リカルド・セルヴェラのコーラス
・・・を見たくて行ってきました、ロイヤル・バレエの「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」、4/28(土)マチネ公演。

いや〜〜セルヴェラは想像通り、いや想像以上に、素晴らしかった。ストールズ・サークルの前から2列目、ステージ横の席で見ていたので舞台がすごく近くて(これでチケ代11ポンドは安すぎる・・・もうちょっと上げてくれてもいいよ〜と思ってしまった)、オペグラなしでダンサーの表情もバッチリわかる。

セルヴェラが舞台に登場して、まず(軽く)驚いてしまったのが、"なんて綺麗なダンサーなんだろう・・・"と。中肉中背、筋肉のつき方がマッチョすぎずに・でも男性らしく、逞しく美しい。プロポーションも整ってるし、こんなに美しいダンサーだったか・・・と(なにせもう長いことロイヤルご無沙汰してたもので)軽いショックを受けてしまった。

私は彼を見るといつもそこはかとなくヌレエフを思い出してしまうんですが、それは多分に顔の骨格が似てるから(頬骨が高いところとかアゴの線とか)・・・と思ってたんだけど、至近距離で見て、顔立ちもさることながら表情もちょっと似てるかも・・・と感じた。ツンと気取った貴族的な表情(に、倣岸不遜さのスパイスがちょっぴりまぶしてある)をしたヌレエフに、似てるなーと感じる瞬間があった。

セルヴェラが気取ってた・傲慢だった、というのでは勿論ないです。ただ、コーラスという田舎のあんちゃんの役を敢えて「フツーの男」として演じ過ぎることなくクラシック作品の主役男性として演じていたように見えた・・・どこまでも、クラシカルに美しかった。動いているとき以外でも身のこなしが古典的に美しいんですよ。そして踊っているときは、技術的要請の高いこの役の、ツボをしっかり押えていて、うんうんよくわかってるなあとニンマリ。(特に「止め」の技術が秀逸。この点、パートナーだったラウラ・モレーラにはがっかりさせられたので、彼の的確さがことさら引き立ってました。)まぁ〜しかし、指の先まで神経の行き届いた、ほんとうに「クラシカルに美しい」セルヴェラのコーラスだったのでした。彼がどうしてもっと全幕ものの主役を踊っていないのか、ロイヤル・バレエの最大の謎の一つだわ・・・。

リーズ役のラウラ・モレーラは、この役を踊るには少々トウが立っていたような・・・。彼女は踊りはまぁまぁソツなく、演技も上手いんだけど、可愛らしさとフレッシュさに欠けるところがツラい。あと、決定的に、あのアシュトンの大胆で"粋な”振付をモノに出来てるとは思えなかった。私はロイヤルのリーズといえば殆ど都さんしか知らないので、もしかしたら他の誰で見ても同じだったのかもしれないけど、小気味よく・溌剌としたリーズの振付の醍醐味を味わうには至らなかったのでした。(都さんのときは、彼女が素早い振りからピシッ・パキッ・ビシッとキメのポーズに至る流れのごくごく自然なことを、その驚異的な音楽との一体性に感嘆しながらドキドキして見てたものです。あのワクワク感は、モレーラの踊りからは味わえず・・・。)

この二人のパートナーシップ、以前この演目で共演したときに地元ファンの評判がやけに良かったけど、私には格別スペシャルには見えなかったなあ・・・。むしろセルヴェラには他のダンサーと組んでこのバレエを踊ってほしい気が・・・。(高田茜さんなんていいかも。彼女なら大胆でキリッとしたリーズを踊ってくれそうだわ。)

この日のシモーヌ未亡人はアラスター・マリオット、アランはリアム・スカーレット。スカーレットのアランは可愛らしかった。コミカルな路線を押し出しすぎることなくちょっと同情を惹くタイプというか、守ってあげたくなるタイプというか(笑)。いつ見ても楽しいクロッグ・ダンスは今回も期待に応えて笑わせてくれた(客席大受け)。舞台の近くで喰い入るように観ていたせいか?、マリオットが、カタタ・カタタ〜と音を鳴らしながらステップ踏むのを見たら、私も一度あの木靴履いて踊ってみたい!という願望がふつふつとこみ上げてきた(笑)。

