パリオペのバレエ・リュス・ガラ公演 詳細発表!
来月16日にガルニエ宮で行われる特別公演の詳細が発表になりました。なんと、ボリショイからはアレクサンドロワ、ツィスカリーゼ、オーシポワ、カプツォーワに加え、ザハロワ、スクワルツォフも参加!超豪華出演陣と当日のメニューはこちら:

16 décembre 2009 à 19h30 (soirée de Gala AROP)

Le Spectre de la Rose
LE SPECTRE Mathias Heymann
LA JEUNE FILLE Nina KAPTSOVA

L'Après midi d'un faune
LE FAUNE Nicolas Le Riche
LA NYMPHE Emilie Cozette

Le Lac des Cygnes - la mort du cygne
Le Cygne Marie-Agnes Gillot

Shéhérazade - Pas de deux
Danseuse Agnes Letestu
Danseur Nikolai Tsiskaridze

Giselle - Pas de deux
Danseuse Aurélie Dupont
Danseur Ruslan SKVORTOV

Le Tricorne- Pas de deux
Danseuse Maria Alexandrova
Danseur Jose Martinez

Le Lac des cygnes (Pas de trois du cygne noir)
Mlle Svetlana Zakharova
M Mathieu Ganio
ROTHBART Stéphane Bullion

Petrouchka
PETROUCHKA Manuel Legris
LA POUPEE Natalia Ossipova

http://www.operadeparis.fr/cns11/live/onp/Saison_2009_2010/decouvrir/index.php?lang=en&CNSACTION=SELECT_CONTENT&content_id=1136&content_type=text&event_id=430&selected_season=354663924

コメント欄でけいちかさんにも情報をお寄せいただきましたが、ニコライさんとアニエスのシェヘラザードに”!"と瞠目していたら、ザハロワとマチューの共演もあるって・・・ひえ〜〜っ。

マチューとロシア人バレリーナとの共演はこれまでもあったけれど(お相手はルンキナ、ノーヴィコワ)、今回はちょっと・いやかなり、勝手が違いますからねえ・・・ああ、ちょっと心配(頑張ってね〜〜!!)。

超・強力なボリショイ陣を迎え撃つパリオペも花形エトワールを揃えて対抗〜。オレリーとスクワルツォフのジゼルか〜ふむふむ。注目していた"パリオペ版・瀕死の白鳥"ですが、ここにはAROPサイトにあった"pdd"の記述がないんですけど、結局普通のヴァージョンを上演するのかなぁ?踊るのはマリ=アニエスですね。

あと、ペトルーシュカ、ダンソマニのプレ発表で名前の出ていたカール・パケットがいないんですけど、これちゃんと全編上演してくれるのですよね??

ひゃ〜〜しかし、やってくれますねえパリオペ(hats off!)。超・豪華キャストに既にチケット代の元は取った気分になっております(笑)。あ〜〜見るのが楽しみ!!
2009-11-24 00:57 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(5)
歌舞伎ロンドン公演<海老蔵再び>
先日、サドラーズ・ウエルス劇場の2010年春・夏シーズンの詳細が発表されたのですが、大注目したのはこれ、松竹大歌舞伎公演、主演・市川海老蔵!

http://www.sadlerswells.com/show/Kabuki-2010

出し物は「義経千本桜」、公演期間は、2010年6月4〜15日

いつものごとく上の階の安い席にするか、思い切って前の方にするか迷った挙句、かぶりつきの席をブックしてしまった。前回海老蔵(&亀治郎も来ました〜)をここで見たとき遠い席でも十分悩殺されたので、今回も上でいいかなぁ・でも彼のニラミを肉眼で見たい・・・という誘惑に勝てず、ついつい。

(そういえば、つい2、3日前だったか海老蔵さんの婚約発表があったようで。おめでとうございます!)
2009-11-22 23:40 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(3)
パリオペ昇進情報続報、小林ひかるさんのオーロラ・デビュー
パリオペの昇進コンクール、昨日行われた男子の部の結果をダンソマニから転載〜:

<プルミエール・ダンスールに昇進>

1. Josua Hoffalt
2. Vincent Chaillet


次点:
3. Audric Bezard
4. Yann Saïz
5. Mallory Gaudion
6. Julien Meyzindi

<スジェに昇進>

1. Florimond Lorieux
2. Fabien Révillion


次点:
3. Yannick Bittencourt
4. Cyril Mitilian
5. Sébastien Bertaud
6. Marc Moreau

<コリフェに昇進>

1. Yann Chailloux
2. Adrien Couvez
3. Mickaël Lafon


4. Alexandre Gasse
5. Erwan Leroux
6. Cyril Chockroun

・・・ということで、私的にオドロキはヴァンサン・シャイエのプルミエ昇進。(ジョシュア・オファールは実績もあるし将来性にも疑問はないという感じですが。)私自身はこの方は端役でしか見たことないのですが、コンテンポラリーはともかく古典でドゥミ・ソロイストの役とか踊ったことあったでしょうか??よっぽどコンクールの出来が良かったんでしょうねえ・・・(というのも失礼な言い方ではあるが)。

ballet.coにフレンチ・ポスターが寄せてくれた情報によると、プルミエの席を狙うダンサーの中で最有力候補となっていたであろうフロリアン・マニュネはコンクール不参加だったそうで・・・怪我でしょうか 残念でしたね・・・来年は是非とも!

