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オーシポワとアコスタのロミジュリ(12/7)
昨夜ロイヤルのR&Jを見てきました・・・主役はナタリア・オーシポワ&カルロス・アコスタ。

う~ん、なんか、しみじみと良い公演でした。主役二人のとっても真摯なパフォーマンス、脇を固めた鉄板のキャラクター・ダンサーたちのお陰かな。

本拠地をロンドンに移したオーシポワ、ロイヤル・ダンサーとして観るのはこれが初めて。ジュリエットの登場シーンでは思いっきり派手にお人形を放り投げて舞台をめまぐるしく駆け回って・・・運動会のような始まりに、う~む先が思いやられる・・・状態だったけど、舞踏会以降急速に落ち着きを見せて、なかなか初々しくて脆さも感じられる「若い」ジュリエット。

面白かったのは、彼女の表情(現)と動きのギャップの凄さ。(舞踏会という)大人の世界に足を踏み入れてそこでハンサムな若者に心を奪われた少女のとまどいと恥じらいが十分に伝わってくる演技なのだけど、一旦動き始めるとそれはも~自由闊達で、鮮やかで、早い早い。あれーこんな振付だったっけ??と思わず眼をこすりたくなるほどいつもと違って見えた・・・それだけ新鮮だったってことでしょうね。3幕、ロミオが失踪して一人残されたジュリエットが父権社会の圧力に屈するシーンでは、はじめは怯えていたのがやがて布人形のように力なく、表情もなくしていったところに説得力があった。最後のシーンも役になりきっていて決して「スターの」(エゴが透けてみえる)演技ではなく、自然だった。

パートナーのアコスタは、身体のキレが明らかに昔とは違ってしまっていてちょっとショックだったし、(いつもながら)クールな表現者なので情熱的なロミオではなかったけど、ジュリエットをとてもとても大事に思っている感情は伝わってきたし、二人の年齢がかなり離れてるせいか(彼は15歳ぐらい上??)、常にオーシポワ@ジュリエットが守られているように見えて、それはそれでなかなかいい感じだった。

サポートキャストではリッカルド・セルヴェラのマキューシオが抜群によかった。いつもながら覇気があってプロフェッショナル。この人なんでドン・キにも出てくれなかったんだろう・・・とついつい恨み節が出てしまったわ。(バジルかエスパーダでの登場を期待してたのよね・・・)

次は火曜にくるみを見る予定なのだけど、どうやらまたセルヴェラを観られそうなので、楽しみ~~。
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2013-12-09 09:19 | ロイヤル・バレエ | Comment(6)
金子さん途中降板・・・ロイヤル・バレエ ドン・キホーテ (11/2)
タイトル通りの残念なアクシデントが起きてしまいました・・・金子&ソアレス・ペアの二回目にして最後の公演。(11月2日マチネ)

一幕のバルセロナの街のシーン、クライマックスに向けて舞台が勢いづいてきた調度その頃。カスタネットのVとシングルハンド・リフトの大技が入っている主役二人のデュエットの直前に、舞台の最前線・上手でソロで踊っていた金子さん。アクションの終わり、トウから降りるときに上げていたほうの足がすんなり降りず、一瞬ひやっとしたものの、そのまま次の動きに移っていたのでああ大丈夫かなと安心したのも束の間。センターでパートナーに支えられてふんわり一回転したあと、その着地がやはり不安定で、そのまま二人で袖に消えていきました。その後も音楽は続いていて、すぐにパートナーのソアレスが戻ってきて、キトリの代わりにメルセデスを相手に残りわずかな部分を踊って。ここのところ、ごくごく自然な感じで上手く処理していたので、この作品を知らない人は何が起きたか気づかなかったかも。

そのあと音楽が止まり、緞帳の内側の黒い幕が降りてきて、舞台は中断。見慣れない女性が出てきて、不測の事態が起きたので舞台を止めたができるだけ早く再開するので客席から離れないように、と。暫くたって今度はオヘア芸監が登場して、キトリ役の金子扶生は怪我のため続けられない、代わってマリアネラ・ヌニェスが踊ります・・・!これにはビックリ。マリアネラがアンダーに入ってたとは思えないのだが、ご主人の舞台を袖で見ていたのかしらん。まあでもファースト・キャストが踊ってくれるなら文句は言えません。その後さらに数分待って、やっと再開。舞台中央にヌニェスが立っているのだけど・・・あら、なんか地味??と思ってオペグラで覗いたら、フルの舞台メイクをする時間がなかったみたいで。相当慌しかったのでしょうね。(二幕では勿論ばっちりメークしてました。)

急遽の代役にもかかわらずヌニェスはさすが、磐石の出来でした。とても立派なパフォーマンスではあったのだけど、どうも(彼女ですら)ドン・キに期待する興奮と祝祭感は味わえず。これはやはり見慣れないヴァージョンだからなのかなあ。このアコスタ版ドン・キ、二回目に見たら基本的には他の多くの版とそれほど大きく違うわけではないかな・・・と感じたけど、やはりあの独特のおとなしさと軽やかさはユニークだわ。