イギリス人の大好きなラ・フィーユ、上演されるときはいつもfeel-goodな空気が劇場に流れてるんだけど、この日は特に客席の雰囲気が良かった。マチネのせいか小さな子供たちが沢山来てたんですよね。で、この子達が随所で愉快そうにキャッハハ〜と笑うと、つられて大人も(二重に)ふふふふ〜と笑ってしまう・・・みたいな。あ〜楽しかった 行ってよかった〜。(ちなみに子供達の笑いのツボは、ニワトリ・ダンスとアランのコミカルな演技、みたいでした。)
2012-04-30 09:31 | ロイヤル・バレエ | Comment(8)
クイーンwithアダム・ランバート@ハマースミス・アポロ
ナイル&シックの公演の様子が気になってブルーノートのサイトとか巷のブログとかちょこちょこ覗いてたんだけど、ほぼ全回満員御礼の大盛況だったようで、よかったね〜&滅茶苦茶羨ましいぞ〜。で、何気にライブ・レポ中に嬉しい情報を発見!なんと彼等は今年の年末年始もブルーノートに戻ってくるかもしれないとか・・・行きたいな〜今年は日本で年越ししちゃおうかなぁ。真剣に要検討だわ〜〜。

それと、サイト見て思いだしたけど、昨日からロニー・ジョーダン・トリオが公演やってるんだよねぇブルーノート。この時期に帰国すればナイル&シックに加えてこの人も聴けたのよね・・・今どんな音楽やってるのかなぁ 聴きたかったなあ。(彼なんてUKのアーティストなのにロンドンじゃほとんど聴く機会ないんだから!)

さて、この夏のミュージック・イベント情報の続報。大物がきましたよ〜〜 クイーン!!

昨年がバンド結成40周年の記念年だったし、今年はエリザベス女王のダイヤモンド・ジュビリーだし、なにかやってくれるんじゃないかなぁ〜と期待してたんだけど、やっぱりきました。サバイビング・メンバーのブライアンとロジャーに加えて、なんとアメリカン・アイドルの
runner-up・アダム・ランバートをヴォーカルに迎えて、ハマースミス・アポロ劇場で
7/11、12の二日間公演。

これ、実は代替公演なんですよ。もともとはネブワースという町(ロンドンの北・かなり郊外)で毎年開催されてるメタル・フェス?Sonisphere Festivalにクイーンがヘッドライナーの一角として出演するはずだったんだけど、どういうわけかイベントごとキャンセルになってしまい・・・急遽クイーン単独の公演にスイッチ。西ロンドンにある会場のハマースミス・アポロは、その昔ハマースミス・オデオンの名前で通ってた70年代にクイーンが数々の名演を繰り広げた、バンドにとって所縁のある場所。キャパは約8,700(うちスタンディング5,000)。

正直ロートル・ファンにはロック・フェスよりクイーン単独のコンサートの方がありがたいので、この変更は大歓迎。フェスだとぜーんぜん知らない(&余計な)バンドを延々聴き続けなきゃいけないから身体がもちそうにないし。(なにせ最後にクイーンのコンサートに行ったのはざっと30年以上前ですからね!)

残念ながら既に二回ともチケットは完売のようですが、ブライアンの発言によれば追加公演の可能性なきにしもあらずとか。買いそびれた方はこちらのサイト↓を要チェック! 

http://www.queenonline.com/en/news-archive/press-release-queen-play-hammersmith/

(そういえば・・・ベースは誰がやるんでしょう。ぜんぜん話題になってないみたいだが・・・)
2012-04-23 09:17 | 音楽 | Comment(5)
ディスコ・クラシック in キューガーデン
花冷えの寒い日が続くロンドンです。先月の方がずっとあったかかったなあ・・・東京ではそろそろ桜が見頃なんでしょうか。(くぅ〜っ羨ましい・・・)

さて昨年の同じ時期にも騒ぎましたが、私の敬愛するミュージシャンの一人、ナイル・ロジャースが今年も日本に行くんですよ〜明後日・4/18からブルーノート東京で四夜連続公演。

いや〜これすっごく行きたくて、一時真剣に帰国を検討したんだけど、どうにも都合がつかず泣く泣く諦めることに。で、ナイル、ロンドンにも来てくれないかな〜と検索した結果見つけたのがこんなイベント。

"M People with special guests CHIC featuring Nile Rodgers"

会場はキューガーデン、公演日は7月4日(水)。メイン・アクトのM Peopleってあんまり聞いたことないんだけど、一世を風靡したUKのソウル・グループらしい。もうともかく、ナイルが来てくれるんなら行くっきゃないでしょと早速チケットブックしました。

イギリスでは短い夏にありとあらゆるアウトドア系イベントが集中するんですが、この時期ミュージック・フェスティバルも花盛り。でも、キューガーデンでもこんなことやってるなんて全然知らなかったわ。ポッシュなキューらしく、セレブなピクニック・ハンパーの用意もあるそうで、ダンスより優雅にピクニックを楽しみたい向きにもおススメですよ〜。(私はともかく踊りたい〜!ディスコ全盛期に青春時代を過ごされた同年代の皆さま、ご一緒にいかが〜♪)

http://www.kew.org/visit-kew-gardens/whats-on/kew-the-music/line-up-2012/mpeople/index.htm
2012-04-17 08:51 | 音楽 | Comment(0)
ロイヤル・バレエ 2012/13シーズン 茜さん・白鳥デビュー
ロイヤル・オペラ/バレエ来シーズンのラインナップ、ちょっと前に第一報が公式サイト上発表されてましたが、年間ブローショアとピリオド1(秋〜冬シーズン)の詳細がやっと来ました。バレエ・キャストも出てましたが、目をひいたのは、

高田茜さんが白鳥の湖で主役デビュー!