(ところで、女子の部の昇進劇について仏英米のフォーラムをナナメ読みした限りは、リュドミラ・パリエロの昇進が熱い議論を呼んでますねえ。まぁパリの場合、昇進コンクールやエトワール任命がバレエファンに満場一致の賛同を得るなんてケースはほぼ皆無ですが。コンクールという制度が続く限りは、毎度の喧々諤々の議論がやむこともないでしょうね・・・)

さて話題かわってロイヤル・バレエの小林ひかるさん。小林さんは現在上演中の眠りでオーロラ・デビューを果たし、RB常連から好意的にむかえられていましたが、今日ballet.coに大絶賛レビューが出ていて、思わず紹介したくなってしまいました。

http://www.ballet.co.uk/dcforum/happening/7453.html#59

この常連ポスターの方、RB鑑賞歴半世紀超・フォンテーンのオーロラをご覧になっているというコアなファンですが、こういう方にここまで情熱的なレビューを書かせるとは、ひかるさんのオーロラさぞ素晴らしかったのでしょうね。

この方も書かれてますが、ひかるさんのパートナーがRB大売出し中の若手・セルゲイ・ポルーニンで、このダブル・デビュー、当初大方の注目はポルーニンに集まっていたと思うのだけど、蓋をあけてみたら(総じて)ひかるさんの方が強い印象を残したようで・・・う〜ん見たかった。やっぱり行っておけばよかったな・・・。

(私は現在のRBプロダクションが好きでないので事前ブックしてなくてオペラを先におさえておいたら、ひかるさん&ポルーニン・ペア公演の前後日にオペラ公演を入れてしまい、今回は見に行けなかったのです。眠り自体は先月スケジュールがぽっかり開いたときにスタンディングのチケットが手に入ったのでアリーナ&ヨハンで一回見てきたのですが、どうにも盛り下がり・・・。ユフィさんの妖精&ブルーバードはとってもよかったんですけどね。)

ひかるさん&ポルーニン・ペアは来年・1月23日にもう一回キャストされていますが、この日はネット上はチケット完売の模様。見られるといいんだけど・・・

あと、今回の眠りでは高田茜さんの評判もとてもいいです。彼女は妖精の一人を踊ったそうですが(役デビュー)、常連が皆口を揃えて誉めてますね。昨夜のオペラでは蔵健太さんが優雅な踊りを披露していたし、ロイヤルの日本人ダンサーの皆さん、大活躍ですね〜〜。
2009-11-21 16:38 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(3)
ロパートキナのルースカヤ
今夜ロイヤル・オペラで初演された"Tsarina's Slippers"(邦訳は何になるんだろう「女王様の靴」?)を見てきたのですが、とてもよかったです。前半はやや単調で眠くなったのだけど、後半ダンスシーンが沢山挿入されていてロイヤルのダンサー達&コサック・ダンサーズが踊りまくってくれて、すごく楽しかった〜。

チャイコフスキーの音楽、美術・衣装ともロシアのフォークロア色一色の舞台で、見ていてYTのロパートキナ映像を思い出しちゃった。去る17日にマリインスキー劇場で行われたバレエのガラ公演でロパートキナが珍しくも「ルースカヤ」を披露して、その映像が即日YTにあげられていたのでした。

http://www.youtube.com/watch?v=aL4OWnEa4Og

キャラクター・ダンスを踊っても地に足がついてないというか、天上的な舞をみせるところが彼女ならではですねえ・・・(嘆息)
2009-11-21 01:24 | マリインスキー・バレエ | Comment(3)
パリオペ昇進コンクール・2009<女子の部>
最近コンクールの時期が早くなったんですね〜(まあ以前のように年末の慌しいときにやるよりもいいのでしょうね・・・)。本日行われた女子の部の結果をDanser-en-Franceが速報で伝えてくれました。以下、転載:

<プルミエール・ダンスーズに昇進>

1. Ludmila Pagliero

次点:
2. Alice Renavand
3. Mathilde Froustey
4. Sarah Kora Dayanova
5. Christelle Granier
6. Charline Giezendanner

<スジェに昇進>

1. Amandine Albisson
2. Heloïse Bourdon
3. Severine Westermann


次点:
4. Laurène Levy
5. Eleonore Guérineau
6. Lucie Clément

<コリフェに昇進>

1. Laure Adelaïde Boucaud
2. Aubane Philbert
3. Valentine Colasante


次点:
4. Leonore Baulac
5. Leila Dilhac
6. Claire Gandolfi

新プルミエのリュドミラ・パリエロはアルゼンチン出身で、パリオペ・スクール産ではないのですよね 確か。契約(見習い)団員として数シーズン踊ってからコンクールを勝ち抜いて入団した方。今まで大役としては天井桟敷の人々の主役に抜擢されてますが、他に何か踊ってましたっけ・・・彼女よりはるかに実績のあるルナヴァンやフルステーをおさえて昇進したわけで、相当コンクールの出来がよかったんでしょうね。今度見る機会があったらしっかりチェックせねば・・・