あ~それにしても、返す返すも金子さんの降板は残念でした。一幕前半はとっても調子が良かっただけに・・・。前回より大胆さが増していたように見えたし、つややかさがあって、とても綺麗だった。(殿方のファンを一気に増やしたのではないでしょうか・・・)彼女は12月のジュエルス・エメラルドでまた役デビューが予定されていますが、そのときまでには怪我が完治しますように・・・!
2013-11-04 07:53 | ロイヤル・バレエ | Comment(0)
金子扶生さんのキトリ・デビュー (10/25)
ロイヤル・バレエの新作・ドン・キホーテ、昨夜やっと見てきました。実は9月下旬から体調を崩して数週間仕事を休む状態に陥り、ファースト・キャスト(ヌニエス&アコスタ)のチケットをムダにしてしまい・・・マックレー&高田さんの公演も見たかったけど叶わず、なんとか金子さんのデビューには間に合ったという次第。

さてその昨夜、金子&ソアレス組の初日ですが、金子さんはまずまず立派なキトリ・デビューだったと思います。これは昨シーズン彼女の金平糖の精のデビューを観たときにも感じたことだけど、大抜擢の公演初日にもかかわらず物怖じとか全然してなくて堂々としてる。まあ彼女はロイヤルでのキャリアこそまだ浅いですが日本では既にプロとして踊っていたわけで、そう驚くことでもないかもしれないけど、真ん中を踊って当然、って雰囲気を醸しだしてるんですよね・・・これはいいこと。あと、私のようなロートル・バレエファンの目には、彼女はいまや貴重な古風なバレリーナの美質を持つダンサーにみえるのですよね。華もあるし・・・昨夜の舞台上でもまずまず"特別の存在"に見えましたから。

金平糖を踊ったときは、妖精というより貴婦人って感じだなあ・・・と印象に残ったけど、キトリを踊ってもエレガント。一幕のバルセロナの街の情景では快活な町娘だったけど、欲を言えば、若いダンサーならではの大胆さがもっとあってもよかったかも。(慎重を期していたのかも。なぜか最近ROHの舞台は滑りやすいと噂で、この日もメルセデス役のダンサーが登場シーンで派手に転倒してました・・・)

パートナーはティアゴ・ソアレス、二人の並びはなかなかよかったです。高身長同士で(今のロイヤルでは珍しい)ハンサム・カップル、金子さんは大人っぽい雰囲気があるので年上のティアゴとも違和感なくマッチしていてアダルトなペアでした。ティアゴ、パートナリングはまあよかったし(奥方に鍛えられてるせいか)、いい身体してるし、キャラはばっちりなんだけど、単体でみると、君の踊りは・・・

ちょ~っと、レイドバックしすぎじゃあありませんかぁ・・・というか、あんなヌルいバジルのソロってありなのか??正直彼にtechnical brillianceは期待してなかったけど、その低い期待値すら下回る出来。この方、この夜舞台上唯一のプリンシパルだったんですけど・・・これでいいのか・・・。(あ、でも繰り返しますが、彼はラテンの雰囲気はばっちり出ててキャラクター的には申し分ないのですよ。なだけにあのヌラクラなダンスが惜しい。最終的にはなんか憎めなくて、まっいいかーって許しちゃいましたが。笑)

最終幕のgpddは音楽が自分には耳慣れないアレンジかつスロー・テンポ、振付も見慣れたものと若干違っているせいかすぐには入り込めず。二人の踊りも細部に粗さが目につきちょっとハラハラしながら見てました。ティアゴがそんななんで、金子さんの方が完成度が高く見えましたが、彼女もグランフェッテはもう少し精度を上げられるのでは。あと、(これまた金平糖の時も感じましたが)優雅さを追求するためか?時々動きの区切りが流れてしまって小気味よさが失われてるような。振りによるけど素早く動くべき所とか特に、メリハリつけるともっといいんだけどなあ、なんて感じながら見ていました。(偉そうですみません~都さんのことが脳裏にあったのかも・・・)

この二人が踊るシーンで私的に一番よかったのは、二幕冒頭のジプシーの野営地でのデュエット。確かバヤデール一幕の逢引のシーンの音楽が使われていてしっとりした雰囲気、大人な二人に似合っていました。あと、二幕後半の酒場のシーンで、キトリとメルセデスがテーブルの上で踊るところがあるんだけど(これって珍しい趣向では?)、このスパニッシュ風のキャラダン、金子さんの動きは柔軟かつメリハリがあって決まってました。アコスタ版ドン・キのキトリには随所に大人な雰囲気の振付が与えられているので、なるほど彼女を配役したのは当りだな、と頷けました。

そのアコスタ制作の今回の新版について・・・ボリショイ版がデフォルトの人間には(いやそれ以外と比較しても)、ともかくスロー。おとなしい。全体の印象がなんともまったりしていて、舞台上アクションは起きてるんだけど、不思議と静かというか。舞台進行、音楽ともに慌てず騒がす、おっとりしてる・・・これはロイヤルのカラーという以上に、アコスタのテイストかな。来週もう一度同じキャストで見る予定なので、できればプロダクションももちょっとじっくり観察してきたいと思います~。(ティアゴよ、精進してくれ~~。)