わ〜い、密かに期待してたんだけど、実現しちゃった〜。そして更に、喜ぶべきは、彼女のプリンス。スティーブン・マックレーですよー(yeah〜〜!!)。

・・・しかし、喜びも束の間、思わぬ落とし穴が・・・。よくよくスケジュールを凝視してみたところ、彼女の出演日は一日だけ。10月17日水曜日の、えっ・・・・

・・・マチネ公演。

なんだってまた平日マチネに・・・(泣)行きたかったら午後休取るしかないじゃない。せめて二回ぐらいキャストされていればなあ。せっかくデビューするのに一回しか踊らないなんて勿体無くないですか??(ちなみに、茜さんは今回の白鳥再演で唯一の主役デビュタントです。)

そして年末年始のくるみ割り人形、茜さんは前回既に金平糖デビューされてますが、今回もニ公演にキャストされています。しかし、こちらも日程が<私的には>やや微妙だなあ・・・大晦日と、1/5(土)のマチネ。パートナーは、こちらも、スティーブン♪

さてさて突然の退団劇で世間を騒がせた(騒がせている?)セルゲイ・ポルーニンですが、彼の名前は、団員名簿から消えておりました。彼が抜けた分他の人にチャンスが回ってくるわけだけど、ピリオド1で沢山起用されているのが、平野亮一君。11月のミックス・プロニ演目にお名前があるし("Viscera"と"Concerto")、くるみ割りでもプリンス役デビュー、パートナーはユフィさん。(確か、ユフィさんの前回のパートナーはポルーニンだったよね。)このお二人が主演するのは12/27と1/8のニ公演。

モニカ・メイスン芸監が今シーズン一杯で引退、ケヴィン・オヘア監督("Director")に交替して初めてのシーズンになるわけだけど、上演演目なかなかバラエティに富んでますねー。ロイヤルは今シーズンこれまでのところ(結局)一度も見てないんだけど、来シーズンはちょっと行ってみようかな。

【ロイヤル・バレエ】

http://www.roh.org.uk/news/201213-season-announced-ballet-and-dance

【ロイヤル・オペラ】

http://www.roh.org.uk/news/201213-season-announced-opera-and-music
2012-03-24 10:28 | ロイヤル・バレエ | Comment(9)
アンナ・パブロワ・ガラ (3/4)
見てから二週間たってしまったけど、自分用のメモに残しておこう・・・鑑賞直後に書いたアリーナ@椿姫pddの感想+他に印象に残ったダンサーについて。

休憩込みで3時間超の長丁場。ちょっとだれる場面もあったけど(特に二部)、初めて見るダンサーもいて、たったの14ポンド(私の買った最安席のチケ代)でこれだけお腹一杯にしてくれて、大満足。

公演の白眉は、コジョカル&リアブコの踊った椿姫pdd。これは・・・びっくりした。鬼の目にも涙、この作品には苦手意識があってこのpddにも不感症だったんだけど、静かに静かに引きこまれて、気がつくと涙が出そうになってた。

コジョカルのマルガリータは、はっきり、これから死んでいく人・・・に見えた。憔悴しきった蒼白い顔とむき出しになったか細い肩があまりに痛々しくて 正視するのが辛くなるほど。肉体は崩壊寸前、ただアルマンの姿を追う目だけが狂熱的な光を帯びている。彼女はもはや何も望んでいない、かろうじて彼の気持ちに応えるためだけに持ちこたえている・・・という風に見えた。ある意味これまで見た中でもっとも壮絶なマルガリータ。

リアブコはとてもとても優しい、大人のアルマン。二人の動きに声高なところはまるでなくて、淡々ととても静かに時が流れている。終始二人の間に流れているのがただただ相手への慈しみの情だけ、と気づいたときに、"あ!”と、目から鱗。そう、こんなものかもしれないな・・・深く愛し合った二人なら、この状況で持ちうる感情は相手への思いやりだけなのではないか(最後の逢瀬に情熱をぶつけ合うというのではなく)・・・と感じたときに、思わずぐっときた。