☆リュドミラさん、どんな方だっけ??と写真を探したら、最近のものがありました。(うーんやはりちゃんと見た記憶がない・・・)

http://www.resmusica.com/article_7292_scene_danse_giselle_paris_couleurs_d_automne_a_l_opera_garnier.html
2009-11-18 23:35 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(0)
パリオペのくるみ割り人形・キャスト
12月11日開幕のパリオペのCasse-Noisette、私は見る予定はないのですが、昨日だったかDansomanieに主役ペアの組み合わせ情報が出ていて、"ふ〜んドロテとマチューが組むのか〜ちょっと見てみたいかも・・・"と興味をそそられてたんですよね。そしたら今日別の仏語フォーラムに、ドロテのサイトに彼女の出演日が書いてある、との情報があったので見に行ってみました。結果はこちら:

12/11, 13, 14, 25, 29 パートナー: マチュー・ガニオ
12/31, 1/2 パートナー: カール・パケット


http://www.dorotheegilbert.com/

ダンソマニの速報通り、二人のパートナーを相手にほんとに7回も踊るんですねー。(しかし、大晦日公演はマチューでなくカールなのね・・・)

今回くるみのキャストはエトワールが殆ど踊らず主にプルミエ以下のランクのダンサーで回すみたいですが、結構な人数を投入してるにもかかわらずドロテが7回も登板しなきゃいけないって、なんかちょっと、ねえ・・・。ちなみに上述の三人以外に速報で主役ペアに名前があがっているダンサーはこちら:

メラニー・ユレル + クリストフ・デュケンヌ (二公演)

メラニー・ユレル + アレッシオ・カルボネ (二公演)

リュドミラ・パリエロ + ジョシュア・オファールト (一公演)

ミリアム・ウルド-ブラム + ニコライ・ツィスカリーゼ (二公演)

ミリアム・ウルド-ブラム + エマニュエル・ティボー (二公演)

マチルド・フルステー + マチアス・エイマン (二公演)

ナタリヤ・オーシポワ + マチアス・エイマン (二公演)

ボリショイからのゲスト二人は一緒に踊るのではなくパリオペ・ダンサーズと組むのですね。オーシポワとマチアスのペアは、まぁ何となく想像できるのですが、ツィスカリーゼとミリアム・・・どんな感じになるんでしょう??
2009-11-16 01:41 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(2)
パリオペのバレエ・リュス・ガラ公演
12月16日に行われる、AROP(パリオペ友の会)のガラ公演ですが、Dansomanieに出演者情報・第一弾が出ました。それによると、

「薔薇の精」 : ニーナ・カプツォーワ、マティアス・エイマン

「牧神の午後」 : ニコラ・ル・リッシュ、エミリー・コゼット

「三角帽子」 : ジョゼ・マルティネス、マリヤ・アレクサンドロワ

「ペトルーシュカ」 : マニュエル・ルグリ、ナタリヤ・オーシポワ、カール・パケット


・・・ってことで、やったね〜〜ジョゼとマーシャの三角帽子!!(ガッツポーズ!)

何を隠そう数日前にこのガラ公演のチケットをブックしてしまった私・・・この二人の共演を見られると信じて大枚はたいてしまったのですよ。(信じる者は救われる〜〜?)

いや、つい最近までこのガラのことは視野に入れてなかったのだけど(なにせチケット代がバカ高いしドレスコードがあってめんどくさいし)、このガラの翌日にシャンゼリゼ劇場で行われるグルベローヴァのコンサートに行くことを本気で検討し始めたのが事の始まり。当初は17日にグル様のコンサートを聴いて、翌18日の「バレエ・リュス」を見られればいいやと目論んでたのだけど、なぜかバレエ・リュスはチケットが早々に売り切れていて電話して聞いてもほんとに・一枚もない・・・とかなり状況険しそうで。リターンが出る保証はないし、当日長々と並ぶのも嫌だなあ〜それなら16日のガラはどうかなと見に行ってみたら、ちょっと前までは200ユーロ超のチケットしかなかったのに、安い席種のが出ていたのでした。で、ネットでは席を選べないので電話してみたら、第4カテゴリー(95ユーロ)の中で比較的いい席を用意できますよ、と言われたのでついついブックしてしまった・・・。

しかしここ、このプログラムの通常公演なら30ユーロもしないようなエリアなんですけどね 確か・・・我ながら正気の沙汰ではないが、このガラ公演にボリショイ・ダンサーが客演するとは前々から聞いていて、絶対マーシャが来るだろうな・・・と踏んでたのですよね。(マーシャとジョゼはボリショイが三角帽子を上演したときに共演していたという記憶があり・・・)

それに、これだけチケット代高いんだから(トップ・プライス400ユーロ)他の演目もベスト・キャストでくるだろう・・・との期待もあって散財してしまったのだけど、マチアス&ニコラ&ルグリが見られそう〜!ってことで、まずは首尾上々?(しかし、ペトルーシュカのキャストが面白いなあ・・・オーシポワとルグリがこういう作品で共演するとはねえ・・・)