〔10/28追記〕 ブログ友達のロンドンの椿姫さんがカテコの写真をアップしてくださっているので、リンクを貼っておきます。是非ご覧くださいませ:

http://ameblo.jp/peraperaopera/entry-11654164460.html

そうそう、カーテンコールで立派な花束を沢山もらっていた金子さん。その中から花を一輪抜こうとしたんだけど(多分パートナーに捧げるつもりで)なかなか抜けず、思いっきり引っぱったら、そのままびょ~んと後ろに飛んでいった・・・という初々しいエピソードがあったことを思い出しました。
2013-10-27 08:35 | ロイヤル・バレエ | Comment(4)
ボリショイ・バレエ 「パリの炎」初日
昨夜、行ってきました。なーんとなく予想はしていたけど、やはり・・・

最後の最後にこの二人に全部持っていかれたなあ・・・と。過去二週間半のツアーの記憶はぜーんぶ上書きされてしまった感じ。

オーシポワ&ワシーリエフ、いや見事でした。スーパーヒューマンな身体能力と、それ以上に天晴れなショーマンシップに感服いたしました。ボリショイ・バレエを見るスペシャル感・醍醐味をやっと味わえたな、と。ピラミッドの頂点が高ければ高いほどそれを支える土台の堅牢さが光ってくるというか、やはりボリショイの主役ペアは常軌を逸した、とんでもなくスペシャルな存在でないといかんなぁ・・・と。今までの舞台がやや淡白と映っていたのは、準主役クラスのダンサーを主役で見ていたからだろう、と納得。

主役二人はここ数ヶ月間まったく踊ってなかったの?ってぐらいエネルギーが有り余ってて、特にジャンヌ役のオーシポワは登場シーンから先が思いやられる(笑)・・・とひいてしまうほど。でも二人とも2年前にパリで同じ役で見たときよりも大人になっていて、特にワシーリエフは少し男っぽくなってたな(役はマルセイユ軍の兵士・フィリップ)。ただでさえ尋常でないエネルギーを放出しているこの二人が舞台がすすむにつれ更にボルテージ上げていくもんだから、周囲も巻き込まれざるをえず、準主役ペア(x2)、アンサンブルとも踊れば踊るほど調子が上がっていく・・・という必勝パターン。

準主役ペア・その1、ジャンヌの弟・ジェロームにメルクリエフ、彼と恋に落ちる貴族の娘・アデリーヌにスタシュケーヴィチ。メルクリエフはなんかこう、ちょっと他のボリショイ・ダンサー達とは踊りの質が違うというか端整で美しかったなあ。対するスタシュケーヴィチは顔立ちとか風情が貴族のお嬢様には見えないんだけど(汗)ダンス力は申し分ないので見応えありました。

主役ペア・その2、劇中劇の主役(Mireille de Poitiers & Antoine Mistral)を踊ったのはクレトワとオフチャレンコ。やや運動会チックな香り漂う主役ペアのpddと対照的にクラシックの美技とエレガンスを味わえるこの劇中劇のシーン、私だーい好きなんですが、二人のpddには大満足。クレトワは前回も思ったけど安心して見ていられる手堅い踊りと見た目もなかなかグラマラスだったし、オフチャレンコはリフト満載の大変な振付も美しくこなしていました。あれは役作りなのか?このpddの間中彼がもんのすごーくつまんなそうな表情で、これがまた面白かった。(二幕に再登場して革命軍を支持する?ダンスを踊っているときは笑顔を見せていたんだけど。彼も2年前に同じ役で見たときより確実に成長してました~。)

ほか、脇を固めたダンサーは、侯爵にスクワルツォフ(怪我で降板のグダーノフの代役)、マルセイユ軍の統領にビクティミーロフ、劇中劇のキューピッドにアリザーデ・・・皆よかったです。ルイ16世役は元のキャストはスクワルツォフだったのが彼が侯爵にシフトしたので代役だったんだけど、すんごく上手くて面白いダンサーだった。(あの人は誰??)  ← デニス・メドヴェージェフでした。二日目も登場。

二幕のハイライト・主役ペアのpddで最高潮に達した客席の盛り上がりはフィナーレに向け益々暴走、カーテンコールはえらい騒ぎに。ソロイストたちがアプローズを受けるとき客席最善列から花が投げ込まれ、スタオベで延々拍手がやまず。最後は手拍子まで出て何度もダンサーたちを舞台に呼び戻してました。コヴェント・ガーデンでこんな光景を見るのは久しぶり。いやはや、楽しかったです~。
2013-08-17 23:35 | ボリショイ・バレエ | Comment(5)
ボリショイ・バレエ 眠り(8/9)、白鳥の湖(8/10)
ボリショイ・ロンドン公演続いてます。先週末、金曜に眠りの二回目、土曜に白鳥を今回初めて見てきました。

眠りは満足度が高かったです・・・これはもう、ほぼ一重に主役のザハロワに負ってました。パートナーのボルチコフは相変わらず緊迫感足りないというか存在がぼやけてるというか感心しなかったけど、ザハロワ@オーロラの完成度の高さたるや、あれは、滅多に見られるものではなかったのでは・・・と。

テクニカルには破綻のない磐石の出来で、指先まで神経の行き届いた、丁寧で、役を愛しんで踊っていることがひしひしと伝わってくるパフォーマンス。何よりよかったのが、ザハロワは時々平気で音楽を無視して踊ってると見えることがあるのだけどこの夜はその種のファウル・プレイがまったくなくて、音楽の持つ荘厳さと優美を体現してくれていたこと。優雅に舞うザハロワを見ながら、わぁーペテルブルグのダンサーだわ・・・と強烈に感じることしばしば(上体を倒しながら6オクロックするシーン以外は・・・)。周囲との隔絶感の凄さも、これぞ、ザ・プリマ。彼女は見た目が漫画より漫画っぽいというか仮想現実っぽいのだけど、その非人間的な持ち味(?)を遺憾なく発揮した渾身の舞台でした。