このpddではコジョカルの身体能力の高さにもあらためて瞠目。リフトを多用したこの振付、いつもハラハラしながら見てて男性ダンサーに同情して終わるのが関の山だったんだけど、今回初めて、なんと雄弁な振付だったのか・・・と気づいた。軽い軽いコジョカルがリアブコにいともた易くリフトされて舞う場面、とてもナチュラルで流れがいい・・・でも、形はくっきり明瞭。

カーテンコールでは放心状態かに見えた二人、観客のレセプションは(当然)盛大でした。力尽きた、という風情のコジョカルがリアブコの両手をおしい抱くように取って、(彼に)深く深くお辞儀していたのが印象的。

ほか、特筆事項:

アリーナ・ソーモワ@ジゼル二幕のpdd。嬉しい驚きだったのがこれ。所々ポール・ド・ブラの形が変になっていたりフットワークが雑になったりはしていたけど、一心不乱に踊っている・・・と形容したくなるような集中力にひきこまれた。ソーモワは昨夏のイン・ザ・ナイトでもとてもよかったのよね ひたむきに踊っていて可愛らしかった。(まぁあの時はパートナーが<ノーブル風の役で見るとどうしても笑っちゃう>イワンチェンコだったから、特に彼女が可憐に見えたのかもしれないが・・・。)ついにジャジャ馬返上か?この調子で順調にすすんでいったら、将来大化けするかも??

ミリアム・ウルドーブラム@白鳥の湖二幕のアダージョpdd。ミリアムは白鳥を全幕で踊ったことはないと思われる。発表会じゃないんだからガラ公演では日頃持ち役にしてない(踊りこんでない)ものを踊ってほしくない・・・と常々思ってるんだけど、これは面白く見られた。とても折り目正しい、端正な白鳥。まだ何色にも染まっていない、ある意味無個性で地味とすらいえる舞台姿だったけど、であるがゆえに好感をもった。パートナーのアレッシオ・カルボネも全幕でジークフリートは踊ってないけど、よくサポートしていたと思う。(そうそう、ミリアムは顔がほっそりして、すっかり大人顔になってた。)

最後に・・・ロパートキナ。一部でルースカヤを披露、二部はトリで「パブロワとチェケッティ」を踊ってくれた(パートナーはシェミウノフ)。まぁこの人の超越っぷりは・・・この錚々たるメンバーの中にあっても、彼女の"清さ"には格別のものがありました。今年もこうして彼女の舞台に接する機会に恵まれたことに、深く感謝・・・。
2012-03-19 09:32 | その他のバレエ・ダンス公演 | Comment(2)
ロイヤル・オペラ 2012/13シーズン <非公式>速報
あの未曾有の大災害から早や一年・・・この週末は、ロンドンでも地味ながら震災被害者支援目的のチャリティ・イベントが色々と行われていました。私は今夜"Remember Fukushima: Mitsuko Delivers"という邦画の特別上映会に行ってきたのだけど、なかなかに面白くて笑わせてもらいました。(邦題は、『ハラがコレなんで』(!)なんちゅータイトルか・・・妊婦が主役だから、なんですけどね。)

主人公のパワフル・レディ、ミツコ(演じていたのは仲里依紗という、なかなかの面構えの女優さん)は義理人情に篤く、彼女の人生信条は、逆境にあっても常に「粋」であるべし!。で、台詞中「粋」という言葉が頻出するのだけど、英語の訳語は"cool"。まあ間違ってはいないだろうし他にはあてる言葉がないのだろうけど、cool, coolと連発されると、うーんこれ、非日本人の観客には真意伝わってないよなあ きっと・・・と気になって。映画の最初の方で「粋」は日本人の美意識に通じるもの云々、その意味について少し触れられてはいるんですけどね・・・外国語映画の宿命、lost in translationの部分は出てきちゃうんですね どうしても。

とはいえ、ちょっと間の抜けたオフビートな笑いはしっかり伝わっていたようで、お客さんの半分以上は非日本人だったけど、皆さんひーひー笑いながら見てました。(このイベントに誘ってくれたアメリカ人の友人もすごく面白かった〜と楽しんだ様子だったし。)

さて、本題。昨夜こんなものを見つけてしまいました・・・ロイヤル・オペラの来シーズン・演目情報。公式情報ではなくて、<アルファ?>オペラ・ブロガーのIntermezzoさんがスクープしたもの。「大予想」なんて書いてるけど、多分、ほぼ100%正しい情報でしょう。こうしてネットに出てきたということは、本発表も間近い??

http://intermezzo.typepad.com/intermezzo/2012/03/royal-opera-house-2012-2013-season-a-wild-guess.html

リストを読みすすむと、今シーズンよりはいいかも〜とポジティヴな印象が♪。歌手陣は、ヤッタ〜!ディアナ・ダムラウが来るのねー(in 悪魔ロベール)とか、わ〜いフローレスも戻ってくる〜湖上の美人、やっと上演されるのね・・・等々一人盛り上がっていたのですが、最後の最後に、感涙もののこのエントリーが!!