特別公演なのでオマケ演目もついてくるのですが、あとは、他の作品にどのダンサーが来るか・・・オレリーがどれかに出てくれるといいけど、候補としては白鳥かジゼルのpdd?もしくは、瀕死の白鳥の"pdd"という珍しいエントリーもあるけど・・・(フォーキン版をテスマーが改訂したものらしい。)

興味津々なのは、シェヘラザードのpddを誰が踊るか。上演されるのはフォーキン版らしく、となると多分パリのダンサーで踊れる人はいませんよね??ってことは二人ともロシアから調達?今この作品をよく踊っているロシアのトップ・ダンサーというと、女性では、ロパートキナ、ヴィシニョーワ、ザハロワ・・・まさかこのうちの誰かが来てくれるとか?はたまたベテランのリエパ、ニオラーゼ・・・?(で、男性はひょっとして・・・ツィスカリーゼとか??)

誰が来るにせよ、高〜〜いチケット代(しつこい)に見合ったトップ・ダンサーにしてね お願いします!!

☆ ガラ公演のメニューはこちら↓。チケット予約もできます:

http://www.arop-opera.com/fr/Saison/GalasDetails.asp?From=Particuliers&Saison=Par0910&Theme=2&NumSpect=317
2009-11-14 23:38 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(4)
ロイヤル・オペラ・ハウスの09/10春シーズン
今朝、通勤途中に嬉しいことがあったんです・・・♪

寒くてグレーな月曜の朝、ボヤけた頭で地下鉄の駅を降りると、はっ・・・!なにやらキラキラ眩しいものが眼に飛び込んできたんです。で、それは何だったかというと、ロイヤルのくるみ割りのポスターだったんです!

背中を見せてアラベスクする都さんが顔だけこちらに向けてポーズしている美しいお姿・・・もうもう、なーんて可愛いんでしょうか なーんて綺麗なんでしょうか!いっぺんに目が醒めました。(先週まではなかったと思うんだけど・・・気づかなかっただけかなあ。あのポスター、ほしいなあ・・・)

は〜しかし、ほんとにあそこだけ輝いてましたよ 誠にもってありがたいことです・・・。で、都さんに敬意を表し(?)怠け心にムチ打って、ROHの春シーズン<ブッキング・ピリオド3>について駆け足でご紹介を。

ロイヤル・バレエ

☆ラ・フィーユ・マル・ガルデ: 2010 3/9, 18, 20, 26, 27, 4/3, 5, 20, 21, 26, 28

☆トリプル・ビル(コンチェルト/ユダの木/エリート・シンコペーションズ): 3/23, 24, 30, 31, 4/14, 15

☆シンデレラ: 4/10, 17, 22, 23, 24, 29, 30, 5/3, 26, 29, 6/5


キャストは今回早くもballet.coにブルースがポストしてくれているので、こちらをご参照ください:

http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4574.html#1

ラ・フィーユとシンデレラの役デビューはステーブン・マックレー、ユフィさん、ブライアン・マローネー(ラ・フィーユのみ)の3人。ユフィさんはラ・フィーユ、シンデレラともに一回だけキャストされてるんですが、よりにもよってシンデレラの方は都さん登板日(4/17)のマチネなんですよねえ・・・ダブル・ヘッダーはしないことにしてるので、今回は見られないなあ。

ロイヤル・オペラ

☆ 利口な女狐の物語: 3/19, 22, 25, 29, 4/1

☆ イタリアのトルコ人: 4/3, 5, 8, 10, 13, 16, 19

☆ アイーダ: 4/27, 5/1, 4, 7, 10, 13, 16

☆ ラ・トラヴィアータ: 5/11, 14, 19, 21

☆ 連隊の娘: 5/17, 20, 22, 25, 27, 29, 6/1, 3


新作のアイーダも気になるけど、春シーズン一番のお楽しみはやっぱりこれ、大ヒット作・連隊の娘の再演でしょう。フローレス&デッセイのゴールデン・ペアが戻ってきてくれます。5月26日にはデッセイのトーク・プログラムもあります。(入場料10ポンド也。行こうかな〜)

(注: バレエ、オペラともに上記はメインステージでの上演演目のみ)
2009-11-10 01:46 | ロイヤル・バレエ | Comment(7)
都さんのDVD新作?&高田茜さん
先週末から冬時間に切り替わったイギリス、途端に晩秋を迎えております。今こちらは紅葉真っ盛り(正確には、盛りを過ぎつつある・・・)。イギリスの紅葉は日本に比べればスケール・ヴァラエティ共に劣りますが、日本とはまた違った面白さもあって、住宅街でもそこいら中にある大木の葉が黄金色に染まって、午後のやや弱弱しい日差しを受けて彩りを与えているさまは、なかなかに趣があります。

さて、本題。本日のIndependent紙にRBのスティーブン・マックレー(と他ダンサー数名)がフィーチャーされていたのですが、その記事によれば、年末のくるみ割り人形がフィルム撮りされて、DVDになるとか!金平糖はもちろん都さんです。そして、当初予定されていた都さんのパートナー、フェデリコ・ボネッリが怪我で降板してお鉢が回ってきたのがスティーブン、この二人の主役で映像化される、というわけ。