二回目を見ておいてよかった~と思った他の理由が、いかに自分の目(と記憶)があてにならないかをまざまざと思い知らされたので・・・。前記事で絶賛した衣装だけど、一幕冒頭の女性たちのドレスは色とデザインが一人ずつ違うと思っていたのが実はデザインは同じで色が若干違うだけ、二幕の花輪のワルツのドレスも自分の脳内記憶にあるものと違ってずっと普通っぽいデザインだった・・・と、いや~ほんとに何を見てるんだか。あ、それから初日にデジレで見たオフチャレンコはこの夜ブルーバードを踊ったのだけどこちらの方がずっとよかった・・・と思いました。

土曜の夜の白鳥の湖、主役はクリサーノワ&スクワルツォフ(+ラントラートフ@ロットバルト)。クリサーノワは見た目も踊りも十分合格なんだけど印象としては弱い・・・スクワルツォフはラインの美しさにほうっと見とれてしまいました。(立ち姿とか顔の表情とか、ちょっと前までフォーカス定まってない印象の時もあったけど、ずーっとキリッとしてた。)ロットバルト役のラントラートフはソロルのときよりずっとイキイキしてたなあ。(眠り初日のブルーバードを降板した理由は怪我じゃなくて謹慎だったのでは?(笑)という邪念が頭をよぎってしまったわ・・・)二幕の見所の花嫁候補によるキャラダンは、ダンサーの質は高いけどやっぱり全部ポワントで踊るというのはう~ん、ちょっとなあ。個人的にはあまり好みでない。ロシアを踊ったレベツカヤ、スペインを踊ったチホミーロワは(贔屓のせいもあるけど)特に素晴らしかった。

まぁ~それにしても眠りも白鳥も、進行も音楽のテンポも速いこと。音楽をマッシュアップするのはやはりどうしても違和感が拭えず・・・あまりにせわしないからグランド・バレエの有り難味に欠ける、ボリショイ・バレエ団にはもっと直球の、重量感ある演出の方が似つかわしいのでは・・・と思わざるを得ませんでした。

さ~明日からいよいよ最終週に突入、まずは月・火曜のジュエルスを見てきます。
2013-08-12 07:05 | ボリショイ・バレエ | Comment(4)
ボリショイ・バレエ 眠れる森の美女・初日
忘れないうちに、一昨夜見た眠り初日公演(8/5)のざっくりした感想を・・・(グリゴローヴィチ振付のニュー・プロダクション。今回が初見)

Good!
- 美術と衣装・・・とっても豪華、お金かかってる。特に衣装はみもの。幕があくとロココ絵画から抜け出てきたような優雅でシックな衣装を身につけた男女がゆるやかに舞ってる。女性のドレス、一人一人違うデザイン&色で、どれも素敵・・・なんて贅沢。主役と妖精たちの衣装はわりと保守的というかトラディショナルな趣味の延長線上にあったような・・・特筆すべきは(私が好きだったのは)群舞の衣装。特に印象に残ってるのは二幕の花輪のワルツで女性たちが身につけていたドレス。光沢をおさえたマットなゴールドの薄地のボディス(長袖)に長いスカート。なんとも渋くて趣味がいい~まじまじと見つめてしまった。

休憩時間にキャスト・シートでクリエーターが誰か確認して、納得至極。エツィオ・フリジェリオとフランカ・スクァルチャピーノのご夫婦ペア~。そう、パリオペでヌレエフがお金に糸目をつけずグランド・バレエを創作したときに必ず指名されていたお二人。そっか~資金の潤沢な劇場が豪勢なプロダクション創るときにはこの方々が呼ばれるのね~。(そういえば先月トゥールーズ・オペラにゲルハーアーを聴きにいったときのドン・カルロの美術&衣装チームもこのお二方だったのでした・・・あれは、もう少しシンプルだった印象があるけど・・・。)

- 妖精たち: リラの精のシプーリナ。随分女っぽく(色っぽく)なったな~。以前は時として踊りが粗雑になったりしたこともあったけど、今回はとても丁寧。美しく存在感もあって、適役でした。妖精たちのうち目立っていたのはPlayfulness(Twittering Canary)のスタシュケーヴィチとAudacity(Violent)のチホミーロワ。二人ともヴィヴィッドでくっきりした動きが際立っていた。あと、(二人とも)あのおっきな瞳をフル稼動させて顔の表情をめまぐるしく変えてたところがすごい。濃い~妖精たちでした。

- クリサーノワ@オーロラ。とても可愛らしくて若々しいオーロラ。彼女のキャラクターからするともう少し大胆なプリンセスかな~と想像していたんだけど、わりとおとなしめ。まあそもそも彼女は代役で初日を踊ったので安全第一を心がけてたのかも。舞台を最後まで引っ張る求心力にはイマイチ欠けるけど、十分チャーミング。

- プリンセス・フロリナを踊ったクレトワ。この方多分初見だったのだけど(どこかから移籍してきた人ですよね??)安心して見られました。間の取り方がよかったし見せ方も知ってる感じ。ただ、オペグラでお顔をみると・・・チーママっぽいんですよ~びっくりしたぁ。(いや綺麗な方なんですけどねー 着物が似合いそう・・・)