Capriccio (concert performance) opens 19 July 2013
cond - Andrew Davis, cast - Renee Fleming, Christine Rice,
Christian Gerhaher


キ・タ〜〜 !!!!!

うっうっうっ嬉しい・・・ゲルハーアーをまた地元で、<オペラで>見られるなんて・・・くくくっ。演目は〜っと、カプリッチョってどんなオペラだっけ、たしかシュトラウスよね、じゃあじゃあ絶対ドイツ語よね!(きゃーーーー!!)

まだ一年以上先だけど、指折り数えてお待ちしておりますわん。ロイヤル・オペラよ、ありがとう〜〜〜!

(で、久々にゲルハーアーのサイトに行ってみたら、スケジュール欄が更新されていて、ペレアスとメリザンドの出演予定日が出てた!きゃ〜〜〜。それからこの秋にまたウィグモアに来てくれるみたい こちらはまたシューベルト。それから・・・・ってキリがないので、続きはまた稿をあらためて♪)

【3/17追記】 公式発表されましたね 中味は"スクープ通り"でしたが・・・・。いつもだとどさっとまとめてシーズンの詳細が出て、その中にピリオド1のバレエ・キャストも入ってるんだけど、今回は今のところ年間スケジュールを羅列した簡略版があるのみ。↓オペラハウスに問い合わせところ、来週あたり追加詳細が出てきそうな様子だったけど、バレエのキャスト情報が含まれてるかは??

オペラ:
http://www.roh.org.uk/news/201213-season-announced-opera-and-music

バレエ:
http://www.roh.org.uk/news/201213-season-announced-ballet-and-dance
2012-03-12 09:09 | オペラ | Comment(2)
エヴァ、シルヴィ vs イレールのお宝映像
久々にエヴァ(・エフドキモワ)の映像を見たくてYouTubeに行ったら、つい最近upされていたこんな貴重なビデオを発見。↓なんと、ローラン・イレールとライモンダpddを踊るエヴァの姿が!!

http://www.youtube.com/watch?v=iPNURthx0xQ

1991年のバレフェスのときの映像、とキャプションにありますが。若き日のイレールの豪放磊落というか、殆ど野放し・これでいいのか古典解釈?と疑問符つきまくりの<でも滅法魅力的な>パフォーマンスが面白すぎ。(以前やはり若い頃のイレールがプラテルと踊ったライモンダpddを見たけど、あれはもっと強烈だったなぁ・・・。あまりにやりたい放題で俺様なパフォーマンスで、これじゃージャン・ド・ブリエンヌじゃなくてアブデラーマンじゃん・・・!と衝撃受けた。いや、すごくそれも好きだったんですけどね。)一方のエヴァは、ふとしたポーズにもロマンティック・バレエの香りが漂う、当時40歳を超えているはずだけど相変わらずetherealな雰囲気に溢れていて、二人のコントラストがなんともいえません。

そして、こちら。これもわりと最近upされた映像で、イレールとシルヴィのグラン・パ・クラシック。1996年に東京文化会館で撮影、とあります。シルヴィの座長公演かな??

http://www.youtube.com/watch?v=XLMPdGs2YI4&feature=related

・・・いや〜参りました。この頃のイレールの髪型(ふさふさしてる〜〜)、すっごく好きだわ〜。男の色気・フェロモンだだ漏れ状態の頃ですわねー(嘆息)まったくも〜、なんてイイ男!最後、勢いあまって?体勢崩しちゃうところまでニクいわ〜。一方、赤毛のボブで元気一杯に踊るギエムの鮮やかなこと、可愛いこと。tres tres chicな衣装といい、映画スターのような華といい(二人ともほんとに麗しい・・・)、クラシックの枠を軽々超えちゃって強烈な個性とスター性で魅せてくれる、パリの大エトワールならではのパフォーマンス。素晴らしい〜〜!
2012-03-04 02:43 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(8)
ロシア・バレエ・ガラ@ロンドン・コロシアム(3/4)
みなさまたいへんお久しぶりでございます。昨年来ブログ放置最長記録を着々と更新してしまいましたが・・・あまりに放置しっぱなしで、管理者本人ですらブログをやっていたことを忘れそうになる中、訪問してくださったみなさま、ごめんなさい&ありがとうございました。