この棚ボタ・キャスト変更について、ステーブンは、(都さんのような)イコン的存在のダンサーと共演できるなんて光栄!と喜んでいますが、この二人が一緒に踊るのって、ひょっとしたら初めてでは・・・?《大丈夫かな〜頑張ってくれよ〜〜》

http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/features/life-in-the-fast-lane-steven-mcrae-1812303.html

しかし、やや気になるのは、もしこれが商業DVDとして発売されたら、既存のくるみDVDは廃盤になってしまうのか??ということなんですが。同じプロダクション(ピーター・ライト版)のバレエDVDを2バージョンを平行してタイトルに持つというのはあまり考えられないので・・・。あちらでは若き日のアリーナがクララを踊っている点、付加価値高いと思われるのですが。

で、この記事の最後の方で「ロイヤル・バレエ注目のダンサー達」として紹介されている中に、高田茜さんのお名前がありました。へえ・・・とちょっと意外だったんですが、紹介されている理由が、「ロイヤルのレジデント・コレオグラファーのウエイン・マクレガーが彼女を気に入って新作に抜擢した」と。ワトソン、ベンジャミン、ヌニェスらのプリンシパルと並んでファースト・キャストに入っているそうなので、これは確かに大抜擢ですねえ。(彼女はこの9月に正式団員になったばかり。)この新作・"Limen"の紹介ビデオが公式サイトにあったので見てみたら、セット・デザインを手がけるのは日本人アーティストのミヤジマ・タツオ氏だそうで。(デジタル数字を使ったアートを創作している方??)

私は確か一回はチケットを取っているはずだな・・・ちょっと楽しみになってきました。

http://www.roh.org.uk/video/index.html?bcpid=1733261711&bclid=1740131613&bctid=26034035001
2009-11-02 00:12 | ロイヤル・バレエ | Comment(8)
吉田都さんのシンデレラ・2010年4月
嬉しいお知らせです!来年4月のロイヤル・シンデレラ公演に、吉田都さんのご出演決定!

2010年4月17日(土)と4月23日(金)の二回、パートナーはフェデリコ・ボネッリです。fellow・都ファンの皆さん、今からカレンダーにしっかりマークつけておきましょう!

この情報はオペラハウス発行のAbout the House・Booking Period3で見たのですが、同じピリオドの上演作品・ラフィーユ・マル・ガルデには、残念ながら都さんはキャストされていません・・・(涙)この二回のシンデレラはロンドンで都さんを見られる貴重な機会ですよ〜逃すべからず。

都さんのシンデレラといえば、最近YouTubeに投稿されていた「スーパー・バレエ・レッスン」の模範演技を拝見して、全編見たい〜見せて〜〜!と悶えていたところだったので、本当に、本当に嬉しい・・・!(この映像初めて見たとき、なぜか思いっきりうろたえてしまったのですが 私・・・。だって、こんなに美しくも完璧なクラシック・バレエを見せてもらえるのって随分久しぶりのような気がして・・・・以後何度見ても驚嘆。)

ロイヤル・オペラ・ハウス、ピリオド3のその他の詳細については、また後日。
2009-10-28 01:01 | ロイヤル・バレエ | Comment(5)
La Danse 「パリ・オペラ座のすべて」
木曜の夜レスター・スクエアの映画館で見てきました。感想は、

・・・イレール先生がいっぱい出てくれて嬉しかった〜〜!(ラッキー!!)

以上。



・・・はは。いや、でもほんと、これに尽きますわ。ひょっとしてイレール、ルフェーヴル芸監の次に露出度高かったのでは?ワイズマンさん、有難う〜〜。

撮影されたのが二年前ということで、"あら この頃からもうこんなに髪薄かったっけ?"とか、"この頃こんなにお痩せになってたっけ?"とか、登場シーンではちょっとショックだったんだけど、ダンサーにゲキを飛ばしながら情熱的にご指導する姿に打たれ、しかも雄弁な語り以上に説得力あるのが、あのシャープで研ぎ澄まされた・洗練されたムーブメント。後輩にお手本を見せてる時の、動いてるイレールがカッコよすぎ。(今更ながら、イレールってホントに素敵〜はあと。こんなに何もかも兼ね備えてる殿方って世の中にいないよね 有り得ない〜とつくづく感じたことでした。見た目麗しく・知性に恵まれ、オマケに声までいいんだもん〜。被写体として魅力的、含蓄のあるお言葉の数々、かつあの美声とくれば、ワイズマン監督も彼の登場シーンはカットできなかったのでありましょう・笑)