Not good...
- 音楽をカットしたりアレンジ?して先を急いでる・・・で、進行があまりにスピーディーで幕ごと・場面ごとの余韻を楽しむ余裕なし。マイム・シーンもほとんど(まったく?)無し。なにをそんなに急ぐ必要が??と訝りたくなるぐらいのエクスプレス版。(一幕65分、二幕70分。+休憩25分で上演時間2時間40分)

グリゴロ版白鳥を初めて見たときも同様の感想を持ったので、これはこの方の傾向なんでしょう・・・しかしチャイコフスキーのバレエ作品って音楽を聴きにきてる人もいるのではないでしょーか。そういうお客さんには許し難い暴挙ですよー これは。

- 男性陣。デジレ王子のオフチャレンコ、ブルーバードのローチキン(怪我で降板のラントラートフの代役)、求婚者=王子たち・・・揃いも揃ってどうもピリッとしない、貧血気味の踊りと立ち居振る舞い。パートナーとの間の取り方みたいな基本的なところで粗さが目につくシーンが何度もあって、ハラハラ。まずは全員もっと身体を鍛えて女性をきっちりリフトできるようになってください!

・・・とりあえず、本日はここまで~。
2013-08-08 08:21 | ボリショイ・バレエ | Comment(4)
ボリショイ・バレエ ラ・バヤデール初日
ああ、なんと・・・。2013年はボリショイ・バレエ団の大厄年か??呪われてるとしか思えない・・・昨夜のバヤデール初日、信じられないアクシデントが起きてしまいました。

二幕の婚約披露宴のパ・ダクションのイントロ。ガムザッティ役のアレクサンドロワとソロル役のラントラートフがジャンプで交差したときに二人の脚がバッティングしてしまい、アレクサンドロワが脚?足?をしたたか打って退場してしまったのです。

問題は、ここから。舞台上に緊張が走り動揺を隠せないながらもコール・ドは踊り続けてたんだけど、音楽を止めない以上舞台は続行するものと思ってステージを凝視すること数分間。しかしいつまでたってもマーシャは戻ってこないし、代役の投入もなし。重苦しい空気のままコール・ドが踊り終わるとラントラートフが登場してソロ。ソロルのVがあるってことはこのあとガムザッティのVね、とちょっとほっとしたのも束の間、ラントラートフが踊り終わったらそのままフィナーレに突入!!最後のグラン・フェッテはコール・ドの女の子の一人がなんとかかんとか代わりに回って大変な歓声を集めていたけど私はどっちらけ・・・。ボリショイのダンサーだったらこれぐらい、いやこれ以上に踊れて当然だもんね。(こういう場面でコール・ドが天晴れのパフォーマンスを見せて一夜にしてスター誕生!ってなことになってたらバレエ漫画みたいで面白かったんだけどねえ・・・特に感心する出来でもなく。)

その後も幕を降ろすでもなく舞台は続行。ザハロワ@ニキヤが登場して嘆きのソロを踊るシーン、ガムザッティは相変わらず舞台に戻ってきてなくて、これじゃあプロットが破綻するんですけど・・・とハラハラしてたら途中からやっとマーシャが戻ってきて、でも椅子に腰掛けるのでなく、やっと、っていう感じで立ったまま。ザハロワが毒蛇に咬まれるやお父さん(ラジャ)にエスコートされて舞台から去っていきました・・・。

いやはやショッキング。生の舞台にアクシデントはつきものだけど、事後処理がお粗末すぎ。ガムザッティのVのないバヤデールなんて・・・一部返金してほしいぐらいだわよ まったく。負傷したマーシャが舞台袖に消え去っていったとき、彼女が戻って来られないなら(私の好きな)アンナ・チホミーロワはいないのかしら、いるなら出してほしいなあと一瞬脳裏をよぎったのよね。(彼女は今日のマチネでガムザッティを踊る予定になってる。)そのチホミーロワ、3幕の影の王国のシーンでシェードの一人で登場してました。なぜ彼女を代役に立てなかったのか?いや彼女がムリでも他にアンダーはいなかったのか??不可解至極。

ああ、今も負傷直後にびっこをひいて舞台袖に消えていくマーシャの後姿が脳裏に・・・。昨夜は彼女の怪我がどの程度のものなのかまったく見当がつかなかったけど、さきほど友人からきいた情報では、かなり酷い様子で残るロンドン・シーズンは絶望的とか・・(号泣)。かわいそうなマーシャ 一日も早い回復を心からお祈りしています・・・
2013-08-03 21:44 | ボリショイ・バレエ | Comment(17)
アリーナ・コジョカル ロイヤル・バレエ退団
今夜会社帰りのtubeの中でEvening Standardを開いてびっくり!