(以下、言い訳)いやでもねー 実際、ブログ記事にするようなネタもなかったんですよねーなにせバレエ全然見てないし。オペラハウスは今年に入ってから一度しか行ってません・・・年明けにマイスタージンガーを鑑賞したのみ(これはまぁまぁ面白かった)。その後、オペラのチケット何枚か持っていたけどどうも気が乗らずに(腰が上がらずに)売り払うこと数回。まぁ、今あまり劇場に気持ちがむいてないんですよね きっと。

今年これまでに参加?したカルチャー・イベントといえば、ナショナル・ギャラリーのレオナルド展ぐらい。これはまぁ、面白かったです。(苦労してチケット取った甲斐があった・・・チケ取り、それはもう、大変な騒ぎだったんですよ。)

バレエのサイトやフォーラムも最近はあまりチェックしなくなってしまったんだけど、地元ロイヤルとボリショイ&マリインスキーからスター・ダンサーの出奔が相次いだことに驚いたり(近頃の若いもんの考えてることはよくわからん・・・)、ボリショイの日本公演がとっても盛り上がったと知って喜んだりはしておりました。

そんなんですっかりバレエから遠ざかってましたが、今週末、久々にバレエ公演に行く予定・・・その名も、「アンナ・パブロワ・ガラ」。毎年恒例の、ロシア・バレエへのオマージュ公演で、今回も出演者にロパートキナ、ザハロワが名を連ねています。ロパートキナはここ数年毎回ちゃんと来てくれてるし、ザハロワも多分大丈夫でしょう 楽しみだなあ(これでマーシャも来てくれたら言うことなしだったのに・・・)。

ロパートキナは多分瀕死の白鳥を踊るでしょうね、あともう一演目は、パブロワとチェケッティかなぁ・・・私的には病める薔薇の方が見たいんだけど。ザハロワは何を??蓋を開けてのお楽しみですね〜。

http://www.eno.org/see-whats-on/productions/production-page.php?&itemid=1991
2012-02-27 10:29 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(6)
プラシド・ドミンゴ・セレブレーション@ROH
先週木曜(10/27)と今日(10/30)の二回、オペラハウスでプラシド・ドミンゴのガラ公演があり、出かけてまいりました。

ドミンゴのロイヤル・オペラ・デビュー40周年を記念するお祝いの特別公演で、オテロ、リゴレット、シモン・ボッカネグラの三作品の最終幕のみ抜粋上演。

三つとも概ね陰鬱な雰囲気で悲劇的な結末を迎えるオペラなので(オテロとシモン〜は最後本人が死んじゃう、リゴレットは娘を失う)お祭りっぽい雰囲気はまるでなかったけど、今のドミンゴがやりたい(&今の彼に出来る)演目がこれ、ということなら文句はありません。純粋にオペラのパフォーマンスを楽しむという以上に、長い・長い間ほんとうにどうもありがとう、と稀有の歌手にたいして観客がお礼を言う場だったと思うので。こうした機会を設けてくれたオペラハウスに感謝。(ドミンゴももう70歳。いつ歌手人生に幕を引いてもおかしくないし・・・)

初日の27日はカーテンコールで上階から盛んにフラワーシャワーを浴びていたドミンゴ、落ちてきた花を拾って客席にむけて投げ込んでいたのですが、ストールの前から2列目に座っていた友人がそのうちの一つを見事キャッチ。白いカーネーションだったんだけど、いいでしょ〜と見せびらかしてくれました。くくっ、かなり羨ましかったぞー。

それと今日は、とってもゴージャスな友人Aちゃんがドレスアップして同行してくれて、気持ちが上がりました♪♪オペラハウスって圧倒的に年配の(しかも相当な)お客さんが多くて、どうにも客席地味なんだもん・・・Aちゃん、ありがとう〜〜。

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Plácido Domingo Celebration

The Royal Opera
27 October 2011/30 October 2011

Conductor: Antonio Pappano

OTELLO ACT IV

Otello: Plácido Domingo
Desdemona: Marina Poplavskaya
Emilia: Hanna Hipp
Lodovico: Paata Burchuladze
Cassio: Pablo Bemsch
Montano: Jihoon Kim
Iago: Jonathan Summers


RIGOLETTO ACT III

Rigoletto: Plácido Domingo
Gilda: Ailyn Pérez
Duke of Mantua: Francesco Meli
Maddalena: Justina Gringyte
Sparafucile: Paata Burchuladze


SIMON BOCCANEGRA ACT III

Simon Boccanegra: Plácido Domingo
Jacopo Fiesco: Paata Burchuladze
Amelia: Marina Poplavskaya
Paolo: Jonathan Summers
Gabriele Adorno: Francesco Meli