さて、今回のロンドンでの上映は二回だけとあって(フィルム・フェスティヴァルでの特別上映、日本とちがって一般公開の予定はありません)、シアターはほぼ満席状態。なんとフレデリック・ワイズマン監督その人も来ていて、上映後ミニQ&Aセッションがありました。(ところで、主催者側の男性が前口上で、「La Danseの欧州プレミエを実現できて嬉しい」みたいなコメントしてましたが、「フランスの外での」欧州プレミエですよね 当然。)お客さんはバレエファンというより一般人が多かったのか?このQ&Aセッションで不思議な質問をする人が多く(・・・ってかright questionがまるでなかったような・・・)、かなりどっちらけ状態だったんですが、耳に入ってきた監督のコメントで面白いものもありました。たとえば、こんな感じ。

- 主催者側の男性の、この映画はどういうオーディエンスを想定してつくったのか?との問いかけに、「特に意識してなかったが・・・敢えて言うなら自分かな。」(自分が撮りたかったから創った、というニュアンス。この方は以前ABTのドキュメンタリー映画も撮っていて、本当にバレエがお好きなんでしょうね。)これはgood pointだと思ったんだけど・・・私自身、2時間38分の決して短くない(&必ずしもユーザーフレンドリーとはいえない)映像を見終わった後に、誰に見てほしくてつくったのかなぁ・・・と感じた。ひょっとして、これ、大変な道楽なんでは?とも。(パリオペ・ウォッチャーorバレエファンならまずまず楽しめる内容だと思うけど、それ以外の人々にとってどうかは??オペラ座バレエ団の日常を極力主観を排して映像のコラージュで見せるという手法にみえたけど、そもそも100%客観的なフィルムなんて有り得ないし、ここで見せてることはあくまでオペラ座の一部にすぎないわけで・・・であればもう少しフォーカス絞った方が一般の鑑賞者には親切なのではないか・・・などと。)

- 編集に13ヶ月かかった。

- これまた主催者側の男性から。どういう流れだったか忘れたけど、イレールの言葉を引用しつつ、ダンス・舞台の魅力について監督からコメントを引き出していた。

イレールの言葉というのは、正確には憶えてないんだけど、彼がコゼットに「メデの夢」の稽古をつけてるシーンで出てきた。夫の裏切りに打ちのめされたメデが子供二人を殺害するという凄惨な作品で、コゼットは表現面で苦戦していて、彼女をインスパイアすべくイレールが手を変え品を変えアドバイスしてる。色々と語ったあと、最後に、『この言葉を持ち出すのはちょっとどうかな、という気もするけど・・・』と断りつつ、コクトーが言ったことだけど、舞台というのは最終的には『観客に考えさせろ』って部分があるんだよ、と。(どうすれば伝わるか・伝えられるかという点のみ思い詰めがちのダンサーに別の視座を与えるアドバイスで、さすが〜と思った場面。)それを受けたワイズマン監督、そうそのシーンで彼(イレール)が、(何が舞台でワークするか?)『どうしても言葉では説明できない要素がある』と語っていましたよね それこそが私をダンスに惹きつけるものなんです。言葉で説明しきれない、謎めいた部分がね・・・と語っていた。

(ところでメデの稽古シーンは何度か出てくるんだけど、ほかに印象的だったのが、『一つ一つの動きにちゃんと意味を持たせて』『君が何を考えてるかが肝心なんだ』(というニュアンスの)イレールのアドバイス。)

- 客席からの質問。パリオペラ座バレエ団のレパートリーはいまやコンテンポラリー偏重だけれど、貴方自身はコンテンポラリーと古典でよりどちらに惹かれるか 好みはあるか。「自分はダンスが好きなのであって・・・特に好みはない。」(でも、ウエイン・マグレガーなんかいいと思うね、と言っていた)

以下、私的感想。印象的だったシーン・雑感など。

- エトワールにパキータの指導をするラコット&テスマー夫妻(幻の?エルヴェのリュシアン!)。二人でてんでバラバラの(方向性の違う)こと言っていて可笑しかった。(夫婦漫才みたい・・・客席から笑いが起きてた。)ラコットの指導に、アニエスが、「今まで言われてたことと真逆なんだけど・・・」と一瞬困惑の表情を見せるも、すぐに、ハイハイわかりましたと切り替えていて、教わる立場も大変だなぁ・・・と。

- 出演演目の交渉。パキータのトロワの役を提示されたベテランのミュレが、これを踊るには自分は既に旬を過ぎてる・要は、踊りたくない、と芸監に直談判。この歳まで一度も踊ったことがないのに、以前踊った経験のある子に聞いたら、とーっても難しいって・・・今の私にはポワントとジャンプが一番大変なの。他にも端役でちょこちょこキャストされててスケジュール的にもきつい、とても踊れないわ、と。フンフンと聞いていた芸監は、あらーそう じゃちょっと考えてみましょう。でも、端役でいくつかキャストされてるって、一晩に、ってわけじゃないわよね?(これには思わず苦笑。)ミュレの反応は、「そう願いたいわ!」(そういえばミュレさん、パキータの数ヵ月後にパリオペで初演された「ベルナルダの家」ではせむし娘を演じてましたね。近年すっかりコンテンポラリー要員なのかなという印象があったけど、パキータのトロワを踊ってたかもしれないんだ〜。)