アリーナとヨハンが今シーズン限りでロイヤルを退団って・・・!しかも、二人のロイヤルオペラハウスでの最後の公演は明後日(6/5)のマイヤリング。なっなんて唐突な・・・

ヨハンの「引退」はほとんど秒読み状態だったから誰も驚かないだろうけど、アリーナが「退団」しちゃうなんて・・・ロイヤル・バレエ、大打撃だわ・・・

オペラハウスのプレス・リリースはこれ、今日発表された模様。

http://www.roh.org.uk/news/alina-cojocaru-and-johan-kobborg-to-leave-the-royal-ballet-at-the-end-of-201213-season

7月の日本公演には予定通り出演するとあるので、二人のRBプリンシパルとしての最後の舞台は東京で、ということになるのでしょうか。それにしてもほんとに突然・・・あさってなんて、この日のチケット持ってなかったら二人のファンはきちんとお別れする機会が与えられないということに・・・あまりにも気の毒。(来シーズン・ピリオド1のキャストにも入っているから既にブックしてしまった人もお気の毒・・・)

新聞記事によるとアリーナは現在32歳。ダンサーとしてこれから益々充実期を迎えるというときに・・・ひょっとしてハンブルクに行ってしまうのかしら。私は決してアリーナの熱心な観客ではなかったけど、舞台を見れば必ず何かを与えてくれる、RBの中では特別なダンサーだったのになあ。今シーズン数少ないけれど観に行ったロイヤル公演の中でも彼女は断然光っていて別格感を漂わせていたから(ラトマンスキーの新作とライモンダで見た)、ああやっぱりアリーナが今のロイヤルではトップ・プリマなんだなぁ・・・と納得してたのに。

アリーナ長い間お疲れ様でした、ありがとう。どちらに拠点を移されるにしても末永いご活躍を祈ります・・・(しかし、ロイヤルには痛恨の流出だなあ・・・)
2013-06-04 07:07 | ロイヤル・バレエ | Comment(16)
最近のロパートキナ
バレエ鑑賞はビデオ(Youtube)で、の生活に再び戻ってしまった今日この頃。正しくはバレエ鑑賞って言うよりロパートキナ鑑賞なんだけど・・・(笑)。勿論他の人もちらっと見はするけど(最近のヒットは、白シャツ+ズボン姿で男の子に混じって軽快なコンテ作品を踊るザハロワ・・・キュート!)、何度見ても飽きない・見れば見るほどもっと見たくなるのは彼女だけ。(・・・と思うにつけ、Xデーが来るのが心底怖ろしい・・・)

近年のロパートキナの活発な舞台活動を反映してかYoutubeにも新しいビデオがどんどん投稿されてるんですよね~ありがたいことに。マリインスキーIIの杮落とし公演でのパブロワとチェケッティのビデオもすぐ上げられてたし、最新の映像は、<なんと貴重な>「レニングラード・シンフォニー」、しかも全編!

一昨日の5月9日がロシアでは第二次大戦戦勝記念日で、その日に上演された舞台を即アップしてくれた映像(ありがたや~)。パートナーはこの日が役デビューのアンドレイ・エルマコフ。

http://www.youtube.com/watch?v=PQdiBMD5Ak0

過去に一度だけこの作品を踊るロパートキナを実見する僥倖を得たけれど、あれは本当に感動的な舞台だった・・・この素人撮影の映像にもかなりぐっときてしまった。

(引き換えパートナーのエルマコフは・・・う~んいつ見ても印象薄い。この人の良さがさっぱりわからない私・・・コズロフの方がよかったと思えてならないのだけど。ま~新たなお気に入りが見つかって舞台への意欲が掻き立てられてるのなら文句は言えませんが。)

それから、驚いたのがこちら。なっなに~~これ~ ジャン=ギーが出てる!!(カテコのみですが)

http://www.youtube.com/watch?v=Q9zN1p8XeBc

昨年末にモスクワであったニュー・イヤー・ガラの映像。そういえば、ジャン=ギーがウィンナ・ワルツに振付けた作品をロパートキナが踊った、ってどこかで読んだ記憶が。いいなぁ見てみたいなあこれ。

ここでロパートキナをエスコートしてるのは確か、最近ペアを組む機会の多いラトビアのバレエ団のダンサーよね・・・私的にはエルマコフより彼の方がいいなあ 男っぽくてアダルトな雰囲気があるし。この人連れてロンドンで座長公演やってくれないかしら(ドイツとかスイスには行くのに~~)。

あ、それからちょっとビックリしたニュースが、百夜祭期間中に上演される「せむしの仔馬」でロパートキナが役デビューするって。私はこの作品見たことないけど、彼女に似合うのかしら・・・テリョーシキナやソーモワがレパートリーにしてる役ですよね。ま、ともかく今とっても調子がいいみたいで地元で踊る回数も多いご様子、なによりです。(ロシアではこんなにしょっ中踊ってるのに、見られない自分が悲しい・・・)
2013-05-14 08:06 | マリインスキー・バレエ | Comment(0)
ル・リッシュとロホの「若者と死」
イングリッシュ・ナショナル・バレエの"Ecstasy & Death"公演、結局初日と二日目の二回見ました。

ニコラが・・・圧巻でした。バレエの舞台ですごく久々に「芸術家」のパフォーマンスを見た、と思った。冒頭から恐ろしいほど集中していて、気迫がすごい。瞬時に観客を舞台に引き込む存在感と、大人の男の色気炸裂!素晴らしくセクシー・・・イレールを思い出しちゃった。(パリの男性ダンサーって引退の近い年齢になるとどうしてこうも壮絶な色気を醸し出すようになるんでしょう・・・勿論全員じゃなくて「選ばれた」人だけだけど。)動きの、ポーズの、一つ一つがいちいち美しいことに見とれ(ため息・・・)、顔の表情をみるととても複雑でニュアンスにとんでいて・・・感情が揺さぶられて映画を見ているような気分になった。