Orchestra: Orchestra of the Royal Opera House
2011-10-31 06:56 | オペラ | Comment(0)
高田茜さん降板確定・ボリショイ・ガラ公演ネット中継
ロイヤル・バレエの高田茜さん、28日の眠り公演も降板が確定しました・・・。彼女の代役は前回同様サラ・ラムがつとめるとのこと。残念だけど、今週は外出続きの上にオペラハウスに二日続けて通うのはきついと思ってたところなので(明日はドミンゴ・ガラ)、ちょっとほっとしたのも事実。かくなる上は、眠りのチケットは手放して、この日にモスクワで行われる、ボリショイ本館の再オープン記念特別ガラ公演を家で鑑賞することにしましょー。

このガラ公演、ARTEのサイトとYouTubeでライブ配信してくれるようで、有難い限り。(YouTubeの方はひょっとして、アクセスできるのはロシアとアメリカ在住者だけ?よくわかりません・・・)

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Gala_de_reouverture_du_theatre_du_Bolchoi_a_Moscou/

http://www.youtube.com/bolshoi

ballet.coによれば予定上演演目は以下の通り:

1. Scene of the theatre’s construction (The machines’ choreography). The giant chorus of "workers" sings the Cantata finale by P.I. Tchaikovsky (Cantata in the Memory of 200 anniversary of Peter I).
2. Screening of all Theatre historical façades one after another since 1776.
3. Ballet scene, choreography and special staging by Alexey Ratmansky. P.I. Tchaikovsky, the waltz from Sleeping Beauty.
4. The Bolshoi Theatre Grand Opening in 1856. P.I. Tchaikovsky, “Serenade”.
5. M. Glinka, Polonaise from “Ivan Susanin” Opera.
6. A. Khachaturian, Appian Way from Spartacus Ballet. Choreographed by Y.Grigorovich.
7. Theatre historical curtain Minin and Pozharsky comes to the emancipated Kremlin in 1612 video-installation. D. Hvorostovsky, aria TBC.
8. Class-concert Ballet. Final. Choreographed by A. Messerer.
9. S. Prokofiev, excerpt from Betrothal in a Monastery Opera.
10. The Bolshoi Theatre of Albert Cavos Design of 1856, Vertical section. D. Shostakovich, Waltz from The Bright Stream Ballet.
11. L. Minkus, Don Quixote Ballet.
12. Theatre historical curtain Apollo or Muses’ Triumph video-installation. Natalie Dessay, aria TBC.
13. Excerpt from The Flames of Paris Ballet by B. Asafiev. Basque dance.
14. Excerpt from Iolanta Opera by P.I. Tchaikovsky.
15. Theatre historical curtain Moscow view from the Sparrow Hills video-installation. Placido Domingo, aria TBC.
16. Excerpt from Prince Igor Opera by A. Borodin. Polovetsian Dances.
17. D. Shostakovich, The Golden Century Ballet.
18. Parade of the set drawings of the Bolshoi Theatre designers (commented by Bolshoi stars), P.I. Tchaikovsky.
19. P.I. Tchaikovsky, Swan Lake Ballet.
20. Scene at the Service entrance.
21. Theatre historical curtain USSR by F. Fedorovsky (weaved in 1954) video-installation. Violeta Urmana, aria TBC.
22. L. Minkus, Ushers Dance. Choreographed by A. Ratmansky.
23. Gala-concert final. Parade of all Bolshoi.

映画館での上映予定もあって、ロンドンではClapham Picturehouseで見られるようです。楽しみ〜〜。
2011-10-27 07:25 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(1)
カルロス・クライバーのドキュメンタリー(x2)
クライバーのドキュメンタリー映像を二本まとめて見ました。英訳題"Traces to Nowhere"と"I am lost to the World"。

どちらも指揮者の生誕80周年にあたる昨年、制作された映像。日本ではこの春BSで放送されたとネットで読んで、いいなぁ〜イギリスにいたら一生こんなの見られないなあ・・・と嘆息しつつ一応ググってみたら、なんと商業用DVDとして発売されていてこの国でも買えることがわかり、即オーダー。二本とも生前のクライバーと親しかった友人・関係者たちの証言と残された彼の映像から構成されていて、遅れて来たファンとしてはとても興味深く見られました。

・・・が。

見終わってなんともいいようのない寂しさを感じてしまった。彼の最後・・・奥様・スタンカさんに先立たれ、治癒不能と診断された癌をかかえた指揮者も6ヶ月後にスタンカさんの故郷・スロヴェニアで一人死す。(自殺をほのめかす声もあり。)彼の孤独・・・実姉ヴェロニカさんいわく、(カルロスは)とても繊細な子供で、母はこの子はもたないと思っていた。私もいつも保護者のように彼を守ってあげなきゃ、と。彼がまだほんの子供の頃、孤独な魂に言及した詩について語ったことがあって、おどろいたわ・・・あんなに多くの人たちに囲まれて、孤独なわけがないのに・・・。