- 振付家のダンサー選択。多分エマニュエル・ガットだと思うんだけど、パリオペに初めて新作を振付に来て、芸監とダンサー選択の件で打ち合わせ。振付家は一から自分の目で見てダンサーを選びたいようだったけど、芸監は、貴方のイメージしてるタイプを教えてくれれば私がみつくろって提案するけど・・・その方がいいわ、と。エトワールに声をかけてもいいけど、アプローチは慎重にしないと、というニュアンスのことも言っていた(エトワール同士ぶつからないように調整が必要?)。なぜコレオグラファーに自由に選ばせないんだ〜?大御所振付家の時も同じなのかなぁ・・・。

- ある日のバレエ団のトップ・ミーティングでの話題。若いダンサー達は新しいスタイルの振付を学ぶことに消極的で、クラスの出席率が悪い。慣れない振付を恐れているんだろうけど、なんとか彼等のやる気を鼓舞しなければ・・・云々。イマイチ状況はっきり掴みかねたけど、クラスに来ないというのは問題では??ところで、話逸れますが、私的にこの映画で残念だったのが、バレエ団の母体・パリオペラ座の影が薄かったこと。バレエ団はオペラ座という巨大かつ複雑な組織の一部なのだから、そのコンテクストでのエピソードも多少欲しかったなあ・・・

- パキータのトロワの稽古。イレール先生がやや大柄な女性ダンサーに指導してるシーン、彼女の名前を連呼してるんだけど、字幕には"Cora"と出ていて、は?誰のこと?女性はこちらに背中を向けているので顔が見えないんだけど・・・ああ なんだサラ・コラ(Kora)さんか。(かわいそうに、字幕の表記間違ってました・・・)同じシーンで男性Vを踊るシモン君、なかなかに力強くてよいのでは〜?それを見ながら、実際の舞台での彼を思い出した。私が見たときはシモン君ダメダメで、結構落ち込んでしまったんだけど、スタジオではちゃんと踊れてたのね・・・。

- ファニー・フィアット: ちょっと前に仏語フォーラムで彼女がパリオペを退団した、という情報をみて打ちのめされていたところだったので、その姿をちらりとでも垣間見られて感無量。パキータのドゥミ・ソロイスト(?)の短いシークエンスを(確か)ズスペルギーと踊ってた。幹部から、この二人は(踊りなれてるから)プラグ入れれば自動的に動き出す・安心して見ていられる、ってなコメントが出てましたが・・・(彼女がいなくなったら古典の上演は大変よ!)

- ダンス・シーンで印象に残ったもの: Genusを踊るマティアス(マグレガーの振付を見事にものにしていた&合っていたのは映像でフィーチャーされていたダンサーの中では彼だけだったような・・・)。ロモリとルナヴァンのメデの夢(これ作品自体は好きじゃないんだけど、饒舌でエロティックなダンスに惹き込まれた)。

- 見られて嬉しかったもの: ジョゼとニコラのドロッセルマイヤー。

- ヌレエフ版くるみの金平糖の精のV: レティシアが手こずってたけど、この振付ってやっぱり変(ぜーんぜんmusicalじゃないし綺麗に見えない!)・・・改訂・激希望。

- (唯一)涙してしまったシーン: パキータのグラン・パでちらっと登場したルグリ。ほとんどドロテのサポートしてるだけだったのですが、舞台に端然と立っている姿を見ただけで・・・胸を衝かれた。

<終>

【10/20追記】 日本でこの映画をご覧になった方から、貴重なコメント(解説)をお寄せいただきました(ありがとうございます!)。ご本人の承諾を頂いたので、ここに一部転載させて頂きます。当方のおぼつかない記憶をベースに書いた記事の補足として読んでくださいませ。(ところで、この方はお仕事で英語版もご覧になったそうなのですが、英語版は字幕がかなり省略されているようだった、と。そっそうでしたか・・・まー、ありがちですけどねえ・苦笑)

『エマニュエル・ガットのところでは「エトワールを使うことはできるけれど、それなりの踊りが必要」とルフェーブルが言っています。「スポーツカーは、それに見合った速度で走らせないとダメ」「とてつもない能力があるのだから」と。』
『アプローチを慎重に、というのは、すべてのダンサーについてだと思います。ガットが「選ぶ前に試したい」みたいなことを言っていて、それについて、待たせるのはかわいそうだし、選ばれる緊張感があるから、 「気持ちを考えてあげて」みたいなことを言っているので。』

『コンテンポラリーのクラスの話ですが、これは通常のクラスではありません。オペラ座では定期的なカリキュラムで自由に参加できるいくつものクラスがあって、そのコンテンポラリー・クラスについての話。他にキャラクターとかがあるようで、基本は週に1回のようです。普段のクラス、リハーサル以外の自主参加なので、よほどの気合いがないと出られないのでしょうが・・・。』

『日本では、いろいろともめた結果、作品名とメインのダンサー名だけを字幕で入れたそうです。』(へえーそうだったんだー。英語版では作品名もダンサーの名前も、エンドクレジット以外は一切出してませんでした。まあ字幕があった方が親切ではありますね・・・)