彼の若者は常に極度の緊張状態にあって、ほとんどパラノイア状態で何かに怯えている。実在の不安ではなく、頭の中に巣食った苦悩。そこに登場する「女」は、だから、彼の妄想の産物・・・と思わせてくれるのが順当というか腑に落ちる・・・はずなのだけど。想像の産物にしてはロホはあまりに生々しすぎた。彼女は100%血の通った生身の女として登場して、「生き生きと」ニコラの若者を翻弄し、いたぶっていた。

これは珍しい役解釈ではないかなあ・・・まぁこういうのもありかとは思うけど、私的にはもう少し現世離れしてミステリアスなタイプの方が好みだな。(ああ、ロパートキナが相手だったら・・・)ロホの表現はあまりに劇画チックでやりすぎ感があって、ニコラの表現していた作品世界とは相容れない感じだったけど、でもニコラがあそこまで入り込んでたのはパートナーが彼女だったから・・・ということもあったのかな?と。(二日目のロホの登場シーンで、同じ列に座っていた若い女の子たちがげらげら笑い始めたのには一瞬ぎょっとしたけど、まぁ気持ちはわからないでもない・・・あの登場の場面で彼女、全身からイケイケ感発散してたもんなぁ・・)

まぁでもタマラはニコラと踊れるのが嬉しくて嬉しくて仕方なかったんでしょう。初日の数日前にMETRO紙に出たインタビューで、17歳の時に初めてニコラを見て以来ずっと片思い、ENBの芸術監督になって初めて自ら組んだこのプログラムで「芸監の特典(権)」としてニコラを招聘した、と憚ることなく語ってました。そんなにニコラが好きなら是非また呼んで!!カーテン・コールでのニコラの本当に、心から嬉しそうな表情を見て、ひょっとしてまたここで彼の舞台を見られるかも・・・?とかすかな希望を抱いてしまった私でした。

2013-04-22 09:03 | その他のバレエ・ダンス公演 | Comment(6)
ニコラ・ル・リッシュ with ENB
これは是非とも記事にしておかなくちゃ、と思いつつなかなか書けずにいたら、ひえ~もう公演が今週木曜に迫っているではないか~(焦)。イングリッシュ・ナショナル・バレエのモダン・トリプル・ビル”Ecstasy and Death"公演に、パリオペラ座のニコラ・ル・リッシュが客演するのですよ。

ニコラはプティの「若者と死」に出演、共演はタマラ・ロッホ。他の二本はキリアンの「小さな死」とランダーの「エチュード」。ニコラは初日4/18日と翌日のソワレ、翌々日のマチネにキャストされてます。ほんとに来てくれるのだろうかと気がかりでここ数週間ときどきballet.coをチェックしてたのだけど、今のところ大丈夫みたい。おととい「キャスト変更」の情報がポストされていて一瞬ひやっとしたけど、変わっていたのはセカンドの方だった(ほっ・・・)。セカンドキャストはヨナ・アコスタの予定だったのだけど、彼はビザ問題でひっかかってしまったようで、代役は、なんと、元ロイヤル・バレエのイヴァン・プトロフ。(彼は役デビューだそうです)以下、日毎のキャスト、ballet.coからのコピペ:

Le Jeune Homme et la Mort
18 April Rojo – Le Riche
19 April Zhang – Putrov (Matinee)
19 April Rojo – Le Riche
20 April Rojo – Le Riche (Matinee)
20 April Zhang – Putrov
21 April Zhang – Reimar

昨秋タマラがENBの芸監に就任して新シーズンのプログラムを発表したときに、「ニコラ客演」の嬉しい情報を発見。ロンドンで(メインロールを踊る)ニコラを見られるなんて、なんて美味しいの~ありがとうタマラ♪と嬉々としてたんだけど、その後ニコラが来シーズンでパリオペ引退と聞いて、ああひょっとして彼を見られるのはこれが最後なのかな・・・と淋しい気持ちに。5月末のシルヴィの「6000マイル」公演にも客演してくれる予定だけど、あれは短かすぎるしやっぱりシルヴィのサポートなんだよね、基本的に。

せっかくスペシャルゲストが出る貴重な公演なのにチケットあまり売れてなかったみたいで、これまで2for1ディールとか高い券種の席のディスカウントとか色々出てました。この分だと当日レスタースクエアの格安チケット・ブースでも買えるかも・・・。私がブックした席はバルコニー最前列なんだけど、たったの10ポンド・・・ニコラを見られるっていうのにこんなに安くていいのだろうか・・初日の感想次第では二日目、三日目も行こうかなと思ってます。パリオペラ座最後のheavy-weightダンサー・フランスの人間国宝を見られるチャンスですよ~UK在住のバレエ・ファンの皆様、この公演、強力におススメいたします~~。

(ちなみに会場はロンドン・コロシアム。最近はますますバレエから遠ざかってるのだけど、つい先週末までここでミハイロフスキー・バレエが公演していて、一回だけ観に行った。演目はナチョ・デュアト振付のバッハへのトリビュート作品で、なかなか面白く見られたのでちょっとメモを残しておきたいんだけど、できるかなあ・・・)
2013-04-15 09:55 | 情報系(ニュース、公演) | Comment(2)
Classic Rock Show @ Cadogan Hall (1/23)
先月聴きに行ったコンサートの備忘録。