そして、この映像を見たあとに、つくづくと、ふつふつと湧き上がるフラストレーション。なんで、もっともっとレコーディング残してくれなかったんだぁぁーーー!<絶叫>残された録音・録画が少なすぎることとレパートリーの極端な狭さ。これを嘆く声はドキュメンタリーの出演者からも言葉の端々に感じられたけど、特に無念やる方ない、という表情だったのが(演出家の)オットー・シェンク。彼は一度クライバーに面と向かって直訴したそう。いわく、「俺はね、指揮してるあんたにしか興味ないんだよ。ほんっとに、指揮してるときだけだからね、あんたが面白いのは。だからもっと仕事してくれ、もっと振ってくれ!」

日本についての逸話も色々出てきます。最後の来日公演、ウィーン国立との薔薇の騎士のときのクライバーのギャラは破格(「天文学的数字」)だった、あれで数年は暮らしていけたはず、とか、クライバーは日本では神扱いだった、とか。日本の聴衆の熱狂的な心酔ぶりを彼は自分を認めてくれている・受け入れてくれている、と素直にうけとめて日本に行くのは快適だったんじゃないだろうか、とか、日本の"silence"が彼には心地よかったのでは・・・とか。

パフォーマンス映像で圧巻だったのは、主に"I am lost to the World"の方に収録されている、トリスタンのリハーサル映像。指揮するクライバーを真正面から捉えていて、画質はかなり悪いけど、う〜〜これは堪りません。どこかにあるんでしょ全編、頼むから出してくれーーー!!限定○千枚とかでそれこそ"破格の"値段で出してはいかが?それでも即完売、だと思うけどなあ・・・。(たとえめっちゃ高くても、シンジケーション組んで買いますわ!)

☆ このDVD、UKではアマゾンよりHMVの方が割安でした。ご参考までに↓(他にももっとおトクなサイトがあるのかもしれませんが・・・)

http://hmv.com/hmvweb/displayProductDetails.do?ctx=280;-1;-1;-1;-1&sku=57728
2011-10-24 08:31 | 音楽 | Comment(0)
高田茜さん降板・続報、ボリショイのジゼル
あ〜やっと出た・・・ と思ったら半分だけ。

ballet.coによると、10/22「眠り」のマチネ公演でオーロラ・デビューする予定だった高田茜さんの降板が確定、代役はサラ・ラムがつとめるとのこと。(フロリムントはスティーブ・マックレーで変わらず。)

さっきROHのサイトを見に行ったら22日は上記の通りに更新されてたけど、28日の公演にはまだ茜さんの名前があるのよね・・・期待していのだろうか??(前日27日にドミンゴのガラ公演があって二日続けてはきついので、彼女が踊らないならチケット返したいんだけど。あ〜一体どうなるんだろう・・・)

http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=16880

キャストといえば、ボリショイで目についたのがこれ、来月初めに3回上演されるジゼルのキャスト情報。

初日(11/4)がオーシポワとホールバーグ、二日目がクリスティーナ・クレツォワとグダーノフ、そして三日目がザハロワとラントラートフ(!)。

http://www.bolshoi.ru/en/season/ballet/repertoire/detail.php?&id26=41&act26=info

ラントラートフ君、アルブレヒト役デビューでお相手がザハロワですかぁぁぁ・・・大変そうだけど大抜擢、頑張ってねっ!

結構びっくりしたのが初日。ホールバーグがボリショイに移籍したって聞いたときに、あぁtall girls(特にザハロワ)要員かあ・・・と思ったけど、ボリショイでの全幕デビュー公演のパートナーはオーシポワなのね。(もっともこの二人はABTでも一緒に踊ってるから、特に驚くこともないのか・・・)

二日目にタイトル・ロールを踊るクレツォワ嬢って聞いたことない名前だわ、とちょっとググってみたら、ダンチェンコ(スタニスラフスキー)からチュージンと一緒に?移籍してきたダンサーのようで、ふむふむ。

もう一人目にとまったのが、三日目にミルタ・デビューするオルガ・スミルノワ。ワガノワのトップ卒業生ながらボリショイに入団して話題をまいたダンサー。私は幸運にも5月のウラーノワ・ガラで彼女が踊る姿を垣間見ることができて、あのとき既に立派にプロのダンサーに見えたけど、入団早々の新人には、大役ですよねえ・・・劇場側の彼女にかける期待の大きさが窺いしれようというもの。(ちなみにYTでドンQ3幕のgppdに挿入されたVを踊るスミルノワを見られますよ)

う〜ん何かと気になる仕掛けをしてきますねえ>フィーリーーン(!)。やっぱりボリショイは熱いわ〜〜♪
2011-10-19 08:41 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(0)
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