この方から、ロンドンで上映されないのはパリが近いから?とのご質問を頂きましたが、う〜んどうかなぁ・・・この映画を見るためにイギリスのバレエファンが大挙してわざわざドーバー渡る図、というのはちょっと想像しにくいです。そもそもこの国ではバレエファンの裾野が狭いし、とりわけ外国のバレエ団のドキュメンタリーとなると、もはや立派な(超)マイナー・ジャンルと呼んでいいのでは・・・。この映画がイギリスで一般公開される見込みがまるでないのは、私的にはごくもっとも、と頷ける事態なんですが。
2009-10-19 00:39 | パリ・オペラ座バレエ | Comment(8)
コンサート: ラドゥ・ルプー&LSO (10/1)
先週木曜の夜、私にしては大変珍しくクラシックのコンサートに行ってきました。

ところはバービカン・ホール、ここを本拠地とするLSO(London Symphony Orchestra)の定期?公演。指揮はLSOのプレジデント、Sirコリン・ディヴィス。プログラムは、モーツァルトの交響曲34番、同ピアノ協奏曲20番、ニールセンの交響曲5番、の三本立て。

さて、私のお目当ては、ゲスト奏者として登場したルーマニア人ピアニストのラドゥ・ルプーさんでした。この方、以前から気になる存在だったのだけど、ライヴを聴く機会を逃しており・・・(前回ロンドンで公演があった時は確か自分はパリに行っていて聴けなかった)。ようやく訪れたチャンス、逃してなるか〜と気合入れてストールズ席9列目をフンパツして、公演日を心待ちにしてました。

で、生の音を聴いた感想は・・・なーんとなく・こんな風かな・・・と自分が想像していたのに近い、というか、なぜこの人の演奏に心惹かれるものがあるのかわかったような気が。きわめて茫漠とした抽象的な言葉でしか言えないのですが、あえて一言でいうと、なんともいえない"自由"を感じるんですよね 彼のピアノに。(ジャズ・プレイヤーに近しいものを感じる・・・。)

・・・ちなみに、(身も蓋もない言い方だけど)私はピアノという楽器に特別愛情があるわけでなく、正直言って聴く耳もない。"違いがわからない女"なので、有名演奏家のコンサートに足を運んで、感心したり・時に感動することがあっても、とくにリピートしたいと感じたことはないのです。好きなピアニスト、と呼べるのは、ビル・エヴァンス(ジャズの)ぐらい。(でも彼はもうこの世にいない・・・)

で、ルプーさんは、何年か前にラジオでたまたま聴いたグリークのピアノ協奏曲をきっかけにCDを数枚集めて、一時期プチはまりしたことがあったのでした。彼を評する有名な言葉に、「千人に一人のリリシスト」というのがありますが、私が最初にガツーンとやられたのも、確かに抒情性あふれる彼のピアノの音だった。(稀代のリリシスト、という点はエヴァンスと重なる・・・)今回初めて生で聴いて、特に印象に残ったのは、弱音の妙なる美しさ。あと、歌心を強烈に感じたなあ ピアノ弾いてるというよりむしろ歌っていた・・・みたいな。(実際唸り声あげていた記憶があるので、文字通り"歌って"いたのかもしれませんが。)

なんというかね、その時々の心のままに、自分の語りたいことを大胆に・自由に表現しているのじゃないかなぁ 同じ楽曲を演奏しても日によって結構変わるのかも・・・なんて想像してしまった。彼は真ん中のピアノ協奏曲だけ登場したわけですが、第三楽章では聴き慣れない音が頻出(単にミスタッチだったのかもしれないが)、後半明らかに多分スコアにはないんじゃないかと思われるフレーズが聞こえたと思ったんだけど、気のせいか?これはスリリングだったし、"彼の"音楽として一貫性があったので私はとっても面白く聴いたのだけど、普遍性があったかどうかは、謎。

さて、相方のオケなんですが・・・これが(私的には)不運にも、ミスマッチだったのではないかと。マジメというか、定石通りの演奏というか、それで何が悪い!といわれそうだけど、ありていに言うと面白味がない。音自体さして美しいと感じられなかったことも大きいが、オケとソリストでこの音楽へのアプローチに相当ギャップがあるのでは・・・と思えてならなかったのだけど。コリン・デイヴィスは確かこの国ではモーツァルト指揮者として第一人者で、私も彼の振るモーツァルト・オペラは何度か聴いていて、大抵好印象だったんだけどなぁ・・・。

ふと思ったのだけど、ルプーさんのようなタイプは、ご自分で指揮しながらピアノを弾く、というスタイルが似合うのじゃないか、と。そのほうが完全に自分の音楽を創れるし・・・いかがでしょう??できることならいつの日か、100%彼の音楽に浸ることのできるリサイタルで聴いてみたいなぁ。でも、またまたオケとの共演とはいえ、ルプーさん12月にもまたロンドンに来てくださるんですよ!(於RFH)勿論チケットはブック済み、再会が楽しみです。

☆ 残念ながらYTにルプー氏の映像はないみたいなので、代わりにこれを・・・秋の夜長に聴くにはぴったり:

http://www.youtube.com/watch?v=dH3GSrCmzC8
2009-10-05 09:53 | 音楽 | Comment(0)
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