その名も、「クラシック・ロック・ショー」。このイベント、たまたま新聞広告で目にして知ったのだけど、史上もっとも売れたロック・アルバムからヒット曲を演奏すると。で、広告にあしらわれてたアルバム・ジャケットがどれも見覚えあるものばかり。遥か昔、ティーンエイジャーの頃所有していたアルバムがずらりと並んでたので、わーまるで私のためのイベントじゃない・これは行かねば~と出かけていったのでした。

会場がなんと、ポッシュなスローン・スクエアにある、普段はクラシックコンサートの会場として使われてるカドガン・ホール。へえーここでロック・ショーねえ・・・とやや不安なものがあったんだけど案の定、お客の年齢層は高め。こじんまりしたお上品なホールで往年のロックの名曲を鑑賞するという、なんとも不思議な(&やや窮屈な)体験でした。

以下、当夜のセット・リスト。コンサート直後に友人と記憶を頼りに書き留めたものなので正確性はかなり怪しいですが・・・

* The Chain [Fleetwood Mac]
これ、イギリスではBBCスポーツのF1のテーマ曲として知られてます。(曲の後半のベース~ギター・ソロ部分が使われてる)
* Saturday Night's Alright [Elton John]
* Take It Easy [The Eagles]

イーグルス・この夜一曲目はこれ、The Greatest Hitsから。
* Born To Run [Bruce Springsteen]
この日演奏してたのはセミ・プロ?のバンドで腕はまあまあだったんだけど、このヴォーカリストはちょっと辛いな・・。多分ブルースの最も売れたアルバムはBorn In the USAでこっちじゃないと思うけど、この選曲で私的には正解。(それにしても、狭苦しい座席にちんまり座って聴く曲じゃないよ~これ~~)
* Money For Nothing [Dire Straits]
あ~懐かしや やや時代を感じさせますねえMTVを揶揄ってバカ売れしたDire Straits最大の?ヒット曲。(私はStingのパートをずーっと歌ってました 楽しかった~) 
* Stairway To Heaven [Led Zeppelin]
To be a rock, not to roll.
* You Shook Me All Night Long [AC/DC]
前曲(ツェッペリンの)との落差が・・・
* Comfortably Numb [Pink Floyd]
Wow..!演奏始まった瞬間から何かが違う。120%曲をモノにしてる、年季の入り方が違う・・・そうかこの人たちはきっと普段はフロイドのトリビュート・バンドやってるのね・・・終盤のギター・ソロは圧巻の一言、客席大騒ぎ。(帰宅後に調べたら、やっぱりそうだった。なんとフロイドのトリビュート・バンドとしてロイヤル・アルバート・ホールで公演してしまう人たちなのだった!)

--intermission--

* Hotel California [The Eagles]
イーグルス二曲目。メッセージ性(社会的な)のある曲だからそのうち古臭く感じられる日がくるのかな、と思い始めて幾星霜、これがどうしてなかなか古びない。どこからどう切っても、名曲。
* Romeo and Juliet [Dire Straits]
ダイアーストレーツ二曲目。この曲大好き・・・ロマンティック。
* Bat Out Of Hell [Meat Loaf]
ミートローフは昔もぴんとこなかったけど今も変わらず全くぴんとこない。やたら長い曲だったなぁ・・・
* Black Dog [Led Zeppelin]
最高!The Best!!なーんてブラックでグルーヴィーでソウルフル!(座ってるのが苦しくて苦しくて死にそうだった・・・)ところでこのバンドには二人ヴォーカリストがいるのですが、ロバート・プラント担当の人はかなーり上手でした(満足)。
* Blinded by the Light [Manfred Man]
確かにヒットした曲だけど、アルバムが歴代のベスト10-20に入るとはとても思えないので、選曲にはバンドの好みも反映されてるんでしょうね。70年代にはこの手の優れたポップの佳曲がわんさかありましたねえ・・・
* Logical Song [Supertramp]
* Long Train Runnin' [The Doobie Brothers]
DoobiesのStampedeも歴代ベストに入るかは??ですが、演奏してくれてありがとう~~。
* Reelin' In The Years [Steely Dan]
20世紀米国の生んだ最高のロック/ポップ/ジャズ・フュージョン・デュオ。今聴いてもクールでかっこいい。きっと70歳、80歳になっても聴き続けてるだろうな。
* More Than A Feeling [Boston]
その昔、この曲を大音量で流しながらアメリカのハイウェイを猛スピードで突っ走ってみたいと思ったものだけど、いまだに果たせてないなあ。
* Mr. Blue Sky [Electric Light Orchestra]
ELOってイギリス人にとってguilty pleasureのバンド・・・という偏見がある私。(違う?)皆"密かに"好きなのよね・・・
* Freebird [Lynyrd Skynyrd]
Sweet Home Alabamaでお馴染みのサザン・ロックの雄。後半のギター合戦楽しかった~。

ENCORE
* With A Little Help From My Friends [Joe Cocker]
* Won't Get Fooled Again [The Who]


圧倒的にアメリカ勢が優勢のラインナップだったけど、最後はブリティッシュ・ロック・レジェンドで締め。さすがにアンコールの時は客席も総立ちになった。
2013-02-11 10:02 | 音楽 | Comment(0)
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