースには明記されていないのですが、ロパートキナの白鳥が去る6月に三度にわたって撮影されたことは事実で、この時BBCのカメラが入っていたそうだから確実でしょう!近日中にdvd化されるのか?と噂になっていましたが、オンエアが先なのかしら。2007年1月以降ということで放送日は未定のようですが、よかった~ 地上波・BBC1で放映。英国在住の(もしくはBBCをキャッチできる)バレエファンの皆さん、必見ですよ!

<重要性:中レベル>ロイヤル・バレエの眠り・TV放送!

同じ企画でこちらはロイヤル。昨シーズン新調した「眠れる森の美女」放映決定!(こちらはBBC2。)キャストは出ていませんが、ヨハン・コボーのHPによると、彼とアリーナ主演で撮るようです。10月にこのペアで見る予定にしているのでカメラが入っているかどうかチェックせねばー。

このチャイコフスキー・セレブレーション関連で嬉しいことがもう一つ。指揮者で音楽家のチャールズ・ヘーズルウッドが監修するドラマ・ドキュメンタリーも放送される予定となっています。偉大な作曲家の音楽と人生に迫るドラマ・ドキュ・シリーズ、過去2回モーツァルトとベートーヴェンのものを見たけれど、この方が書かれている台本がとても感動的で大好きだったので、今度はチャイコフスキー!と非常に楽しみです。

<重要性:??>マシュー・ボーンの白鳥の湖/ロイヤル・バレエのトマス・ホワイトヘッドが「ザ・スワン」に抜擢

サドラーズ・ウエルス劇場で12~1月に開催されるマシュー・ボーンの白鳥、ロイヤルのSoloist トマス・ホワイトヘッドが主役デビューするようです。(もう一人のザ・スワンはアラン・ヴィンセント・・・ボーンのThe Car Manでマッチョな主人公を演じた人ですね) また、元ロイヤルのダンサー、マシュー・ハートもザ・プリンス役で登場する模様、こちらも役デビュー。二人はサドラーズ公演後も引き続きNew Adventuresのパリ、英国内ツアーに参加するようです。

http://www.matthewbourne.org/swanlake_sadlers_2006_2007_cast

トマス・ホワイトヘッドはロイヤルではキャラクター系を演じることが多い、比較的小柄なダンサーです。これは彼にとって千載一遇のチャンスかも・・・ご成功を祈ります。(バイオはこちら↓)

http://info.royaloperahouse.org/ballet/index.cfm?ccs=251&cs=1220


2006-09-07 07:56 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(2)
吉田都さん移籍 ロイヤル・バレエの公式発表
都さん移籍の件でロイヤル・バレエ団のプレス・リリースが出ました!

http://info.royaloperahouse.org/News/Index.cfm?ccs=1074

これによりますと、都さんは2006/07シーズンよりロイヤル・バレエ団のプリンシパル・ゲスト・アーティストとなります。今シーズン既に公表ずみの出演予定日は全てに登板、その後残りのシーズン、また来シーズン以降も継続してバレエ団で踊ってくださるようです。 (K-Balletには「今月」より参加、とありますね。)

・・・ヤッター!!!!!!!!

プリンシパル・ゲスト・アーティストというとダーシー・バッセルやカルロス・アコスタと同じステータスですね。モニカ・メイスン芸監と劇場のチーフ・エグゼクティヴ トニー・ホールが都さんの功績を讃え謝辞をおくっていますが、なんとも円満退職・・・ならぬ次なるステージへのスムーズな移行で、都さんのカンパニーへの貢献が正当に評価されていることの証と言えるのではないでしょうか(勿論、彼女のお人柄のせいもあるでしょうね・・・)。

ロイヤルでは10月から始まる新シーズン、特に後半は都さんが踊れる(レパートリーにされている)作品が少ないので、これは彼女にとっても理想的なアレンジではないかしら。日英のバレエファンに一回でも多くあの舞姿を見せていただきたいですから・・・
2006-09-05 06:40 | ロイヤル・バレエ | Comment(6)
ウィッタード・オブ・チェルシー
本日のロンドンは久しぶりに袖なしでいられる暖かい一日。8月は曇天続きのサエない天気が続いてたから、ここらでちょっと盛り返してほしいわ。

陽気につられて近所のハイストリートに買い物に出かけたらちょっとした発見・・・というかショッキングな事態に遭遇。紅茶のお店・ウィッタード(Whittard)を覗いたら、なんと商品のパッケージがモデルチェンジしているではないか!ここのお茶はトワイニングやジャクソンズに比べて高いんだけれど、パッケージがお洒落でお土産用に重宝してたのです。今まではダークブルーの袋にお茶の種類ごとに違うイラストが描かれていてしゃれていたのに、それが地味な紙の箱にかわっちゃって・・・いつからこうなってたんだろう 商品の種類もかなり減っているように見えた。まあうちの地元の店は小規模だから売れ筋のものだけ置くように方針かえたのかもしれないけど・・・。

・・・で、思い出したんだけど、この会社ってちょっと前にアイスランドの小売大手に買収されたんじゃなかったっけ?その影響かしら?(嫌だわ・・・)

些細なことだけど、こういうことって結構トラウマ残るのよね・・・取敢えずここでよく買う
Afternoon Earl Grey*はまだ売られていたので一つ購入。レジで思わず「パッケージ変わっちゃったのね・・・」と呟いたら、店員さんも「そうなのよー 全く・・・」と苦虫噛みつぶしたように一言。きっと文句言うお客が多いのでしょうね・・・

* アールグレイ茶にコーンフラワー(矢車草)のかけらが入っていて、葉っぱが開くととても綺麗なのです
2006-09-04 02:00 | 英国生活 | Comment(6)
このブログについて
こちらは薔薇の季節はとっくに終わってしまったし、テンプレートを変えてみたんですが・・・ちょっと目がチカチカするでしょうか?デザインは気に入っているのですが・・・見づらかったら教えてくださいませ。(もとに戻します!)

さてブログを開設して一ヶ月以上たってから何ではありますが、少々お知らせとお願いまで。

1.コメント欄の編集

投稿時に任意のパスワードを設定・記入してください。これでご自分の書き込んだコメントを編集できるはずです。

2.管理人あてに個人メッセージを送りたい

 - 関連ポストのコメント欄にメッセージを書き込んでいただき、「管理者にだけ表示」をティックして下さい。非公開のコメントが管理人に届きます。(この場合、文中に連絡先のe-mailアドレスを書き込んで頂ければ、個人的に返信が<できる時は>させて頂きます。)

 - E-mailの場合はこちらまで: londonballet2006@yahoo.co.jp

3.トラックバックについて

現在TBは受け付けておりません。理由は管理が面倒なので・・・このブログの主旨と全く関連のない怪しげなブログやサイトから「貼り逃げ」されたとして一々削除するのが億劫なので。もし有益な機能と思えるようになれば使うかもしれませんが。

・・・以上、業務連絡でした。
2006-09-03 08:03 | このブログについて | Comment(4)
<ロイヤル関連>都さん続報とタッパーの引退
今日は一日そわそわして落ち着かなかったけれど、K-Ballet記者会見の内容をカンパニーのサイトで読んでほっと安堵・・・今後ロイヤルではゲスト扱いとなるようだけれど、とりあえず10月からの新シーズンは予定されている公演で踊って頂けるような感触・・・希望が持てる内容でよかった。
続きを読む
2006-09-01 08:48 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(3)
09
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--